THEME: KOSAKA
時を問わず愛され続ける物
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDKE/DEPOT.の髙阪です。
“DIGAWEL”の革小物について、正直言ってもうこれ以上詳しく語ることはありません。
入荷のたびにブログで紹介してきて、その魅力についてみなさんにはもう十分に伝えきったと思っています。
ただ、久しぶりの入荷を控えた昨日ふと気づいたことがあって、それは、STAFF依田は1LDKに入るより前から『Lパース』を、僕はここで買った『ギャルソンパース』を、それぞれ使っていること。他の店舗のスタッフや1LDKのお客様にも愛用者が多いこと。そして毎シーズン欠かさずオーダーしているそれら革小物を、やはり今期も変わらずオーダーしていたということ。
DIGAWEL “LEATHER POUCH (SMALL)” ¥14,000+TAX-
DIGAWEL “LEATHER POUCH (LARGE)” ¥16,000+TAX-
DIGAWEL “PASSPORT CASE” ¥18,000+TAX-
DIGAWEL “GARCON PURSE (BRIDLE LEATHER)” ¥22,000+TAX-
DIGAWEL “GARCON PURSE (CALF LEATHER)” ¥22,000+TAX-
DIGAWEL “CARD CASE” ¥7,000+TAX-
DIGAWEL “L PURSE (LARGE)” ¥15,000+TAX-
ファッションの世界においては、定期的に同じことを繰り返すことが、定期的に違うことに挑戦するより難しいのではないかと思います。
というのは、流行に左右されやすいこの世界では、その時々でうまく立ち回ることが勝ち方としてセオリーで、簡単だから。反対に、一貫した主義や主張を貫き通すのは、ときに時流に逆らうことになる。
そこに、”DIGAWEL”の革小物の真価が垣間見えます。
どのシーズンでも欠かさず作り続ける財布やポーチが、どうしていまなお愛され続けているのか。どうして毎シーズン、僕らはそれらを繰り返しオーダーしてしまうのか。
日本中を見渡しても簡単には見つからないような、稀有な存在と言えるでしょう。
○お問い合わせ先
1LDK/DEPOT.
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3F
03-6418-4412
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK/DEPOT.STAFF 髙阪
いま細パン気分の#KOSAKAが推したいアウター
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
いま、細パン気分です。
いつからでしょう太いパンツしか穿かなくなって、世間の流れにも後押しされると、そのシルエットも日に日に太さを増していった2016年。
年は変わろうと相変わらず太パンばかりを穿いているのですが、それでもたまには細いものも穿きたいなぁと沸々とするものに気づいてはいるのです。
LEE “2PLEATED DENIM PANTS” ¥9,800+TAX-
このパンツの良いところは、細すぎないところ。
「気分は細パンなんて言っておきながら、細すぎないのかよ」とつっこまれそうですが、僕のように2016年を太パン一筋で過ごしたみなさんの、細パン復帰へのリハビリ的第一歩にはこのあたりがやはりおあつらえ向きだと思うのですがいかがでしょうか。
日本では手に入りづらいUS企画であることや、上品なスラックスの雰囲気を携えたセンタークリースなんかも、購買意欲をそそります。
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “RIB LONG SLEEVE KNIT” ¥26,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “BIG LONG SLEEVE SHIRT” ¥22,000+TAX-
SUPER “NUMERO” ¥30,000+TAX-
BLOHM “STORE SLIP” ¥28,500+TAX-
細パンで気分を変えると、不思議と普段着ることの少ないシャツなんかにも袖を通したくなってしまうもの。春ですし。
ぽかぽかしてきた今時期には、ちょっと綺麗な格好で桜を横目に目黒川沿いを歩いては、おしゃれ過ぎないけれど美味い居酒屋を偶然見つけたりなんかしたいです。
KAPTAIN SUNSHINE “BEACH COAT” ¥52,000+TAX-
慣れない綺麗をやった分、居酒屋帰りの少し肌寒い夜には、肩の力が抜けるようなコートを適当に羽織りたいところ。
リネン混の季節感ある生地とネイビーストライプのリラックスしたムードが、久しぶりに細パンを穿いてそわそわした心をうまくカバーしてくれるかも。
ビーチコートではありますが、中目黒のリバーサイドでもリゾート気分は味わえそうです。
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1LDK/DEPOT.STAFF 髙阪
This is WILLY CHAVARRIA #3 -styling-
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
CREDIT
WILLY CHAVARRIA “PACHUCO DUSTER” ¥52,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “LONG SLEEVE BUFFALO PANEL MOC” ¥21,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS FOR 1LDK annex “WIDE SLACKS” ¥28,000+TAX-
SUNSEA “LAYER SUNGLASSES” ¥45,000+TAX-
adidas “CAMPUS 80S” ¥14,000+TAX-
CREDIT
WILLY CHAVARRIA “CAGUAMA JACKET” ¥39,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “BIG LONG SLEEVE SHIRT” ¥22,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “PACHUCO WIDE LEGGED TROUSERS” ¥43,000+TAX-
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “ZIP BLOUSON” ¥33,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “LONG SLEEVE BUFFALO TEE” ¥18,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “PACHUCO WIDE LEG PANTS” ¥47,000+TAX-
Hender Scheme “samidare nylon” ¥53,000+TAX-
CREDIT
KAPTAIN SUNSHINE “TRAVELLER JACKET” ¥58,000+TAX-
TONSURE “OVERSIZE SHIRT” ¥32,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “CAGUAMA JEAN” ¥37,000+TAX-
COMESANDGOES “TRAVELLER BELT BOWLER HAT” ¥20,000+TAX-
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
先日セカンドデリバリーが到着した”WILLY CHAVARRIA”。今シーズンの新作から過去のアーカイブまで、今ならその世界観をじっくり堪能していただけます。
いよいよポップアップストアも3月26日(日)まで。
ぜひ遊びに来てください。
This is WILLY CHAVARRIA #0 -introduction-
This is WILLY CHAVARRIA #1 -interview-
This is WILLY CHAVARRIA #2 -interview-
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1LDK/DEPOT.STAFF 髙阪
Dickies × UNIVERSAL PRODUCTS
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
UNIVERSAL PRODUCTS “Dickies PULLOVER SHIRT” ¥16,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “Dickies WIDE PANTS” ¥18,000+TAX-
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
“This is WILLY CHAVARRIA”の開催中に、どんぴしゃりのタイミングで紹介できるとは思っていませんでした。
というのも、先日のインタビュー記事にもあった通り、”Dickies”はカリフォルニアの『チョロ』や『チカーノ』からの影響を色濃く受けているから。
実はウィリー自身も、”Palmer Trading”(彼のプロデュースする別のブランド)で過去に別注コレクションを発表しています。その事実からも、このブランドのベースが彼の愛して止まないスタイルだろうことを窺えますね。
僕らがつくったのは、ハーフジップ・ハーフスリーブの”PULLOVER SHIRT”と、あの『ゴリラカット』を思わせる極太ストレートが目を引く”WIDE PANTS”のセットアップ。
生地からパターンに至るまでワークの印象が非常に強いブランドですが、そのオリジナリティを十分に感じさせる洋服に仕上げるために、敢えてワークの匂いは殺さないままに。ただ、過度なデザインを施さない彼らの洋服づくりと、シンプルとベーシックを追求し続けてきた”UNIVERSAL PRODUCTS”との相性は言わずもがな。隠し味として調味料をプラスする感覚で、ワークの雰囲気をいつものスタイルに取り入れてください。
CREDIT
P.A.M “PSY AKTION LONG SLEEVE T-SHIRT” ¥12,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “2TUCK SLACKS” ¥28,000+TAX-
adidas “CAMPUS 80′S” ¥14,000+TAX-
“Dickies PULLOVER SHIRT”は、「3月には、まだ少し早いかな」と思える半袖。ただ、”Dickies”ではお馴染みの丈夫でハリの強い『TC素材』を使っていることから、むしろ上品なジャケットやコートを羽織って今時期から着用するのが良さそう。
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS for 1LDK annex “COACH JACKET” ¥34,000+TAX-
DIGAWEL “STRIPE PULLOVER” ¥25,000+TAX-
“Dickies WIDE PANTS”は、流行りのテーパードやバギーとは異なる、比較的すっきりとした腰回りから広がったまま落ちる極太ストレートが、今ちょっと新鮮に映ります。ロールアップする加減で、合わせる物によって雰囲気を変えてみるのも良さそう。
CREDIT
KAPTAIN SUNSHINE “TRAVELLER JACKET” ¥58,000+TAX-
OVERHEAD “HERRINGBONE 5 PANEL CAP” ¥13,000+TAX-
そして、セットアップ。
とりあえず試していただきたいというか、むしろ「とりあえずこれはセットアップ買うでしょう」と僕らとしてはそういった心持ちなのですがいかがでしょうか。
『セットアップ』と聞いて想像するであろう堅苦しいそれではなく、ジャンプスーツのようにまるで「元々上下で一つだったのでは?」と思わせるほどのまとまりの良さが魅力。羽織り物や小物で上手く崩して出来上がりです。
非常に長い歴史を持ち、そして世界中に知れ渡ったブランドとのコラボレーションということで、僕ら自身もそわそわしながら入荷を待っていました。
みなさんにどんな風に着てもらえるのか、楽しみにしています。
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東京都目黒区上目黒 1-8-28 #1-A
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03-5778-3552
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1LDK/DEPOT.STAFF 髙阪
BARRY’S × UNIVERSAL PRODUCTS
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDK/DEPOT.の依田です。
1LDLK/DEPOT.では、先週の土曜日より開催しているWILLY CHAVARRIAイベントのアイテムに加えて、春夏のウエアが多く並んでおりますが、是非ともシューズにも注目していただきたく、本日はスペイン発BARRY’S(バリーズ)より、スペシャルな一足をご紹介したいと思います。
では、早速。
BARRY’S ”TREK DESERT BOOTS” ¥22,000+TAX-
BARRY’Sとは、スペインの”ZARAGOZA”(首都バルセロナから250km離れているそう)という街で、長年クレープソールのシューズのみを作り続けているファクトリーブランドです。
クレープソールシューズのみに拘ったスペインブランド。。
更に今回はUNIVERSAL PRODUCTSとのダブルネーム。。
ということで、聞いただけでも興味をそそりますね。
これまでUNIVERSAL PRODUCTSとシューズブランドの別注品が少なかったこともあり、なかなかお目にかかれない一品ではないでしょうか。
アッパーはスウェード、ソールはクレープソールを使用したシンプルなデザインに。
靴職人が一足一足に時間を掛け、ハンドメイドで仕上げるマッケイ製法により作られております。
このマッケイ製法とは、表底・アッパー・中底を一緒に糸で縫いつける製法で、構造がシンプルな分、履きやすく、ソフトで軽い仕上がりになっております。
そのため構造がシンプルで、中底や表底の返りが良く柔軟性に長けています。
手間隙をかけながらも、コストパフォーマンスに優れている点も嬉しいですね。
染め上げられたベージュのスウェード素材は、春らしい爽やかな印象を持たせてくれます。実際のところ、通年活躍してくれそうですが。笑
また、履きこむことによって、味わい深い雰囲気のスエードになりますので、革だからと言って躊躇せず、スニーカー感覚で履いてみるのが良さそうです。その方が返って、豊かな表情になってくれるのでは。
踵部分には、牛革に刻印されたUNIVERSAL PRODUCTSのロゴ”MAN”が。
さりげないディテールも、男心を擽りますね。
CREDIT
WILLY CHAVARRIA “CAGUAMA JACKET” ¥39,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “ORALE POLO SHIRT LS” ¥23,000+TAX-
DIGAWEL ”2TUCK PANTS” ¥28,000+TAX-
普段コンバースだと26cmを履く僕で、サイズ40をジャストで履いています。
幅が少し広めになっているので、厚手の靴下を合わせた際も、問題無く履いていただけそうです。また、縦に指一本分入るか入らないかくらいの余裕を持ってサイズを選んでみると良いかもしれません。
スエードのアッパーとクレープソールの暖かみのあるベージュを拾って合わせたり、1LDKらしくオールネイビーで統一したスタイリングの差し色に使ったりと幅広く対応してくれます。
CREDIT
Kaptain Sunshine ”Traveller Jacket” ¥58,000+tax-
Ark Air “Tactical Vest” ¥24,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS FOR 1LDK annex “WIDE SLACKS” ¥28,000+TAX-
今年の春夏も、僕はきっとスニーカーだらけになってしまいそうですが、
たまには足元に変化をつけてデザートブーツを選ぶのも良いかもしれません。
是非、お試しに履いて頂けたらと思います。
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1LDK/DEPOT.STAFF 依田
This is WILLY CHAVARRIA #2 -interview-
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
今朝、ポップアップストア用の商品が1LDK/DEPOT.に到着しました。そこで、インタビューの後半に移る前に、一足早くその一部を紹介いたします。
WILLY CHAVARRIA “2” PLEAT BUFFALO T SHORT SLEEVE” ¥16,500+TAX-
WILLY CHAVARRIA “KANGAROO V-NECK” ¥34,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “PACHUCO WIDE LEGGED TROUSERS” ¥43,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “EL CAMINO” ¥32,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “CAGUAMA JACKET” ¥39,000+TAX-
WILLY CHAVARRIA “CAGUAMA JEAN” ¥37,000+TAX-
驚いたのは、届いた荷物の中に、ウィリーからのちょっとした贈り物が添えられていたこと。
ポップアップストア期間中に”WILLY CHAVARRIA”の商品をご購入くださった方に、先着でオリジナル缶バッヂをプレゼントいたします。
* * * * * * * * * * * * * *
—-What are you trying to tell people through this 17SS collection?
—-今回のコレクションについて聞かせてください。
Well, so actually the idea when I was designing it was most inspired by the ways that are “Chicano” have interpreted jail clothing. So because lot of times “Chicanos” get sent to jail sadly, but many time they leave some of the clothes from the jail and they wear them as a street wear. So that was a lot of the influence in design like the “Kangaroo V-neck” and “Pachuco Pants”. And the jacket you ordered is also totally inspired by 1950s jail clothes, like 100 percent. Long, wide sleeves, very short bottom, fabric…
今回のコレクションをつくる上で意識したのは、実は、主に『チカーノ』の囚人服なんだ。『チカーノ』の中には、悲しいことに、犯罪を犯して刑務所に入ってしまう人間が非常に多い。ただ、そこで興味深いのは、刑務所の中で着ていた囚人服を出所後もそのままストリートで着ているのをよく見かけること。”KANGAROO V-NECK”や”PACHUCO WIDE LEGGED TROUSERS”なんかは、囚人服を基にしたデザインのまさに典型と言える。きみたちのオーダーした”CAGUAMA JACKET”もそう。あれは、まんま50年代の囚人服が元ネタなんだ。太いアームホールに、極端に短い丈、そして生地に至るまでね。
—-And can you tell me about this statement here?
—-このタグには、どういう想いが込められているんですか?
Oh yeah, actually this is,,, it says capitalism is heartless. You know, I was thinking like so many people put branding outside, and it’s just making me think about how, it’s kind of grotesque that people are just trying to “Sell! Sell! Sell!”. So it’s making me think that,,, “Okay, the idea of capitalism in fashion, trying “Sell, sell, sell”, it’s so separate from the art and fashion”. So I just wanted to say something about that on the clothes.
ああ、それを通して言いたいのは、「資本主義がいかに無情か」っていうことなんだ。ブランドネームを掲げて、それに頼ることで、とにかく洋服を売ろう売ろうとする世の中の姿勢が、僕にはどこか滑稽に思えるんだ。だって、ファッションの世界で資本主義に踊らされることは、アートや、本当の意味でのファッションからは程遠いだろ?だから、その想いをタグにのせて表現することにした。
—- So you don’t wanna put your brand name on your clothes as well?
—-つまり、あなた自身は、洋服にブランドネームを掲げたくないと?
May be sometimes, may be sometimes. But I don’t think,,, I don’t wanna sell my logo. I wanna sell the clothes. I want people to like the clothes for the styling, the way some look and feel. Not buy the clothes because the name, you know. Because people buy clothes just put the name. It doesn’t work, you know.
必ずしも掲げないわけじゃない。ただ、自分のブランドネームを、洋服を売るための道具にするつもりは一切無いよ。純粋に、洋服それ自体を買ってほしいんだ。洋服を着ること、そして身にまとうことで高揚する気持ちを楽しんでほしい。ブランドネームに左右されて洋服を買うんじゃなくてね。だって、そもそも「ブランドネームを着る」なんてこと、できないわけだし。
—-So you are now doing your collection in the fashion industry, but are you thinking about something else? You are going to make clothes in the future?
—-最後に、今あなたはファッション業界に身を置いていますが、今後なにか別のことをやりたいという考えはありますか?
Yes. I LOVE clothes. I love dressing, I love seeing people put my cloths on. It makes me so happy. That’s my favorite part of it. I love that so much! When people come into my store in New York, put things on. But I also like to do film and, I like to write. So I think, as I get older, I do more different things.
いまのところは無いかな。見てのとおりの服バカだからね。洋服を着るのはもちろん、誰かが自分の作った洋服を着ているのを見るってことが、本当に幸せすぎて、辞められない。ただ、映像をつくったり、何かについて書いたりするのも好きだから、もしかしたら将来別のこともしているかもしれないね。
* * * * * * * * * * * * * *
彼の名前は『ウィリー・チャバリア』。
短く刈り込まれた頭、怪しげなサングラス、全身に刻まれたタトゥー、大きな体……。
先日会った彼は、その風貌からは想像できないほど、気さくでユーモラスで、そしてどうしようもないほど洋服を愛していました。
“This is WILLY CHAVARRIA #3 -styling-”につづく。
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Ark Air “FLIGHT JACKET” & “HOT CLIMATE SHIRT”
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
“Ark Air”より、新作が入荷してまいりました。
CREDIT
DIGAWEL “2 TUCK PANTS” ¥28,000+TAX-
adidas “CAMPUS 80′S” ¥14,000+TAX-
O- “JOY CASE” ¥4,200+TAX-
Ark Air “FLIGHT JACKET” ¥44,000+TAX-
2016AWでオーダーしていたのと同型のジャケットですが、今シーズンは「1LDKと言えば」のネイビーを選びました。
個人的イチ押しだった先シーズンのカモ柄は、悔しいことにあまり反響をいただけませんでした・・・。ただ、カラーはともかく、生地・シルエット・全体の雰囲気など、今シーズンも続けて提案したい気持ちを抑え切れず、オーダーしたわけです。
2016AWのものに比べ、暖かくなってからも着られるように生地は薄手で作られています。それでも、本格ミリタリーウェアを軍に納入し続ける『Arktis社』の生地が醸す雰囲気は、決して薄れません。
グレーのカモ柄と違って、洗練された印象のあるネイビーなら、太めのデニムやチノなど、合わせられるパンツの幅も広がりそうです。
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “HOOD SWEAT PARKA” ¥17,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “ORIGINAL CHINO TROUSERS” ¥19,000+TAX-
OVERHEAD “HERRINGBONE 5 PANEL CAP” ¥13,000+TAX-
Ark Air “HOT CLIMATE SHIRT” ¥29,000+TAX-
こちらは名前の通り、特定の環境下で高いパフォーマンスを発揮するシャツ。
高温多湿に対してのベンチレーションが持ち味で、外部環境に左右されない通気性の高い生地が、いつでも涼しくドライな着心地を保障します。
また、”FLIGHT JACKET”と同じくウォータープルーフなので、これからレジャーなどのシーンで大活躍することが容易に想像できますね。
ただ、その機能性の高さにも目を見張りますが、より注目すべきは、そのユニークな面構えでしょう。
小さ目の襟、広めに取られた身幅とスクエアカットの裾、大き目のフラップポケットとその脇の隠しケットなど、『シャツ』というカテゴリーに収まらないデザインに、なにより圧倒されるはず。
そして、ダメ押しとしての、ネイビーのリップストップ生地。
このカラーリングだからこそ、独特のデザインが、『デイリーウェア』にうまく着地しているように感じられるのです。
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このカラーリングだからこそ活きる魅力に、着目してみてください。
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This is WILLY CHAVARRIA #1 -interview-
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
—-So what is your full vision?
—-そもそも、どうして洋服をつくろうと思ったんですか?
My full vision is, you know, I worked in a fashion industry for a long time like 20-30 years. Working for big company. I think I realized that I want to do something much bigger, like making clothes for people. I love, you know, I love clothes! But the business part of it is a struggle for me. So what I decided to do is do my own collection that has strong messages about an inclusion.
自分のブランドを起こす前にもこの業界で働いていたんだけど、わりと大きな企業に勤めていたんだ。2、30年働いた末に、何かもっと大きなことをやりたくなった。人々のために洋服を作ったりってね。僕は本当に服バカなんだよ。ただ、ファッション業界における商業的な部分が、どうも体質に合わなかった。だから、自分のコレクションをしようって決意したんだ。同時に、洋服を通じて、僕は人々の多様性について強く訴えかけようと思った。
—-Inclusion?
—-多様性と言うと?
Well, I want to do clothes that are for men, women, and people of all colors and transgender. You know, my full vision is to do, whatever I do whether it’s styling, video or music with someone, I wanna have the primary core behind it is to have a positive effect on people who normally experience oppression. So sometimes it’s difficult to translate into Japan because we have a different history here. In the US, there is a long history of slavery and a lot of racism, and homophobia discrimination, you know, and it’s always been very important for me to make everybody feel important into fight for the equality of people. But the way I do it is not in loving way, it’s in a very strong, hard way because I believe that, in order to wake people up and make people aware of a subject, you need to have a strong opinion, you know.
つまり、僕が作りたいのは、男や女という性別の垣根を越えた、そして住む国や肌の色に囚われない洋服なんだ。僕のものづくりの根底にあるのは、それが映像であれ音楽であれ、日常的に抑圧や差別に晒される人々を奮起させたいという想いなんだ。歴史的な背景に違いがある分、日本に置き換えて説明するのは難しいけれど、アメリカでは、奴隷制や人種差別のようなことが歴史上長く行われてきた。だから、そこで育った僕が重きを置くのは、いつだって人間の平等性の重要さを、人々に気付かせることなんだ。そして僕の場合、しばしば激しく攻撃的な姿勢でそれを表現することになる。愛で包み込むような方法じゃなくてね。なぜなら、人々に問題意識を持たせるために必要不可欠なのは、強固な意志であると信じているからなんだ。
—-Okay, so that is your brand concept?
—-つまり、それがあなたのブランドコンセプトということですか?
So because I’m Mexican American, all of my designing always been influenced by California “Cholo”, “Chicano” culture, but that is just my influence in construction in silhouette and some of the styling. But from season to season, it can change, but that’s been core foundation. ‘Chicano” styling. The spring delivery which is coming now, it has a very strong “Cholo” influence.
僕はメキシコ系アメリカ人だから、僕の作る洋服のデザインの根底にあるのは、カリフォルニアの『チョロ』や『チカーノ文化』なんだ。つまり、洋服のシルエットだったり、スタイリングだったりに表れてるってことだけど。そういったコアに沿って、シーズン毎に異なるテーマを設けているよ。2017SSコレクションに関しては、特に『チョロ』の影響が色濃い。
—-Can you explain “Cholo” for us?
—-『チョロ』というと、あまり馴染みが無いのですが……。
“Cholos” are,,, it’s slang kind of word for the style of Mexican American gang culture. So I was raised in a very small town in California and there is a lot of Mexican people lived there. So there is a lot of “Cholos” there and “Chicanos”, and that was just part of my heritage, my upbringing. So I’ve always loved that styling like,,, actually what you are wearing right now is sooo “Cholo”!!
『チョロ』は一種のスラングなんだけど、メキシコ系アメリカ人のギャング集団のスタイルを表すんだ。僕が生まれ育ったのはカリフォルニアの本当に小さな町で、そこには『チョロ』や『チカーノ』と呼ばれる人たちがたくさん暮らしていた。だから僕の深いところには、いつだって彼らがあるんだ。彼らのスタイルは最高だよ。……ところで、今日のきみのスタイリングなんて、まさに『チョロ』そのものなのを知ってる?
—-Really??
—-え、そうなんですか?
High-waisted, zoot suit pants, wide top, navy bottom, tucked in,,, it’s so “Cholo”, you know!! And it’s interesting because “Cholo” influence has been very large in fashion. VERY large in fashion. But it hasn’t very much been recognized. So, for example, the skate culture styling is 100 percent borrowed from “Cholo”. 100 percent! “Dickies”, long shorts, oversize tops, old English,,, all of that is “Cholo”. So skaters borrowed from “Cholos” and then brand like “Sttusy”, things like that, you know, copied. And “Cholos” came from “Pachucos”. “Pachucos”, which was a “zoot suit”, the high-waisted, preated long cord,,, and girls with big tits, mascara and black hair. “Zoot suit” turned into “Cholos”. I’ve always loved that most elegant look, a long navy or khaki trousers and a cream or white shirt. It’s the most elegant and simple. Black shiny shoes,,, you know. It’s perfect!! It’s all you need.
ネイビーのズートスーツパンツをハイウエストでタックインして、身幅の広いジャケットを羽織る。『チョロ』そのものだよ!面白いのは、ファッションの非常に多くの部分に、『チョロ』の影響が残っているってこと。信じられないくらい多くの部分にね。スケータースタイルなんて良い例で、彼らのスタイルの100%が『チョロ』から来てる。『ディッキーズ』のロングショーツに、ルーズなトップスに……どれを取っても。『チョロ』のスタイルから影響を受けたそのスタイルを、さらに『ステューシー』なんかが真似たわけだね。そして『チョロ』は、『パチューコ』のスタイルがその起源にある。男はプリーツ入りのズートスーツをハイウエストで穿いて、女は黒髪でマスカラを塗って、ハイヒールを履く。つまり、彼らこそ僕のスタイルの核なんだ。ネイビーかカーキのロングパンツに、白かクリーム色のシャツ、そしてピカピカの革靴。僕が愛するのはそういったエレガントなスタイル。それさえあれば、余計なものは要らないよね。
“This is WILLY CHAVARRIA #2 -interview-”につづく。
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This is WILLY CHAVARRIA #0 -introduction-
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
ドナルド・トランプが国境に壁をつくろうとしている。
抑圧と差別の歴史が、繰り返されようとしている。
きっと、そんな不穏な気配が漂う今以上に、このブランドがその真価を発揮する瞬間は、そして僕らがこのブランドについて掘り下げるべき絶好のタイミングは、恐らく無いでしょう。
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
3月18日(土)~26日(日)の9日間、1LDK/DEPOT.にて”WILLY CHAVARRIA”のポップアップストアを開催いたします。
1LDK/DEPOT.では2016年から取り扱いを開始し、中目黒店では1LDK別注の”BUFFALO TEE”をリリースしたのが記憶に新しいものの、それでこのブランドの魅力の全貌を伝えきれたかというと、まだ少し自信がありません。
洋服の『純粋な洋服性』に着目してスタイリングを楽しむのも、ひとつの態度。
洋服を、背景やメッセージを纏った『ただの洋服以上の何か』として捉えるのも、同じく真摯な姿勢。
僕らは、”WILLY CHAVARRIA”というブランドと付き合う上では、そのどちらもが欠かせない要素だと考え、今回のポップアップストアを行うにあたって、みなさんに予習を課したいと考えたのです。
実は先日、来日した”WILLY CHAVARRIA”のデザイナーを、ふたつの目的で僕らの店に招きました。
ひとつは、ポップアップストアを催す前に、彼の洋服を置いている僕らの店をその目で見てほしかったから。
そしてもうひとつは、まだみなさんに十分に伝えきれていなかった、彼のブランドや彼自身のこと、また入荷直前の2017SSコレクションのことについて、彼の口から直接聞いておきたかったから。
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CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “WOOL SOUTIEN COLLAR COAT” ¥52,000+TAX-
彼の名前は『ウィリー・チャバリア』。
短く刈り込まれた頭、怪しげなサングラス、全身に刻まれたタトゥー、大きな体……。
先日会った彼は、その風貌からは想像できないほど、気さくでユーモラスで、そしてチャーミングな人でした。
“This is WILLY CHAVARRIA #1 -interview-“につづく。
○お問い合わせ先
1LDK/DEPOT.
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3F
03-6418-4412
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK/DEPOT.STAFF 髙阪
”気付けば毎日のように選んでいるパンツ”
1LDK 2017S/S MEN’S STYLE SAMPLE
こんにちは。1LDK/DEPOT.の依田です。
春らしい温かさになってきましたね。
3月に入り、平日でもキャットストリートは多くの人が行き交っています。
当店にも立ち寄っていただいたりと、ありがたい限りです。
そんな中、接客をさせていただいている際に、UNIVERSALのあのパンツありますか?とのご質問を多く耳にします。
それも、美容師、スケーター、デザイナー、ビジネスマンまでと様々な職業の方から。
数年前買って、今現在も仕事やプライベートに沢山着回している、気付けば毎日のように穿いている等、ベタ褒めして頂いているアイテムがあります。
(ありがとうございます。。)
先日、STAFF大石がご紹介しましたUNIVERSAL PRODUCTS “ORIGINAL FATIGUE PANTS”と同様に、不動の地位を築き上げているUNIVERSAL PRODUCTSの定番パンツ。
そう、”ORIGINAL CHINO TROUSERS”。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、
こちらも再入荷により全色全サイズ揃いましたので、再度ご紹介致したいと思います。
UNIVERSAL PRODUCTS ”ORIGINAL CHINO TROUSERS” ¥19,000+TAX-
やや深めにとられた股上、すっきりとした腰回りになっており、全体から見たシルエットはバランスのとれたストレート。
スリムパンツまでぴったりとせず、動きやすいよう絶妙な余裕があります。
CREDIT
COSMIC WONDER 籠織のコート ¥44,000+TAX-
ARPENTEUR BREHAT ¥13,000+TAX-
OVERHEAD “BIRDSEYE 5PANEL CAP” ¥15,000+TAX-
adidas “CAMPUS 80S” ¥14,000+TAX-
股下は少しだけ長めになっているので、お好みの裾の長さにロールアップするのがお勧め。
2、3回折っても裾部分に極端な厚みが出ないので、ロールアップがとてもしやすいです。
高さのあるブーツには2、3回折ってスッキリと見せたり。
ローカットのスニーカーには靴下が見え隠れするよう、1ロール、もしくは折らずに。
等々、その日のシューズやスタイリングに合わせて変えてみては如何でしょう。
僕は足が短いのでストレートパンツを苦手としているのですが、こちらのORIGINAL CHINO TROUSERSは、ロールアップしても、もたつきがなくスッキリと穿くことができます。
生地はしっかりとしたツイル地を使用しております。
ワンウォッシュをかけ適度なアタリを出しているので、初めから穿き心地の良さを感じていただけるはずです。
可動域を広げるための股下部分のマチ、手の入れやすい奥行きのあるポケット、更にファスナーの裏側にはオリジナルのスナップボタン等と、細かい部分にも気の利いたディテールが施されています。
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “WOOL SOUTIEN COLLAR COAT” ¥52,000+TAX-
Kaptain Sunshine “Traveller Jacket” ¥58,000+TAX-
BLOHM “STORE SLIP” ¥28,500+TAX-
洗濯の繰り返しによる縮みもほぼありませんので、履き込んでシルエットが変わってしまった、、という心配も入りません。
目に見える部分だけではなく、着用と時間の経過があって分かる”良さ”。
これが多くの方に愛用し続けられている理由かもしれません。
走ったり、座ったり、登ったり?など アクティブなシーンでもお構いなく使えるって良いですね。
これからも、”気付けば毎日のように選んでいるパンツ”。
是非お試しください。
○お問い合わせ先
1LDK/DEPOT.
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE3F
03-6418-4412
1LDK AOYAMA HOTEL at 里山十帖が始まりました。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
1LDK/DEPOT.STAFF 依田