Recommended summer items by Miura
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
先日PHEENYのCotton nylon sheerのアイテムをご紹介しましたが、続けてもう一つ夏にお勧めのメニューをご紹介します。
同じくこちらも速乾性に優れ、清涼感が魅力のシリーズです。
まず生地がとても特徴的なアイテムで、全体に細かくクシュクシュっとギャザーを寄せたような感じの風合い豊かな質感です。
コットンシャーリングと言って、綿と裏面に伸縮性のあるポリウレタン糸をミックスすることでこのようなポコポコとした表情を持った生地になります。
この凹凸感が肌との接着面を少なくしてくれるので、涼しく着用することができ、夏に使われることの多い素材です。
99%コットン生地なのでサラッとした肌触りで、自宅でのお洗濯も可能。
この季節にとても使い勝手の良い洋服だと思います。
今回この生地を使ったアイテムで真夏向けにご用意したのが全4型。
それぞれがこの素材感を存分に活かしたデザインになっていて、どのアイテムもコーディネートするのが楽しくなると思います。
今日のブログでは一つずつのアイテムのデザインポイントを説明しながら、私が着てみたいバランスでコーディネートを組んでみましたので、着こなしの参考にしていただけたら嬉しいです。
“Cotton shirring S/S”
Col: WHITE / GREEN / BLACK
Size: F
¥15,400- TAX IN
まずはこちらの半袖トップスから。
着丈、身幅共にスッキリと仕上げたコンパクトなサイズ感のクルーネックP/Oです。
シンプルなTシャツのようなアイテムですが、このシャーリング生地を使うことでTシャツとサマーニットの中間くらいの雰囲気を醸し出してくれます。
Tシャツほどカジュアルダウンしないので女性らしい上品なムードがお好きな方にとてもお勧めです。
特徴はまず6分に設定された袖。
こういったコンパクトなトップスは大体袖も短いものが多いのですが、肘あたりまで長めに取られた袖丈のバランスが個人的には新鮮でした。
二の腕をカバーしてくれながら、全体をスッキリと見せてくれる絶妙なバランス感が私は好きです。
また裾と袖口に施されたフリルのディティールもポイントで、ここで女性らしさと軽やかさをプラスさせています。
可愛いすぎる服はキャラじゃないですが、このような程よくデザインが効いた女性らしいアイテムは好きです。
カッティングや素材使い、細かなディティール(フリルとかリボンとか)に気を配ることで女性ならではの美しさが引き出されると思うので、カジュアルスタイルが好きな方こそ一つ取り入れてみてほしい要素でもあります。
それを踏まえてバックシルエットにもご注目ください。
ラウンド状に開きを作ることで程よい露出感とインナーのレイヤーが楽しめるようになっています。
首元をガッツリ開けたデザインとかではなく背中にさりげなく露出感を。というのがPHEENYらしいな〜と感じていて、これが私が思う”丁度良さ”でもあります。
私自身露出しすぎるのは得意ではないのですが、スタイル良く、美しく、女性らしく着こなすためには、程良い肌見せも時には必要ですよね。
PHEENYはカジュアル且つヘルシーにそれが実現できる服が多いと思います。
それでもちょっと抵抗が・・という方はインナーをレイヤードしても可愛く着こなせるので、色々試してみてください。
“Cotton shirring camisole”
Col: WHITE / GREEN
Size: F
¥17,600- TAX IN
お次はこちらのキャミソール。
一枚ではもちろん、シャツやカットソーとのレイヤードで着こなしの幅が広がるアイテムです。
シャツやジャケットのインナーとして使っても可愛いですし、合わせ方次第で可能性が無限大な一着ですよね。
フロントはボタンで開閉できるようになっていますが、ボタンの隙間からインナーがチラッと覗くような絶妙な間隔でのボタン配置もデザインのポイントになっていると思います。
ボタンを全て閉め切っていても良い抜け感を出してくれるので、重ね着した時の野暮ったさがなくて好きです。
この立体感のあるボタンのチョイスも可愛くて、着る前から気分を高めてくれるアイテムだと思います。
お勧めルックとして先ほどご紹介したP/Oとのアンサンブルで着てみました。2種類ゲットするとこんな事もできてしまうのでよりコーディネートが楽しくなります。
肩のリボンやボタンがアクセントになり、シンプルな服がより華やかに。
もちろん、シンプルなTシャツに合わせた感じも素敵なので、お手持ちの愛用Teeとも一緒に着てみてください。
半袖、長袖問わずOKです。
ちなみに個人的にはインナー無しの雰囲気がすごく好みなのですが、勇気が出たらこのキャミソール一枚着もやってみたいです、、!
“Cotton shirring flared pants”
Col: WHITE
Size: 1
¥24,200- TAX IN
お次は上記のトップスにセットアップでも着られるパンツもご用意しています。
伸縮性のある素材を活かしてリラックスした雰囲気に仕上げています。
ウエストもゴムになっているのでスウェットパンツのような感じで楽に穿けます。
シルエットはトレンド感のある微フレア。スタイルアップ効果が期待できます。
穿き心地はスウェットパンツと同等レベルでありながらも部屋着のようなラフさは無く、しっかり街着としての存在感を放ってくれるので一軍のお出かけ着として沢山穿いていただけると思います。
私が今着るとするならオーバーサイズのシャツを合わせたり、ライトなジャケットを合わせる感じが気分です。
生地全体のシャーリングの雰囲気が美しく女性らしい華やかさも持っているのでその他は極力シンプルに。
あえてメンズっぽいアイテムを合わせてもカッコいいのかなと思いました。
個人的にはこういったイージーパンツは旅行用に一本あるとすごく重宝するので、これからの夏休みのお出かけにもお勧めです。
さっきのトップスとセットでぜひ使っていただきたいです。
“Cotton shirring scarf”
Col: WHITE / GREEN / BLACK
Size: F
¥13,200- TAX IN
最後に今年を彩るアイテムとして重要なアクセサリーをご用意しました。
三角のスカーフです。
ヘアバンドとスカーフをドッキングしたデザインで様々なアレンジが楽しめます。
49 × 49 × 71(cm)の寸法で、頭に付けた時にスッキリと収まるようなサイズ感になっています。
伸縮性があるのでアレンジがしやすく、頭にかぶるように巻くスタイルが個人的にお勧めですが、首に巻いても可愛いですし、バッグに巻きつけたりしても良いかと思います。
今シーズンはこういったスカーフやバンダナをいくつか仕入れてみましたが、さっぱりとしがちな夏のスタイルのプラスワンとして使ってみてほしいです。
シンプルなコーディネートにジュエリーを足すのは今までにもご提案してきたと思いますが、今年はスカーフアレンジがトレンドにもなっていて新鮮さを演出できると思います。
私自身、髪が長くなってからまたヘアアクセやスカーフスタイルに興味が出てきたという事もあり、今後も色んなアレンジをご紹介できたらなと思っています。
何か可愛いアレンジをご存知の方はまた教えてください。
以上4型をご紹介しました。
PHEENYはメンズライクなものもあれば、こういったフェミニンなアイテムも得意分野です。
両方のテイストをうまく合わせて着ることでよりPHEENYの良さを引き出してくれると思うので、当店では私なりに可愛いと思うミックス感を探りながらセレクトをしています。
デニムを合わせるのか、スカートを合わせるのかでも雰囲気が大きく変わるアイテムではあると思うので、皆さんの個性を活かして楽しんでみてください。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
July 8, 2025, 3:00 PM
Category: PICK UP
おすすめTシャツ2選
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
ここ最近はもうすでに真夏が来た。と言って差し支えないほどに蒸し暑い日々が続いているので、今日のブログでは「おすすめTシャツ2選」と題して個人的な視点も入れつつご紹介していこうかなと思います!
と、本題に入っていく前に、、、、
暑い暑い。とは言いながらも僕自身夏でもシャツやジャケットなどの軽い羽織りを着ていることが多く、Tシャツ一枚のスタイリングにはどこか苦手意識を持っていました。
なのでこれまで特段Tシャツに目を向けて買い物をしたことがほぼなく、自分のクローゼットを思い返してみてもシャツやパンツはすごい勢いで増えていくんですけど、Tシャツの優先順位なんて本当に酷いもんで、、、笑
そんなこんなで7月に入り、夏が本気を出してくるこれからのタイミング。
年齢を重ねてきた影響なのか、年々気温が上がってきているからなのか。なんだかどんどん暑さに弱くなってきている感じがしていて、自分もそろそろTシャツにも目を向けていかなきゃな、、、と思ったわけです。
ということで、2種類違う雰囲気のTシャツをピックしてみましたので気に入るものを見つけていただけたら嬉しいです!
UNIVERSAL PRODUCTS.
“CREPE WEAVE S/S PANEL T-SHIRTS”
COL: IVORY / NAVY
SIZE: 2 / 3
¥14,300-TAX IN
それでは一発目はユニバーサルプロダクツから。
商品名にも入っている「CREPE WEAVE」が特徴で、和訳すると「梨地織り」とも呼ばれる生地表面に梨のような独特なシボが入った織り方は、肌触りがさらっとしていて通気性がよく夏の衣料品によく使われる生地として知られています。
サイズ感も程よく緩く、パネルTeeのようにフロントに切り替えしのデザインが入っていることで、一枚で着ている時の「今日シンプル過ぎないか、、、?」の懸念点も払拭してくれます。
個人的には着心地はもちろん選ぶときに大切にしている部分ですが、Tシャツ一枚で出かけたくないと思ってしまうのは、どこか”物足りなさ”を感じてしまうからなんですよね。
その点このTシャツであれば、生地的に見た目がのっぺりとせず、ほんの少しだけアクセントを加えてくれるのが秀逸だと思います。
また、首元がリブではなくパイピング始末がされているので襟ぐりの強度が増して首周りをすっきりと見せてくれますし、何より伸びづらいというのが心強いポイントではないでしょうか?
Tシャツだからってなんでもいいわけじゃない。
シンプルなTシャツほどニッチな部分まで自分の中で気に入ったものを着ていたいので、僕にとってユニバーサルはそこの所がちょうどいいバランスで、これだったら着たいなと思わせてくれたアイテムでした。
休日ちょっとそこまでのお出かけにも着やすいTシャツだと思いますので、僕的おすすめな1着目はこんな感じです!
YOKE
“WASHABLE WOOL JERSEY YOKE T-SHIRT”
Col: CHARCOAL / BLACK
Size: 2 / 3
¥24,200-TAX IN
さてさて続きまして、ガラッと雰囲気の違う上品なYOKEのTシャツ。
以前杉浦もブログで紹介してくれていましたが、僕からもご紹介させてください!
YOKEから今シーズン初めて登場したウール100%のトロトロな大人の雰囲気漂うTシャツ。
ウールTシャツは数年前から各ブランドさんリリースされ始め、少しずつ夏衣料の必需品枠になってきた方も増えてきたのではないでしょうか?
かく言う僕もそのうちの1人で、ジャケットを着たいと思うようになったここ1,2年、インナーなに着よう問題を抱えていましたが僕の中でのベストアンサーはウールTシャツでした。
先ほどご紹介したUPのTシャツとは違う角度からのアプローチで、もちろんこのように一枚で着ていても潔く、今日は暑いしこれだけで!なスタイリングでも物足りなさを感じさせないと思います。
これだけシンプルな見え方でそう思わせてくれるのはやはり素材からくる部分が大きく、極めて繊維の細い原料を丁寧に生地へと仕立てることで、よくイメージされる不快な着心地とはかけ離れた快適すぎるさらさらな肌触りに加えて、透けはしないけれどすごく薄い生地なので風通しもよく本当に着ていて気持ちのいいTシャツです。
そして背面のパターンニングかつデザインがさりがなくもあり、このTシャツの特徴でもあります。
“YOKE T-SHIRT”と名付けられたブランドの名刺代わりにもなるメッセージ性の込められたディテールで、「繋ぐ」がコンセプトのYOKEの優しい意志が垣間見えてすごく気に入っています。
また、着心地以外にウールTシャツを好きになったポイントとしては、夏だけではなく秋口や春先を見越してもシャツや羽織りの下に着ることができる汎用性の高さと、年中インナーに着ているヘインズのコットンTeeには出せないスタイリングでの奥行きを出してくれるところにあります。
確かに僕も初めはTシャツにしてはいい値段だな、、、と足踏みしていた時もありましたが、一度知ってしまうと抜け出せない沼というやつでしたね、、笑
僕の意識的には上品なスタイリングをしたいときにウールTシャツを当てはめて綺麗に着るというよりかは、カジュアルなボトムスと合わせて少しだけ品を持たせる、といった着こなしが好きで普段から色々なスタイリングを楽しんでいます。
まだ試したことのない方はぜひYOKEのウールTシャツで快適さとファッション性を実感していただけたらなと思います!
さて、いかがでしたでしょうか。
25SSのセールも2日前からスタートし、土日はたくさんの方にお店まで足を運んでいただきラスイチたちが次々とみなさんの元へ旅立って行きました。ありがとうございました!
今日ご紹介した2型もそこまで在庫に余裕はありませんが、気に入っていただけた方はぜひお店かオンラインサイトを覗いてみてください!
今週末にも少しずつAWで仕入れた洋服たちが入ってくる予定なので、リアルタイムなものと少し先を想像しながらのお買い物をお楽しみいただけたらと思います。
それでは引き続きお店でお待ちしておりますので、よろしくお願いします!!!
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
July 7, 2025, 7:07 PM
Category: PICK UP
YOUTH OF THE WATER POP UP SHOP at 1LDK annex
こんにちは。1LDK annexの田代です。
今週末6/28(土)、29(日)の2日間で”YOUTH OF THE WATER”のポップアップを開催します。
今シーズンはこちらのBLOGから始まり、研究を個人的なテーマに据えてお取り組みをしてきたYOUTH OF THE WATER
ポップアップでは、今シーズンのほぼ全てのラインナップをご用意いただきました。
お店の仕入れた分として完売してしまったサマーニットなどのアイテムも今回のイベントでは復活します。
そして6/28(土)はデザイナー上田氏に在店いただきまして、ブランドコンセプトにも繋がる「お茶」を振る舞いながら、直接お話の聞ける貴重な機会となっています。
だいぶ暑くなってきたので涼みがてら喉を潤してお楽しみいただけたらなと。
個人的には掲げた研究結果をディベートできる機会にしようかなと考え楽しみにしている一人です。
なんといっても今回は裏メニューがあります。
デビューシーズンからの取り組みをしている限られた店舗のみ案内されるというアイテム。展示会時上田さんから『裏メニューがあります』と見せてもらった際、そのフレーズと共に心踊らされてしまいました。
お取り組みのきっかけともなったインディゴのデニム。
今シーズンの新型、5ポケットデニムのウォッシュバージョンとなります。このウォッシュもYOUTHらしく研究を繰り返して生み出した1本であり、色落ちの具合が非常に雰囲気のある仕上がりになっています。
こちらを踏まえたラインナップで私たちなりのスタイリング色々組んでみましたので、ご覧いただき雰囲気を掴んでいただけたらと思います。
細かな説明は割愛させていただきますので、製品にまつわるお話しは是非、期間中に上田氏から聞いてもらえると!
shirt(252-04001) ¥44,000 taxin
denim(252-03002) ¥41,800 taxin
knit(252-06001) ¥50,600 taxin
pants(252-03006) ¥63,800 taxin
blouson(252-02002) ¥86,900 taxin
pants(252-03003) ¥52,800 taxin
knit(252-06002) ¥59,400 taxin
短い期間ではありますがたくさんの方に知っていただく良い機会になってくれたら嬉しいです。
一部商品は同日6/28(土)19:00よりIZUMIYA ONLINE STOREでも発売いたします。
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1LDK annex 田代
June 24, 2025, 12:00 PM
Category: PICK UP
隠れた名品
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
天気予報を見てついに夏が来る、、、、と心構えはしていたものの、いざジリジリと刺さるような暑さを実感すると本当に憂鬱になります。
去年の6月ってこんなに暑かったでしたっけ!?
SSシーズンも佳境を迎えていますし、なんなら早いブランドさんだとAWシーズンが幕開けなんていう今のタイミング。
夏を見越して今年もしっかりと準備してきたつもりだったんですけどね。この気温を体感してしまうと夏を無事に乗り切れるのだろうか、、、、と自分のクローゼットが少しばかり心配になったりもします。
それでもわがままなもので、今のこのタイミングにSSモノを買ってしまっていいものか。AWもうすぐ始まっちゃうし。そんな葛藤をされている方は僕のほかにもきっといらっしゃるはず。
というわけで、いま時期から穿くのがバッチリナイスタイミングでありながら、次のシーズンを見越しても安心感のあるおすすめのパンツをご紹介していこうかなと思います!
UNIVERSAL PRODUCTS.
“WOOL EASY TROUSERS”
COL: GRAY / NAVY
SIZE: 1 / 2 / 3
¥37,400-TAX IN
ここ数シーズン継続的にご紹介させていただいているサマーウールを使用したイージートラウザーズです。
プリーツの入ったいわゆるな”カッコいいスラックス”とは違い、ユニバーサルのこれはカジュアルに気を抜いて穿くことができる、”カッコつけていない”ところが長所だと思っています。
僕個人的には年々このシルエットが好きになってきていて、実用的でありながらこういう気の利いたちょうどいいなと思えるパンツって意外に見つからないもので、ぱっと見では分かりづらいアイテムではありますが、ぜひ穿いて感じていただきたい一本です。
では、何がポイントになってくるのか。
すごく細いウールの糸を使用して表面の毛羽を取るような加工を施しているので、少しハリがあり上品な雰囲気が漂う生地に対して、ウエストゴムや内側のドローコードなどのイージー仕様、プリーツを排除したミニマルさが相まってユニバーサルらしいニュアンスが表現されているように思います。
生地自体はポジティブな意味で薄く軽い穿き心地なので、湿度の高い名古屋の夏でも快適に過ごせますし、程よくハリがあり見た目的にも軽すぎないので身震いするような寒さの冬が来るまでは穿いていただけます。
ということで結構長いシーズン活躍してくれるはずなので、今からの買い足しでも遅くなく憂鬱になる長い夏を乗り切るためにもお試しいただけたらなと思っています!
< CREDIT >
ANOTHER ASPECT “SHIRT 1.0”
HEREU “Llaut2”
これが今年の夏を乗り切るために今シーズン買い足したシャツとサンダルでのスタイリング。
「ボタンダウンシャツにレザーのサンダル、そこに濃いグレーのスラックス」この字面だけ見るといかにもなコテコテの合わせに思えますが、ノープリーツのイージー仕様だと少しラフな印象にまとまってくれるんですよね。
スラックスにおいてカッコよさや綺麗なイメージは求めたい部分ですが、それが全面に来すぎても休日に手を伸ばしづらい存在になってしまう気がしていて、ユニバーサルプロダクツに僕が求めるのはこういった”ちょうどよさ”なんです。
「そうそう、こういうのって案外なかったよね。」とか、「クローゼットにあるとつい合わせやすくって穿いちゃうんですよね。」みたいなこれまで集めてきた洋服とこれから買っていく洋服とを繋ぎ合わせてくれるバランサーの役割に長けたブランドだからこそ、今の時期に足りてない要素を補う感じで選んでいただくのがおすすめです。
続いてネイビーはワンサイズ下げてサイズ2を、杉浦にもグレーで同じサイズを穿いてみてもらいました。
レングスは若干短くなるくらいで、穿いた感覚的にはわたり幅が少しすっきりしたかなという印象です。参考までにスタッフ杉浦(165cm)がサイズ2を穿くとワンクッション溜まるくらいなので僕でいうサイズ3を穿いている時のイメージに近く、杉浦のサイズ1は僕のサイズ2くらいの感覚です。3サイズご用意していますので、お好きなニュアンスで吟味していただけたらと思います!
< CREDIT >
HERILL “Linen P41 Coverall Jacket”
O.E.M. “WOOL TRIM S/S”
僕の夏スタイルには欠かせない存在になったウールTeeと、冷房ですぐにお腹を壊すので軽い羽織りは必須です。
軸は大好きなネイビーのワントーンスタイルで足元にはボロボロのコンバース、そこに風合い豊かなへリルのリネンカバーオールをばさっと羽織ってみましたが、ここで肝になってくるのがやっぱりこのスラックス。
決めすぎずにカジュアルな印象もほのかにプラスしてくれるのがミソで、スラックス好きの僕からしても、そして穿き慣れていない方からしてもチャレンジしやすい内容だと思います!万能なスラックスをお探しの方がいればまずはこのパンツからチャレンジいただきたいです。
店頭のハンガーに掛かっているだけでは伝わりきらない、実際に着た時にこそ本領を発揮するのがユニバーサルの洋服だと思っているので、これからも言葉で発信し続けていこうと思います。
ユニバーサルプロダクツには今や数々の定番と呼ばれるアイテムたちが存在しますが、このウールイージートラウザーズは隠れた名品だと個人的には思っています。
下に重心を持たせるワイドシルエットのパンツもいいけれど、僕は結局こういう気の効いたベーシックな洋服が好きです。長く穿いてても飽きないですからね。笑
今年の夏もきっと暑く長い戦いになりそうなので、お休みの日に少しでも気分の上がるパンツを手に過ごしていただけたら嬉しいです。
○お問い合わせ先
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1LDK annex 金澤
June 23, 2025, 11:33 AM
Category: PICK UP
無邪気。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
梅雨という時期を身構えて過ごしていたら一週間ほどであっけなく過ぎ去って蒸し暑い日々を送っています。
毎年この暑さを感じると、夏は嫌いなのになぜかわんぱく心をくすぐる夏イベントを無性に開催したくなります。今年はどこに行こうかなぁ、何をしようかなぁ、、。
そんなことを考えているうちに、いつの間にかショーツを解禁したのですが、やっぱり涼しい。
膝から下の布が一枚無いだけでこんなにも快適なのかと。(毎年のように思っていますが笑)
店頭でお聞きしたりする中で、丈感や素材など意外にファッションとして活用するのに抵抗がある方も少なからずいらっしゃるのも事実。そこで今回はファッション的に、そして利便性も併せ持つこんなアイテムをご紹介します。
“LOOPWHEEL SWEAT SHORTS”
COL : OATMEAL / BLACK
SIZE : 1 / 2
¥30,800-TAX IN
ロトルのアイコニックであるベンチレーションを兼ね備えたジップを施したショーツ。
ネップと呼ばれる繊維が絡まってできた糸の節や塊がみられる素材を吊り編み機と言われる機械を使用して製作されています。この吊編み機は、ゆっくりと時間をかけて編むことで糸や生地の負担が少なく、手編みのような柔らかくてふっくらとした風合いが出ます。
そこから製品洗いをすることでさらに雰囲気のある表情に。
着古した古着のような雰囲気が適度にスタイリングを緩めてくれます。
そんな加工とスウェットならでの緩さが良い抜け感のなると思うので、今回のBLOGではそこをポイントにスタイリングを組んでみました!
日差しが強かったので COMESANDGOES の “SUN SHADE MESH CAP” を被って。
おしゃれは我慢。と言いますが、なかなか危険な暑さになってきているので、ファッションと気温対策を両立させていきたいです。
スウェットだしショーツとはいえども暑いのではないか、と思われるかもしれませんが、吊編み機を使用してふっくら編むことで軽快な生地になっています。実際に穿いてみてもストレスのない穿き心地を感じました。
OATMEALの方はベンチレーションの機能になっているメッシュの部分が淡いピンクの様な色味をしています。これがめちゃくちゃ可愛くて、グレージュやチャコールといったニュアンスカラーと合わせるのが個人的に好みでした。
裾口もカットオフの様な仕様になっており、カラーリングと相まってとても洒落っ気の強いアイテムだからこそ、普通にロンT、Tシャツだけでも新鮮な違和感が感じられるアイテムです。
メッシュ部分の上部と後ろの右側には、同生地のポケットも内蔵。
かなり深めに作られていて、携帯や財布などは容易く収納できるサイズ感です。
寄って見るとネップが良く伝わりますが、シャープでモダンなシルエットと光沢のあるジップが一見クールすぎるかなと感じたところでこのネップ生地。
さっきまでのかっこよくて冷たいイメージが払拭されて、カジュアルで柔らかい印象になります。
あくまでスウェットショーツの枠を逸脱しないカジュアルさとスウェットらしからぬソリッドなデザインが掛け合わさった素敵なバランス。
膝上くらいかそれよりも気持ち長い丈や広すぎないワタリがちょーど今の気分にぴったり。
先ほどのロンTとは対照的に、ドレッシーなテイストのシャツとの合わせでも難なくイケます。店内に居る機会が多いので基本的に長袖のトップスと合わせることが増えますが、長袖とショーツのバランスがとても好み。
生地や加工によってインパクトが出るアイテムとの兼ね合いもすごく馴染みやすくて、今っぽいバランスと遊び心のあるデザインのロトルは、単調な夏のスタイルの必需品として名乗りをあげる存在になりつつあります。
そんな遊び心のあるROTOLは、annexというお店に対してすごく相性がいいと思います。
プレーンに着こなしを楽しむ方には良いギャップとして、ナードなテイストが好みな方にはクールな印象を。性別問わず、様々な方に歯車が噛み合ったようなドンピシャブランド。
日常生活においてもストレスを感じさせない物作りと、着ているとワクワクしてしまう無邪気な遊び心を細部のディテールとして落とし込むロトルのやり方は、童心に帰ったようなキラキラした世界を映し出してくれます。
柄にもなく外に出て夏を感じてみようかな、と僕の気持ちさえも変えてくれる面白い存在。
洋服のパワーを改めて感じれたきっかけになった今回のショーツはロトルでしか味わえない空気感を持っています。是非味わってみてください。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 杉浦
June 22, 2025, 7:37 PM
Category: PICK UP
快適に夏を乗り切ろう
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
梅雨入りしたと思いきや一気に夏がやってきましたね。
名古屋の蒸し暑い嫌な季節がやってきました。
覚悟はしていましたが、いざやってくるとやっぱり少し憂鬱な気分になりますね、、、
夏は大好きですが、毎年夏バテに悩まされながら、どうにか体力をつけて健康に過ごそうと奮闘しています。
この暑い夏を乗り切るために私たち服屋ができることとしては、快適な洋服を皆様にご提案する事。
毎年の事ではありますが、どういうアイテムがこの長い日本の夏に必要なのか、最近の仕入れではそこがかなり大きなポイントになってきています。
四季のバランスが昔と大きく変わってきてしまい、洋服選びがすごく難しくなったなあと実感しています、、
なので、速乾性に長けていて、機能的且つ長い時期着られる。私自身この時期に必要になるのはそんなアイテムたちです。
半年前にセレクト内容を決めた時から、グッと気温が上がったこのタイミングに私が皆さんにご提案したかったメニューがあります。
PHEENYからセレクトしたこちらのシリーズ。
“Cotton nylon sheer”のカットソー全3型をご用意しました。
以前にもSSコレクションで展開されていた人気シリーズで、なんと今回3年ぶりの復刻としてリリースされました。
デザインは全て新型。
長袖、半袖、ノースリーブと皆様それぞれの需要に合わせてバリエーションでご用意しましたので、お好みのデザインをゲットしていただければと思います。
まず初めに生地についてご説明しますが、蒸し暑いこの時期におすすめしたかった理由がこのテキスタイルに詰まっています。
透け感のあるとてもライトな生地で、見るからに涼しげな雰囲気です。
COTTON 70%, NYLON 30%。
細番手の綿糸にナイロン糸をカバーリングした糸を使用した天竺素材です。
シャリ感があり、さらっと肌離れも良いので、これからの季節でも快適に着用できます。
実は私も何年か前に購入して今でも春夏の一軍として長らく愛用しています。
なのでデザインは違えど、この生地の良さについてはリアルにお話しできると思います。
私は暑がりですが寒がりでもあるので、外と室内との寒暖差にすごく弱いです。
なので真夏でも室内で過ごす時間が長い日は、かなりの確率で長袖を着ていくか、持ち歩くかしています。
そんな私みたいな環境の変化に敏感な体質の方にお勧めなのがこういったシアーの洋服です。
私は長袖を愛用しているのですが、外では日焼け対策として、室内では冷房対策として活用できるようにそれを選びました。
今回はありがたいことに、袖の長さごとにデザインの異なる3種類がリリースされましたので、皆さんのご要望に合わせたご提案ができると思います。
ということでまずは長袖から。
PHEENY
“Cotton nylon sheer L/S with tie”
Col: WHITE / BLACK
Size: F
¥23,100- TAX IN
シンプルなロンTのようなデザインですが、ボータイがアクセントとして付属し、ブラウスのような上品な雰囲気にも見えます。
ゆるすぎないスッキリとしたシルエットでクリーンに仕上げつつ、切り替えのフラットシーマや脇のスリットなどの細部にニュアンスを加えています。
ボータイは取り外し可能なので、自由にアレンジしていただいて大丈夫です。
首にかけて垂らしたり、首元で結んだり、アクセサリー感覚で足したり引いたりできるのも楽しいと思います。
今の時期だとインナーはキャミソール、タンクトップ、あるいはベアトップや水着を重ねたりして透け感を楽しんで着ていただきたいと思います。
海や川でのレジャーシーンにもお勧めなので、長袖は一着持っておくと色んなシーンで活躍してくれるな〜というのが実体験からの感想です。
一般的なロンTと違って見た目にも重さがないので夏のコーディネートにもスッと馴染んでくれて、私はこの時期よくショーツで合わせたりしますが、春、秋はまた全然違った着こなしが楽しめるので3シーズンしっかり着られるのも嬉しいポイントだと思います。
“Cotton nylon sheer drape S/S”
Col: WHITE / GREEN
Size: F
¥23,100- TAX IN
夏に長袖は着ないよ〜!という暑がりな方へ。
というか、これからの時期はどんな方にも半袖が絶対的に使用頻度が高いと思いますので、どのタイプを買おうか迷う方はまずこちらから始めていただくと間違いないかもしれません。
ゆったりとしたTシャツ型で、袖も少し長めの作りになっているのでざっくり大きめに着ていただくのが可愛いアイテムです。
一番の特徴はウエスト右脇に施された紐により、前身頃に緩やかなドレープを寄せたデザイン。
後ろの裾にはスリットが入っており、動きが美しいリラックス感漂う一着となっています。
腰が隠れるくらいの長めの着丈がお腹周りをカバーしてくれつつ、深めのスリットが目線を上げてくれる効果もあるので上半身に重さが出過ぎることがなくスタイル良く綺麗に着ていただけます。
3型の中でも一番生地分量を多く使ったアイテムなので、素材の軽さ、ドレープの美しさが一番よく表現されているアイテムだと思います。
オーバーサイズのリラックスした雰囲気なので、パンツだけでなくIラインのペンシルスカートなんかも合わせることができました。
私はキャミワンピースの上に重ねて着てみましたが、透け感を活かしてそういったレイヤードもお勧めです。
カラー展開はWHITEと色鮮やかなGREEN。
グリーンは今シーズンのPHEENYの別のメニューにもアクセントカラーとして登場し、今年を彩るキーカラーとなっているので、ぜひチェックしていただきたいと思います。
PHEENYの得意とするリゾートのムードにもすごくよく合いますし、海や川に遊びに行く時なんかに着ていきたいですね。
PHEENY
“Cotton nylon sheer N/S ensemble”
Col: WHITE / BLACK
Size: F
¥29,700- TAX IN
最後にもう一型、ノースリーブタイプをご紹介して締めます。
こちらもシンプルと見せかけてとても凝ったデザインになっていて、バックスタイルがとても印象的です。
スリットとリボン使いが可愛らしい女性らしい雰囲気のノースリーブ。
下に着ているノースリーブと上に重ねたキャミソールがアンサンブルになっていて、それぞれ単体で使うこともできます。
私は今回同色のタンクトップを合わせて着ましたが、背中がパカっと開いたデザインになっているので、肌見せしたい方はベアトップや背中の開いたキャミソールを重ねるのも良いでしょうし、色物や柄物も可愛いと思います。
こちらも着丈はやや長めですが、スッキリとしたIラインシルエットで縦のラインがとても綺麗な一着です。
2枚重ねで着ていても、着てないのでは?と錯覚するくらいの軽さ。
レイヤードすると程よい透け感をお楽しみいただけるので、露出感も少なくてヘルシーな雰囲気で着ることができると思います。
また冒頭でお話しした通り、とても軽くて涼しい!といった着心地面の魅了は十分にお伝えできたかと思いますが、お手入れに関しても面倒な事は一切ありません。
シアー素材のアイテムは見た目故に扱いが難しそうな印象が皆様あるようですが、コットン・ナイロンというタフな素材を選択することによってその心配が全てなくなりました。
手洗い推奨ではありますが、私はネットに入れて洗濯機で回しています。
シワにもなりにくく、型崩れもありません。
私は基本的に部屋干し派なので速乾性にも優れていてあっという間に乾いてくれるというところもかなりポイントが高いです。
海外旅行とか何泊かの泊まりの旅行にも本当にお勧めです。
このコットンナイロンシアーのコレクションは、25SSのPHEENYの数あるメニューの中でも私自身個人的に思い入れの強いアイテムでしたので、沢山の方に手に取っていただけたら嬉しいと思っています。
カジュアルなTシャツを着るよりも格段に雰囲気を上げてくれますし、着心地という部分でも快適さがしっかり担保されています。
皆さんもPHEENYのアイテムでこの長い夏を快適に乗り切ってください。
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1LDK annex 三浦
June 21, 2025, 6:56 PM
Category: PICK UP
夏のニットスタイル
先シーズンからannexでのお取り扱いをスタートしたレディースブランドKAYLE。
25SSは前回よりバリエーションの幅を広げて展開していますが、秋冬のコレクションとはまた雰囲気が変わり、私自身も新鮮な気持ちで楽しませていただいています。
以前のブログでは新作のジャケットをご紹介させていただきましたが、先日SSコレクションの全てが到着し、キャミソールや半袖トップスなどの軽い夏物も一気に出揃いました。
そろそろ半袖の出番も増えてきた頃だと思いますので、今時期から夏を見越してお勧めのメニューをご紹介していきます。
25SSシーズンは赤をアクセントカラーにKAYLEらしいレディライクなアイテムたちが展開されています。
基本的にはベーシックなデザインが多いですが、その基本の中にほんの少し遊びを加えることで、私たちが見たことのない新しい洋服にアップデートされます。
オリジナリティのあるカッティング、女性らしさを感じさせる装飾、体を美しく見せるために計算された素材選び、など。
言葉にすると難しいですが、体に纏うことで一つ一つのディテールの意味が分かってくる服だと個人的には思います。
所謂足し算的なところも決して大袈裟なことではなく、”少しだけ。”というところが私的なポイント。
少しココにカットを入れてみるとか、ベルトを垂らしてみるとか、透かしてみるとか。パターンメイクや素材使いを駆使してさりげなくレディースの”カワイイ”を作るのが本当に上手いです。
やりすぎないデザインの主張感がとても心地よく、気持ちを高めてくれるのがKAYLEというブランドの魅力なのではないかなと思います。
その中で1LDK annexが今期ご用意したメニューは、ブランドが得意とするニットを中心としたアイテムで構成しています。
先シーズンもニットアイテムをいくつかご用意しましたが、既存のレディースのセレクトには無いアプローチで沢山のお客様に楽しんでいただけましたし、KAYLEを認知していただけるきっかけにもなったのかなと思っています。
KAYLE
“BELT DESIGN TWO-WAY CARDIGAN”
Col: GRAY
Size: F
¥37,400- TAX IN
その代表的なアイテムとしてまずはこちらのカーディガンをご紹介します。
春夏コレクションに登場するのは基本的にハイゲージの軽い素材のニットです。
こちらはカーディガンタイプで、裾のデザインが特徴的な一着。
ウエスト部分にベルトがドッキングされたようなデザインになっていて、身頃同様にベルトもフロントを留めても着られるようになっています。
両脇のみベルトが縫い付けられていて、フロントを留めてきた時も前後に動きが生まれ、より生地の軽さやドレープ感を感じていただけるような作りです。
また前後どちらでも着用が可能で、着方を変えて様々なムードで楽しむことができるのも大きなポイントです。
合わせるボトムスによってボタンを開けるのか、ベルトだけを垂らすのか、アレンジの仕方が多数ありますので、ただのシンプルなクルーネックカーディガンを着る時とは違う感覚でコーディネートしていただくことになると思いますが、着る人によって全く違うものに見えるのもKAYLEのアイテムの面白いところだなと感じています。
(CREDIT)
FARAH “Maximum Wide Straight Pants(DENIM)”
MY___ × PIENI “SHOULDER S tukea”
COTTON 56%,POLYESTER 44%
インド綿とポリエステル糸で編み立てていて、適度なハリとコシが特徴です。
軽くて柔らかく、サラサラした感触、肌触りも良く、蒸し暑い名古屋の夏にはぴったりな素材感だと思います。
通気性や、吸水性良さも魅力のひとつで、この長袖カーディガンは湿気の多い梅雨の今の時期にぜひ着ていただきたいです。
ここであえてお伝えしたいのがお手入れについて。
ニット生地で皆さんが一番気になるところがメンテナンスの部分なのではと思うのですが、イージーケアという点もブランドが大切にしているところの一つで、着る人に寄り添ったもの作りをされているな〜と嬉しくなるポイントでもあります。
100%コットンニットの製品と違い、ポリエステルと一緒に編み立てることでより更に強度が増した弾力のある生地になっているので、シワや型崩れに強く洗濯による寸法変化も生じにくく、自宅での水洗いが可能になります。
またインド綿は洗いざらしの風合いが楽しめるので、必ずしもアイロンをかけなければいけないということもないですし、トータルしてアフターケアの悩みがかなり軽減してくれると思います。
店頭でお話しを聞いていると、どうしてもお手入れという点で夏のニットにハードルを感じられている方が多いようでしたので、できる限りその悩みを払拭していただければと思い、KAYLEのニットをセレクトしてみました。
私自身夏のニットが大好きなので、より沢山の方に良さを知っていただけたらなという想いです。
KAYLE
“COTTON BACK RIBBON KNIT TEE”
Col: WHITE / NAVY
Size: F
¥30,800- TAX IN
続きまして、同じくコットン・ポリエステルを使用したニットで、真夏にぴったりな半袖バージョンもご紹介します。
一見Tシャツのような雰囲気かと思いきや、こちらもハイゲージのニットです。
というのも襟ぐりと袖口は両振りの2本針で仕上げており、ニット生地でありながらTシャツのラフな雰囲気を大切にして出来上がったものになりますので、そういう見え感になっています。
そして注目いただきたいのがウエスト部分。
最大の特徴がこちら。前身頃の裾部分にリボンのような長い生地がドッキングされたデザインです。
ボディとリボンがバイカラーになっておりウエストマークとして全身にメリハリが生まれ、スタイルがよく見える要因にもなっている重要なディテールです。
先ほどのカーディガンと同じ感覚で、こちらもウエストにぐるぐると巻きつけたり、後ろで結んだりと様々なアレンジが効くのでムードも色々変えることができてとても楽しいアイテムです。
“どうやって着てくれますか?”と投げかけられているような。着る人のセンスが試されているような、、、
と言ってもあまり難しく考える必要はなく、自由に着てみてほしいというのが私の本音です。
あくまでもTシャツのような感覚でラフに、日常的に。
スタイル全体に華やかさが出るのはもちろん、デザインとしての奥行きが生まれ、シンプルになってしまう夏のスタイルのマンネリ化を防いでくれると思いますので、トップスにお困りの方はこういったアイテムを取り入れていただくとまた新鮮なサマースタイルが出来上がると思います。
KAYLE
“GABADINE TWILL 3TUCK TROUSERS”
Col: KHAKI / BLACK
Size: 1
¥42,900- TAX IN
ついでと言っては何ですが、最後にこのボトムスもご紹介させてください。
今日ご紹介した2つのトップスに合わせたいなと思いセレクトしたアイテムです。
見ての通りとてもシンプル。このシンプルさが逆に決め手となったトラウザーです。
フロントの3本のタックによってヒップからワタリにかけてボリュームを持たせ、全体的にゆとりのあるシルエットになっています。
トップスはどちらもデザインに特徴を持たせたものだったので、なるべく合わせるボトムスは主張のないものを合わせるのが私的に重要なポイント。
KAYLEのコレクションのラインナップ的にもそういったバランスで構成されていて、全身をKAYLEでまとめた時もいい具合にスッキリとまとまってくれます。
もちろん他のブランドとミックスして着る場合にもマッチするプレーンなデザインになっているので非常に汎用性の高い一本だと思います。
今シーズンはKAYLEに限らずショート丈のトップスが多かったので、このボリューム感のあるシルエットがすごく使えるな〜と思ったのも理由の一つです。
使用している素材はPOLYESTER 70%,WOOL 30%。
こちらもニット同様にイージーケアという観点から、日常的に穿きやすいトラウザーを目指して製作されています。
ウールの上品で滑らかな質感を全面に残しながら、ポリエステルと混紡して織り上げることによってハリのある生地に仕上がり、パンツとしても立体感が生まれます。
シワになりにくく、座りジワなども気になりにくいので、ウールパンツ特有のプチストレスも軽減されると思います。
使用しているウールは尾州ウールで、世界が認める品質の高さもお墨付き。
実際に穿いてみると伸縮性も高く軽いので、シンプルにとても楽に穿くことができます。
今時期はもちろん、シーズンレスで長く使えそうだなというのが率直な感想です。
今日ご紹介したアイテムは総じて日常着として皆さんに寄り添ってくれる洋服です。
夏のニットの選択肢として”使いやすさ”という点はとても重要になってくると思いますが、ファッションとしての面白さを全力で提案しながらも、着心地の良さという点もしっかり追求しているというところがKAYLEの最大の魅力です。
皆さんに夏のお洒落を存分に楽しんでいただけるようにご用意したアイテムたちなので、沢山の方にチェックしていただけると嬉しいです。
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1LDK annex 三浦
June 16, 2025, 3:50 PM
Category: PICK UP
必要なシャツ。
皆様夏の必需品はありますか?
こんにちは。1LDK annexの田代です。
自分は一番にあげるのであれば”シャツ”です。
シャツといえば金澤なイメージがありますが、自分も1年通してシャツはなかなかの頻度で着ております。
特にこれからどんどん気温が上がるにつれて、建物や電車など冷房の効く環境が増えていく季節。
レジャーでもない限り外にいる時間より室内にいることが多いので、温度調整の役割としても軽く羽織れるシャツというのは必ず常備しております。
着る枚数が少なくなってスタイルが淡白になるどうのこうのもありますが、どちらかといえばリアルな過ごし方として必要なのです。
日焼け対策として長袖を選びますが、着ていて暑いは以ての外なので、願わくば薄手の生地が望ましい。
そこに質の高さが加われば申し分ないほどに快適な生活が過ごせると思います。
その願いを叶えているのが今回のシャツです。
HERILLからコットンブロード素材を使用したベーシックなシャツ。
ブロードとは高密度に平織りした生地でありハリと光沢が特徴ですが、そのハリ故に通常ですとパリっとした真面目な印象でした。ですがHERILLはそこを踏まえてリラックスしたシルエットに上質な超長綿を使用した生地にしています。
それによって一般的なブロードに比べサラッサラで滑らかであり、極細番手の糸によってハリはありながらもドレープ感のある薄さを実現しています。こういった素材のセレクトと調理の仕方が妥協のない物を作るHERILLならではのミソとして詰まっているように感じます。
そんな生地は素肌に乗る感触がとても気持ちよく、良いシャツだと誰が着ても感じていただけると思います。
それをカバーオールやワイドパンツ、コットンやリネンなどの風合い豊かな素材に合わせながら、時にスラックスやジャケットとルックでも何気なく差し込んでおり、綺麗なシャツだけど気張らず着てね、というメッセージのように感じています。
自分自身もこういうシャツをラフに腕を捲ったり、洗濯も気にせずするので、綺麗を綺麗なまま着なくて良いんだという安心感もなってくれました。
一見無地に見えるサックスカラーですが、とても細いピッチのストライプが走っており、遠目には無地のようでありながら、単色には出せない奥行きがまた魅力的に感じます。
爽やかなサックスはあざとく感じてなかなか手が出ないのですが、落ち着いたこの色味だからこそ着れる嬉しさがあります。
また、ボタンダウンの仕様というのも新鮮です。
オックスフォード地にボタンダウンが組み合わせのイメージとしてある為、そのまんまの物はトラッドな印象が強く個人的には得意ではないですが、密かに取り入れたい気持ちはありました。
HERILLとしても全体的にトラッドやクラシックな要素を増やし散りばめていた中で、綺麗なツラを持った生地にボタンダウンというトラッドなポイントを入れることによって自然に着ることのできる印象と、HERILLとしてのムードを保ったままのシャツが生まれたのではないのかなと思います。
(逆にオックス地のシャツはボタン無しのレギュラーカラーだったので、そういった文脈でこれも着たいな、となったのを覚えています。)
shirt – HERILL “Broad Buttondown shirt / SAX”(着用サイズ: 2)
pants – UNIVERSAL PRODUCTS. ” 5POCKET BUGGY DENIM”(着用サイズ: 3)
まずはいつも通りに手にするデニムに合わせて。
あれこれ足さずにシャツ本来の良さを充分に味わえるスタイルは、年齢を重ねてきてようやくしっくりし始めてきたので、夏場に着るシャツがより一層好きになってきています。
今回の内容ですと襟のディテールがあるので、アクセサリーをわざわざ増やす必要がなく、それこそ腕を捲って時計を合わせるくらいのスタイルがスマートでかっこいいかなと思います。
(VAGUEのイベントも行ってますし、ちょうど組み合わせしやすかったです。笑)
シルエットはゆったりとしており、179cmの自分でサイズ2を着ています。
ルックを見るとタックインのスタイルも多用するHERILLですから着丈が少し長めに。
だらしない見え方にならない寸法ではありますが、おかげで今期穿きたいショーツとのバランスがとてもとりやすいです。
下半身は冷房で寒いと余りならないので下は涼しく、上で調整しようというスタイルが今年は気分です。
今までですとフルレングスのパンツに素足サンダルで季節感を、の見せ方だったので、いい意味でわかりやすく夏ができる喜びを感じています。
時には前を開けて風を纏うように羽織ってみてください。
せっかくならインナーを見せたい時もありますし、定着しつつあるウールTなんて見せなきゃもったいないとも思ってしまうので。
快適に快適を重ね、冷房にも対応できる隙のない組み合わせが実現できた気がします。
落ち着いた色味なのでサックスでも爽やかになりすぎないのもあざとさがなくて自然に纏えるのも個人的に嬉しいポイントです。
shirt – HERILL “Broad Buttondown shirt / SAX”(着用サイズ: 2)
tee – YOKE “WASHABLE WOOL JERSEY YOKE T-SHIRT / CHARCOAL”(着用サイズ: 2)
shorts – HERILL Suvin cotton chino shorts / KHAKI”(着用サイズ: 3)
街に行くにも、自然に行くにも自分は必ず手に取るシャツ。
日々気温差のある今から先まで見据え、何を着たら良いのかわかりにくくなってきた中での答えになってくれるはずです。
特に今シーズンはシャツを多めにセレクトしているのでいろんな選択肢からいい1枚を選んでください。
それが今回のHERILLであれたらより嬉しいです。
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1LDK annex 田代
June 15, 2025, 2:41 PM
Category: PICK UP
夏にウールを纏う。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
ジリジリと日差しにやられてぐったりする季節かと思えば急に雨が続いて梅雨が始まりました。
朝の通勤や店頭に来てくださる方を見ると8割方は半袖を着ていました。
もうそんな季節かぁと季節の移り変わりを感じると一緒に、もうtシャツ着始めてしまったら10月ごろまでに飽きちゃいそうだなと。
淡白になりがちな夏のスタイルに、いつもと同じように見えるけれどなんか違う。
少しの良い違和感として感じていただける素敵なtシャツがあったので、ご紹介します。
YOKE
“WASHABLE WOOL JERSEY YOKE T-SHIRT”
Col : CHARCOAL / BLACK
Size : 1 / 2 / 3
¥24,200-TAX IN
YOKEが夏の定番として展開しているその名もYOKE T-SHIRT。
縫製は全てフラットシーマと言われる縫い目を平らに仕上げる縫製方法を採用することで、生地がフラットな状態になり肌あたりがとても良く仕上がっています。
そんなYOKE Tシャツから初のウールTが登場しました。
恥ずかしながら、annexに入社するまでウールTの存在は知っていたのですが実際に着たことはなく、、。
そこまで馴染みがなかった僕が出会ってみてすごく気に入ったので皆さんにも伝えられたら良いなと思ってます。
僕の今までの定番Tシャツはコットンかヘンプでした。それが夏の最適解だと思っていましたし、別に過ごしやすかった。なんなら今でもコットンやヘンプを着る日もあります。
ですが、ウールTはそれらを凌駕するくらい気持ちよくて過ごしやすかったです。糸が細く、通気性が格段に良いので蒸れにくい。そして長時間の着用に限らず抗菌性と防臭性さらに速乾性も備えている優れた素材。
今の心持ちとして、湿度が高くジメジメした日にはウールTを、カラッと日差しが強い日にはパリッとしたコットンやヘンプといった使い分けを頭の中で妄想してます。
とはいえ、僕は汗っかきなので蒸れにくく、速乾性が強いウールTの頻度が多くなりそうですが、素材違いで変えていけば毎日のTシャツが目新しく移りそう。
価格の面でも他のデザイナーズブランドと比較してみると、ざっくりですが3〜4万ほどの価格が多い中でYOKEは2万代。
挑戦してみたくなる価格帯だと思いますし、アウトドアテイストのウールTとは一線を画すソリッドなデザインとファッションとして落とし込みやすいゆとりのある形。
今回のYOKEから提案されているウールもSuper 120という細さを採用していて、日常的に着用していくことを考えたら必要な耐久性を持ち、しなやかです。
新生児の衣服にも採用されるこのウールは、ジメッとしたこの時期や暑い夏だからこそ快適さが発揮され、尚且つファッションとしてみてもクールで品のあるいつもとは違った雰囲気に。
さらに防縮加工を施しているので家庭でも洗濯可能。(手洗い推奨)
実際に家で洗濯をしてもヨレであったりシワにならず、ノンアイロンで気軽にウールTを楽しめます。
あくまでTシャツなので、ある程度の耐久性と洗濯可能な点は必須条件。
ざっとウールTの良さはこんな感じです。
次はサイズ感の話を。
まずこのブログで伝えたいのは、気分の着方でサイズを選んで欲しいということ。
メンズでもジャストで着るのが気分であれば1番でも良いですし、逆にレディースで大きめに着てパンツは短めのショーツのようなスタイルが良いのであれば3番で。と言ったように、着たいニュアンスや挑戦したいスタイルによってサイズを選んでみてください。
一応参考までに僕も1,2番を着用しました。
コットンの物と比べるとエレガントで高級感漂う表情をしています。スラックスと革靴だったのでジャストに着るとコテコテかなぁと感じ、サイズを上げた2番を着用。
ウールTならではのとろみは、他の素材にはない重厚感を生んでます。
サイズを上げたことでゆとりが増えて、ドレープが伝わるのでこれはこれでめちゃくちゃ良いなと思います。
先ほどのスラックスと革靴の合わせとは対照的にウォッシュデニムにスニーカー。
こちらは今っぽく着たかったのでジャスト目のサイズ1を着用しています。
ウォッシュが強めでも野暮ったくなりずらくて綺麗に纏まるのも新鮮で、同じTシャツなのに選択肢の幅が広がった感じがしました。
実際に着てみると結構迷いますね。笑
カラーとサイズ違いで買い揃えようかなと思ってしまったり、、。
元々少しゆとりのあるシルエットなので、いつもとサイズを変更しても馴染みやすくてすごくチャレンジしやすい形かなと思います。
三浦や金澤にも各々着たいニュアンスでスタイリングをお願いしてみました。
二人とも緩めの濃いデニムに足元はレザーで休日の気が緩んだ良い大人な雰囲気です笑
annexらしさ全開ですが、これくらいの合わせがやっぱり落ち着きますね。
もちろんコットンでも良いけれど、スタイルにちょうどいい「堅さ」を出してくれるウールTの存在は普段コットンなどを着ているからこそ生まれるギャップだと思ったので良いインパクトになりそう。
レディースが着る2番もメンズライクっぽさが出て可愛いらしいですし、金澤のスタイルもジャケットのインナーにもしたいけど一枚でも着たいわがままスタイルの3番なので、ウールのテロっとした素材を生かして嵩張ることなく着れてます。
最後に軽くパターンの説明を。
一見すると普通ですが、背中のヨーク部分で切替えになっていて両袖から一枚続きで切り替わっています。
そのため、前は肩が作られているセットインですが、後ろがドルマンスリーブと言われる袖と身頃が一体化したようなデザイン。
体型をカバーするのに合理的な設計やリラックスした雰囲気はこのパターンが表現しています。
なかなか重めのブログになってしまいましたが、今の時期や本格的な夏に向けてウールを纏ってみるのはいかがでしょうか。
サイズ等のご相談は店頭でお待ちしておりますので、ぜひ足を運んでみてください。
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1LDK annex 杉浦
June 14, 2025, 3:00 PM
Category: PICK UP
FRANK LEDER – 25AW Sample Preview Event –
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
10日間に渡るVAGUE WATCHカスタムイベントも残すところあと3日。
今シーズンもたくさんの方に「待っていました!」のお声をいただけて嬉しかったですし、お話をしていると初めてご購入いただく方の割合がいつもよりもすごく多かったのが印象的でした。
残り数日ですが次の開催までにはまた半年ほど期間が空いてしまいますので、気にされていた方はぜひこの機会にお越しください!
さて、SSシーズンも大詰めの今月はまだまだイベントをご用意しています。
少しばかり気が早いとは思いますが、もうすでに待ちきれない秋冬シーズンに目を向けるのが今回のイベントです。
annexで25AWシーズンにセレクトしたFRANK LEDERの洋服を一足早くご覧いただき気に入った洋服に出会っていただけたらその場でご予約を承る、毎シーズン恒例の受注会を6月14日(土)~6月22日(日)の期間限定で開催いたします!
実は昨シーズンまでは3日間の開催期間を設けていましたが、ありがたいことに年々ブランドファンの方が増えてきたことで「なかなか休みの都合などで期間中に来ることができない、、、」というお声もいただくようになりました。
なので、今回のイベントでは”計9日間”の期間を設けて開催させていただきます。
FRANK LEDER – 25AW Sample Preview Event –
Date: 2025/06/14(Sat.) ~ 06/22(Sun.)
Time: 13:00 ~ 19:00 (Closed on Tuesday)
Place: 1LDK annex
いま1LDK annexでお取り扱いをしているブランドさんの中でも最古参と言っていいほど、みなさんに昔からご紹介させていただいているFRANK LEDER。
初代店長鈴木時代から始まり前店長西脇へ、そして3年ほど前から僕が主に舵取りをさせていただくようになり今に至ります。
同じブランドさんでも誰がセレクトするかで大きく見え方が変わるのがセレクトショップの面白いところであり、大きく軸が変わらず進んできているブランドさんなだけに、「いま何を着たいか」「いま何を薦めたいか」毎シーズンここをすごく意識してセレクトしています。
1LDKでお取り扱いをする上で、「ブランドらしさ」という部分を汲み取りながら僕たちのスタイルに欠かせないスウェットやデニムに合う、いわゆるブランドが展開している中でも着やすいアイテムをこれまでは意識的にご紹介するようにしていました。
25AWシーズンでもここの軸は変わらずセレクトしていますが、僕自身この数年でベースみたいなアイテムは揃ってきたこともあって、SSシーズンから継続してこれまでよりも少しだけスパイスを効かせたアイテムにも取り組んでみたいなという想いが強くなり、いま僕自身着たいものとみなさんにご紹介したいものの両軸を吟味して計9型選びました。
そんな中で今シーズンを象徴するのが「チェック柄」の洋服たちになります。
これまでもフランクリーダーでは柄モノの洋服は作られていましたが、例年以上にプッシュされているシーズンに感じましたし、僕自身これまで好んで柄や色を取り入れてこなかったので今シーズンはそんな部分にも注目していただきたいなと思います。
まずは25AWシーズンでセレクトした「チェック柄」のアイテムをピックアップしてみました。
これまで挑戦してこなかった理由としてほんっとうに普通の理由ですが、「派手すぎじゃないかな、、服だけ浮いちゃわないかな、、」そんな懸念点があって敬遠してきました。
今回の撮影ではへリルのカシミヤニットやデニム、UPのスウェット、フランクリーダーのリネントラウザーズなどこれまで集めてきた私物で撮影をしてきたので、よりリアルさを感じていただけたらなと思うのですが、案外食わず嫌いだっただけで着てみたらしっくりとくるものばかりでした。
FRANK LEDERをそのまま着るというよりかは、普段からお店でご紹介させていただいている他の洋服とミックスして着るのが年々好きになってきましたし、それこそ1LDKというお店でご紹介させていただいている意味が詰まっているのかなと思います。
もちろん大前提好きに着ていただいていいのですが、フランクリーダーの洋服はヴィンテージのファブリックやアンティークのボタン、パターンやディテールなどひとつひとつの洋服にパワーが凝縮されているので、いつも通りのスタイルにスッと差し込んであげるくらいの感覚だと案外すんなりまとまってくれますし、僕と同じく抵抗があった方にこそチャレンジしていただきたいラインナップです。
これまでのAWシーズンではウールシャツを重点的にセレクトしてきて、僕自身も普段からご紹介させていただいているみなさんもここは揃ってきた方が多いと思うのですが、それでもこれは取りたいと思ったシャツ2型をセレクトしました。
ネイビーカラーの”ウールシルクシャツ”と、チャコールグレーカラーの”ウォッシュドウールシャツ”。どちらも抜群に着やすく初めてウールシャツに挑戦される方もすでに持っている方にもおすすめできるアイテムたちです。(チャコールグレーの方は組下のワイドパンツもご用意しているのでセットアップでもおすすめです!)
そして、秋冬シーズンならではのオーストリアン・オーガニックシープの手編みフルジップニットも一目惚れで数量は少なめですがセレクトしました。
これまた挑戦枠で初めてセレクトするウールリネンのクラシックなブルゾンも色味、サイジングともにドンピシャで、スラックスはもちろんいつものデニムに合わせやすかったのが個人的には大きなポイントでした。
ここ最近のAWシーズンではアウターはコートのみのセレクト内容でしたが、今年はアウター枠のラインナップも幅を増やし、全体的にこれまでのフランクリーダーにプラスで合わせていただきたい洋服を意識してセレクトしたので楽しんでいただけたら嬉しいです!
長くなってしまいましたが、25AWシーズンのラインナップは以上になります。
FRANK LEDERに限らず国内ブランドも値上がりが進み、どの洋服も嗜好品になってきた今の時代だからこそ、永く付き合っていける洋服を選んでいただきたいですし、昔から続く変わらない軸の部分と今の気分をミックスしながら少しずつご自身のペースで集めていただけたらと思います。
それでは今週の土曜日(6/14)から来週の日曜日(6/22)まで、いつもより少しだけ長い期間で、今回はどんな方の手に渡っていくのか楽しみにお待ちしています!!!
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1LDK annex 金澤
June 11, 2025, 7:17 PM
Category: PICK UP