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ASICSの存在。

 

 

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こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

 

突然ですが、足元は同じ物を履き続ける癖がある僕。
年間を通して足元が変化する回数は片手で収まるほどです。

立っていることが多いため、クッション性が高くて疲れにくいものが良いし、たくさんの服を着るので汎用性の高さも求めたい。(わがままですが、プラスでファッション性も)

ですが、極々稀に突飛な靴に目を引かれることもあって、一瞬の気分かと思いきや数年履き続けているのです。
突飛なアイテムを選ぶ時は自分なりのフィーリングの部分が強く、選ぶ基準を明確に枠組みできないのがまた厄介で面白いと感じるのですが、、。

今回はどちらかといえば感覚ではなく、ある程度の道筋で選ぶ理由があったものを皆さんにもご紹介したいなと。

 

 

ASICS

“GEL-K1011”
Col: BLACK × PURE SILVER
Size: 25 / 26 / 26.5 / 27 / 27.5 / 28
¥17,600-TAX IN

 

今年の春夏シーズンからご提案させていただいているアシックス。

その中で、今年の新型となる “GEL-K1011” 。
1990年代後半から2000年代前半のGEL-KAYANOシリーズの象徴的なデザインディテールを組み合わせ、現代のソールシステムと組み合わせたモデルです。

先日、店頭で対応させていただいた時に「アシックスは学生時代の部活動で使ってたから、ファッションとしてはちょっと見れないなぁ。」とお声をいただきました。

僕はこの空気感めっちゃかっこいい!と思って履いていた物がそういった見え方の人もいるのか。と衝撃を受けましたが、改めて考えると自分もサッカーやっていた時に履いてたヤツいたなと。

ですが、そういった人たちに伝えたいです。アシックスかっこいいぞと。

厳密に言うと、アシックスそのものにかっこよさを感じているわけではありません。
ハイエンドな洋服を纏った時に起こる背筋が伸びて浮き足立つ感覚にアシックスという歪なダサさ(良い意味で)が加わることで一気に日常へと引き戻すナードなリアリティさに魅力を感じています。

なので、安直に合わせやすいとか、履いていて楽だから。などと言いたいわけではなく、僕の人柄や空気感を最大限表すための必須なピースがアシックスだと。強い表現になりましたが、そんな風に捉えてます。

 

 

それに合わせる僕の最近の気分はというと。

今シーズンはアナザーアスペクトのシャツからスタートしてへリルエクストリームのカシミヤ、インカミングのジャケット、OFHのスラックス、などなど個人的なムード感が上品な装いでした。

ニットなんかもいつもだったらウールだったところがカシミヤであったり、パンツはギャバのトロみや光沢があるものだったり。

肩肘張らないのは大前提として、どこかしら品を求めているのが気分です。

そんな気分だからこそ、足元はアシックスが良い。

 

 

お店に到着してから履きまくってるので、インスタでもチラチラ映ってましたが。

僕のベースの合わせはこれです。基本はスラックスに合わせたい。
あくまでたくさんある提案の一つですが、カシミヤのニットでウールのギャバスラックス、そしてアシックス。

これがかっこいいんです。

ラグジュアリーなアイテム達に身を包みながらも足元はアシックスというギャップに心躍りますし、日常の枠組み(自然体)に引き摺り込めるポテンシャルを秘めています。

 

 

サロモン、アディダス、annexで言えばロアなど、名前をあげ出したらキリがないですが多々あるシューズメーカーの中でなぜアシックスなのか。実際僕もロア履きますし。

ニュアンスにはなってしまいますが、例を挙げさせていただいたブランドだとカッコ良すぎるなと感じてしまうのです。洗練されて削ぎ落とされたクールなアッパーであったり、機能美を追求したゴツメのソールであったり、、。(逆にニューバランスとかだと可愛らしすぎるなぁとか思ってしまいます。)

もちろん、どれもかっこいいですが、今の合わせたい空気感とは違うなーと。

その点アシックスが作るシューズには、ファッションとライフスタイルのバランスが完璧。

後ほど今回のモデルの形に触れますが、ブランド全体の雰囲気として妙に親しみやすいというか、隙があるというか。

全く隙が無い完璧人間!ではなく、とっつきやすいけどなんか惹きつけられる魅力がある人みたいなイメージです。

 

 

今シーズンもたくさんのモデルがありましたが、じゃあなぜこのモデルなのか。

しつこいくらいに言いますが、スラックスは穿きたい。だけれど堅すぎず、ポップで愛嬌があるようなスタイルにしたい。そんな時にこれです。

両側面のリフレクターパッチや丸いフォルムが可愛らしいのに、スエードが混ざったアッパーというカジュアルさと上品さのふざけたギャップがスラックスと相性抜群で、とても気に入ってます。

こういうバランス感覚みたいなのが僕にはすごくしっくりきてます。

デザイナーズブランドとのコラボレーションやインラインでもファッショナブルな提案をしているアシックス。素敵なのはわかるけれど、それでも私にはまだちょっと、、、。と声が聞こえてきそうになりますが。

今回のモデルは、アシックスを避けてきた方にこそ勧めたい。

そんな人達とファッションとしてのアシックスとの架け橋になれる存在が今回のモデルだと思っています。

 

 

歴代のKAYANOシリーズを組み合わせているので、「適度な」ファッション性を担保しつつ、あくまで控えめなタイプです。

数あるアシックスの中でも、比較的スタイリッシュな形。これこそが馴染みない方にもお勧めできるポイントです。ナードすぎて芋っぽいと感じさせるメッシュのアッパーが浮き彫りに見えない黒。街着として活用するためのシャープなソール。さまざまな要因がありますが、とてもクールです。

スタイリッシュな風味を感じさせながらも無骨な黒が、嫌味のないプレーンなスタイルに。

スタイリングのコツは都会的なムードを織り交ぜることです。シャツやスラックス、コートなどなど。どこか一つはカチッとさせてあげると履きこなせます。

ファッションとしてはお腹いっぱいだとして、そこにプラスで譲れないのが最初に言ったような機能性であったりの面。

 

 

機能面も素晴らしいです。

高度な衝撃緩衝性と反発性を兼ね備えている割にシンプルで控えめなソール。
足元に比重を掛けたくないからこそ無難なソールに惹かれます。

実際に1ヶ月程着用していますが、長時間の立ちっぱなしでも難なく対応可能です。
朝出勤して、営業後に飲みに行ってもヨユー。流石はアシックス。

今では日本にとどまらず、世界にまで影響を及ぼす規模感になっているからこそ、メイドインジャパンクオリティの安心感や手頃な価格帯で提案できるというのも魅力です。

最後にオマケで。

 

 

基本はスラックスと言いつつも、デニムも穿きたくなりました。

アシックスにデニムは芋っぽすぎてハードル高めかと思いきや、これもコツで裾幅が広いものを選んであげて靴に溜まってくれる物がベスト。スラックスばかりだと気疲れするのでたまにはこういうスタイルも。

都会的なムードを拾いたかったのであくまで気は抜きつつもコートを選びましたが、面の良い(ウール、カシミヤ)などのブルゾンでウォッシュのかかったデニムパンツなどでも最高ですね。

 

これにはコレ!とルールを決めるのは好きじゃないので、僕のスタイリングもあくまで選択肢の一つですが、、。
まぁいろいろ言いましたが、気張らず各々のライフスタイルに連れて行ってみてください。

 

靴を買い揃えない僕がお勧めする“GEL-K1011”
ぜひお試しを。

 

 

 

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愛知県名古屋市東区泉1-12-33
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。

1LDK annex 杉浦

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November 2, 2025, 11:30 AM

Category: PICK UP

25AW リアルバイ #1

 

 

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こんにちは。1LDK annexの三浦です。

 

最近の名古屋はというと朝晩は上着がないと震えるくらい寒くなり、ようやくちゃんと秋が来た感じがします。
この時期のために買い足しておいたジャケットたちをやっと登場させることができて嬉しいです。

 

おかげさまで物欲スイッチがずっとONのままの私。
あれも欲しい!これも欲しい!と改めてお店のアイテムを物色しながら、本当にナイスセレクトだと自画自賛してしまうくらい(笑)お店には素敵な商品で溢れています。

レディースはオーダーしていた商品のほとんどが既に届いたかなといった具合で、ニットやフリース、コート、ダウンももうお店に到着していますので、ご要望いただければ何でも出せます。
そろそろニット帽やマフラーなんかも買い足しておきたいですよね。

まだ店頭に並びきっていないものが沢山ありますし、インスタグラムの投稿も追い付いていませんが、何か具体的にご要望があればご紹介させていただきますのでお気軽にお声がけください。

 

さて、そんな絶賛物欲モンスターの私ですが、最近色んなアイテムを一気に買い足したので私個人としてはAWの準備が着々と整ってきました。
自店のものとそれ以外のものもありますが、せっかくなのでannexで買い足したものはブログでもご紹介していけたらなと思っています。

どれもこれからの即戦力として活躍してくれるものばかりなので、皆さまのお買い物の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

KAYLE
“WOOL VEST WAIST WAMER SET”
Col: BEIGE / CHARCOAL / BLACK
Size: F
¥45,100- TAX IN

 

 

ではまずその第一弾として、こちらのKAYLEのニットベストをご紹介します。見ていただいた通り少し風変わりなデザインで、ウエスト部分が3段に分かれていて切り離された仕様になっています。

このシリーズは去年もお取り扱いさせていただいたことのあるKAYLEを代表する人気品番。
毎年少しずつデザインがアップデートされているので全く同じデザインではないのですが、継続的にコレクション展開されているファンの多いメニューです。

 

 

〈CHARCOAL〉

 

 

ニットベスト自体は季節かかわらずの普遍的なベーシックアイテムですが、それをKAYLE流にアレンジし唯一無二のデザインに昇華させたもの。
着こなしの可能性の高さを予感させ、洋服好きの好奇心が掻き立てられる一着だと思います。

秋冬は勿論、私のイメージでは春までしっかり活躍してくれるアイテムでもあるので、色々な可能性を加味して今回このアイテムを買い足してみました。

所謂〇〇way的なアイテムは私も大好物なので、これからどんな風に着ようか考えるのがとても楽しいです。

 

 

〈BEIGE〉

〈BLACK〉

 

 

BEIGEとCHARCOALは3色全て異なるカラーの組み合わせになっていて、BLACKはワントーンです。
デザインとしてはとてもシンプルで、ショートベストとウエストウォーマーが2つ付いている構造になっています。(私はチャコールをゲットしました。)

両サイドのボタンでそれぞれのパーツが取り外しできるという仕掛けになっているので、コーディネートによって付けたり外したり、自由度の高さがポイント。

一番下は腹巻きとしても使えるので、冷え性女子たちにもお勧めです!

 

 

 

 

様々アレンジができますが、まずそのまま3段で着るとこんな感じ。

最近はシンプルなハイゲージニットをインナーとして着ています。

ちなみにインナーもこのベストに合わせて購入したもので、私がこの秋にやりたかったバランスです。
アルパカをブレンドしたふんわりと柔らかなMYのシアーニット(MY___ “ALPACA BLEND SHEER KNIT”)で、タイトフィットなサイズ感で色んなレイヤードスタイルに活用できます。

ロンTの代わりとして新しくインナーを探してい時に出会いましたが、薄いのに温かくて今の季節にとても便利なアイテムなので、こちらも合わせてお勧めさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

気分によってはロンTで合わせることも多いですが、デニムと合わせてカジュアルダウンして着る感じも好きです。

このスタイリングでは一番下のウォーマーを外して2段バージョンで着てみましたが、少し太めのデニムで合わせたのでこのショートのバランスがとてもしっくりきました。

 

 

 

 

ウール100%を使用した軽くて暖かいミドルニットで、数種類のメリノウールのやさしい膨らみ感を持った気持ちの良い肌触りです。

気温の変化が激しいこの時期だからこそ、程よく体温調整ができるのがベストというアイテムの便利な所でありますが、肉厚すぎず軽すぎずの非常に丁度いい生地感なので自由に重ね着ができます。

ロンTやシャツを重ね着した時のゴワゴワ感も無く、秋冬の悩みでもある着膨れ感もないのでストレス無く着回しができますし、冬はこの上にアウターを重ねる予定ですが、ジャケット、ブルゾン、コートのどのパターンにも馴染んでくれる汎用性の高さもあるので、皆さんにも安心して着てもらえると思います。

 

 

 

 

ニットやロンT以外に最近試しているのはシャツ合わせ。

個人的に今年の秋はスウェットを着ることが多かったので、なかなかシャツの出番がなかったのですが、ベストを買ったことによって眠っていたシャツたちを甦らせることができ、また新たな着こなしを楽しんでいる所です。

シャツにベスト。少し優等生な合わせになってしまう所ですが、一癖あるこのKAYLEのニットはそうはいきません。
まるでウエストベルトのような雰囲気でアクセサリー感覚で楽しむことができるのもこのアイテムならでは。

 

着こなしのコツとしてはインナーを出したりしまったり、そのちょっとしたバランス感を変えることによっても一気に見え感を新しくすることができるので、どちらの雰囲気も交互に試していただけたら楽しいのではと思います。

 

 

 

 

 

 

最終的にはベストだけ一枚で着るのもありかなと思いますが、こんな感じでウエストウォーマーを垂らす小技を効かせたりなんかしても面白いかなと。

冒頭でもお伝えしたように、ある意味ルールのない服だからこそ、その人自身の個性が光る服です。

私がこのベストを買おうと思った理由も、いつもの自分に少し変化求めていたところが大きな理由としてあるのですが、ご存知の通り普段はベーシックな洋服を好んで着ているので、こういうデザインがすごく魅力的に見える時があります。

特に今年の私の個人的なムードとしてはいつもより少しテンション高めの洋服を潜在的に求めていて、守りより攻めな服と言いますか、引き算より足し算。シンプルさを極めたいというよりは、ファッションの面白さをもっと体現したい。そんな風に洋服と向き合ってきたシーズンだったかなと、買い付けのお仕事を振り返ってみても同時に感じています。

 

普段はすごく論理的にスタイリングを考える方ですが、たまにはあまり深く考えすぎないフィーリングを重視したファッション観もこの仕事をしていると大切だな〜と日々感じているので、今回は私なりの新しい服にチャレンジしてみました。

私と同じ気持ちの方がいたら是非KAYLEのコレクションをチェックしてみていただくと新しい発見があると思います。

 

皆さんだったらこのベストどんな感じで着たいですか?是非好きな雰囲気を教えてください。

まだまだ先の話にはなりますが、暖かい気候になった春先にはノースリーブで着るのも楽しみです。1

 

 

 

 

 

 

 

 

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1LDK annex 三浦

 

 

 

 

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November 1, 2025, 7:47 PM

Category: PICK UP

annexだけの特別なトラウザーズ

 

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こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

 

SSでご提案させていただいたリネントラウザーズに引き続き、今シーズンも名古屋店annexだけの特別なパンツをUNIVERSAL PRODUCTS.にリクエストしました。

 

前回の企画では「春夏に穿く”リネン素材”の心地よさ」をテーマとして、どうしたら素材特有の取っ付きにくさを解消できるのか、、と試行錯誤しながら出来上がったのがイージー仕様のトラウザーズでした。

個人的にもあのパンツはすごく気に入っていて、名古屋の長い夏を乗り越える強い味方になってくれました。

ありがたいことに完売してからもお問い合わせをいただいたり、実際に店頭で穿いていて褒めていただくことも多く、改めていいパンツがご紹介できてよかったなぁと安心していたのですが、

よくお店に来ていただく方の中には「これの秋冬バージョンがあったらなぁ、、、」といったコメントをいただいていた事もあり、本格的に自分の中で企画を練り始めたのが今回の25AW verの始まりです。

 

 

2025年11月1日(土)発売

UNIVERSAL PRODUCTS. for 1LDK annex

“WOOL EASY TROUSERS”

COL: CHARCOAL
SIZE: 2 / 3
¥35,200-TAX IN

 

今回のテーマは「休日でも穿きたくなるトラウザーズ」。

 

僕は仕事柄、年がら年中私服で過ごしていますが、お話を聞いているとビジネスシーンはジャケットにパンツスタイルもしくは通勤は私服だけど仕事場に着いたら制服で。みたいな方がほとんどだと耳にします。

そんな中で、休日にannexへお買い物をしに来ていただく方は僕世代の若い子達もいれば、ご結婚を機にライフスタイルが変わってきた方やお子様連れの方などなど幅広いニーズがそれぞれある中で、お休みの日は”楽な服を着て過ごしたい”という想いは僕だけでなく皆さま共通の重要視するポイントの一つではないでしょうか?

普段からトラウザーズが好きで穿いていますが、パッとイメージをする限り格好いい印象が強くなりがちなアイテムですし、実際僕もお休みの日にまで手を伸ばすことはなかったな、、、ということで、ブランドにわがままを言って今回も僕が欲しかったものをしっかりとカタチにしてもらいました。

 

 

まず、”WOOL EASY TROUSERS”の商品名にもある通り、「イージー仕様」は外せないポイントでした。

とは言っても、あからさまにフロントにドローコードが見えていたりするのは、トラウザーズとしてあまり好きではなく、タックインするかどうかは分からないけれどフロントの見栄えは美しくありたい僕のエゴで、人からは見えない”隠れイージーさ”が小さなこだわりです。

これによって、大きいウエストをギュッと絞った時のイヤな穿き心地や生地が寄って不格好になっていた後ろ姿などプチストレスが解消されて、より安心して穿きやすくなってくれました。

 

 

生地の種類って本当にたくさんあるので迷いましたが、今回選んだのはウールサージという弱起毛した風合いがありつつ存在感のあるファブリックです。(携帯で撮った写真なのでリアルな色味に近いと思います!)

いわゆるなトラウザーズでイメージされるウールギャバのようなとろみやハリがあるものだとどうしても格好良さが先行してしまうので、今回はあえてグダっとしたキメ過ぎない見た目、かつ今時期からは圧倒的にカシミヤニットの出番も増えてくるので、そういった重たい素材に負けないパンツであることは外せない条件でした。

 

 

そして色味を”ダークチャコール”にこだわったのも、今シーズンお店として注目しているブラウンやannexらしくネイビーとの合わせにも相性がよく、これまで集めてきた洋服なんにでもいけちゃう万能カラーというわけです。

時間のない朝や何も考えたくない日に、スッと手を伸ばしたくなる。そんな存在になってくれるはず。

ちなみにチャコール単色でも良かったのかもしれませんが、考えてみると僕の手持ちには柄物のパンツが一本も無く、かといって飽き性の自分には主張が強すぎるものはすぐに穿かなくなる未来が目に見えるので、嫌味なく薄っすらと走るピンストライプはすごく今の気分でした。

 



178cm / size 3

 

ゆとりのある太めのパンツは昔から変わらず好みですが、最近は少しだけすっきりとした太すぎず細すぎずのワイドストレートが気分なので、ブランドのインラインで展開されているスラックスよりも少しだけバランスを変更してもらっています。

また筒状のシルエットになるよう裾幅はサイズ2で25cm、サイズ3で26cm取っているので、スニーカーから革靴まで限定することなく合わせることができます。

僕は店頭では革靴で過ごすことが圧倒的に多いのですが、休日だと足を休ませるためにコンバースやメフィストなどのローテクスニーカーを履くことが多いので、どんなシーンでもとりあえず穿いていける。そんな気軽さは求めていた部分でした。

 

⚪︎Staff SUGIURA ( 165cm / size 2 )

⚪︎Staff TASHIRO ( 179cm / size 3 )

 

好きな服も着方もそれぞれ違う2人にも穿いてみてもらいましたが、それぞれの性格や今の気分を反映させた着こなしをしてくれました。

デリケートな繊維だろうととりあえず洗っちゃえ!タイプの男前な性格の杉浦は彼らしくルーズに穿き崩し、はたまたM-1視聴に1年をかけるほどお笑い好きな店長田代はきっちりエレガントに大人なスタイリング。

このように”誰が穿くか”が重要で、名脇役のユニバーサルプロダクツだからこそ、その人それぞれの個性を存分に引き出してくれると思います。

 

時にはラフに、時にはきっちりと。
いつだって穿いていけるちょうどよさを詰め込んだ、ちょっぴり特別なパンツ。

トラウザーズがお好きな方も、これまであまり穿いてこなかった方も。休日でも穿きたくなるラフでラクなannexだけの一本をぜひお試しください!

 

 

※名古屋店 1LDK annexのみの販売となります。

※11月1日(土)13:00~店頭発売、同日20:00~IZUMIYA ONLINE STOREで販売予定です。

 

それでは皆さま、店頭でお待ちしています!11月もよろしくお願いいたします!!!

 

 

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1LDK annex 金澤

 

 

 

 

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October 30, 2025, 5:03 PM

Category: PICK UP

当時も今も僕の憧れ

 

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こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

急激に冬っぽさを感じる気温になってきたので、ここから本格的にお買い物スイッチを入れられる方も増えてくるのではないでしょうか?

僕は前々から冬に向けた買い物を進めてはいましたが、アウターはまだ先でいいかな、、なんて考えていました。でも、これだけ気温が下がってくるとそうも言ってられない。毎年恒例のアウター争奪戦がもうすぐ始まります。

今日のブログでは今シーズンおすすめしたいアウター2型(僕も狙ってます。笑)をピックアップしてご紹介していこうと思います!

 

 

、、、と、その前に。

 

2013SSよりスタートした「KAPTAIN SUNSHINE(キャプテン サンシャイン)」。

1LDK annexでもブランド初期から長いことお取り扱いをさせていただき、2年ほど前からIZUMIYA 2FにあるPARK SIDE STOREにて展開をしてきました。

僕個人的に入社前からブランドのファンで、19,20の頃カードで何分割にもしながら必死に買っていたのも今となってはいい思い出です。笑 そんないちファンとしてもそうですし、最近はお店の買い付けにも携わるようになり、ここ数年で色々な視点で洋服を見るようになりました。

そんな中でKAPTAIN SUNSHINEが作る洋服は、トラディショナルで大人な雰囲気を持ちながら真面目すぎない遊び心が詰まっていて、何よりオリジナルで開発されるファブリックは同ブランドの真骨頂であり、今のお店の方向性を考えた時に改めて必要な存在だと思いました。

とは言ってもしばらくお休みしていながら、再度今シーズンからフルコレクションでご紹介、というのもなんだか腑に落ちず、、、25AWから1LDK annexでリスタートしていくということで、まず今シーズンは自分自身昔から大好きだったキャプテンサンシャインが作るアウターに注目して厳選した5型をセレクトしました。(25AWシーズンは引き続き2FのPARK SIDE STOREでも展開しています。)

 

 

その中で今日ご紹介していく2型は、英国羊毛の最上品種として知られるブルーフェイスを使用したシリーズで、形は定番的に展開されているハンタージャケットとウォーカーコート。

ブルーフェイスの羊毛は特筆して繊維が細く、美しい青みがかかった光沢感からまるでシルクのようと評されることもあるほど優しい肌触りと型崩れがしにくい弾力を有しています。

そんな繊維を高密度に打ち込んだウールサージ生地は、しっかりとしたハリ感や奥深いドレープ感、軽快な着心地でありながらも動物繊維ならではの保温力は担保された、今着たい無理のないエレガントなムードを醸してくれます。

 

 

Wool Serge Hunter Jacket

COL: TOP NAVY
SIZE: 2 / 3
¥132,000-TAX IN

 

ハンタージャケットとは元々はその名前の通り狩猟を目的として作られていたジャケットです。

見ての通りぱっと見で目につくポケットには爆薬や道具を収納できるようにであったり、銃を構える動作を妨げないよう背中には深めのプリーツが入れられていたりと意味のあるデザインが特徴的で、キャプテンが作るハンタージャケットにもそんなディテールが散りばめられています。

 

178cm / size 3

 

ただ元ネタでよく見られるのは、ターゲットとなる動物から見つかりづらいカモフラージュ効果がありつつ、仲間のハンターからは視認されやすいように赤やオレンジのチェック柄が用いられていたり、悪天候の中でも活動しやすいよう雨に強いワックスドコットンや茂みを歩いても破けづらいような頑丈な厚手のキャンバス生地が採用されていたりと、、、

自分の身を守るためであったり、その用途に合わせた生地が採用されるわけですが、ここで肝になってくるのが先ほどお話ししたブルーフェイスのサージ生地なんですよね。

 

 

こういった古着ならではの、その年代ならではの知識みたいなものは確かに調べ出すと面白いし男なら誰しもロマンを感じる部分だとは思います。ただ、その当時のものをいま着たいか。というと僕はそうではありません。

今の時代を生きる僕たちにはそこまでのタフな素材は必要ないし、何より当時と今とでは明確に用途が違う。

こういった当時のディテールを踏襲しながら、ファッションとして、日常的な防寒着としてのアップデートをしてくれるからこそ、キャプテンサンシャインの洋服は無理なく手を伸ばしやすいですし、元ネタを知らなかろうが素直に格好いいと思えるのは毎シーズン開発されている生地によるパワーも大きいように思います。

 


( CREDIT )
KNIT: ENCOMING “KNITTED V NECK JUMPER
PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “5POCKET BUGGIE DENIM PANTS

 

当時のハンターがポケットに爆薬、銃、装備道具を忍ばせていたのであれば、今を生きる僕は左ポケットに文庫本、右ポケットに携帯と財布、左胸のミニポケットに定期と家の鍵といったところでしょうか。

シンプルに僕は今シーズンの生地とこのデザインとの相性が直感的に好きで、鞄を持たない自分的にはすごくありがたいアウターでした。(さりげないフラップのレザーパイピングや主張しない黒のボタンなど細かなアレンジも秀逸です、、、)

裾のドローコードの使い方次第でポンチョみたいに裾を広げて着るのもいいし、ぎゅっと絞って丸みを出してみたりと着方のアレンジができるのも嬉しい。それに何よりこの丈感は自転車や車移動が多い方にとっては使い勝手が抜群です。今季ショート丈のアウターをお探しの方はぜひお試しください!!!

 

 

 

Walker Coat

COL: TOP NAVY
SIZE: 3 / 4
¥132,000-TAX IN

 

昔からブランドの定番(顔)としてリリースされ続け、これまで何度も見て、着てきた型のはずなのに今シーズンのモデルはいい意味で全く別物に見えました。

当時annexで取り扱っていた頃はウールのギャバジンやツイル生地でリリースされていた覚えで、自分自身20代前半だったこともあり、その艶っぽさがどうにも大人すぎて自分にはまだ早いと泣く泣く諦めていた記憶があります。

先ほどのハンタージャケットも同様ですが、ここで採用されているウールサージ生地はじっくりと洗いの工程を経て仕上げられているため、自然なシワが入ることでコートのエレガントさは保ちつつもカジュアルに、気軽に羽織れるバランスへとアップデートされていたことが今シーズンこのシリーズをセレクトする決め手になりました。

 

 

毎年のようにコートが着たいと言いつつも、ついつい楽なダウンに逃げてしまっていましたが、ようやく出会えました。これは欲しい。

基本的にはシンプルなバルカラーコートゆえにスタイリングやシーンはなんだっていいし、お気に入りの洋服にとりあえず羽織っとけばOKなのですが、、、

キャプテンサンシャインのウォーカーコートはラグランの余裕のある袖付けと膝下の長すぎず短すぎない着丈が本当に絶妙で、海外の方が気取らずに着ているスナップに憧れを抱いてきましたが、今回のこのコートであれば無理なく理想のスタイリングを体現できそうです。

来る真冬には襟を立てて色物のマフラーなんて巻いちゃったり、、、今年はカシミヤマフラーも買いたいな〜とそんな妄想ばかり膨らませています。

 

178cm / size 4


( CREDIT )
KNIT: HERILL “GC Twist Pullover
PANTS: YOUTH OF THE WATER “SWEAT PANTS(253-05004)
SHOES: Paraboot: “Domingue Suede

 

どれも今シーズン買い足した洋服たちです。
自分でも買いすぎじゃない、、!?って突っ込みたくなるくらい買い足しちゃってますが、それくらいいい洋服との出会いが多かったんだからしょうがない。そう言い聞かせることにしています。笑

ただ意識的に、自分の洋服の着方を広げるためにチャレンジしたシーズンでもありました。

コートってどうしても「カッコいい」が先行してしまって、気取っているように見られがちなのが自分の中ではネックでしたが、このコートは自然体で受け入れられる潔さが魅力的でした。

これまであまりコートに手を出してこなかった方でも、「これなら、、!」と思っていただけると思います。”ウォーカーコート”ですからね。今年の冬はばさっと羽織って街中歩き回ってやりましょう。

 

 

改めてキャプテンサンシャインのアウターはやっぱり格好いい。

当時と変わらず今も僕にとって憧れのブランドです。

今シーズンを皮切りに再びannexでご紹介していけるのが本当に楽しみ。店頭でもブログでもしっかり力入れていきます!(26SSではラインナップを増やしていくのでお楽しみにしていてください!)

そろそろアウターを本格的に探し始めるタイミングになってくると思いますので、ぜひ今シーズンのKAPTAIN SUNSHINEにご注目を!!!

 

 

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1LDK annex 金澤

 

 

 

 

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October 24, 2025, 5:33 PM

Category: PICK UP

10WASH HOODIE

 

 

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こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

 

グッと秋めいてきましたね。購入していた秋服がちゃんと着れる時期になってきてとてもホクホクしています。何から着よう、どう着ようと考えるのは何年経っても楽しいものです。

個人的に色々チャレンジしたシーズンでもあり、その中から今日は一つご紹介をさせていただこうかなと。

 

 

 

スウェットのフーディ。ずっと憧れはあったものの、以前は髪が長かったこともありフードにかかる髪が煩わしくて敬遠していました。そんな悩み男性にしたらとても少数派だと思うのでなかなか共感は得難いと思いますが。笑

髪を切ったことでそんな悩みとおさらばできたわけですが、ではどれを着ようとなるわけで。そこで出会ったのがrefomedのフーディでした。

 

refomedのフーディを知ったのは何シーズンか前で、その時はフェードのかかった加工にフードにイヤホンホールの空いた仕様が衝撃的にかっこよかった記憶があります。もちろん当時は髪が長かったので手に取ることはなかったですが、、、

それもあってかrefomedの作るスウェットには勝手に信頼感を寄せていたところがあります。10ウォッシュシリーズとしてお店でも定着してきて、出る度に買い足す方もいるくらいなのでその信頼は僕だけが思っていることではないのでしょうね。

 

次フーディが出たら買うぞ、、!と意気込んで臨んだ展示会。

そしたら出てました。嬉しい気持ちを抑えずに買いました。

 

refomedの特徴でもありますが広い身幅に対して着丈が短い。それがアイコン的なシルエットでありながらも180cm近くある自分からすると少々物足りないとも感じていました。いわゆる170cm前後の平均身長の方が着られるrefomedってとても素敵だな、このバランス感やりたいなと思いながらも2番3番のサイズでは再現できない。

最近登場したサイズ4だとどうだろうか。

 

 

 

これこれこの感じ。このゆったりとしながらも要所でコンパクトにまとまったシルエット。

昔来ていたギルダンのXXLでは着丈が長すぎてすぐ飽きてしまった思い出が蘇りながら、これなら飽きることなくワードローブに入れていけそうという確信。

 

個人的な願望とは別にフーディに手を出したのも理由があって、あわせたいイメージのアウターが豊作だったこともあり、フードがあることによっての首回りのボリュームとアクセントを楽しみたいなと想像していました。しかもこれまたタイミングが良いのか、今までで最もシンプルであり初めての王道杢グレー。ウォッシュ加工による生地の柔らかさをダイレクトに感じながら、ブランドらしいシルエットを楽しむ潔いシンプルさ。

アウターとの組み合わせのところもあり、このシンプルな杢グレーに絞っています。組み合わせが豊富だからこそ全体の調和を保つ意味でも定番のカラーリングと無駄のないデザインが良かったのです。

 

 

coat – KAPTAIN SUNSHINE “Walker Coat / TOP NAVY“(着用サイズ4)
hoodie – refomed “10WASH HOODIE / T.GRAY“(着用サイズ4)
pants- FRANK LEDER “WASHED WOOL 1TUCK WIDE TROUSER / CHARCOAL GRAY“(着用サイズM)
shoes – ASICS “SKYHAND OG / REDDISH BROWN × OATMEAL

 

都会的な雰囲気で着たかったのでバルカラーコートをセレクトしていたり。

 

 

 

かっこいいコートをかっこいいままにもいいですが、時には気取らず着れたらもっとコートが身近に感じれる気がしています。首周りに干渉させたくないのでバルカラーでも柔らかさや嵩が出ない生地で選んでいます。

首のボリュームをアクセントにフーディを着る意味を見出したい。よくあるフードの紐もないシンプルなデザインなのでこのボリュームがよく活き、甘さも軽減。

 

 

blouson – YOUTH OF THE WATER “JACKET(253-02001) / KHAKI“(着用サイズL)
hoodie – refomed “10WASH HOODIE / T.GRAY“(着用サイズ4)

 

 

 

襟周りに干渉しないということでノーカラーのブルゾンもチョイスしております。フーディのスウェットはそれ自体で柔らかい印象になるので、個人的にはこの辺りのアウターで無骨さや力強さを足したいなと思っていて気にしながらセレクトしました。

 

 

 

refomedでも提案されている”CASTRO JAMPER“も今シーズンはこういった合わせもオススメしたいです。

そんなアウターはまた別の機会に紹介しますね。

 

 

ブログを更新した本日は天気が悪いこともありグッと寒さを感じる気温。10ウォッシュの特徴でもある潰れた裏起毛が心地よい暖かさで体を包み込んでくれています。こないだまで暑かったのに急に寒くなって難儀ですが、、、

スウェット買っておいて良かったと心の底から思いました。皆様も是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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October 22, 2025, 7:14 PM

Category: PICK UP

美意識。

 

 

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こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

 

今年は個人的にインナーにお金をかけようと思っていたシーズンでした。

ですから、ライトブルゾンやアウターなんて部類には目を合わせないようにしていたのですが。
まぁ嫌でも目に入りますよね。

先シーズンから形いいなぁ。と気になってたブランドから今シーズンも新たな形で提案されていたので、少し前のめりになってしまいました。

それがこちら。

 

 

ENCOMING

“FRONT ZIP BLOUSON”
COL: BLUE GREY / BROWN
SIZE: M / L
¥68,200-TAX IN(BLUE GREY)/ ¥64,900-TAX IN(BROWN)

 

 

形は同じですが、生地違いで2色。

日本人が制作しているとは思えないくらいブランド全体の空気感がクールで、ついつい手に取ってしまう独特なかっこよさがあります。(以前田代の方からannexとしてインカミングを始めた経緯についてブログが更新されているのでぜひそちらもご覧ください。)

身長のせいか、カッコつけすぎてもどこか着せられているような感じがして普段は少し気崩している物が大半ですが、インカミングの洋服は素直にカッコつけられるのです。

後々、その理由や生地感も含めて紹介しますー。

今回のブログでは、ブルゾンを紹介するのはもちろんですが、僕個人としてのインカミングの捉え方も少し話せたらなと。

 

BROWN / Size M

 

インスタやらなんやらで日々普通に生活しているだけで、とんでもない量の情報を摂取できる時代ですから、なんかどっかでみたことあるな。とかめっちゃ普通だな。とか思うかもしれません。

でも実際にそれは本当にそうでしょうか。百聞は一見にしかず!とか言ってみちゃったり。

結構これは的を得ている気がします。
ちゃんと足を運んで着てみて体感する着心地やその場の空気感みたいな衝撃は、僕の中にずっと残っていて。

その点では、インカミングというブランドは衝撃を与えてくれるでしょう。

 

 

古着がお好きな方は馴染みがあると思いますが、ユーロ古着などのあの独特なシャープさと小慣れた感じ。それを日本人らしく、素材やパターンで表現されています。(デザイナーのベースはイギリスなので一般的なユーロ古着とは少し異なりますが。)

序盤に言った素直にカッコつけられる要因の多くは、日本人が手がけていることにあると思います。

大小限らず、身体的なコンプレックスを露感させずらい「着やすさ」が見た目のかっこよさに比例しているのも魅力。

前面だけセットインと呼ばれる肩を作るパターンですが、後ろはラグランのような形になっています。
生地感もトロみがありますが、これによって肩は綺麗に出て無骨さが、後ろは少し気の抜けた砕けた印象に。

 

 

肘周りにタックが2つ摘ままれているのが、パッと見のインパクトとして残るのではないでしょうか。

立体的なボリューム感もさることながら、カジュアルなバランスで着用することが可能なインカミングのブルゾンは、ドンピシャで僕の欲望を満たしてくれました。

あくまでもやりすぎてない普通な物こそ自分なりのこだわりが顕著に出るのがとても面白い。ここは譲れない!というポイントを押さえてくれ、尚且つかっこいい。最高ですよね。

ちなみに僕のポイントは身幅のゆとりでした。

冒頭でも言いましたが、インナー(ニット系)を買い足しまくったので着込んでも嵩張らない緩さを探していました。秋冬の大外に持ってきても良いなと思うので、とりあえず着込んで冬を越します。マフラーなんかを付け足したらヨユーで過ごせそう。

 

 

裾にドローコードも付属。

一気にラフで街着感が出ますね。

意図せずですが、シンプルに防寒としての機能も高いなと感じました。ニットで暖かくなった体温を逃さずに守ってくれてました。

首の高さも特徴で、ジップを閉めたソリッドな空気感が妙にカッコつけたくなる笑
コーヒー片手に街を闊歩する系です。

 

BLUE GREY

 

生地や色味が変わるだけで一気に見え感は変わりますね。

インカミングらしい織物の良さを最大限に活かした肉厚コットン。

生地は英国のいわゆるなガサっとした野暮ったさがある物ではないのが、インカミングの良さです。織物の表現方法が秀逸で、粗野な英国なテイストを日本人のフィルターを通して伝えていく姿勢はものすごく素敵。

経糸を中心の糸とその糸に巻き付ける2色の糸を使用することで、霜が降っているような独特な色味になっています。(ワンウォッシュされていることでより風合いも加わっています。)

無骨なのに妙に色っぽいインカミングのブルゾンは、こういうところからきていたのか。と改めて関心を寄せられました。

今回のブルゾンで一番好きなポイントがジップを開けた時の襟の折れ方。インナーを数枚買い足したので、どうしても見せたかったのですがこのさりげなさがたまりません。

大ぶりな襟に沿ったジップの光沢も相まってとてもかっこいいです。

ブラウンと比べてハリがあるので、いなたくふってもヨーロッパの街に居る小慣れたお爺ちゃんみたいな洗練されたスタイルができそう。

 

 

共通している玉縁ポケット。
これを見るだけでも服好きはニヤけてしまうのではないでしょうか。

通常よりも手間がかかりますが、立体感が生まれ、美しい見た目と共に耐久性も担保。
手を入れるポケットも外から見えにくい仕立てです。

こういった細部の「美意識」とも取れるスマートさには脱帽します。
自然と背筋が伸びるような。纏うだけで己の美意識が磨かれている感覚に。

つらつらと言葉を並べていますが、シンプルにこんなかっこいい服を自然体に、嫌味の無い着方に憧れます。
僕もこんな風になりたい。と願望の詰め合わせみたいな買い方はたまには悪くないですね笑

 

 

さて、甲乙つけがたい2色ですが、いかがでしたでしょうか。
懸念点等あればご相談に乗りますので、お気軽にご来店ください。

 

では、店頭でお待ちしております。

 

 

 

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October 19, 2025, 6:16 PM

Category: PICK UP

【定番】

 

 

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【定番】: 流行に左右されない基本的な商品。代表的なもの。お決まりのもの。

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

この言葉は1LDKとしてもとても大事な言葉です。いつも行くご飯屋さんで困ったら頼んでしまうような安心感のあるメニュー。新しい味を探したい気持ちは常に持ちながらも安定的な美味しさがあるからこそ冒険ができるというもの。

そんな定番に新メニューとしてラインナップされるパンツがUNIVERSAL PRODUCTS.から登場しました。

 

 

 

UNIVERSAL PRODUCTS.はもともとセレクトショップをする上でいろんなブランドとの架け橋になるパンツがなかったことから1LDKで産まれたブランドです。その最初はチノパンから始まり、その時のトレンドや時流に応じて少しづつアップデートを重ねながら進化してまいりました。

 

 

 

ノータック、ワンタックときて新しく登場したのが今回のツータック。7月に最初の納品がされてからあれよあれよの間に旅立っていき、すぐに追加をかけていた分が今回のデリバリーで届きました。

私たちにとっても待望だったツータックのワイドストレート。今まではノータックがワイドな立ち位置でしたがこれを知るとあれはスッキリした印象に感じますね。これまでのファッションの流れからワイドの形が一般的になり、昔に比べて感度が高い人しか穿けないものでは無くなったからこそ今回でいう【定番】という立ち位置がとても適切なのだろうなと思います。

 

 

 

またツータックになることでよりスラックス寄りな見え方をするのも個人的には嬉しいです。僕自身スラックスや綺麗なパンツが好きなのですが、大体そういったものはウール素材のものが多くマンネリすることも、、、顔が濃くて男性らしい風体だったらチノパンも似合うのでしょうが僕自身が真逆の風体なのでそのままのチノパンだと子供っぽくなってしまうのが悩みで10年以上手は出していません。

それがこういったスラックス見えする形で提案されたおかげで自分でも納得して穿けるというのがスタイルの幅が広がるきっかけになってとても嬉しいのです。

タイミングもバッチリで秋冬がピークに向かっている最中に来てくれたのでこの時期ならでは、これからの時期を想定したスタイリングでお見せできます。土台を固めながらワクワクな秋冬を迎えてもらえそうです。

 

 

 

jacket – HERILL “Lambnaked Jacket / BLACK“(着用サイズ1)
knit – UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL CASHMERE WAFFLE KNIT / BLACK“(着用サイズ3)
pants- UNIVERSAL PRODUCTS. “2TUCK CHINO WIDE TROUSERS / CAMEL“(着用サイズ2)
shoes – ASICS “SKYHAND OG / REDDISH BROWN × OATMEAL

 

 

 

今シーズンのテーマ”ブラウン”に沿わせたスニーカーにいつものキャメルチノで。ニット、レザーで季節感マシマシにツータックのお上品な感じがとてもいいです。タックアウトでラフにもいいですが。せっかくなら見せたいのでタックインなんて決め込んでみたい気分ですね。

 

 

 

cardigan – extreme cashmere “tokio / FELT
shirt – ANOTHER ASPECT “SHIRT 4.0 / ECRU ROSE STRIPE“(着用サイズM)
pants – UNIVERSAL PRODUCTS. “2TUCK CHINO WIDE TROUSERS / NAVY“(着用サイズ2)

 

 

 

こちらも同様にタックインになってしまいました、、、それくらいにはスラックスの容量で穿きたいなと思えてしまったわけですね。いい意味でノーマルだからこそファッション的な着こなしでイジる時に邪魔にならない。それがユニバーサルの良さであり、あったら助かるというもの。

秋冬のメインにプラスワンの気持ちで併せて見てください。

 

 

(ノータックチノもリストックされてます)

 

 

 

 

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October 12, 2025, 1:51 PM

Category: PICK UP

至れり尽くせりなシェル。

 

 

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こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

 

天候を操りたい。

なんて、バカみたいなことを考えたくなるくらい名古屋の天気は気分屋です。

天気が悪いと頭痛くなるし、気分が下がるなぁと。そんな時は服の力に頼りましょう。

着ると気分が上がるものか、天気が悪くても気にせず着られるものか。どっちを取りましょう、、。

 

答えは両方です。

 

 

ROTOL

“VENTILATION SHELL PARKA 3L”
Col: GRAY / BLACK
Size: 2 / 3
¥75,900-TAX IN

 

鬼の多機能最強シェル。

これ一つで雨、風、雪などあらゆる天候に対応可能です。
透湿防水という建築用のシートや登山ウェアにも採用されるもので、水滴は弾きながらもそれよりも小さい分子は通過させる優れもの。(着用している時の蒸れなどを外に追い出してくれます。)

重ねて大容量の収納力と利便性を兼ね備えているので都度説明していきます。

 

GRAY

BLACK

 

まずは、パッと見で分かるくらい存在感のあるフロントポケットから。

正直僕自身、荷物は少ない方なのでフロントのポケット達で完結できるくらいです。バッグ要らず!なんて安直な言葉が漏れるくらいには大容量。
あれもこれもなんて詰め込みまくってめちゃくちゃ重たくなるのは予想できますが笑

尚且つ、大きい下側のボタンはマグネットボタン仕様になってます。
ここは非常にニヤけます。大雑把な性格の人は共感していただけますが、ポケットに物を入れて手を抜いたら勝手に閉まってくれるなんて、、。

トイレの蓋が自動で閉じてくれるやつと同じ感覚で、やるやん。と思ってしまいました。

 

BLACK

 

貴重品系は胸のジップに仕舞っておくのがベスト。
息をするように落とし物、無くし物を繰り返す僕はもうジップ無しでは生きていけません。

これで酔っ払っても大丈夫。お酒を溢しても止水ジップが僕の味方。

余談ですが、この間出勤の時によく使っているOEMの”EX HELMET BAG”という結構デカ目のバッグを丸ごとお店に置き忘れて、流石に自分でも引きました。
店員の方が後で持ってきてくださったのですが、、。もう自分は信じません。一緒にいる人に頼ります。

本題に戻して、冬場でも着込みすぎて汗をかいたり、蒸れてしまう経験ありますよね。
僕は暑がりなので結構日常茶飯事なのですが、そんな時にこれ。

 

 

胸から脇あたりに隠れているジップを開けてみると、、、。
熱を逃がしてくれる部分が顔を出しました。

コンシールジップというファスナーが目立ちにくい様になっているのも流石。ファッションという観点においても至れり尽くせりな多機能シェルになっています。

さらに、ロトルの代名詞でもあるベンチレーションを兼ねたシルエットを変化させることができる背面ジップにも面白い要素が。

 

 

リフレクター仕様なんです。

東京、大阪、名古屋などなどにお住まいの方は日々の生活で自転車を活用されている人が多くいますが、そんな時に開けてビカビカ光らせてください。

通りさる車達は、颯爽と光りながら駆けていくあなたに魅了されることでしょう。
俺もチャリ乗りてぇな。と思わせることができたら百点満点。

 

 

深めのフードは2種類のドローコードが搭載されています。

口周りから首にかけて絞るタイプと頭のフィット感が変わるタイプ。
真冬の自転車とかでギャンギャンに絞って活用する未来が見えます。

というか普通に登山で使ってもいい。少しずつ登山グッズを集めているので山登りいつでも誘ってください。

 

 

手が出てるから寒そうだなと思った方。

下の大きいポケットの横側に手を突っ込んでください。内側だけフリースになっているのでポカポカです。

ここまで紹介してきて、ずっと細部に洗練された手助けをされている気分になりました。気を遣いすぎですよ。と声をかけたくなるくらい日本人らしいこだわりが詰まってます。

 

 

あくまでベースは街着として。

化繊のシャカシャカがとてもいいパンチを効かせてくれて、ついついウールやらカシミヤやらと合わせたくなってしまいます。

ど直球にかっこいいと思わせてくれる見た目なので、変な付け加えをしてもキャラになりますし、対照的にめっちゃプレーンな合わせでもスタイリッシュに。

 

一つの洋服としてかなりのポテンシャルを秘めた存在ですので、ぜひ手に取ってみてください!

入荷が最盛期を迎えていてまだまだ皆さんにお伝えできていないアイテムも多数ありますので、暇だったら顔出してみてくださいー。

 

 

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1LDK annex 杉浦

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October 10, 2025, 5:41 PM

Category: PICK UP

Goldencash Twist Series.

 

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こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

待ちに待っていた”あのニット”がようやくお店に届きました。

 

 

HERILL

“GC Twist Pullover”

COL: NATURAL / OLIVE / GRAY / BLACK
SIZE: 1 / 2 / 3

“GC Twist Drivers Knit”

COL: NATURAL / OLIVE / GRAY / BLACK
SIZE: 1 / 2

 

へリルの十八番。これがなくては僕らの冬は始まりません。

今や嗜好品ではなく必需品に。

そう言い切れるほど、シーズンを重ねるごとに生活に根付く洋服になりました。

 

 

“カシミヤ”が高級繊維であることは前提として、その中でも選りすぐり(全体の生産量のわずか0.1%)の極細繊維のみが名乗ることができるカシミヤ界のスーパーエリート、それが”ゴールデンキャッシュ”です。

最高級原料の素材そのものが持つ魅力を余すことなく全身で感じることができるのが、へリルが作るニットシリーズの醍醐味。

細く柔らかいカシミヤという原料を多本取りして太い糸へと撚った後に、ギュンギュンに度詰めして編み込まれたゴールデンキャッシュニットは、着ていくごとに空気を含みだんだんと柔らかく育っていきます。

この「ニットを育てる」という新概念はへリルでしか味わうことができず、これこそ僕がへリルでこのニットを選ぶ意味で、僕らがここまでカシミヤにハマってしまった要因です。笑

 

 

 

昨年までは超真夏の8月にゴールデンキャッシュシリーズがお店に届き、汗をかかないように撮影をし、冷房ガンガンの店内で試着1分喋り59分の1時間セットみたいなのがannexの夏の風物詩だったのですが、

日本の気候変化に対応していこうということで、へリルから新しく登場したカシミヤのシリーズが今シーズンセレクトしたアメリカンデッドストックや糸をあえて半減させたゴールデンキャッシュシリーズでした。

先行してリリースされた薄ゴールデンキャッシュをセレクトしていなかったことで、annexでは今年は取らなかったんですね、、とよくご質問をいただいていたのですが、その度に「10月を待っていてください!」そうお伝えさせていただいていました。

やっぱり僕にとってゴールデンキャッシュはカシミヤニットとは思えない分厚さ、肉感、ふんわり包み込まれる着心地、初めて着た時はそこに感動して買った洋服だったので、振り切ってannexでは分厚い方のこのモデルだけをセレクトしました。

 

 

これまではゴールデンキャッシュ100%、原毛そのものの金茶味ががった定番ナチュラルとそのシーズンに応じて何色かがリリースされていましたが、今シーズンは”編み方”から一新され”全色新色”として登場したnewゴールデンキャッシュ。

ゴールデンキャッシュとホワイトキャッシュという内モンゴル産の真っ白なカシミヤ原毛をミックスした贅沢×贅沢のコンビネーションで、それによって自然と生まれるムラ感が今シーズンの「Goldencash Twist Sereis」の最大の特徴です。

ナチュラルは今までよりもワントーン明るくなり、柔らかい見た目の優しいオリーブとスウェットのようなごま塩グレー、昨年姿をくらませたブラックが復活と、全色良すぎて全色取ってしまいました。クルーネックとジップアップの2型4色ずつ。おかげでお店はカシミヤ渋滞です、、笑

 

ひとまずサイズや色が揃っているうちにスタッフ全員で全色撮影してきました。もう一ヶ月もしたら外で着られるようになってくると思いますので、今シーズンしたい理想のスタイリングを思い浮かべながらババっとご覧ください!(オンラインストアにもアップしましたので、遠方の方はぜひこちらもご覧ください◎)

 

“GC Twist Pullover / OLIVE” ( 155cm / size 1 )

“GC Twist Pullover / NATURAL” ( 178cm / size 3 )


( CREDIT )
PANTS: YOUTH OF THE WATER “SWEAT PANTS”

“GC Twist Pullover / GRAY” ( 179cm / size 3 )


( CREDIT )
PANTS: A.PRESSE “Silk Cashmere Tweed Wide Trousers”

“GC Twist Pullover / BLACK” ( 165cm / size 2 )


( CREDIT )
PANTS: OLD FOLK HOUSE “Wool&Mohair Gabardine Trousers”
SHOES: ASICS “GEL-K1011”

“GC Twist Drivers Knit / NATURAL” ( 155cm / size 1 )


( CREDIT )
PANTS: PHEENY “Amunzen 2tuck wide pants”

“GC Twist Drivers Knit / OLIVE” ( 178cm / size 2 )


( CREDIT )
PANTS: YOKE “Denim 3pleated Wide-leg Trousers”

“GC Twist Drivers Knit / GRAY” ( 165cm / size 1 )


( CREDIT )
INNER: UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL CASHMERE WAFFLE KNIT”

“GC Twist Drivers Knit / BLACK” ( 179cm / size 2 )


( CREDIT )
COAT: KAPTAIN SUNSHINE “Walker Coat”
PANTS: HERILL “Goldencash Sweatpants”
SHOES: ROA “Cingino”

 

なんでこんなにもへリルのニットを好きになったんだろうか、、、ふと考えてみましたが、、、

いい意味ですごく雑に扱えるような気の抜けた雰囲気、それがありつつも日本ブランドならでは細やかな気遣いや素材そのものの活かし方、このバランスがずば抜けているからこそ着ていて心地がよく、無意識に手を伸ばしたくなるそんな存在になってくれているのだと思います。

もちろん高級素材ですし最初は僕も慎重に慎重に着ていたのですが、年数を重ねるごとにへリルの本当の良さは綺麗に丁寧に着ることじゃない。そう思うようになりました。

大事なニットだからこそたくさん着て、(自己責任ですが)たくさん洗って、気が付けば自分だけのニットに育っているはずです。今シーズン僕はクルーネックのナチュラル、カシミヤのジャケットをゲットしたので、ガンガン洗濯してふわっふわに育てていこうと思います。

へリル、エクストリームカシミヤ、アプレッセ、ヨーク、インカミング。今シーズンセレクトしたカシミヤニットたちが全て出揃いましたので、ぜひお店でじっくり吟味していただけたらなと思います!25AWカシミヤ祭り開催ですっ!!!

 

 

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October 9, 2025, 6:43 PM

Category: PICK UP

MY LEATHER JACKET

 

 

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こんにちは。1LDK annexの三浦です。

 

今週末10月11日(土)よりMYの新作アウターをリリースします。

 

 

MY___
“LEATHER JACKET”
Color: ASH
Size: 0 / 1
¥74,800- TAX IN

 

 

10月に入り本格的に秋めいてきたところで、今シーズンのMYを語る上では外せないメニュー、”レザージャケット”を発売します。

レザージャケットの展開はブランドとしても初の試みで、我々スタッフとしても入荷をとても楽しみにしていました。

 

ここ数年は化維系の機能アウターの比率が特に冬は多かったと思いますが、少しずつ天然素材を使ったアウターがそれを上回ってきたように思います。

ウールやカシミヤなどなど色々ある中で、お店的にもやはり今年はレザーに注目して買い付けを行ってきたので、レディースブランドとしては今回のデリバリーが待望の!という感じです。

 

実際に買い付けを行っている時もそうですが、普段からネットサーフィンをしていても国内外問わずレザージャケットのルックをあちこちで目にします。

世の中のムード的にもかなり盛り上がっていると感じますし、以前からお客様からの問い合わせもよくいただいていたので、どこかのタイミングで私からもご提案してみたいなと思っていました。

ですのでMYが初めてリリースするレザージャケットは、同時に1LDK annexとしても初めてのご提案ということになります。
(フェイクレザーのものは何度かお取り扱いしたことがあります。)

 

 

 

 

「これなら皆さんにご紹介したい!」と思った理由をこれから一つずつご説明していきますが、まず一つはこのシルエット(デザイン)。
カーコートをベースとしたハーフジャケットで、ゆったりとしたボックスシルエットです。

私自身レザーを着るとしたらこの形が理想ではあったので、第一印象でグッと心を掴まれたアイテムでした。

 

カーコートの特徴としてはやはりこのシンプルさが私にとっての大きな魅力。

レギュラーカラーに2ポケットを備えただけのミニマルさ。
ハードな印象を与えてしまうレザーというアイテムにおいて、1LDKのスタイルにスッと馴染む事、女性が着る上でもナチュラルさを損なわない事。

カジュアルに落とし込むことができるカーコートは、いつも1LDKの洋服を着てくださっている方にはとてもお勧めしやすいと思いました。

 

 

 

 

そしてもう一つのポイントとして今回採用した革なのですが、今回シープレザーを採用しています。
シープレザーは生後1年以上の羊の革をなめしたもので、軽量でや柔らかく肌触りの良さが魅力です。

牛や山羊に比べても特にしなやかさに長けていて、レザー特有のハードな印象を軽減し、レザー初心者の方にもチャレンジしていただきやすいレザーとして定評があります。

着用した時のフィット感も良く、何より実際に着てみると軽さを実感していただけると思います。
冬のアウター類はどうしても重量が気になってしまうものが多いですが、しっかりと防寒できるくらいの厚みを備えながらも毎日着ていてもストレスの無いように考慮してくれています。

 

 

そして革を選ぶ上でMYが拘った色味にもご注目いただきたいです。

一見黒に見えますが、カラー表記は”ASH”。灰色です。
真っ黒ではなく、グレーのような?ブラウンにも近いような?
レザージャケット特有の無骨さや男臭さを抑えるために、トーンに工夫を施しました。

比べてみないと分からないくらいの微差ではありますが、この細かい工夫がより皆さんに着やすさをご提供するための重要な要素になっていると思います。

 

 

 

 

1LDK annexとしてもここ数年はSS、AW共にレザージャケットを強化してご提案してきましたが、主にメンズを中心とした取り組みにはなってしまっていて、私からご紹介するということはあまりなかったかもしれません。

勿論レディースとしてもずっとその機会は伺っていたのですが、なかなか理想的なものに出会えなかったという所が大きな理由で、お客様とスタイリングのお話をしながらもベストなものをご紹介できずもどかしい想いがどこかにありました。

 

 

デザインだけではなく私が悩んでいたもう一つの理由として挙げられるのが、きっと皆さんも気になっておられるであろう価格帯に関してです。

レザーアイテム全般的に価格が高騰する中で、このMYのジャケットは税込¥74,800-。

今だとドメスティックのブランド15~20万が相場かなと思いますが、インポートやよりデザイン工程の多いブランドなんかは50~みたいなイメージ。
このご時世リアルレザーを使ってだとなかなか10万アンダーでは出せないところ、価格面においてもかなり頑張ってくれているのではないかなと思います。

 

勿論値段を上げればより質の良い革を使えますし、ボタンや裏地のパーツなんかももっと凝ったものにできるかもしれませんが、ここで私が大切にしたかったのはやはりリアリティの部分が大きいかなと思っています。

これはレザーに限ったことではありませんが、価格の上限をなくして上質なものを求めることは簡単です。

が、私たちが提案したいのはあくまでも日常着。
休日に友達や家族と過ごす時に1LDKの服を着てくださる方がほとんどですし、もしくはお仕事、通勤用に。と選んでくださる方もいます。

annexのお客様の中には子育て世代の方も沢山いらっしゃるので、今回レディースでレザージャケットをご提案する上ではより幅広いライフスタイルの方に選んでいただけるものを。と選ばせていただきました。

このMYのジャケットはデザイン、価格、全てのバランスが本当に理想的だったので、ようやく今シーズン自身を持って皆さまにご提案できて嬉しいです。

 

 

 

 

ここまででレザーについての私の想いは十分お話しできたかなと思いますので、ここからはレザージャケットを着る上での私なりのルールを踏まえながら、お勧めの着こなしをご紹介していこうと思います。

 

まず今シーズンは主力のインナーとしてフリースを沢山セレクトしました。

個人的に気分だったというのもありますが、休日も外でアクティブに動くことが増えたのでニットというよりどうしてもフリースに目が行ってしまったのだろうと思います。
なので私が今年レザーを着るとするならば、インナーかパンツにフリース素材を取り入れたいなと思いました。

勿論防寒性を高めるという点でも優れていますが、何よりこのハードなレザーの質感と柔らかなフリースのコントラストがカッコよくて好きです。

 

ボトムはデニムにスニーカーとジャケットを脱いでしまえばとてもラフなスタイリングですが、このくらい潔くカジュアルに振り切るのが私のレザーの着こなし方です。

おそらく足元は絶対にスニーカーにすると思います。レザーの洋服は他でいかに抜くかが大きなポイントですかね。

 

 

 

 

(CREDIT)
MY__ “JUMBERCA CREW NECK SWEAT / OATMEAL
PHEENY “Amunzen 2tuck wide pants / KHAKI

 

 

それを踏まえてお話しすると、秋にはやはりスウェットはマスト。
カジュアルの代表、且つ私たち1LDK annexといえばのスタイルで、皆さんも絶対一着は持っているであろうスウェットがここぞとばかりに活躍してくれます。

非常にちょうどいい抜け感でレザーが楽しめますし、もう少し気温が下がったらこれくらいのバランスがリアルなのではないかと。

 

昔ながらのカーコート(古着とか)と比べると、サイズ感はオーバーサイジングでアームのゆとりもしっかり持たせているのでインナーは色々と差し込むことができるのもポイントです。

今回ご用意したのはサイズ0と1の2サイズ。
私(身長155cm)はサイズ0を着用していますが、160cm以上の方はサイズ1を選んでいただくといいと思います。

また小柄な男性であればサイズ1を着られるようにユニセックスを意識して作っていますので、日頃サイズ感で悩まれている男性陣の皆さまも是非試してみていただきたいです。

 

 

 

 

総裏仕立てで、襟裏、チンタブ裏、フラップ裏はウール地の切り替えになっています。
とても細かい仕様ですが、女性的な柔らかい印象がここでプラスされている気がしてお気に入りです。

襟を立ててきてもカッコイイですし防寒にもなるので、ニットやフリースを着て、ニット帽と手袋を足して上げれば真冬も全然大丈夫。

秋から春にかけて長いスパンで活躍してくれるのもレザージャケットの魅力でもありますので、一着持っておくと本当に便利なアイテムだと思います。

 

 

(CREDIT)
ENCOMING “KNITTED V NECK JUMPER / BLUE
OLD FOLK HOUSE “Jewelry Sweat Pants / HEATHER GRAY

 

 

私自身久々にレザーを着ましたが、今自分が持っているアイテムや気分のスタイルのどのバランスにも意外とハマってくれました。

どう着ればいいか、難しそう・・と思われがちですが、むしろカジュアルが好きな方にこそ、新たな選択肢として選んでいただくととても楽しめるアイテムだと思います。

今後はお店全体としてもレザーのムードをより一層盛り上げていけたらいいなと思っていますし、皆さまにも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
このブログを読んで少しでも気になってくださった方は、試しに袖を通してみてくださいね。

 

では、今週末たくさんの方にお会いできることを楽しみにしております!

 

 

 

 

 

※こちらのアイテムは2025年10月11日(土)発売です。

※IZUMIYA ONLINE STOREでも同日13時に販売開始します。こちらからご確認ください。

 

 

 

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1LDK annex 三浦

 

 

 

 

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October 9, 2025, 12:00 PM

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