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LEVI’S VINTAGE CLOTHING “1955 501XX Customized Autumn Rhythm”

 

一緒に働く仲間を募集しています。

 

こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。

“Stay hungry, stay foolish.”

かのスティーブ・ジョブズも言っているように、『馬鹿である』ことの裏側にはときにとんでもない力が隠れていたりします。

ジョブズの真意とは少し異なるかもしれませんが、以前“Demimoorebag”のブログを書いたときにも触れたように、何かを愛するがゆえの真剣さがものづくりを支えることだってあって、そしてそういったある種の『馬鹿らしさ』を孕んだ原動力から生まれたプロダクトには、誰もが自然と好感を持ったりするもの。

どんな種類の物事であっても、どんな人物であっても、ひたすら真剣に『馬鹿』をやることで、そこに不思議なパワーが生まれたりもするのです。

 

本日紹介するデニムは、ひたすら『馬鹿』をやっていて思わず笑みがこぼれてしまう、そんな最高の一本です。

CREDIT
WILLY CHAVARRIA “KANGAROO V-NECK” ¥37,000+TAX-
CAMBER “MOCK LONG SLEEVE FINEST 6oz” ¥5,900+TAX-
BLOHM “HOMIES RAT” ¥31,200+TAX-

LEVI’S VINTAGE CLOTHING “1955 501XX Customized Autumn Rhythm” ¥30,000+TAX-

リーバイス社が所有する貴重なアーカイヴを元に、特定の年代のヴィンテージリーバイスを忠実に再現したモデルをリリースし続けている『LVC』のコレクションから今期僕たちが選んだのは、いわゆる『リメイクもの』。今月売りのポパイにも大きく取り上げられていた、あの珍品です。

わざわざバックポケットの隠しリベットやウエストバンドを外したりしながらベースとなるデニムを解体し、腰から裾にかけて大胆に折りたたむことで8インチのリサイズを施しています(40インチのものは32インチに。42インチのものは34インチに)。

Levi’s Redを思わせるような独特の捻りが加わったシルエットで、決して快適な穿き心地のデニムとは言えないのですが、そんなところさえむしろ『良し』と思えてしまうのは、ただ服バカだからでしょうか。

 

さて、いま流行の『リメイクもの』と言えば実際の古着を解体して再構築するという流れが一般的。ところがこのデニムの非常に面白いところは、ベースとなるリメイク前の素材さえ、忠実に再現された『古着っぽい作りもの』であるという点。しかも実際にどこかから掻き集められた古着のように、一本一本風合いの違うものを用意するという周到ぶり。

ただのリメイクに留まらないこだわり抜かれた二段仕掛けが(良い意味で)本当に馬鹿らしくて、もう大好きです。

 

『馬鹿』と言いすぎましたが、全て褒め言葉です。きっとみなさんも手に取れば、「馬鹿だなぁ」と、自然と笑みがこぼれることでしょう。

 

 

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November 17, 2016, 4:37 PM

Category: KOSAKA Pick Up