「YAAH」の話
1LDK 2015 AW MENS STYLE LOOK
1LDK 2015 AW WOMENS STYLE LOOK
こんにちは。1LDKの郡です。
いきなりですが、来る明日11月3日に再びあのブランドが1LDKにやってきます!
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ゴールデンウィークに初めてイベントをやらせて頂いたブランド「YAAH」(ヤア)。ファクトリーブランドの強みである、生地や縫製に拘り抜いたシンプルなアイテムが際立つブランドです。
前回1LDKのイベントで店頭販売が初めてだったということもあり、かなり多くの方に反響を頂きました。
そんな「YAAH」ですが、よく耳にしたのが、「何て読むのこのブランド?」、「どういったブランドなの?」と言う声です。正直私たちSTAFFからも謎に包まれていた部分が多いブランドでもありました、、、。
ということで今回はブランドの詳細や背景を、企画・パタンナーの家田さんとブランディングを担当している松本さん(Wab Design INC)に、私郡が話を聞いてきましたので、ちょっとだけご紹介。
1LDKで販売する前は特にどこかで販売していたわけではなく、家田さんが、今まで15年以上アパレル業界に携わったものづくりの経験と、自身がパターンをひける強みと自社工場を持つ強みを活かして、ただただ商品を作り込んでいたそう。ある程度の作り込みが出来、自身も納得できるものが形になりだした頃、たまたまご縁があり1LDKでイベントをやらせて頂く運びになった次第でした。
そんな経緯を聞き入っている時、松本さんが目の前にラックを
ガラガラっと、、、
もちろん掛っているのは「YAAH」の洋服。
ただ、目の前に現れた洋服はワンラックだけで、決して多く無く、むしろ少ないかなという印象も受けました。
「一つ一つのアイテムに集中して作り込んでいたら、このくらいになった」
この一言で大体納得してしまいました。
と言うのも、生産国や生産背景を売りにしたブランドと言うのは昔から良く見かけるという事もあり、実際に自分の目で見て、着てみるまでは、支持しないのですが、前回のイベントで着たTシャツと今回の話を聞いて全て納得してしまいました(結局、Tシャツは購入、、、)。
前回のイベントでもそうでしたが、試着して頂いたお客様のほとんどが「凄い着心地良いですね!」と仰っていたのを覚えています。
私自身、様々なアパレルショップで働いてきましたが、ブランドに拘らず、自分が必要としている見た目、着心地であれば購入される方が特に多い1LDKのお客様の声が妙に「リアル」に聞こえたのも今となって納得しています。
「ここはこういう縫い方をしているので着た時のごわつきが無いんですよ」、「ここのステッチの幅も既製だとないので工場に無理を言って作っています。」
正直、私は特にモノを作れるわけでもなく、専門学校を出たわけでもないので、成る程!と納得はできるものの、恥ずかしながら説明してもらわなければ分からない部分も多い、専門的な内容でしたが、家田さんのモノづくりの熱意、拘りは皆様にお伝え出来る程度には理解してきました。(文才はあまり無いので、店頭でお話しします、、。)
元々、お互いアパレルの仕事をしていた時に知り合った家田さんと松本さん。
何か「男」として昔の知人や仕事仲間とまた何年か経って一緒に仕事ができることって素晴らしいなとしみじみ思ってしまいました。
「今後も自分達が納得できるモノ作りを行っていきたい。当たり前の事ですが、アパレル業界に長く身を置くと、実はそれはとても難しいという事を感じます。時間をかけながら、納得出来るプロダクトを作り続ける、そして、それに共感して頂ければ尚喜ばしい」と 家田さん。
洋服の襟元に付けられた「YAAH」のブランドタグは品質表示タグと同じ素材にしているそう。
品質表示と言えば、何回も着て何回も洗濯を繰り返すと色褪せていつか見えなくなりますよね?
それと同様に、たくさん着て洗濯を繰り返し、YAAHのブランドタグのプリントがかすれて見えなくなっても、ブランドネームやブランドバリューにはあまり拘らず、「良いモノは良い」と素直に長く着て欲しいという思いが込められています。
何かこういった話を聞くと、外国の方が買い物をするときに”MADE IN JAPAN”ということをとても気にする意味もなんとなく分かる気がします。笑
“洋服”という二文字の言葉で片付けられるモノに、家田さんが真摯に向き合い、作り上げ、ただのファクトリーブランドで終わらないのが「YAAH」。
そこに松本さんが施す、ハンガーにかけるクリアシートによる商品説明POPやファクトリーの様子を切り取ったポスター、上記のようなブランド刺繍のシンボルなど様々なビジュアルの打ち出しが加わる。
お互いが、「服」や「良いモノ」を作り出す為に真摯に向き合い完成した「YAAH」。
1LDKでは明日11月3日(火)より販売を開始致します。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK STAFF郡
November 2, 2015, 8:54 PM
Category: Blog
Tapia LA -その2-
1LDK 2015 AW MENS STYLE LOOK
1LDK 2015 AW WOMENS STYLE LOOK
TAPIA LOS ANGELS HALF COAT ¥110,000+TAX-
こんにちは。1LDKの鈴木です。
昨日のBlogに引き続き今日もこちらをご紹介致します。
白に近いうっすいグレー。
普段から、白やキャメルといった色は避けがちな私鈴木ですが(膨張色的な意味合いで、、。)、この独特なグレーカラーは昨日ご紹介したネイビーよりも惹かれています、、。
と言うのも、たまたまぼーっと見ていたInstagram(@tapialosangeles)に登場した一枚の写真。
一応LOOK BOOK?(インスタの写真をまとめたモノ。)にも登場する、彼自身が着た雰囲気にやれました。(お店にありますので是非チェックしてみて下さい!)
「そんな、自信たっぷりに白いコート着られたら、、もう、、」
そんな感じで、当時は「白」だと思っていたですが、実はうっすいグレー。しかも、ライナーが取り外せ、3シーズン使える強者。
先シーズンの春夏にも、TAPIAの白い(こちらは更にうっすいグレー)ブルゾンを購入した私鈴木にとってはどうしても気になってしょうがない1枚です。
昨日ウェス・アンダーソンの下りもあったのでコーデュロイで先ずは合わせてみました。(MICHAEL TAPIAのコーデュロイジャケットを引っ張り出してきました、、。)
これからの時期に合わせるなら、キャメルやブラウンと言った秋冬らしいカラーリングの合わせに、バサッと羽織りたい一着。
パンツで合わせたのは、細畝や絶妙な太さのシルエットが秀逸なKaptain Sunshineのコーデュロイパンツ。気持ち細身なコートなので、ゆったり目のパンツとの相性も抜群です。
Kaptain Sunshine CORDUROY PANTS ¥28,000+TAX-
着心地、経年変化に関しては昨日全てを語ってますので、省略しますが彼の様にバサッと羽織り自信満々に冬の中目黒を颯爽と歩いてみるのも良さそうです。
インポート特有の「色気、艶やかさ」を感じさせ無い様に着こなし、圧倒的にカジュアルなスタイルが多いですが、たまにはこれ位”お洒落しました感”を出すのもありな気がします。
恐らくUNIVERSALでダブルのジャケットと言うのは、今までにも数える程しか作っていないのですが、この秋冬に定番のウールギャバジンの素材で登場しています。
UNIVERSAL PRODUCTS WOOL GABARDINE DOUBLE BREASTED JACKET ¥58,000+TAX-
UNIUNIVERSAL PRODUCTS WOOL GABARDINE WOOL GABARDINE TAPERED SLACKS ¥28,000+TAX-
この感じに、整った綺麗なコートを羽織ってしまうと”いかにも”となってしまうので、少しワークな雰囲気漂うコートとのバランス感もオススメです。
タイドアップせずに、タートルネックのニットやスウェットを差し込むとよりいつもの感じになるので、使い勝手も良さそうです。
僕自身が、ネイビーやブラックのコートが持つ圧倒的な安心感に流されかけていますが、どうしても”持っていない物”を着てみたくなってしまう無い物ねだりの癖が出て来ています、、。
何とかしないと、、、と思いながらも、「うっすいグレー」のコートが”圧倒的な安心感”を持つコートから本命に変わる日もそう遠くなさそうです、、。
11月に入りグッと気温が下がり始めた中目黒。
様々冬の主役を揃えておりますので、「そろそろ見てみるか、、。」と、是非足をお運び下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK STAFF鈴木
November 2, 2015, 5:33 PM
Category: Blog