SUPER BY RETROSUPERFUTURE in 1LDK/DEPOT.
“Sunglasses are generally seen as accessories, an element that is integrated into your look. But, I think they are much more because of their functionality and the fact that you put them right on your face. They immediately change everything about your look and they are one of the most direct and noticeable elements of an outfit, therefore creating your overall style and look”
「サングラスっていうのは、スタイリングのほんの一部、つまり装飾品に過ぎないって考えられがちだけど、俺の考えは違う。その機能性ひとつ取ってみても、それ以上のモノだってことは明らかだし、なんたって顔のど真ん中に着けるものなんだぜ?サングラスをかけるだけで、スタイリング全体の印象はまるっきり変わっちまうし、それだけストレートにわかりやすく、見た目を左右する要素なんだ。スタイリングのほとんど全てを決めてしまうくらいに。」
これはダニエル・ベッカーマンが”HYPEBEAST”のインタビューに応じたときの言葉。ダニエル・ベッカーマンっていうのはクリエイティブ集団”RETROSUPERFUTURE”を設立した張本人で、そして”SUPER BY RETROSUPERFUTURE”というイタリアのアイウェアブランドを立ち上げたのも彼だ。
ここで見せるのは今回用意するモデルのうちのほんの一部だけれど、ダニエルの言葉のように、それらはスタイリングの『添え物』というよりむしろ『主役』といった雰囲気を存分に備えていることが、はっきり見て取れるだろう。
このブランドのそもそもの始まりは”PIG MAGAZINE”というファッション・音楽誌で、誌面ではJUSTICEを始めとしたED BANGER RECORDSの面々がポップな配色のものをかけていて、当時その界隈で非常に流行った。いまでは世界の名だたるアーティストやセレブなんかも好んでかけていて、加えてA.P.C.やCarhartt WIP、Gosha Rubchinskiyだったり、そのほかにも様々なブランドとのコラボレーションが積極的に行われている。
面白いのは、そんな風に世界的なムーブメントを各方面で巻き起こすこのブランドのインスピレーションの源が、飽くまで『個』であること。
ダニエル自身はこのように語っている。
“Our inspiration for SUPER comes from everything, but most of all from our team. When I hire someone new for design I choose a person that I feel has something unique to give to the rest of the team and to the brand. Each collection is a combination of each team member’s individual vision and sense of style.”
「インスピレーションの元は色々だけど、実はほとんどがチームのメンバーから。誰かを雇うときだって、チームとブランドにとって新しい刺激になるユニークな何かを持ってるかどうかってところで判断するね。どのコレクションも、その時のメンバーのヴィジョンだったりスタイルだったりの集積なんだよ」
そして今回のPOP-UP STOREで特に注目してもらいたいのが、ともするとデザイン至上かと思ってしまいそうなこれらアイウェアが、実はすべて”HAND MADE IN ITALY”であり、そのクオリティーには並々ならぬこだわりが注がれているということ。サングラスの産地として有名な国内の優良ラインに生産工場を絞っていたり、レンズは世界的に有名なドイツのZEISS社のものを使っていたりと、クリエイティビティ溢れるデザインにも劣らぬ質を追求する稀有なアイウェアブランドなのだ。
実際に店頭でご覧いただけば、ついついデザインに目を奪われて見落としがちな細部が非常に細かく丁寧に作り込まれていることにきっと驚くはずだ。
8月6日(土)より、”SUPER BY RETROSUPERFUTURE in 1LDK/DEPOT.”を開催する。
“PIG MAGAZINE”を始め、『当時』を知っているあなたには、あれから10年が経とうとする今、あの頃を懐かしむ気持ちでもう一度彼らのアイウェアを手に取ってみてほしい。
彼らがつくるアイウェアを初めて目にするあなたには、あの頃を知らないからこそ、当時とは全く違った『今』の感覚で以て、添え物以上のサングラスに驚いてほしい。
○お問い合わせ先
1LDK/DEPOT.
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3F
03-6418-4412
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK/DEPOT. STAFF 髙阪