CHUKANGIのすゝめ #KOSAKA
こんにちは。1LDK/DEPOT.の髙阪です。
DEPOT.で使っていたRICOHのGRを、先日STAFF大石が落として壊しました。ちなみにそのGRはSTAFF滝川の私物だったのですが、壊れたことを電話で知らされた彼は、ただ笑って「まじすか」とひと言つぶやいただけ。『仏の滝川』と呼ばれる所以を垣間見たようでした。
代わりにSTAFF大石は私物の一眼を持ってきてくれ、それをしばらく撮影用に貸してくれるということ。人の物を簡単に壊してしまう彼も、献身的で実は優しい良い人なのですね。
さて、僕は一眼を所有していません。これまで使ったこともほとんどないのでその使い方もよくわからないのですが、状況に応じてシャッタースピードや絞りを自動的に調整してくれる『AUTO』よりも、せっかくだから『MANUAL』を使いこなしたいと思うのです。
「日差しが強いからこれくらい絞ろうか。いやもう少し開いて敢えて光に邪魔させるのも面白いか」「意外とここに焦点を合わせてあっちをぼかすのが正解かも」「もう少し離れようか」「もう少しずらそうか」「やはりもう少し絞ろうか…」
そんな風に周りの環境と向き合いながらカメラの機能を駆使して写真を撮ることができたらどんなに気持ち良いんだろうと想像してしまいます。
最先端の『AUTO』を使って誰かに褒められるのは簡単ですが、きっとそれでは本当の意味で人の心を動かすには至らないと思うのです。
このブランドのつくるニットウェアのクオリティの高さは、時間と労力を惜しまず、人の手で何かを生み出すことの肝要さを30年以上も守り、体現し続けた結果の表れであるに違いありません。
『MACALASTAIR』は、三代にわたってニットウェアを作り続けてきたマッキノン家のアラステア・マッキノンによって設立された、スコットランドのニットウェアブランド。
過去にはあの『Dries Van Noten』からオファーを受け、商品を供給していたことでも知られています。
MACALASTAIR “KENNY” ¥27,000+TAX-
注目すべきそのクオリティの高さは、熟練の職人の手仕事によるもの。昔ながらの伝統的な機械を職人の手で動かし、編み目の詰まり方やテンションを非常に細かく調整することで、自動編み機では決して表現することのできない風合いや着心地の良さを実現しています。
職人によってときにサイズ感など異なることがあるものの、そのあたりにもハンドメイドならではの温もりを感じずにはいられません。
CREDIT
Ark Air “TACTICAL VEST” ¥22,000+TAX-
UNIVERSAL PRODUCTS “WOOL JERSEY TAPERED SLACKS” ¥28,000+TAX-
BLOHM “HOMIES RAT” ¥31,200+TAX-
寒い寒い冬に着るためのニットだからこそ、人の温もりを感じられる『MANUAL』で作られたものを選んでほしいのです。
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さて、DEPOT.スタッフそれぞれが思い思いの『中間着』を紹介してまいりましたが、好みの一枚は見つかりましたか?
まだまだ紹介できていない『中間着』もありますが、近々また別の切り口でスタッフ各々おすすめの『〇〇』を紹介できればと思います。
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1LDK/DEPOT. STAFF 髙阪