こんにちは。1LDK/DEPOT.の網谷です。

お仕事をされている方は残業であったり、学生の方はゼミやテスト勉強等の後。疲れ果てたまままずはコートをハンギングして、ニットを脱ぎシャツの襟袖を洗って、、、といきたいところですが、実際は靴を脱いでそのままベッドに飛び込んでしまうのがリアルなところではないでしょうか。（僕はよくあります。）

そのままリラックスして心地よく寝られたらいいのに。そんな気持ちに応えてくれるコートがDEPOT.に入荷しています。

DIGAWEL NAPPING LONG COAT ¥65,000+TAX-

先日インスタグラムに投稿したのがこのコート。キャプションをしっかりと見て頂いた方の中にはお気づきの方もいるかと思いますが、

Get up in the early morning and get dressed up for going out, going back home and don’t take it off your grey coat then go to sleep without any blankets.
(朝早くに起きて外出する為に着替える。家に帰って来てもそのコートは脱がずにブランケット代わりにそのまま寝て下さい。)

というキャプションを書きました。

というのも今季AWのアイテムでは、色味が鮮やかで”FRESH ENOUGH FLESH”というDIGAWELらしい言葉遊びがデザインされたものも記憶に新しく、今回もそれに近いものを個人的に感じたのも、

この『NAPPING』という言葉。

これを聞いて1番最初に頭に浮かんだのは「お昼寝」や「うたた寝」など睡眠を表す意味合い。笑　それだけでもブランドらしい遊びの効いたネーミングではあるのですが、同時に今回は何と意味を掛けているのかな、、と思えばその答えは生地にありました！

ハンターや羊飼いの人達などが作業中、引っ掻き傷や裂けなど着用時に付いてしまう傷を目立たない様に最初から毛足をカールさせた事に由来するのが『NAPPING』加工。生地の表面にストレスを掛けながら毛羽立たせ、それを摩擦させながら絡ませるということになるのですが、簡単に言えば表面全てを整えられた毛玉で綺麗に覆ったという表現が一番近いと思います！

フランネルやメルトンなど本格的な秋冬シーズンの到来と共に僕たちが着たくなってしまうような素材の中でも、このコートの生地感はなんとなくそれとは異なる、ふわっとしているけど弾力のある様な仕上がりです。

CREDIT
LIVING CONCEPT LOW GAUGE TURTLE NECK KNIT ¥20,000+TAX-
mfpen CORD TROUSERS ¥31,000+TAX-
REPRODUCTION OF FOUND ZDA VOLLEY BALL TRAINER ¥23,800+TAX-

ウールナイロンの混紡素材で防寒面は勿論クリアしていて、ナイロンが入ることにより光沢感と軽さを併せ持つ着ると良いな！と思ってしまうという1着。

脇下にはシームが２つ入っていて、1本は裾まで一直線。ポイントなのがもう1本のステッチなのですが、脇下から少し角度を採りポケットに吸い込まれる様に一直線に伸びているこのデザインによってポケットに手を入れる時のシルエットであったり、胴回りを優しく包み込む計算された生地の余り方であったり。なぜ『Napping』名付けられたのかは、一度着てみれば必ず分かると思います。