THEME: PICK UP
リフォメッドが作るダックシリーズ
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
僕はダック生地の洋服が得意ではない。そう思い込んでいました。
この生地でいうとカー○ートやエル・エル・○ーンなどが真っ先に連想されますが、特有の”いなたさ”みたいな部分がどうも苦手で、、、自分のスタイリングにしっくりはめ込むことができなかったんですよね。
そんな苦手意識を持っている自分でも、例外と言いますか、これならチャレンジしてみたいと前向きに手に取ってしまうのが、「リフォメッドが作るダックシリーズ」です。
refomed
COL: RENGA
SIZE: 2 / 3
¥60,500-TAX IN
COL: CHARCOAL
SIZE: 2 / 3
¥41,800-TAX IN
ここ数シーズンコレクションの中でそう目立つ存在ではないものの、このシリーズが継続的にリリースされていて、今シーズンは何かな?と密かに楽しみにしている自分がいます。(僕も去年のAWで買ったダック生地のペインターパンツは変わらずお気に入りです。)
実際お店でも24SSシーズンから意識的に取り組んでいて、ミリタリーやワークウェアをリフォメッド流にアレンジしアップデートされたアイテムは、「見たことあるようでどこか新しい」そんな不思議な感覚にきっと陥るはず。
今回のダック生地は硫化染めによって着色されており、レンガ・チャコールともに深みのある色味で着込んでいくごとにどんどんとアジが出てきてくれる生地です。感覚的な話ですがパキッとした見え方ではなく、少しボケるような柔らかい雰囲気も気に入っています。

( CREDIT )
PANTS: A.PRESSE “Silk Cashmere Tweed Wide Trousers”
ジャケットはまさにリフォメッドといえば、、、!なデザインです。
annexでも何度かジップフーディをセレクトしていましたので、このデザインに見覚えのある方も多いのではないかと思いますが、よーく見ると袖や裾の仕様はリブではなくゴムになっています。これによってリフォメッド特有の身幅はたっぷり、着丈はすっきりめのメリハリのあるシルエットがより出やすくなっています。
最近だと裾にドローコードが内蔵されたアウターをよく目にしますが、僕は必ずといっていいほど絞って着るので、それが最初から絞った時のようなシルエットになってくれているのはひとつ手間を省いてくれているようでありがたい気がします笑
また、可愛らしいディテールがリフォメッドらしさを感じさせてくれますが、ダック生地と合わさることでいい具合にそこが中和され、古着で苦手意識を持っていた自分にとってはすごく着やすくなったように感じています。
ブランドのルーツでもある左官コテ袋ポケットは取り外しができナシverでも着用可能ですが、僕はせっかくなら付けたまま着ていたい派。
ですが、もっと寒くなって重アウターを着る季節になったら、、、?

( CREDIT )
COAT: KAPTAIN SUNSHINE “Walker Coat”
KNIT: ENCOMING “KNITTED V NECK JUMPER”
今年はコートが気分なので、こんな着方もいかがでしょうか?
アウターのインナーに着る時はフロントが嵩張ってしまうのでポケットを外し、小さめの鞄としてお使いいただくのもいいかもしれません。
このジャケットはワタが入っているわけではないのでガッツリ冬用にするのは少し厳しいかもしれませんが、そもそもダック生地の特徴として太番手の糸を度詰めして打ち込んでいるため防風面は問題なし。(逆に春先まで着回せるのでお得じゃん?!とさえ思っています笑)
インナーは基本なんでも着れるくらい幅は取られているので安心ですが、僕はやっぱりカシミヤをイン。これで防寒性がグッと上がります。
またコートの懸念点として真冬を越せるだろうか、、、そう心配される方もいらっしゃると思いますが、そんな両者を掛け合わせることで寒さもバッチリ凌ぐことができますし、様々な素材、柄、生地によるコントラストも冬ならではのレイヤードの醍醐味かなと思います。
元ネタを知っている方も、そうでない方も、これまでのダックジャケットのイメージをいい意味で壊してくれる存在になってくれそうです。
はたまたこちらは、めちゃくちゃでかいウエストをギュンと絞って穿く新型のパンツ。
展示会で初めて穿かせてもらった時シルエットが好みドンズバで、その場でこのパンツはセレクトしようと決めました。
ご存知の方も多いと思いますが、リフォメッドには○○○MANシリーズというものが存在します。
今回のこのパンツは”OLD MANシリーズ”に属するモデルで、左官一筋!の架空の熟練職人をイメージしたシリーズになるのですが、この生地の選定といいシルエットといい個人的にはすごく腑に落ちたパンツでした。

( CREDIT )
JACKET: ENCOMING “FRONT ZIP BLOUSON”
というのも、、、
これまでのリフォメッドのパンツには太いパンツももちろん存在していましたが、ウエストはわりかし細くそこからカーブを描くように太さを出しているものがほとんどだったように思います。
そんな中、今回はOLD MANが主人公ということですので、汗水流して仕事を終え、家に帰ったらビールをぐびっと、枝豆と熱燗で気がついたら爆睡、、、おそらくそんなお人柄なのでしょう。妄想ですけどね、、笑
だからこのパンツはウエストに優しいルーズな設計。(ドローコードもベルトループも付いているのでお好みで絞って穿けますのでご安心ください!)ウエストからそのまま直線的に下へ向かってズドンと落ちるシルエットなので、これまでのボリューミーなパンツとはまた違ったバランスを楽しんでいけそうです◎
言われないと分からないような、こんなところにまで拘りが。
僕はいつも大きめにワンクッション溜めてルーズに穿くのが好きなので、気がつけばパンツの裾が擦れて糸紐が見えている、、なんてことが多々あるのですが、一番擦れるであろう部分をレザーで覆ってくれているので通常よりも強度が格段に上がっています。
とはいえレザーが付いているから丁寧に穿いていこうというわけではなく、あくまで生活していて自然についてしまうような傷や擦れはアジとして、ダック生地とともに少しずつクタッと馴染んでいく様を考えるとさらに愛着が湧いてきそうですね。
ぱっと見のデザインが先行されがちですが、そのアイテムのストーリーやブランドの背景が想像できる意味のあるディテールだからこそいやらしさがなく、他でもないリフォメッドで選ぶ価値が生まれるのだと思います。
僕自身あれだけ苦手意識を持っていた生地でしたが、気がつけばリフォメッドが作るダックシリーズの虜になっていました。
誰しも苦手なジャンルの洋服はあると思いますし、本来それを無理にチャレンジする必要なんてないのかもしれませんが、これならいけるかも、、、?そう思えるアイテムに出会うことができたのであれば、それは自分の洋服の着方や視野を広げてくれるチャンスかもしれません。
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1LDK annex 金澤
September 29, 2025, 6:25 PM
Category: PICK UP
小さな違和感。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
涼しい。
冬をこよなく愛する僕にとっては自然と笑みが溢れる情報ですが、いざ去ってしまうと夏らしいことあんましてないなぁと少しばかり後悔。
来年こそは。と意気込んではいるものの、数日後には寒さの喜びで暑かった日のことなど考える頭のスペースはないので結局例年通り、エアコンの風にあたる日々になりそうです。
いや、やっぱり来年こそは夏を制す。
そんな当たり障りのない話は置いておいて、今回はとあるデニムについてブログを書かせていただこうかなと。
“DENIM PANTS”
COL (price): INDIGO WASHED (¥47,300-TAX IN)/ INDIGO(¥41,800-TAX IN)
SIZE : S / M / L
YOUTH OF THE WATER(ユースオブザウォーター)からデニムパンツのご提案です。
昨年の秋冬から立ち上がった当ブランドは「ブランド」「作り手」「消費者」の3者が対等でより良い関係を築いていくことを大切にしています。
その中でユースのデニムは取り組み方が他ブランドと一風変わっており、それを皆さんに伝えていけたらなと。
デザイナーの上田さん自身で工場に赴き、実際に製品を作られている方の利き手や縫製のクセをそのまま活かしたデニムパンツ。
某デニムブランドの1933年製501がベースパターンで、当時の乱雑に縫製されたデニムには上糸と下糸が違う色で縫われていたらしく、箇所によってステッチの色がバラバラだったことに注目して今回のデニムも制作されています。
↑某デニムブランドの異なる色のステッチ
ニュアンスはこれと同じようで、分かりやすく言うとミシンに直接糸掛けするのが上糸で、ボビンに巻きつけて機械にセットする方が下糸です。
その上と下の色がバラバラなのが上記の写真。それを今回踏襲して、上糸を生成り、下糸を紺色にして縫製しています。
さらにそこから、縫っている人の利き手によって縫い目の流れる向きが変わっていたり、人によって縫いやすい向きを上にすることで、表面に出てくるステッチの色も変わるのです。
普段から服を縫製していない人からしたら訳が分からないことだと思いますが、、。拙い説明で申し訳ないです。
ここに着目するのも当ブランドらしいと言いますか、毎度毎度「そこ!?」っていうところにフォーカスを当ててくるので僕自身もとても勉強になります。
後これも大切なことで、縫い手の目線から一番合理的に縫えるやり方をお願いして制作しています。(後ほどコインポケットの作りなど簡単に説明します。)生産者へのリスペクトも感じますし、何よりも人間味のある表情になります。
僕自身実際に縫製されている方は話したことも、はたまたお会いしたこともないですが、目の前に確かにある人間味に生々しさを覚えました。パッキンに敷き詰められたアイテムひとつひとつに機械的ではないフワッとした言い方になりますが、人と触れ合っている感覚。(農協に売ってる野菜のラベルに生産者の顔写真が貼ってあるような。)
現役の江戸甲冑師である祖父の影響も「作り手の目線」に少なからず絡んでいると思います。一言でさらっと述べるには軽すぎますが、クラフトマンシップの塊みたいな考え方が根底にある気がしています。
シャツに続きニットがマイブームなのでどうしても着たかった。名古屋ではある日を境にとても過ごし易い気温になったのでようやく買っていたものをおろせました。
暗めのアイテムに目が行きがちな秋冬こそパンツは明るめ。
こういうカラーをさらっと持ってこれる人はとてもおしゃれだなぁと街やスナップを見て感じます。
もっと本格的に寒くなってきても、コートやダウンから覗かせるこのブルーがきっと華やかに僕らのスタイルに落とし込んでくれる。
ウォッシュの風合いもかなり計算されて作られており、まだまだ僕らが穿くことで味が出てくる余白とこのままでいいじゃんと思えるほどの完成度のバランスが秀逸ですね。
同じ形の濃いインディゴは、お気に入りのブルゾンに袖を通して。
僕の秋冬スタイルの定番はもうこれになりそうです。
まじでなんてことない合わせですが、これが良いんです。
街ですれ違って二度見されるような華やかさはないけれど、無骨で背中で語る感じ。
つらつらと縫製やらなんやら語りましたが、シンプルにかっこいいです。こういう想いの籠ったアイテムを飄々と穿くのにロマンを感じる。
よく見たらなんじゃそりゃとなるような、普通ですって顔してるのにさらっと生地めちゃくちゃ良いみたいな。そんな変な(普通な)物に惹かれます。
某501と比べるとウエスト幅や裾幅など現代に着用する上でよりニュートラルに使っていただけるような形かなと。
皆さんが思われている以上にゆとりがある形になっているので、年齢問わず皆さんにおすすめです。ウエストを合わせにいってレングスを調整するのが一番綺麗に穿けるかなと感じているので3サイズばっちり揃えました。
何より、日本人がパターンを起こして作っているので個人的には某ブランドよりもはるかに相性がいいです。(身長が低いから。)
安っぽく聞こえますが、穿いたら分かるってやつですかね。
太くも細くもない、足が綺麗に見えるバランス。
奇抜に振ってもシンプルに振っても必ず支えてくれる名脇役的な存在です。
採用しているコットンも流石と言わざるを得ません。
世界三大綿の一つとされるスーピマコットン。アメリカの南西部の特定地域に絞り、厳格な基準をクリアしていることがスーピマコットンと認められる条件で、肌あたりが最高です。
このスーピマコットンを使用したアイテムは僕自身も大好きで、シルクと間違うくらいにしなやかで気持ちが良い。シンプルに耐久性も高く、日常の中で乱雑に扱ってもその余裕っぷりはぜひ体感して欲しい。
当たり前ですが、ウォッシュと比べるとハリ感があって穿き潰していく過程でもワクワクを味わえそうです。濃い目のインディゴはスタイルの引き締め役として活用するのがベターだと思います。
縫い手にとって一番合理的なやり方をしているからこそのコインポケット。ウエストに沿って繋がっているようなディテールになっています。
このディテールが意外と表面から見えるので、他のブランドと区別する分かりやすい指標になるかなと。
言われてみないと分からないアイテムがannexでは多々ありますが、小さな違和感を皆さんにも感じていただきたいです。なんでこれはこうなってるんだろう。と素直な好奇心に身を委ねてみるのも偶には良い。
ひっそりと陰に潜むこだわりに目を奪われていくうちに気がつけばユースの虜になっていることでしょう。
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1LDK annex 杉浦
September 26, 2025, 5:30 PM
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extremeのある生活: 後編
それでは本日は三浦からどうぞ。
(前回の続きとなります。前編を読まれていない方はこちらから。)
こんにちは。三浦です。
普段からextreme cashmere愛好家の三浦がお勧めしたいのはこちらのクルーネックトップス。
extreme cashmere
“tes”
Col: FELT / RAVEN
Size: FREE
¥110,000- TAX IN
2色ありますが、中でもこちらの”FELT”というカラーをチョイスしました。
チャコールグレーのようなトーンで、落ち着いた雰囲気とカシミヤの柔らかな質感がより際立つようなとっても素敵な配色。
意外とグレーのニットを持っていなかったので、次買い足すならこういう色がいいな〜と思っていました。
なぜこのアイテムに心惹かれたかというと、おそらくスウェットのような雰囲気を感じたからです。
私がスウェット大好き人間だということはもう皆さんご存知の事と思いますが、色んなカラーの色んな形のスウェットを持っていながらも、やはりグレーのクルーネックが長年の一番の愛用品。
そんな馴染み深いアイテムをとびきり贅沢なカシミアで表現したような、シンプル且つ上品な佇まいがとても素敵だなと思いました。
いつもブログやインスタでお話ししているとおり、私がカシミヤ狂になったのはここ数年のことですが、着れば着るほどカシミヤへのハードルがいい意味でどんどん下がっていって、本当の意味でのMY DAILY WEARになったと思っています。
お洒落をして出かけたい時も、ちょっとそこまで買い物へ行くだけの時も、はたまたお家でのんびりする時でさえカシミヤを着ます。
カシミヤを特別なものと思わず、いつでもどこでも着ていたい。というのが私のカシミヤとの付き合い方。
私の中ではスウェットやデニムと同類の日常着なのです。
外へ出かける時はデニムにスニーカーで合わせることが多いですが、こんなラフな装いもカシミヤを纏う事で自然とスタイルがワンランク格上げされる気がします。
冬はこれにコートやジャケットを羽織るだけですが、スウェットを着ている時とはまた違ったオーラが自分から出ている気がして嬉しいのです。笑
普段はお洒落なカフェやレストランも行きますが、ラーメン屋や焼き鳥屋にだってカシミヤを着て行きます。
匂いとか汚したらどうするんですか?!とよく聞かれますが、自分でお洗濯できるので全然大丈夫です。
(特に今回展開しているこの”tes”というモデルに関してはカシミヤにナイロン10%,スパンデックス2%が配合されていますのでよりタフさが増し、扱いがしやすくなっているというところもプッシュしたいポイントでもあります。)
なかなか高価なものでもありますし、扱いに慣れてないと不安な部分もあると思いますが、カシミヤのニットって意外と丈夫なんですよ。
それには質の良いものをちゃんとした所(店、ブランド)から買うということが前提ですが、extreme cashmereの製品は世界的にみても圧倒的に高品質なので、そこは保証させてください。
今年も色んなブランドからカシミヤアイテムをセレクトしていますが、カシミヤがもっと皆さんの日常に根付き、沢山の方に良さを感じていただけたら嬉しいです。
最後はわたくし、田代より。
僕は人に胸張って言える趣味って多くないのですが唯一自信を持って言えるのがサウナ。最低でも週1、多い時は週5で行く時だってあります。そもそもサウナの良さもカシミヤの良さも知ったのは同じタイミング。5,6年前にカシミヤを専業とするブランドのファウンダーから、
「サウナって良いんですよ。そしてサウナの後に着るカシミヤが格別に気持ち良いんです。」
こう教わったのが最初。半信半疑で連れて行ってもらい実践した結果、今では僕の秋冬のサウナ生活にはカシミヤはなくてはならないものになりました。サウナによってキメが細かくなった素肌はとても敏感になっており、そこをカシミヤのふわりとした柔らかさが体を包み込む。この感覚こそ極上なんだとその時言葉の真意がわかった気がしました。
extreme cashmere
“tokio”
Col: FELT / RAVEN
Size: FREE
¥110,000- TAX IN
その極上をなるべく広い面積で感じたいのでカシミヤを着る時は絶対に半袖Tシャツと決めています。そして僕が今回選んだのはカーディガンタイプのtokio
早く入りたいとはやる気持ちにストップをかけないよう脱衣の時間をどれだけ短縮できるかがキモ。冬場なんて特に寒いのでゆったり着替えている時間なんてありません。そうなるとササっと脱げるカーディガンはまさにピッタリなのです。
楽なパンツ、今回はサーマルパンツですが、これがスウェットになることもあります。そこにSUBUを合わせればサウナスタイルの完成。全てにおいて無駄を省いた完成系だと自負しております。昼間はこのままスーパーに寄って晩御飯の買い出しを済まし、帰って昼寝をするのが至福のひと時です。夜の場合は帰ってパジャマに着替えてそのまま布団へイン。
こうやって趣味を楽しむときも、オシャレをする時も僕の生活にはカシミヤがいます。値段も張りますし、どうやったって特別なものと認識するのは間違っていませんがだからと言ってそれを理由に手が伸びないのはもったいないです。
僕も最初はこのハードルを超えるのに勇気は入りましたが、その向こう側にはとても有意義で豊かな気持ちになれる瞬間を体験できました。
いかがでしたでしょうか?
このブログを通して私たちの日常とカシミヤとの関係性、魅力を知っていただける機会になったらいいなと思っております。
今シーズンもいろんなブランドで厳選したカシミヤを用意しました。どこから始めるのも足すのもおすすめですが、今回でいえばそれがエクストリームであると嬉しいです。
皆様の生活にもカシミヤという華が添えられる機会になることを願って、、、
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1LDK annex 田代
September 25, 2025, 2:56 PM
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extremeのある生活: 前編
「エクストリームカシミヤ」が揃いました。
こんにちは。1LDK annexの田代です。
annexで迎える2回目の秋冬。1年かけて存在を認知いただいたかと思います。”カシミヤ”というものを1年中着る。生活の一部として当たり前に存在するかのような自然体での提案は今シーズンも変わらずにお届けしていきたいと考えています。
認知をいただいてきたからこそ今季はどうやって伝えていこう、、、そう考えながらみんなで話し合いました。
“エクストリームを着る時のそれぞれのリアルを届けよう”
常に提案しているスタイルももちろん私たちのリアルをお届けしているつもりではいますが、そこの濃度をもっと高めてみようと。現在のannexメンバーのパーソナルな部分を捉えながらその中に自然にいるエクストリームという存在を感じていただけたら嬉しいです。
ということで今回はメンバーそれぞれのエクストリームのある生活を紹介してもらおうと思います。自分も含めた4人なので前後編の2部制にてお届けします。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではまずは金澤から、、、
胸を張って言うことでもないのですが、僕はかなりのインドア派。
「休日とか何されてるんですか?」
お店でお話しをしていると結構聞いていただくことが多いのですが、僕の休みの日は限界まで寝て昼頃に起きてから気が済むまで本を読む。というのがマイ休日スタイル。
僕の髪を切ってくれている仲のいい美容師さんにも、「この後どこ行くの〜?」の質問の返答は「コメダで本読んできます、、、、」が鉄板過ぎて最近は聞かれもしなくなってきました。笑

( CREDIT )
extreme cashmere “xtra out”
こんな感じで僕の休日スタイルは、おしゃれをして出かける。というよりかは、その場所での”過ごしやすさ”を重視していて、寒がりかつ重ね着が面倒な僕にとって”カシミヤ”という素材は言わずもがな冬の必須アイテムです。
そんな中今回ピックアップしたのは昨シーズンもセレクトした”xtra out”。
この形が個人的には大好物で、ジップを閉めて襟を寝かせたバランスも、大好きなシャツを着た時のライトアウター的な立ち位置にも、メインディッシュのアウターを着る時は首元までジップを上げて防寒対策にも。ポケット付きなのも地味に嬉しいんですよねぇ〜!
カシミヤにいい意味でも悪い意味でも慣れてしまった身体でさえ、びっくりするくらいの肉厚さと軽いのにしっかりと包み込んでくれる安心感。
どこにいてもすぐにお腹を壊す自分にとってカシミヤは自動で体温調節をしてくれるので本当にありがたい存在なんですよね、、、
集中して本に入り込んでいたら、気がつけば外は真っ暗に。なんてことはよくあることで。(ちなみに僕は伊坂幸太郎さん、辻村深月さんの作品が大好きです、、、)
同じく読書好きの方がいたら、このxtra outはカバン要らずでポケットにちょうど文庫本が収まってくれるので、個人的にはそういった意味でもおすすめできるモデルです!
それでは次は杉浦にバトンタッチして紹介してもらいます!
休みの日。仕事終わり。僕はお酒を飲むことが至福のひとときです。
極々たまに一人でふらっと飲みに行きますが、基本的には誰かと。

( CREDIT )
extreme cashmere “tes”
そんな時にextremeの洋服をチョイスします。最高の肌触りとリラックスしたサイズ感が洋服のストレスとは無縁の夢心地を体現。(酔っ払っているので眠くなっているかもですが。)
汚い話ですが、お酒を飲むとトイレが近くなるのでトップスもパンツもタイトな洋服は避けたい。
故に柔軟性、伸縮性に優れたニットを着ます。カシミヤ独特のヌメリ気のある肌触りとシンプルに軽いからこそノンストレスでカシミヤの気持ちよさとお酒の酔いでいつの間にか天国に居ます。
スウェットよりもヌメっとした艶がラフなスタイルに品を飾ってくれ、「あいつダル着じゃん。」と思われるのを難なく回避。
さらにダメ押しで、家庭で簡単に洗濯できます。神経質な方は手洗い推奨ですが、僕は洗濯ネットに入れて洗濯機にぶちこんでいます。
数回ほどは毛玉(ピリング)が出てくるので、付属の毛玉取りでささっと取ってください。回数を重ねるとほとんど出なくなりました。
(不安な方はエクストリームのタグに手入れ手順が載っていますのでぜひそちらを。)
誇張しているようで避けたい表現ですが、結構僕の生活に必要な存在。普通に無かったら困るくらいには魅力に浸かっています。
そろそろ酔っ払ってきたのでやめます。
ビール最高に美味しかったです。
それでは続きは後編にて。ぜひ併せてご覧ください!
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1LDK annex 田代
September 23, 2025, 4:37 PM
Category: PICK UP
今年の秋はベロアを
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
朝晩は少し過ごしやくなってきて、名古屋にもようやく秋がやってきたなと思えるようになりました。
私が仕事から帰る時間帯は長袖が必要なくらい。
必ずロンTやシャツを何かしら持って出かけていますが、少しずつ秋物に袖を通せるようになって嬉しいです。
10月に入ればきっともう少し涼しくなってくれると思うので、それを期待しつつ洋服は早めに備えておきたいですね。
ということで、今日ご紹介するのはそんな秋の即戦力となってくれるアイテム。
と言ってもこの時期にいつもご紹介しているスウェットやシャツではないちょっとだけ変化球のメニューになります。
PHEENY
“Velvet border L/S”
Col: BROWN / NAVY
Size: F
¥27,500- TAX IN
“Velvet border pants”
Col: BROWN / NAVY
Size: 1 / 2
¥33,000- TAX IN
業界的にも今年注目されているのが”ベロア”。
毛足が長く独特の光沢感がありとても特徴的な素材です。
聞き覚えはありながらも実際に持っている方は少ないかもしれません。
ベロアは非常に柔らかく、ベルベットに似たビロード生地。
その柔らかな手触りが特徴のひとつですが、これはパイル糸を短くカットしてつくることにより生まれる質感です。
高級生地であるベルベットに似ていることから、ベルベットの代替生地として昔から親しまれてきました。
保温性も高いので、秋冬シーズンの衣類に使われることが多いです。
ファッションとしてはワンピースやパンツ、バッグ、靴などいろいろなアイテムに活用されていますが、耐摩耗性にも優れていることからホームウェアとしても根強い人気があるそう。
そんな特徴的な生地を使ってPHEENYがリリースしたのがボーダートップスとイージーパンツです。
トップスはリラックス感のあるボクシーなシルエットで、メンズライクな雰囲気でざっくりと着ていただけるようになっています。
希少な切替機を使用して天竺目とパイル目で編み上げたテクニカルな”段差ベロア”という生地らしいのですが、編み目を変えることでこの美しいボーダー柄を表現しています。
写真だと伝わりづらいですが、ラインの部分が天竺目で毛足がなく、触ってみるとボコボコとした凹凸感を感じていただけます。
パイル部分はコットンを使用し膨らみを持たせ、裏面はポリエステルでタフさを強化。
おまけにストレッチがかなり効いているので部屋着のようなラフな着心地を体感していただくことができます。
コットン・ポリエステルは洗濯後の型崩れを防ぐと共に速乾性も兼ね備えているので、ご自宅でもお手入れも簡単。
この高級感のある見た目から、一見扱いにくいのかな、、?と思われる方もいらっしゃいますが、むしろ雑に扱っても大丈夫なくらいのタフさを備えています。
Tシャツ、スウェットと同じような感覚で楽に使っていただけるので、小さいお子さんがいらっしゃるような方でも、アクティブに行動したい方にも、幅広くお勧めしたいアイテムです。
(CREDIT)
YLEVE “HIGH COUNT DOUBLE TWILL POLYESTER BZ / BLACK”
また今回PHEENYが表現したのがボーダーというところも大きなポイントで、これが無地になると一気に見え感がドレッシーになりますが、もう少しそれをマイルド且つカジュアルな提案にしてくれているというところもベロアを扱う上でこのメニューを選んだ一つの理由です。
もう一つ、所謂ボーダーロンTというアイテムに苦手意識があった方々に対しても、このカジュアルさを抑えた上品な仕上がりであればチャレンジしていただけるのではとも思いました。
通常のボーダーのイメージを一新してくれるような大人な雰囲気です。
分かりやすい比較としてコットン天竺のボーダーロンTも同じようにデニムと合わせて着てみました。
ベロアの方は素材のツヤ感、柄の奥行き、インナーとして着た時の存在感も大きく、スタイリングをグッと格上げしてくれる印象です。
今年の個人的なAWのテーマとしては”素材と色で遊ぶ”。というのが一つありますが、ベロアもその一つ。
好きなテイストは自分の中で大きくは変わらないので、こういう細かいニュアンスをアップデートしていきたいと思っています。
そういったところがこのPHEENYのアイテムにぴったりハマり、心惹かれた理由でもあります。
皆さんもいつもなら普通の天竺TEEを着ていたところを、素材の違うアイテムで置き換えることで馴染みのあるスタイルを少しだけ新しくする。みたいな感覚でチャレンジしていただけたらいいなと思っています。
お次にパンツもご紹介しておきます。
シルエットはワイドストレート。ウエストはゴム仕様で内側にドローストリングを配しているイージータイプです。
穿き心地はスウェットパンツのような感じで、部屋着としてずっと穿いていたくなるくらいの気持ち良さ。
これは本当に楽すぎて人をダメにするパンツかもしれません。笑
とはいえ、この美しい見え感はやはりベロア素材のチカラ。
イージーさとは裏腹にファッション的に取り入れやすいムードをしっかり持っています。
このモチっとした肉感がパンツそのものの存在感を引き出し、スタイルの主役として確立してくれます。
正直トップスに気を抜いていてもなんとかサマになってくれると思いますし、一本持っておくと出番が増えるのではないかと思います。
(CREDIT)
HERILL “Americandeadstock Sweater / BLACK”
PHEENYは以前からベロアアイテムを継続して提案していましたが、ここ最近はいろんなブランドから見かけるようになり、よりムードが高まってきているのを感じています。
実際にお店でお客様の反応を見ていてもリアクションが良いので、より盛り上がってくれるといいなと。
秋冬は特に沢山の素材を楽しめる季節でもあるので、この時期ならではアイテムを楽しんでみてください。
ベロアとてもお勧めです!
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1LDK annex 三浦
September 21, 2025, 7:23 PM
Category: PICK UP
足元から変化を。
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
先日遅めの夏休みをいただき、長野と山梨に旅行へ行ってきました。
名古屋よりも標高の高いエリアで3日間過ごしていたので、長袖の羽織りが必要なくらい涼しかったです。
少しでも冷んやりとした空気に触れ、秋の訪れを感じると共に、本格的な衣替えに備えて洋服を整理しなきゃなという気持ちになりました。
早く長袖が着られる気候になってくれるといいですね〜。
店内も完全に秋仕様にシフトチェンジしています。
すぐに着られるシャツやロンTは勿論、ニットやジャケットなんかも早々と店頭に並べていますので、先物買いしたい方もウェルカムです。
日中はまだまだ蒸し暑いですが、カシミヤのニットやレザー、フリースを早々とお持ち帰りいただく皆さんの姿を見て、洋服への気合いを感じられて嬉しい限りです。
レディースの主なトピックとしては、来週末にはPHEENYの全てのラインナップが出揃います。
早いもので、冬の即戦力となるアウターもリリースとなります。私もアウターを狙っているので絶対にゲットしたい、、!
既に到着しているスウェットやフリース、ベロアアイテムを合わせたいな〜とスタイリングを色々想像しながら、新作の到着を楽しみにしています。
詳細はまた改めてお伝えするので少々お待ちください。
というわけで今日ご紹介したいのは、そんな25AWのPHEENYを語る上では欠かせないこちらのアイテム。
PHEENY
“Leather clogs sandal”
Color: BROWN
Size: 36 / 37
¥53,900- TAX IN
コーディネートを組む時にどうしても後回しにされてしまいがちなのがシューズですよね。
スニーカーオタクでもない限りは足元が主役になるなんて事はなかなかないと思うので・・
ですがどんな雰囲気で服を着ようかと考える時にとても重要になるのが足元だとも思います。
スタイルの締め的な役割を果たしてくれるので、靴がアンバランスになると一気に残念な雰囲気にもなり兼ねません。
むしろ今年らしさを彩る上では洋服に色々手を加えるよりも靴から変化を加えていくのが一番手っ取り早いとさえ思うので、私も靴は毎シーズン何かしら買い足すようにしています。
今シーズンは特に足元に革を取り入れていきたい気分だったので、今回PHEENYが提案してくれている新作もお店で展開することにしました。
私たち1LDKの好きな雰囲気にピッタリハマると思います。
先シーズンに引き続き、新たにリリースされたのがクロッグサンダルです。
前回はローファーだったのに対し、今回はよりカジュアルな雰囲気に仕上げられていると思います。
クロッグとは足のつま先から甲を覆う靴の事を指します。クロッグは英語、仏語で言うサボと同意です。
木靴を意味し、ヨーロッパでは雨よけのために靴の上に履くオーバーシューズの役割を兼ねていたそう。
現在では各ブランドが革やEVA樹脂など様々な素材で製作していて、アウトドアブランドで出ているスポサン的なデザインのものがちょっとブームになっていましたよね。
ビルケンのボストンなんかもその一種ですが、シューズとサンダルの中間的なデザインで、スニーカーのような歩きやすさを備えています。
甲を覆う部分は丸みのあるフォルムで、踵部分が露出しているデザインが多いです。
歩きやすいだけでなくファッション性の高さという点ももう一つの強みとして挙げられ、ぼてっとしたフォルムはオーバーサイズの服との相性がよく、ストリートのムードにもスッと馴染んでくれます。
今回PHEENYが製作したものはアッパーに柔らかなカウスエードを使用していて、履き込むほどに風合いが増し経年変化を楽しむことができます。
ヒールが3.5cmで程よくボリュームがあり、身長も盛れるので私みたいな低身長族にはとてもありがたい。
また底材はラバーで滑りにくくしてくれているので、ママさん世代の方々にも安心して履いていただけるのではと思います。
(CREDIT)
YOKE “Cashmere Wholegarment Crewneck Sweater / ROSE RED”
MY__ “WOOL CHECK WIDE TROUSERS / GRAY CHECK”
サンダルのようなリラックス感がありつつ、レザーの”きちんと感”も体現してくれているハイブリッドなデザインは、スタイルを選ばず幅広いシーンで活躍してくれます。
踵がない分レザー独特の重厚感にやや抜け感を足してくれて、ハーフパンツやスカートにも変に浮く事なく馴染ませることができるので、気温が高い季節はぜひ足を出して履いてみて欲しいです。
こいう靴は春夏は裸足で、秋冬は靴下合わせで、季節に合わせたコーディネートを楽しむのも良いですよね。
個人的にはカラーソックスがマイブームということもあり、カラフルな色合わせがしてみたいです。(オレンジソックス可愛かったです。)
サイズは36と37の2サイズをご用意しています。
いつものスニーカーを選ぶ感覚で良いと思いますが、ワイズが広めなので比較的ゆったりとラフに履いていただけます。
大きめを選んでもつっかけタイプなので踵が浮いてきてしまうなんてことはないですし、逆に小さめを買ってもキツすぎるということもないと思いますので、サイズ選びもある程度融通がきくというところもこのクロッグの良さかもしれません。
36は23~23.5cm、37は24~24.5cmのイメージです。
サイズは目安になりますので、お近くの方は実際に店頭で試してみてください。
(CREDIT)
PHEENY “Wave boa jacket / GRAY”
ここからはPHEENY以外にも続々と冬物が到着してきます。
洋服何買おうかな〜と悩み中の方は、足元も含めてコーディネートイメージを膨らませてみると欲しいものがどんどん定まってくると思います。
先日HEREUの革サンダルもご紹介させていただきましたが、今シーズンannexで提案したい雰囲気には、やはり革靴が一役買ってくれると思います。
このクロッグサンダルを含め、私たちが履きやすいと思ったものをいくつかご用意してみましたのでぜひ一通りチェックしてみてください。
(CREDIT)
BELPER × Paso × 1LDK annex “Half zip sweat”
FARAH “Cargo Pants / GREYISH TREE CAMO”
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愛知県名古屋市東区泉1-12-33
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1LDK annex 三浦
September 20, 2025, 10:38 AM
Category: PICK UP
乗っても乗らなくても。
皆さん車は乗られますか?
こんにちは。1LDK annexの田代です。
annexのある愛知は世界のTOYOTAがある県というのもあって車は生活にはマスト(自家用車保有台数全国一位だそう)。名古屋市内の都市部に住む方も乗りますし、それによってdoor to doorの移動が主となるため、自分もそうですが洋服選びの際に”車に乗る時に楽だと嬉しい”というのがあります。今日はそんな車にまつわるお洋服のお話で。
ミリタリーアイテムであるA-1フライトジャケットをYOKEらしい解釈で提案されています。大本は当時の米軍の飛行士が着用しており、機動力を重視した仕様でレザー製のアイテムでした。その後VALSTARという伊ブランドによってイタリア風にアレンジされたのが今回のデザインのベースとなっています。
首、袖、腰のリブ仕様や、フラップとハンドウォームのポケット、前たてのボタンなど、各所のデザインがそのルーツを物語っています。(着席、運転時までの動きを想像するとなぜリブなのかが分かりますね)
どうりで初見でもかっこいいなと感じたわけです。ミリタリーアイテムはロマンが詰まっていますから、、、!でもその割に無骨さよりも品を感じるのはなぜだろうというとこなのです。
お気づきの通り素材です。ナイロン/シルクを使用しています。
シルクが入ることでの光沢感とトロッとした落ち感が特徴です。無骨なアイテムを品よく仕上げるために敢えてシルクを混ぜるのが個人的にとても惹かれました。
ミリタリー由来のアイテムは好きですが、いかんせん顔が薄いので服の強さに負けてしまうのが悩みでして、、、綺麗めな素材になることで男臭さが和らいで着やすくなるのが嬉しいです。
以前のblogでも書きましたが、デザイナーの寺田さん自身が着たい大人な印象や控えめなデザインや素材選びにこそ人となりが現れ、そこがannexとしてのYOKEの立ち位置としてすごくしっくりくるのですが、今回のブルゾンもシルクを取り入れるところにそんなこだわりやリアルを勝手に感じてしまいました。
ここで、一旦スタイリングを入れさせていただきます。
coat – KAPTAIN SUNSHINE”Walker Coat / TOP NAVY“(着用サイズ3)
jacket – YOKE “Silk Nylon Driving Blouson / BLACK“(着用サイズ2)
shirt – YOKE “Ombre Plaid Wpocket Shirt / BROWN“(着用サイズ2)
pants – ENCOMING “GEOMETRY TROUSER / BROWN“(着用サイズS)
杉浦はコートのインナーも兼ねたスタイリングを組んでもらいました。独特の光沢感は秋冬のメインとなるウール系の風合いある素材とコントラストが綺麗で奥行きが出るので、是非とも取り入れて欲しいです。
また、やはり品があるおかげでコートやシャツと合わせても馴染みがいいですし、ミリタリーベースのデザインによって程よく抜けた印象にしてくれています。今期テーマのブラウンを取り入れたスタイリングもバッチリです。
もう少しだけ生地の話に触れさせていただきます。
組織としては高密度の織物でしっかりしていますが、実際の着心地は取り回しのしやすい軽さを持っています。アウターとしての迫力はありながらも実際の着心地のストレスがない点は車移動も含めた日常をイメージした際に不安要素を取り払ってくれるはずです。
11月まで暑いかもなんて言われているので温度調整のしやすい点も今の環境に適していると感じております。(以前のblogの要素はここにも反映しています)
そんな軽さの秘密は糸にあります。少しニッチな話ではありますが、縦糸のナイロン糸を中空糸というストローのように中が空洞の糸を使用しています。
空洞の部分ができることによって糸自体の軽さが減ることで高密度に織り上げても生地自体に軽さが出るようになっています。そして緯糸にシルクを使うことで絹ならではの光沢感が合わさり上品な印象へと昇華されているのです。
加えてワッシャー加工と天日干しをすることでシルクの風合いが増し、細かいシワ感が入ることでツルッとしたモードな表情ではなくコシの抜けたラフな雰囲気へと仕上がっているのです。
jacket – YOKE “Silk Nylon Driving Blouson / FOG NAVY“(着用サイズ3)
knit – YOKE “Cashmere Wholegarment Crewneck Sweater / CHARCOAL“(着用サイズ3)
pants – ENCOMING “GEOMETRY TROUSER / BLUE GRAY“(着用サイズM)
加工によって表情豊かでシルクの良さが出るので、カシミヤのフワッとした質感であわせたいなと想像していました。大人の休日着のようで心なしか気持ちに余裕が生まれます。
カシミヤの保温力を踏まえるとこのくらいの羽織で12月くらいまでは乗り越えることは今の環境なら余裕なのではと思います。今年もカシミヤは外せないのでそれをもっと快適に着るためのアウターとしても使いたいですね。
何を着ればいいか分からないというお声をよく聞きます。羽織はいくらあっても困らないですし、秋冬の方向性を決める一手になるのでまずはここから始めてみるのがオススメですよ。
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1LDK annex 田代
September 19, 2025, 2:05 PM
Category: PICK UP
柔と剛
「へリルのレザーってなんであんなにかっこいいんでしょうか、、、」
冒頭からすみません。1LDK annexの金澤です。
今日は今シーズンセレクトしたへリルのレザー2型について深ぼっていこうと思います。
ここ数年で明らかに目にする機会が増えた”レザーのアウター”。
「今年こそは、、今年こそは、、、!」
そんな方々が一年、また一年と経つごとに増えてくださっている印象で、まだまだ暑さの残る9月のこのタイミングにも関わらず、驚くほどのスピードで飛び立っていく様を見ているとアイテムとしての注目度の高さをヒシヒシと感じます。
その中で僕から見るHERILLのレザーは、”どこか優しくて、どこか逞しい”。そんな印象を受けます。
レザーアウターは見た目の迫力といい、実際に袖を通した時の重みといい特有の重厚感が漂っていて「それがいいんだよ。」という方がいらっしゃる一方で、僕のようにどこか”その強さ”に対して難しさを抱いてしまう方も中には一定数いらっしゃるはず、、、。
そんな方にこそ、僕はへリルのレザーをおすすめします。
なぜなら、「柔」と「剛」のバランスが非常に長けているブランドだから。
COL: BLACK
SIZE: 1 / 2
¥154,000-TAX IN
まずはこちらから。今シーズン新型として登場したネイキッドジャケット。
ここで「、、、、ん?」となった方はかなりのへリルオタクですね。笑
実は25SSでも同じ名前でリリースされていたのですが、デザインが一新されて登場しました。
ここ数シーズンへリルからは”カバーオール型”のレザージャケットが継続的にリリースされていますが、こちらが25AWバージョン。
前回はデザインを取り除いたシンプルな見た目でしたが、胸・腰ポケットにフラップの付いた男らしさのあるディテールに新鮮さを感じました。
そもそもネイキッドジャケットとはネイキッドバイクに乗る際に着用されるライダースジャケットの一種で、今シーズンはそんなディテールを盛り込みつつへリルらしいエッセンスが加えられたアイテムということになります。
ルックでも定番のミリタリーパンツにハイネックのカシミヤニット、そこにこのレザージャケットを。というスタイリングが本当に可愛くて、今回のこのデザインだからこそのちょっとしたスパイスを加えてくれそうです。
モチーフがバイクを乗る際に着るジャケットということで、走行時の安全性や快適性を高めるために身体に沿うような立体裁断が施されることが多いそうで、へリルのこのジャケットも実際に袖を通すと袖や身頃の可動域も広く窮屈感を感じない着心地の良さに驚きました。
このさりげないサイドのシャーリングも装飾性だけでなく、スウェットやニットを着た時でも動きやすいよう考えられた立体的な設計に。
初めから着やすいジャケットですが、ここから着倒していったらどんな雰囲気へと育っていくのか。年齢とともに少しずつシワを刻んでいくのもオツですね。

( CREDIT )
SWEATER: YOKE “Cashmere Wholegarment Crewneck Sweater”
PANTS: A.PRESSE “Silk Nep Trousers”
個人的には”ブラック”はすごく強い色のイメージがあり、どうしてもまだ着られてしまっている感じがして苦手な色なのですが、僕たちがここ数年注目しているチャコールを織り交ぜることで着方な幅が広がりました。
裏地は総裏かつ、やや長い着丈のバランスによって、インナーの自由度が高いのも嬉しいところ。
そしてこのいかにもカッコよくなってしまいそうな色合わせでも、へリルのジャケットは中立の立場で、インナーのニットやベースのトラウザーズのどちらのポテンシャルもしっかりと引き出してくれているように感じます。
一見するとレザージャケットだけ目立ってしまってもおかしくないように思いますが、そうならないわけが採用されている素材にあるんです、、、
本来こういったデザインのジャケットには牛革が採用されることが多く、それこそ男らしく格好いい印象になりがちで、そんなイメージが先行される方も多いのではないでしょうか?
そんな中ここでは、しっとりとむちむちな”ラムレザー”を100%使用することで、着心地だけではない視覚的な柔らかさも加えてくれています。このギャップに僕はやられました、、、
生後一年未満の仔羊から採れる革は非常にキメ細かく、身体に柔らかくフィットしてくれるので重ね着もストレスなく安心感があります。また革質からハードな印象になりづらいように思うので、ここであえて当てこんだ素材というのも個人的には腑に落ちています。
これこそがへリルが作るレザージャケットの強みなんです。
一見”剛”な見た目ですが、それだけが先行しないよう”柔”なラムレザーを使うことで生まれる差し引きが絶妙で、素材そのものを活かすのが上手いブランドだからこそ成せる業だと思います。
レザージャケットに堅くて着づらいイメージをお持ちの方は、いい意味で予想を裏切ってくれるジャケットになってくれると思いますよ。
COL: BLACK
SIZE: 1 / 2 / 3
¥165,000-TAX IN
さて、もう一型は25SSで登場していたカタチに”裏地”が追加され、新色としてブラックがリリースされました。
ただ「カーコートを作りました。」だけでは終わらない、こちらもへリルらしいモダンなアップデートが光る逸品です。
先ほどのモデルはもちもちと弾力のあるラムレザーを使用していたのに対して、こちらのカーコートでは”ゴートレザーのスエード生地”が採用されています。
ここでのスエード生地はなめした皮革の裏側を丁寧に微起毛させ、均一に毛足が整えられているので無条件にすべすべ触りたくなってしまうほど気持ちがいいです。
ちなみに一般的にイメージされるスエードの粗野な毛羽立ちではなく、綺麗に整列した起毛によって上品さをも感じさせてくれる出立ちに。
滑らかな肌触りはもちろんのこと、着た時のドレープの出方が美しく、素直に「あぁ、いい服だなぁ、、、」と思わされる迫力がしっかりと伝わってきます。
それでいて艶っぽくなり過ぎず、ブラックが苦手な僕でも着れている要因は、ゴートレザーがいい手助けをしてくれています。
“タフさ”と”柔軟さ”を両立している素材として知られる山羊革は、薄くても弾力がありその形状をしっかりと保ってくれるという力強さを持ち合わせています。(ここは今回のブログのテーマにもリンクしてくるポイントですね)
これによって綺麗な印象へ傾きすぎることなく、へリルらしいナチュラルなスタイリングにも自然と溶け込んでくれる存在になってくれているのかな、、、と勝手な考察をしております。笑
178cm / size 3

( CREDIT )
SHIRTS: ANOTHER ASPECT “SHIRT 4.0”
薄く剥いだ2枚の革を縫い合わせ、さらに今回は裏地が追加されているため袖通りがよく、早い時期から真冬を越し来春まで着続けていけますので、安心して年を越してください。
またサイズ感についてで、比較的大きめに設計されていますが、個人的にはたっぷりと動きを出して着たかったのでサイズ3をシャツと一緒にロールアップして着てみました。この辺りのバランス感はお店でぜひお試しください!
せっかくだし早くから着たい!という方はまずはシャツとのレイヤードからお楽しみいただいて、来たる冬はへリルユーザーであればやっぱりゴールデンキャッシュは外せませんよね。(今年もしっかりオーダーしてますので、納品までもう少しお待ちください!)
せっかくなので、私物のゴールデンキャッシュで冬のイメージも膨らませてみます。あぁ僕もこのジャケット欲しくなってきた、、、、、
さっきのネイキッドジャケットといい、このカーコートといい、なんだかこの中途半端な丈感がすごく今の気分です。一番上のボタン以外は比翼になっていることで、閉めて着たときの凛とした姿もかっこいいんですよね。
スエード素材に対してハードルを感じていましたが、そんなものは取り越し苦労でした。
表革をすでに持っている方は気分をガラッと変えてスエードを、表革よりも柔らかい印象になるのでレザー1着目の方にもぜひチャレンジしてみていただきたいと思います!
正直レザーのジャケットってもっと年齢を重ねてから着るものだと決めつけていた自分もいましたが、等身大のスタイルが一番カッコよく見えるへリルだからこそ20代半ばの今の自分でもチャレンジしてみたいと素直に思うことができました。
へリルの自然体でありながら抜け感もあって、クールな余裕を感じさせるあの雰囲気。
スッと肩の力を抜いたスタイルが本当に大好きで、今回のレザージャケットも「頑張って着るんじゃなくて、すぐそこに置いてあったから着てきたんだよ。」それぐらいのニュアンスで気張らずに、何年もかけて自分だけのアジを楽しんでいただけたら嬉しいです!
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1LDK annex 金澤
September 16, 2025, 5:55 PM
Category: PICK UP
MARROW RING COLLECTION
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
バッグブランドMARROWより25AWの新作コレクションが到着しましたのでご紹介します。
16SSシーズンからスタートした当ブランドですが、来年に10年を迎える節目のとき。
annexでお取り扱いを始めたのは2023の年なので、お付き合いは3年弱とブランドの長い歴史の中のほんの一部ではありますが、シーズンを重ねるごとにファンが増えお店としての安定感も感じるほどになりました。
ブランド的にも初めは女性のお客様が多かった中、徐々にユニセックスとして定着し男性のユーザーさんも増えてきました。
ミニマル且つカジュアルなMARROWのレザーアイテムは幅広いスタイルの方に受け入れられている実感があります。
そんなMARROWを語る上での今シーズンのラインナップは、ブランドの基盤となるメニューに注目してセレクトしました。
というのも長らくの定番メニューやブランドを代表するアイコン的デザインに再度着目することで、まだブランドのことを深く知らない方にも改めてブランドの世界観を知っていただくきっかけになればと思ったからです。
そんなブランドを代表するプロダクトとして今後もプッシュし続けていきたいのがリングモチーフを使ったコレクション。
MARROW
“CUBE RING MUFF”
Col: PEARL GRAY / GREEN TEA / BLACK
¥28,600- TAX IN
“SUEDE RING MUFF”
Col: BURGUNDY / BLACK
¥24,200- TAX IN
それぞれ大ぶりのリングがドッキングされていて、レザーとのコンビネーションがとても美しく目を引くデザイン。
これが様々に形を変えてリリースされているMARROWといえばのアイコン的なメニューの一つです。
今回ご用意したのはどちらも”マフ(両手を入れる筒状の防寒具)”から着想を得て製作されたプロダクトで、容量がたっぷりと入るようにマチを大きくつけたキューブタイプと、前後同じサイズの長方形の型をほぼ裁断なく筒の状態に縫い合わせたショルダータイプの2つをご用意しました。
リング金具は牛の鼻輪から着想した真鍮製のものを採用し、真鍮の味わいを残しつつ腐食を防ぐ為にクリア塗装をしています。キラッと光りすぎないくすんだゴールドで、シックな落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
シボ革のPEARL GRAYのみ、リングのカラーを変更していてシルバーメッキを採用。
こちらもワントーンの落ち着いた佇まいが素敵です。
裁断、縫製を極めてシンプルにし、立体的なフォルムで革の質感の良さを存分に味わえるように計算されています。
W-22 H-15 D-17(cm)のコンパクトサイズではありながらも、物を入れてみると意外と大容量だということにまず驚かされました。
口がガバッと大きく開くので物の出し入れもスムーズに。
横にすると500mlペットボトルも収納可能です。
また内側はスナップで留めることができ、中の荷物は隠すことができるのでその点はご安心を。
両面の外側には別でポケットが備わっており、細かい物はこちらに収納することができます。
ここも相乗以上にしっかり収納できるので、私だったらリップや目薬などのすぐ出したいものたちをここに入れたいですね。
可愛さを優先してしまったがために容量が足りない。なんてことはもはやバッグあるあるだと思いますが、スタイリングした時の可愛さ、美しさも損なわずして実用的な収納力も備えた、理想的なバランス感だと思います。
こちらのモデルに採用された革はMARROWが定番的に採用しているシボ革のカウレザー。
ダブルフェイス仕様になっていて表面と同様に床面も型押しにし、同じく裏にも塗料を吹き付けることで革の繊維が引き締まる、且つしなやかで柔らかな風合いに仕上がっているそうです。
また環境に配慮したものづくりをする企業に認定されるLWG加盟タンナーの革を使用し、薄い塗料を何重にも重ね塗りすることにより柔らかい風合いを損ねず自然で程よい締まり具合を実現しています。
クローム化合物でのなめしである為、革らしい自然な経年変化は少ないそうなのですが、その分傷や汚れが付きにくくまた目立ちにくく逆にお手入れが容易だというところは、今後長く愛用していただく上ではかなりメリットです。
革のバッグは扱いが難しいと思われる方も日常的に気兼ねなく使えるよう予め色々と工夫をしてくれているので、思う存分沢山使っていただきたいと思います。
(CREDIT)
PHEENY “Athletic fleece half zip P/O short”
MY___ “MY BASIC DENIM / INDIGO”
(CREDIT)
YOKE “Cashmere Wholegarment Crewneck Sweater”
MY__ “WOOL CHECK WIDE TROUSERS”
そしてもう一つのスエードの方ですが、シルエットも仕様も全く異なるミニバッグになります。
マフのように腕を通して持っても良いですし、取り外し可能のショルダーが付いているので斜め掛けもできます。
こちらは先シーズンも展開していた人気のデザインで、革がシボ革からスエードにアップデート。
イタリアのスエード専門のタンナーで作られていて、ハイブランドでも使用されているほどの高品質な革を採用しています。
上質なフランス原皮を起毛させているのでヌバックのような滑らかなきめ細やかさと高級感が魅力で、革の裏面にレジン加工しているので裏地なしで使用することができるそう。
さらに染料にフッ素系の薬品を使用している為、撥水効果もあり多少の雨には対応することができます。
ただし、がっつり濡れてしまった場合は洋服への色移りが起こる事もありますのでそこはご注意いただきたいのですが、さほど神経質にならずとも大丈夫だということはお伝えしておきますね。
先ほどのキューブ型のものに比べるとさらにコンパクトなサイズ感ですが、深さがあるタイプなので、こちらも想像しているより収納力があります。
もちろんたっぷり入るわけではないので必要最低限ではありますが、ミニ財布、ケータイ、ポーチは難なくいけます。
それ以上となると正直難しくはなるので、これを機にミニマルな生活にシフトチェンジするのをお勧めします!(私は未だにできてませんが、、笑)
そもそも小さいバッグに収納力など求めてはいけない。極端な話何も入らなくてもいい。
そんな極端な思考を持つほどのミニバッグ好きの私ですが、「デザインは好きだけど荷物が入らないから、、」と断念される方に何度も遭遇した経験があるので、ぜひ思考を変えてバッグを楽しむことを優先してみるのもアリかなと私は思います。何も入らないカバンも別にいいじゃないですか。笑
話が少し逸れましたが、これはアクセサリー感覚としても可愛いデザインなので、スタイルにプラスワンしていただくと秋冬のコーディネートがもっと楽しくなるのではと思います。
スカーフアレンジも可愛いのでぜひやってみていただきたいです。
当店では他にもレザーバッグのお取り扱いはいくつかありますが、MARROWの商品は視覚的にも楽しい造形物としての魅力を特に発揮していると思います。
今シーズンも引き続きスウェットやデニム、フリースなどのカジュアルなアイテムを軸にご提案をしていきたいと思っていますので、アクセントとしてちょっとした違和感というかスタイルのポイントを鞄で取り入れてみるのもお勧めです。
どう使おう?は後からじっくり考えていただくとして、まずはフィーリングでご自身の”好き”を見つけていただけたら嬉しいです。
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1LDK annex 三浦
September 12, 2025, 3:27 PM
Category: PICK UP
楽だから着るんじゃない。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
日陰に入ると風が気持ちいいと感じるくらいには暑さは和らいできたのかなと。早く寒くなれという願望で体が錯覚しているだけかもしれませんが笑
さて早速ですが今回は、僕らの提案としてはお馴染みの部類に入るあのアイテム達をご紹介します。
UNIVERSAL PRODUCTS.
“JUMBERCA SWEAT CREW NECK”
COL : OATMEAL / NAVY
SIZE : 2 / 3
¥25,300-
“JUMBERCA ZIP UP HOODIE”
COL : OATMEAL / NAVY
SIZE : 2 / 3
¥29,700-
“JUMBERCA SWEAT STRAIGHT TROUSER”
COL : OATMEAL / NAVY
SIZE : 1 / 2
¥30,800-
ユニバーサルプロダクツから定番的に展開しているジャンベルカシリーズ。
もはや説明は不要かと思われますが、簡単に生地の話をします。
日本にわずか2台しかない旧式のドイツ製編み機「ジャンベルカ」でゆっくり時間をかけて編まれた、希少で高品質なスウェット生地が特徴。
型崩れがしにくく、日常的に着て洗いまくる。そんなタフなスウェットです。
着用を繰り返すことでふっくらと風合いが増していくのも魅力の一つ。
話は変わって、定番がなぜ定番なのか。
シーズン毎にリリースされているので(肉感は違いますが)、さらっと流されがちですが、、。
ニュートラルな形や色味だからこそ気分で味付けし放題。こういうアイテムこそ着る人によって大きく左右されるのも「定番」の醍醐味だと感じています。
好きなスタイルをするための下地的な役割も兼ねていますので、今一度大切に捉えていただきたいです。
今年のスタイルはこう着たいからこの色とサイズだなとか。こういうの持ってないからあれば補填してくれそうだなとか。
デザインが先行しているわけではない、シンプルだからこそ融通が利いて、気づけば同じもの着てるのに全く別のスタイルになっているのです。
そして僕の今回の裏テーマは、おしゃれだからスウェットを着る。です。
決して楽だから着てるんじゃなく、カッコつけるためにスウェットを着てみようと思ってます。
そこでユニバーサルのスウェットを僕はチョイスしました。決してカッコつけているブランドではないからこそ、リアルな着こなしになるかなと。
“JUMBERCA SWEAT STRAIGHT TROUSER“ 165cm / NAVY / size 1
“JUMBERCA SWEAT CREW NECK“ 165cm / NAVY / size 2
序盤からカッコつけるとか言ってセットアップかよ。と思っているかもしれませんがこれには訳が。
今季からパンツの形がスラックス型に変わったので、これだったら!とセットアップが気分でした。ファッション的にハードルを感じさせないユニバーサルのクールすぎない優しさが僕にはちょうど良かったです。
そこには極端なトレンド感やおしゃれさを匂わせないユニバーサルなりの気遣いがあるのです。痒いところに手が届くような。
そもそもユニバーサルが 1LDK のハウスブランドとして立ち上がったのも、どんな洋服に対しても馴染むいわば「繋ぎ役」としてです。
定番の代表と言えるチノパンもその役割を担っています。
あの服を着るためにこれがあれば、、といった欲望を叶えてくれるのが最大の魅力。だからこそ、インナーにしても一枚でもバランスが良い、まさにベストな形。
スウェットのセットアップと聞くだけで避けてしまいがちですが、嫌味のないカジュアルさが意外と馴染みやすいです。
普段は単品で活用しているからこその新鮮さもありますし、肩肘張らずに洒落たスタイルにも今年はチャレンジして見てください。
取り入れやすい理由の一つとして先ほどチラッと言いましたが、パンツの形が変更されたこと。
タックを入れたドストレートのシルエットです。あくまでカジュアルという括りは外れないですが、その中でもスラックスに近いような綺麗さ。
以前までは、いかにもスウェットパンツらしい大胆なワタリと裾の溜まりが印象的。スッキリというよりかは野暮ったく、カジュアルさが全面に出ているイメージ。
このニュアンスの違いが僕にとってはとても大きく感じられました。元々この形はインラインの別のアイテムに使われていたのですが、僕自身その形が好きだったので偶然の産物でした。
スウェットだけど綺麗。といったギャップはスタイリングがとてもしやすいですし、ジャケットやシャツのかっちり感にも難なく馴染みますのでお勧めです。
“JUMBERCA ZIP UP HOODIE“ 155cm / NAVY / size 2
今までや昨年では、ダウンジャケットにスウェットなどカジュアルな空気感を好んでいましたが、今年は少しだけ気分を変えて。
ここ数年でレザーを提案しているコレクションが増えて、僕らにも、皆さんにも気分なレザーを着るためにこのスウェットを絶対的に合わせたい。と三浦が言っていましたが、大袈裟に言うとレザーを提案する機会があれば、このスウェットはセット。
それほどまでに私たちの提案には欠かせない存在です。
シンプルにレディースのこういうバランスはとても素敵。ダボっとしたメンズライクの空気感の中にレザーが混ざると特有の男臭さが取れている気がして。何はともあれ、スウェットの活躍があってこそです。
その時のムードによっても繋いでくれるアイテムは流行り廃り関係なく、重宝してくれる存在です。
主役ではないけれど絶対に必要なもの。基盤があるからこそファッショナブルな着こなしができるかなと。
“JUMBERCA ZIP UP HOODIE” 165cm / OATMEAL / size 2
今年の春夏から始めたASICSですが、個人的にコートなどにさらっと合わせたいと思っていました。やっと季節的に提案ができてとても嬉しい。(まだ暑いので実際に着るのはもう少し先ですが笑)
コートにフーディ。割とあるあるなスタイルですが、秋冬らしく肉感を調節しているからこそのさりげないスウェット感が重ね着した時に活きてきます。
ここ最近オススメしていて、気分でもあったジャケットやシャツのスタイルでも実はスウェットを混ぜることが多いです。
全振りしてカッコつけたいのは山々ですが、身長のせいか、なぜか腑に落ちず。自然と手にとっているのはこういったプレーンなスウェットです。
なので必然的にカッコつける時はスウェットがどこかしらに潜んでいます。
カッコつけてんのにスウェットだからか、自然体でいられる気がするのも心地がいいですし、何より暖かい。寒くなってきた時に結構大事なことです。
まぁ、今の時期は日が暮れてきて肌寒い時に羽織りものとして存在感を表してくれるでしょう。大ぶりなシルエットがジャケット感を演出してくれると思います。
羽織りものとして活用をイメージしているのであれば、サイズをあげて振り切ってしまうのもアリです。どういうふうに着たいかがイメージ出来ていれば、その人らしく選択できると思います。
それが最初に言った同じものを着てるのに別物に見える現象になる理由かなと。
“JUMBERCA SWEAT CREW NECK“ 155cm / OATMEAL / size 2
最後のスタイリング、僕はとても刺さってます。
アイテム単体で見ると結構いなたさがあるのに、なんか洒落てんなぁと。髪型といい、サイズ感といい、レイヤードの仕方といい、考えられる要因はいくつもありますが。
ごちゃごちゃ考えずにただ似合ってる。服が主役ではなく、人が前に出てる気がしてます。これはユニバーサルに限ったことではないですが、、。
いつもの生活がその人のキャラクターになったら最高だなと。
似合うものを着ることは普通じゃん。と思うかもしれませんが、意外と難しい。
大前提、好きなものを着るのはありますが、サイズ感はどうなんだろうとか。
そんな細やかな懸念を吹っ飛ばしてくれるのが、ユニバーサルだと思っています。
何の気なしに服を着ていたいからこそのちょうどいい普通さ。
今回は以上になります。
サイズ感や色味等何か気になることがあれば、僕でよければいつでもご相談してください。
では、店頭でお待ちしてます。
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1LDK annex
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1LDK annex 杉浦
September 11, 2025, 3:10 PM
Category: PICK UP












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