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ED ROBERT JUDSONの革小物

Levi’sしか穿かなかったのは僕です。

今シーズンのワークコートは

こんにちは。1LDK/DEPOT.の網谷です。

数えきれない程の様々な服をカテゴライズする時、皆さんはどこに注目して「これはブルゾン」だとか、「これはジャケット」だと判断していますか？

チノパンというのはベージュの色味の物のことを指しているのか、スラックスにはプリーツが入っていないとスラックスではないのか。ある程度の範囲で特定のアイテムを定義付けるようなデザインもあるかと思いますが、割と曖昧な事も多いですよね。

そのアイテムならではの特徴を掛け合わせた新しいアイテムもありますが、正直良さの消し合いになってしまい、消化不良に近い感覚が残って結局シンプルなオリジナルに戻ってしまうなんてことは良くあります。

がしかし、本日ご紹介するアイテムは違います。

FLY FRONT DENIM COAT ¥48,000+TAX-

トップボタン以外が隠れる比翼フロントやスラッシュポケット等はブルゾンで考えると定番のディテールではありますが、このアイテムとなると見え方はかなり変わって来ます。

そしてこの流れでバックを見てみるとセンターベントが入っていることに気付くのですが、このディテールで思い浮かべるアイテムは勿論ジャケットがファーストチョイス。

CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS VELVA SHEEN 2PACK T-SHIRTS ￥9,800+TAX-LIVING CONCEPT 5POCKET DENIM PANTS BIO WASH  ¥18,000+TAX-

アイテムを象徴するデザインは確かにあり、パッと見のイメージと着た時のイメージが重なることも当然あるかと思いますが、その点で良い意味でも裏切ってくれるのがこのアイテム。

袖を通した時の感覚は間違いなく”ジャケット”。肩や袖の入り方など着れば分かるはずです。

ケミカルウォッシュの印象としては80年代後半に於けるトレンドの影響や今現在のユースカルチャーの影響もあってか正直綺麗に落とし込めるイメージはありませんが、、ジャケット型に施されたケミカルウォッシュとなると別のアイテムに見えてきませんか？

身幅もジャストより少し緩いくらいのテンションで野暮ったい印象は少なく、ダブルベンツではなくセンターベントを採用した理由も末広がりなるシルエットと洗いの掛かったデニムとのバランスを考慮したのではないかと考えさせられてしまいます。笑

ブルソンなのかジャケットなのか。どちらのディティールも上手く活かしながら全く別のアイテムに昇華させたブランドらしさ溢れるアイテム。シャツのイメージも個人的に強いですが、異なるテイストのデザインを上手く組み合わせるのもDIGAWELらしさですよね？

使い勝手の良いアイテムとは言えませんが、取り入れられればかなり格好良いアイテムであることは間違いありません。色味や濃さの異なるデニムを合わせてみても、今時期にはカットソーがギリギリかと思いますが、もう少し気温が下がればシンプルにパーカーなどを挟んでみても。どうやって着こなすかを考えるだけでワクワクしてくるジャケットなので、我こそはという方は是非試しに来て下さい！