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Scye(サイ)

デザイナー日高久代氏とパタンナー宮原秀晃氏により2000年にブランドをスタート。

19世紀の英国式のテーラリングをクリエーションのベースに、現代的な解釈を加え再構築することでクラシックとモダンを融合した新しいスタイルを提案している。

ブランド名はテーラー用語で「袖ぐり」を意味し、
表層的なデザインのみならず、カッティングや構造に配慮したアナトミカルな服作りを大切にしている。

 

 

 

 

こんにちは。名古屋1LDK annexのスタッフ三浦です。

 

今シーズンよりお取扱いをスタートした「Scye(サイ)」。

店頭では既に展開を始めていたのですがブログでのご紹介は初めてとなります。

 

お馴染みのあのアイコニックな動物のサイマーク。ブランドを知らなかった方ももしかすると一度は目にした事があるかもしれません。

 

Scye Womens

SCYE BASICS

 

この2つのラインからなる当ブランドは基本的にシンプルな洋服がほとんど。

冒頭に今季のルック画像を掲載しましたが、華美なデザインはなくパターンやカッティングなどの独自の技術を駆使して作られる洋服の着心地、馴染み易さがブランドの魅力のブランドです。

 

私も個人的に大好きなブランドでしたのでお取扱いが決まりかなり高まっています。

 

Scyeブログ一発目となる今日はブランドのアイコン的な一着をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

Scye “リネン高密度長袖タックシャツ” ￥36,000+TAX

 

定番的にリリースされているこちらのリネンブラウス。

胸元に施されたギャザーが印象的なAラインのフレアブラウスです。

 

このブラウスを初めて目にした時、暫く見入ってしまったこの細かなギャザーのデザイン。

肩下部分を囲む波のような立体感のあるこの特殊なタックは、職人の手により一本ずつ丹念に縫われ形成されています。

 

袖ぐりのパターンもかなり特殊で私も初めて見るカッティングでした。

この独特のデザインはリラックスした身幅の分量に対し、肩周りをスッキリ見せてくれる効果があります。

反対に胸下からはふんわりと広がるボリュームたっぷりのフレアシルエットで、このメリハリが美シルエットのポイントです。

 

 

 

使用しているのはヨーロッパの中でも最高級と称されるベルギーリネン。

高密度に織り上げられたこの上質な生地は独特のハリを持ち、着用時に生まれる立体感が非常に綺麗です。

 

100％リネンなので吸湿速乾性は抜群で着るほどにしなやかに体に馴染み、気温が上がってからも長い期間愛用していただけると思います。

ナチュラルなシワから生まれるヴィンテージライクな風合いと、着る度に味の出るリネン特有の経年変化も楽しみな一着です。

 

 

定番とお伝えしましたが登場から10年以上たった今でも愛されるブランドの代表作。

 

デザイン線よりも機能線を重視して作られているというScyeの洋服たちは、意味のない切り替えや仕様は一切ないとのこと。

このブラウスも細かな配慮が満載で必然的に私達の体に馴染んでくれているような気がしました。

 

 

今季からは新らしくネイビーが加わったとのことで、当店でもさっそく新色をご用意致しました。
(私が着ているこのカラーです。)

今回は淡いベージュのチノパンと合わせてみましたが、インディゴのデニムなんかで合わせるのも可愛いです。

一枚でサマになるアイテムですのでお手持ちのベーシックパンツ（スカートもアリです。）で着ていただければと思います。

 

今季のレディースは沢山の新ブランドが加わり、様々なブランドとのミックススタイルがより楽しめるようになりました。

まだまだご紹介しきれていないものもありますので、是非店頭でご覧いただければと思います。