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Maison Margiela #2

 

STUDIO NICHOLSON2018/2019AW

STUDIO NICHOLSON VOL.2

FRANK LEDER 18AW 1st DELIVERY

流行廃りを感じさせずに着て頂けるアイテムというのは。

 

こんにちは。1LDKの郡です。

 

ジョン・ガリアーノ。

 

彼がマルジェラのクリエイティブディレクターの就任して、3年が経ちました。そして、18/19秋冬で初めて直接的にメンズラインに携わり、コレクションを発表しました。

コレクションラインは、正直僕らには難しい解釈の服もあったり、どこかアート感が強いものも多かったり。間違いなくデイリーに着れる服はあまりありません。

ただ、その中でも細かい部分をしっかり見るとテーマや拘りというものが垣間見れるのがコレクションです。

そういう目線で見ると、18AWでお店に届いたマルジェラもしっかりと何かを感じられるアイテムだと気付きました。

MAISON MARGIELA  PULLOVER SWEAT  ¥74,000+TAX-

先シーズンからガリアーノがとても拘りを持って作っているのがカットオフのアイテム。それをブラックのスウェットに落とし込んでいます。ボディのスウェット自体は薄手で今からでも着て頂けるようなサラッとした生地。

でも、どちらかというとカットオフよりも袖の刺繍の方が気になります、、、。両袖に施されたノルディック柄刺繍は今シーズンの特徴でもあり様々なアイテムに使用されています。

ブラックのボディにオレンジの刺繍というのもかなりインパクトがありますが、着るとそこまで嫌らしさがないのがマルジェラらしさなのかもしれません。この塩梅がガリアーノが作るマルジェラなのだと個人的には感じます。

CREDIT
KAPTAIN SUNSHINE TAPERED GURKHA TROUSER ¥31,000+TAX-
BUDDY OPTICAL “Sorbone” ¥23,000+TAX-

裾も普通のドローコードで想像するような軽めのものではなく、しっかりとした太い紐にしていることで、遠目からでも存在感を放ちます。ドローコードの裾部分もカットオフで仕上げられていて、カットオフへの拘りもしっかり落とし込まれています。

ガリアーノがデザイナーになったことで、どういうデザインが落とし込まれるのか?気になっていた方もいらっしゃると思います。僕は少し派手なデザインが多くなるかなと勝手に思っていましたが、しっかりマルジェラというレールに乗った中でのガリアーノらしさが出ているなと思います。

この上に更にジャケットやブルゾンを着る季節がすぐ待っていますが、また上着を脱いだ時に見える刺繍もインパクトがあってとても良い雰囲気だと思います。

袖を通して、実際に合わせることで、よりこのアイテムの良さを実感して頂けるはず。

 

そして、もう一型ご紹介させて下さい。

続いては木下からです。

 

こんにちは。1LDKの木下です。

先程STAFF郡がガリアーノについて熱く語ってくれましたが、もう一型は僕がご紹介します。

では早速。


Maison Margiela “FLARE CORDUROY PANTS” ¥79,000+TAX-

太畝が目を惹くこちらのコーデュロイパンツ。季節感を漂わせ、かつ存在感のあるアイテムとなっております。

シルエットはフレア。マルジェラからはあまりフレアは出していない印象がありますが、記憶に新しいところで言うと、春夏のトラックパンツが頭に残っています。しかし、あのパンツよりも強くフレアになっており、非常に綺麗なシルエットを生み出してくれます。

タックは施さずに腰回りはすっきりと。そうすることで全体をもたつかせずに着用することが出来、タックインをしても綺麗に合わせることが可能に。

しかし、必要最低限のゆとりは確保し、腿周りはややルーズに、そこからかかるフレアのシルエットは何とも新鮮な気持ちにさせてくれます。

そして裾のダブル仕様は太目のピッチに設定する事で足元に存在感を持ってくることにも一役買ってくれます。重みも下に来るので、このシルエットを生み出しているのもこの裾ありきなのかもしれません。

コーデュロイと言うと古着だったり、野暮ったいイメージは付き物。リーバイスのシルバータブだったりするとアメカジの雰囲気が出て、ブーツやスニーカーを合わせるのが良いですが、このパンツにはその雰囲気は感じられず、上品な面持ち。

ジャケットスタイル等にシンプルに合わせて、パンツで普段のスタイリングとはまた違った雰囲気に仕上げて下さい。

レングスとしてはジャストになるように設定されています。

裾周りはボリュームがある事で、靴には被ってしまうのでトゥにボリュームのある靴を履いて頂くことで全体のバランスを崩さずに着用できるのではないでしょうか。


CREDIT
ANDALS “HALLEY PULL” ¥37,000+TAX-

 

綺麗なスタイリングとしてジャケットを羽織るのは間違いないですが、何か羽織らなくともカットソーやスウェット、ニット等も良さそうです。

生地感としてはツルっとした物を合わせて、素材感にメリハリを付けてみても面白いのではないでしょうか。また、秋口にはカーディガンに。その後はジャケット、コートと様々な構想が浮かぶパンツです。

早く履けるようになる時期が来るのが待ち遠しくなってしまうはず。

 

既にマルジェラのアイテムでの完売アイテムも出てきており、欲しいと思った時期にはもうなくなっているかもしれません。

1つのものとして存在感を持ったアイテム達。見るだけでも魅力を感じてしまいますが、こればっかりは袖を実際に通して見て下さいとしか言いようがありません。

今まであまり興味なかったけど、、と思っている方も是非一度試しに袖を通して見ては?

ジョン・ガリアーノの世界観を感じてみて下さい。

 

 

August 16, 2018, 6:29 PM

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