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【INNAT Pop up at 1LDK annex】

 

 

やっぱり暑さが盛り返してきた、、、夏に翻弄されています。
でもちょっとポジティブなのは夜は気持ちのいい風が吹き始めたこと。冷房ないと寝れないですけどね。ただ、ごくたまにする秋の匂いになんだか心躍りそうな、、、、?

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

さて、題名の通り、今週も新ブランド行きます。しかも今回は色々とブランドさんにご協力いただいてこういった形でのローンチを。

 

 

 

INNAT POP UP STORE at 1LDK annex


Date : 08/28(fri)~8/30(sun)

 

「LIKE AN INN “旅の宿のように”」
年齢、性別、人種、時間、起源、季節
あらゆる境界線をとりはらい、
癒しとリラックス、そして高揚感を纏っていただくため、
遊び心のある上質なおもてなしを提案します。

 

 

INNATは日本のブランドです。洋服を作る上で避けられない過剰生産に疑問を持ち、作りすぎない仕組みの一つとして製品染めを主体にプロダクトを展開しています。白い状態の製品を作り、その後製品染めによって色を分けることで必要以上の生産をしないという、洋服業界、ひいては今の社会問題への一つの答えを提示しています。

単純な差別化、ブランディングとしての製品染め、加工ものを強みにしているのではなく、しっかりとした芯や、文脈があっての展開に取り扱う意味を感じました。僕自身が日頃からそういったことを意識しているかと言われるとそうではないですが、洋服を売っている身としてのジレンマにこういった答えを示してくれると、安心した提案と少し使命感みたいなものも感じてしまいます。

 

 

 

すごく仰々しくなってしまいましたが、とはいえファッションであるのでシンプルに”良いな”と感じたポイントもちゃんとあります。

皆さんは加工もの。特に染め物の洋服についてどのようなイメージをお持ちですか?

僕は割と無骨であったり含蓄のある硬派な雰囲気になるイメージを持っています。髭の生えた濃いめの顔の人が似合う洋服。極端ですがそれくらいの捉え方。
なので薄顔の僕はパンツくらいでしか穿くことの難しいカテゴリーですし、綺麗めなものを絶対混ぜるのが好きなのはそんな理由があるからだと考えています。

でもINNATは違うように感じれたのです。

 

“加工なのに優しくて温和な雰囲気がある”

 

 

 

抽象的ではありますが、その柔らかさがここの特徴なんじゃないかと思うのです。LOOKは分かりやすく反映されていて、モデルさんが中性的なんです。何よりスタイリングがとても洒落ている。思わず参考にしたくなるような色合わせやアイテム合わせになっているなと感じました。

 

 

 

そして色合い。個人的にピンクがブランドカラーなイメージを持っていて、ベージュの延長線で着れてしまうような持て余さない色出しがされています。それも染めだからこそできること。そういったものが天然の染料を使っているケースが多く、ウール、カシミヤ、シルク、と天然繊維が良いと思えるのと同様に、染料も天然由来だとこんなにもすっと馴染むのだなと、改めて感覚としても勉強になりました。

そんな柔らかさやナチュラルな雰囲気をannexに当てはめると、メンズもレディースも着れる。隔たりなく多くの人に届いていけるプロダクトとしてお店の中での性別の垣根を繋いでくれるであろうと思っています。

長くなってしまいましたが、そんな経緯で取り扱いを始めるに当たり、今回はお店で仕入れたラインナップに加え、よりプロダクトに触れてもらえるようポップアップとして3日間限定での開催をいたします。

加えて特別なプロダクトもご用意いただきました。

 

 

 

[RE-DYED]

染め物ということで、必然的に出てしまう染めムラによる製品化できなかった商品。普通だと画一性がなく販売できないため、廃棄か私たちの知らないところへ行ってしまうのですが、これまた染めという強みを活かしてスミクロで染め直したシリーズを本イベントにて初となるローンチをいたします。

もともとインラインでベージュとカーキの展開で出ていたものの上からスミクロで染めているため、シャンブレーのような下からそれぞれの色が浮いてくることで同じスミクロと言えど絶妙な色味の差を感じていただけます。

モデルは2型。

 

 

 

リバーシブル仕様のハンティングジャケット。
2枚生地で構成されており、空気を孕むような膨らみのあるシルエットを形成します。襟は立てても寝かしても。変化させることでそれぞれの良さを楽しめるスタイリングがしてもらえると思います。

テーラード寄りになりすぎないカジュアルなジャケットとして日常的に羽織りたくなるような一枚です。

 

 

 

暑さの残るこの時期に追加しても良いのではと思わされる2タックショーツがもう1型。
ワイドになりすぎず、膝くらいの丈感です。今年はショーツをかなりおすすめしてきたので、違和感なく穿いていただけるバランスなのはショーツトライされた皆様に理解いただけるのではないかなと。

 

 

どちらも少し硬さは残るのでどんどん着て洗ってを繰り返してみてください。腰が抜けて柔らかくなるともっと着やすさも増しますし、自分だけの一着として仕上がっていく達成感も得てもらえるかと。

どちらも特殊な生産過程から、綺麗にサイズが揃っているわけではないので希望にお答えできない場合もあるかもしれませんがそこは出会いとしてポジティブに捉えていただけると。

他にもラインナップはたくさんあるのでこの機会にINNATのお洋服に触れてみてください!!

 

 

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〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。

1LDK annex 田代

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IZUMIYA ONLINE STORE

August 26, 2026, 6:04 PM

Category: PICK UP

秋の始めに。

 

 

IZUMIYA ONLINE STORE

 

こんにちは、1LDK annexの大久保です。

 

昨年12月に入社して、気づいたら8月後半。自分でもびっくりのスピード感です。笑
半年ちょっとながらも1LDK annexを通して沢山のお客様と洋服や、洋服以外のお話も聞けて毎日刺激を貰っています。ありがとうございます。

まだまだ勉強中の身ですが、お客様と同じ目線で「これいいな〜!」という気持ちを発信していきたいです。

 

 

魅力はやっぱり性別関係無く着られるという事。

ですが店頭でお話していると、勿論ご存知の方もいれば、まだまだ知らなかった方もちらほら見えました。恥ずかしながら私も入社する前はほぼ着た事が無かったです。メンズブランド、レディースブランドとは言っていますがその垣根を壊してくれたのがannexでした。女性が着る事で表現できる格好良さや美しさを知るともっと洋服が楽しくなると思います!

 

前置きが長くなりましたが、、

今回は店頭で見ていて特に好きだな、気になるなと思ったアイテムに注目しながら、秋の始まりに向けたおすすめスタイリングをご紹介します。

改めて自己紹介だと思って見ていただけたら嬉しいです!

 

 

 

rus “DELIRIO dress” / DARK CHERRY

¥42,900 tax in

SSの中でも異彩を放っていたRUSのエプロンドレス。めっちゃ可愛くないですか、これ。とにかく色んな着方が出来そうで、こういう想像を掻き立てるヤツに目が無いんです。笑
トップスやスカーフなど他のアイテムもデザインや色使いが可愛くて、届いた時にすごくときめいたのを覚えています。

ニットのブランドと聞いていたので、THE冬ニットみたいなものを想像していたのですがSSらしい軽さのあるニットで、季節問わずニットというアイテムを楽しめます。

 

 

(CREDIT)
Hender Scheme “piano bag small”

1枚で十分な存在感なのでシンプルなタンクトップやTシャツに合わせたり、ワンピースの様に主役としても着たいです。

リネンコットンのゆったりしたパンツに合わせてみましたが、スカートやデニム、スラックスにすると全く違った雰囲気が楽しめそうです。下重心なのでトップスはすっきりさせたくてシアー感のある素材を選びました。

 

 

UNIVERSAL PRODUCTS. “2TUCK CHINO WIDE TROUSERS

¥29,700 tax in
Col: CAMEL / NAVY / BLACK
Size: 1 / 2

 

 

お次はUNIVERSAL PRODUCTSの2タックチノです。これは店頭でお客様に提案していたら更に好きになってました。笑

何も知らない状態で見ていた時、「大きいチノパンだな〜。」という印象でした。お客様が履いている姿やスタッフが着ている姿を見ているととにかく綺麗でかっこいい。どんな人が着ても綺麗なシルエットなんです。

カジュアルなアイテムのチノパンですがタックを入れる事でスラックスの様に上品な雰囲気になります。お家での洗濯も可能で全てにおいてパーフェクトなチノパン。男女問わず一度は着て頂きたいパンツです。

 

【159cm size 1】

(CREDIT)
amiu.c “scarf hem shirt
MARROW “FABRIC PILLOW

 

 

カジュアルになり過ぎない様、裾をスカーフみたいに結べる可愛いamiu.cのトップス。垂らして着たりタックインしたり、これもまた色んな着方が楽しめるんです、、!

写真では分かりづらいのですが、シアー素材。店頭でもお話ししていると好きな方が多く、勿論私も大好きです。いやらしく無い自然な透け感が大人な雰囲気を出してくれます。

私も20代後半、少しずつ大人な雰囲気も取り入れていこうと思います!

 

 

 

MY___ “DENIM CURVE PANTS

¥28,600 tax in

 

最後はMY___のカーブデニムです。新作というのとトレンド感もあり気になっていた存在。

腰まわりはハイウエストでフィット感があり、つい気になってしまう脚の形は拾わないので履くだけでスタイルが良く見える。ワンウォッシュ加工のカジュアル過ぎない、綺麗な雰囲気。そして圧倒的に黒の安心感。笑

薄手のオンスでできているので、裾のたまった感じもかっこ良くて好きなんです。

どんなテイストにも合うので、私のクローゼットの1軍パンツに躍り出た一本です。

 

【159cm size 0】

(CREDIT)
refomed “WOOL DRIFT
KAYLE “WASHI TANK TOP

 

秋の初まりと言っても今年は残暑が長引くと聞き、選んだ半袖の開襟シャツ。

この上品さとカジュアルさのバランスが絶妙で、ハリのある生地と肘まで隠れる程のゆったりした袖丈が半袖のジャケットっぽく着られます。Tシャツ1枚でラフ過ぎたり、まだ長袖のシャツやジャケットを着るには汗ばみそうなこれからの時期にも着たい半袖シャツです。

 

 

以上、私の秋の始まりに向けたおすすめスタイリング3選になります。実は私が注目したアイテムは全てオールシーズン着ていただけるという共通点がありました。

店頭では続々と秋冬アイテムが届いていますが、まだまだ暑くて何を買おうか、、と迷ってしまう時期。
デニムやチノの様な所謂通年モノを買い足しておくと、涼しくなってからのお買い物がより明確になってくると思います。何より今すぐ着られるのが嬉しいですよね〜。

 

勿論その季節にしか着られない洋服には特別感がありますが、どの時期でも着ているイメージが出来るとまた一段と魅力的に見えてくるんです、、。

 

店頭で見ていて直感や自分の好きな雰囲気で選んだとしても、なんで気になったのか、なぜ好きなのかを掘っていくと、各アイテムで共通点があったり自分の中で譲れない所が見えてくるので今、さらに洋服選びが凄く楽しいです。そこからまた新しいジャンルに挑戦してみたり、、ワクワクが止まりません。笑

長々とご紹介してしまいましたがブログだけでは伝えきれない魅力ばかりです。
まだまだ不甲斐ないですが、これからもお客様と同じ目線で感じた魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

 

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1LDK annex 大久保

 

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August 22, 2026, 6:00 PM

Category: PICK UP

スウェットパンツ?

 

 

体感、今年は酷暑が案外短いように感じました。もしかしたらこうやって油断させて暑さは僕たちを弄んでるのかもしれませんが、、、

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

ここ数年で8~10月まで暑いというのは当たり前になってきましたね。僕たちスタッフも服を着るということにおいてはみなさま同様、服好きの消費者の一人であり、新作のアイテムに心躍らせながらも、実際の生活では着るには早く、リアルクローズを求める部分もしばしば。

最近は冒頭の長い夏問題から今から当分先まで持ち越せるもの。欲言えば秋冬真っ只中でちゃんと使えるものをと、言葉の通り欲張ってしまいます。
そのため、御多分に洩れず今年も長い夏を乗り切りながらのアイテムをちゃんと仕入れています。特に日本の夏は湿気が多いのでそこも踏まえて。

衣服を着ていての快適さを求めるなら確実にパンツが解決策となってくれるのでこれをススメタイ。

 

 

 

KANEMASA PHIL.

“28G Cupro Pants”

Col: BEIGE / BLACK
Size: S / M / L
Price: ¥24,200 TAXIN

 

THE スウェットパンツ。ではなくKANEMASAの手にかかることで僕たちの知らない新しいスウェットへと成っています。

そもそもスウェットパンツにすら見えないまである。それこそがミソなのかもしれません。

 

シャツや、ニットをよく着る身からするとスウェットパンツってスタイリングのレパートリーを持たせる役割としてとても助かるし好きなんです。楽ですし。

今となってはワードローブの選択肢として当たり前になっているスウェット(今回でいう特にパンツ)ですが、部屋着っぽくならないようにと、ブランドはパターンやディテールに手を加え、僕たちはスタイリングを考える。

でも、そもそもの生地をいじってしまうなんて、、、独自の背景を持っているKANEMASAにしかできないことだと思います。

 

 

 

商品名の通りでキュプラを使用しているシリーズ。
キュプラって裏地以外で使えるの?そんなイメージの生地かなと。

そもそも裏地に使うくらいちゅるちゅるで滑りのいい繊維でもあるのでそれをハイゲージニット、カットソー生地にするなんて至難の業なんです。それを感じさせず簡単なそうなツラしてできちゃうのがここなんですが。

 

 

 

簡単なスウェットの構造のお話をすると、表と裏で別の組織で編みながらミクロの単位で繋がりながら一枚の生地になる二重構造の編み物。なので裏がパイル、表が平編みと表情が違うのです。

今回その表部分をキュプラにしており、裏はスビンコットンのパイル。パイル部分はサラッとした細かい組織になっていて肌あたりはとても気持ちいい。そのまま寝てしまいたいくらいの気持ちよさ。言い過ぎではないですよ。

 

 

159cm
shirt – “FLANNEL CHECK PAJAMA SHIRTS“(着用サイズ1)
pants – “28G Cupro Pants“(着用サイズS)
sneaker – “GEL-1130 MULE

 

普通では表部分も平編みのコットンにするのですが、それをここのハイゲージにするととても度目が詰まってパシッとします。それはそれで素敵なんですが、それだと一般的なスウェットとほぼ変わらないんです。しかも今回のテーマでいくととても夏~晩夏~秋と穿けるような快適さは求められない。あと重くなります。

それをキュプラにすることで軽さと滑らかさ。少し風の抜けるような快適な衣類内環境になります。滑りがいい繊維だからそもそもハイゲージで編むのが難しいだろうなと。生地にする大変さを思うととても頭が上がりません。

 

 

 

でもおかげで冒頭のススウェットパンツに見えないスウェットパンツが出来上がったのです。

くどいようですが、これがとても快適。一度騙されたと思って穿いてもらいたい。ウエストはイージー仕様で紐は内側に。そして着心地もさることながらシルエットもとてもモダン。

 

 

180cm
jacket – “Cupro Nylon Single Breasted JKT“(着用サイズS)
shirt – “Broad Cotton Wide Shirts“(着用サイズM)
pants – “28G Cupro Pants“(着用サイズL)

 

セミワイドのストレートで好きじゃない人いないのではと思うほどに上手なパターンバランスになっています。キュプラなので柔らかくドレープするからヘナヘナになるかと思いきや、意外にもちゃんとシルエットがわかるような成形性も持っているのです。

 

 

 

もうお馴染みですが、今回も丸洗いオッケーです。急な暑さで汗をかいても、飲み会で汚れてしまっても。何があっても最後は洗ってなんとかなる。その安心感が今季も僕たちのリアルを支えてくれることでしょう。

今シーズンの脳死パンツはこれで決まりそうです。

 

 

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August 20, 2026, 6:00 PM

Category: PICK UP

New Brand 【POLYPLOID】

 

 

8月になりましたね。今年のお盆もたくさんの方に来店いただき、久々の方にもお会いできたなど、とても楽しい長期連休を過ごさせていただきました。

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

7月から始まった展示会シーズンで次の27ssのお洋服を見る。半年前にオーダーした26awのお洋服が続々と届く。僕は今どのシーズンの何を見ているのだろう(汗)と、頭がこんがらがる時期ですが、いい服を見ていると気持ちが上がり続けるのにシーズンは関係ないですね。

今シーズンは新たに5ブランドほど仲間が増えるのですが、以前のBlanc YMに続いてニューカマーを紹介します。

 

 

 

 

New Brand 【POLYPLOID】

 

ドイツ発のユニセックスブランド。デザイナーはベルリン在住のイゾルデ・オーギュスト・リッチリー。ドイツやヨーロッパのファッションブランドでデザイナー・パタンナーとして10年以上のキャリアを経てブランド立ち上げに至った。
ブランド名のポリプロイドは化学用語で、「多倍数体」を意味する。「事実はない。あるのは解釈だ。」をコンセプトに、アウトラインを固定したひとつのアイテムを3種類の異なる素材と色で展開することで、プロダクトに奥行きや広がりをもたらす実験的アプローチを試みている。
展開する全てのアイテムを、クラシックスタイルを3つのカテゴリー(A、B、C)で展開。それらカテゴライズされたアイテムの内、Aはテーラードの仮縫い(トワル)から着想を得た、生成りのみの1色のみで制作。そして、BとCはAの基礎を新たなコンセプトや感覚に転換させる、まったくニュアンスの異なる布地が選定される。

 

 

 

はい、インポートです。
産業国家ドイツということで、モノづくりではとても信用のある国。私たちの住む日本も同様にモノづくりにおいて信頼が世界的に見ても高いですね。どこか似た要素を持つ二カ国。
デザイナーのイゾルデ・オーギュスト・リッチリーはそんな日本をとても好いており、日本の技術や風土を好意的に見ているのだそうです。なので彼女の作る服には自国ドイツのものから、日本の生地や縫製を使用したものなどその引き出しは多岐に渡ります。

本当にいいものは国をも超える。とでもいうのでしょうかね。そのフラットな姿勢が、僕自身がお洋服に求める姿でもあり、彼女の服を選ぶときに雑念なしに素直な感覚で触れていられるのがとても心地よいのです。

 

 

 

A.B.Cという3つのライン構成が最も特徴的であり、Aラインはトワルと呼ばれる各モデルの原型で、生成りや白のみの展開。B.Cで先ほどのドイツ、日本の生地を使った展開がされていくのですが、生地が変わるだけで全く異なる雰囲気になるのが、改めて服って、生地って面白い!とお洋服の楽しさを感じさせてくれます。

また女性デザイナーということもあり、アウトラインの描き方が柔らかいので、インポートとしては珍しく私たち日本人の体にとてもフィットしやすいパターンが多いのも嬉しいポイントです。

 

 

 

インポートだから仰々しく、ではなくいつもの服と同様にスッと馴染む。annexで取り扱う上でとても大事にしていることであり、国境を超えてライフスタイルを交える上でも大事なピースになると思います。

今回セレクトしたメニューは順次入ってくるのでまだ数モデルですが、店頭にて展開しております。いい具合に馴染んでいるので初見では気づかないかもしれません。でもそれくらいがフラットな洋服選びの楽しさを思い出させてくれるのかもしれませんね。

 

最後にちょっとチラ見せで。ひとまず店頭にてご覧ください。

 

 

 

online storeは追ってあげますので遠方の方はしばしお待ちくださいね。

 

 

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August 17, 2026, 6:00 PM

Category: PICK UP

なんでもありの彫刻。

 

 

IZUMIYA ONLINE STORE

 

 

 

こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

 

酷暑が続き、身体が勝手にスリープモードに入ってしまいます。

 

何もやる気が起きない。

ブログもここらで終わりにしようかな。

 

とサボっていたら半年ほど前に展示会で観た、例の服たちが入荷してきました。

さっきまでの怠惰な心が一瞬にして消し飛ぶ。冷房の効いた室内で楽しみにしていた服たちを着るだけで、やる気が出てきた。

寒くなったらアレしようとか、コレ食べようとか、ソレにこれ着ていきたいなとか。

いつまで続くかな、このやる気。

 

 

YOUTH OF THE WATER(ユースオブザウォーター)

24AWの立ち上がりからお取り組みさせていただいているこのブランドには、物質としての良さと、目には見えない精神面の提案をされています。

目の前のものに対して、どう感じるのか。僕も毎シーズンブログを通して咀嚼していく中でもまだまだ不明瞭で、曖昧な部分を抱えたままです。

そんなふわっとした部分も含めて、抱く高揚感こそ僕が魅了されている衣服の良さでもあるのかも。

 

僕がこの YOUTH OF THE WATER と向き合う上で最もリスペクトを送らせていただく部分は、”完璧ではないところ”。(デザイナーの上田さん自身は完璧主義チックな匂いを感じているので、苦い顔をすると思いますが。)

決してマイナスな要素を挙げているわけではなく。

当たり前のことですが、一人で全てを行わない限り、人と関わって何かを生み出さなければなりません。
自分が思い描く理想を、他の人が介入する。

デザインやパターン、生地の選定などはデザイナーの上田さんがやられていますが、それを量産する人達、販売する人、消費する人。

人が関わるたびにそれぞれの咀嚼や表現があって、それによって引き起こされる偶然性や変化を自然なことだと受け入れる姿勢が “完璧ではないところ” と僕は表現しました。

 

 

何かの表現者であれば、ある程度のエゴやフィルターを通さずにはいられないと思います。
実際に、ブランド側が表現のニュアンスをお店に指定されるケースも少なからずあると聞きますし。

結局、どこに対して自分自身が価値を感じるのか、どの部分が譲れないのか、という話で、ブランドが醸し出す空気のみを求めている方はそもそもこのブログを読んでいないしな。とか思ったり。

なんにせよ、変えたくない部分を理解して、変わらない自信があるから”自由”を担保できるのかなと。

 

 

“BLOUSON(262-05001)”
Col:  BROWNE / BLACK
Size: M / L
¥64,900 tax in

“PANTS(262-05002)”
Col:  BROWNE / BLACK
Size: M / L
¥45,100 tax in

 

今回紹介するのは、国産羊毛を混紡したスウェットブルゾンとスウェットパンツ。

島根県の牧場で飼育された羊から回収した原毛を用い、綿との混紡糸として構成しています。

通常衣服で使用される羊毛は、専用の飼育方法で育てられますが、今回採用されている羊毛はフツーに牧場で放し飼いされていた羊から回収されたもの。

原毛の状態から洗って、付着しているゴミを除き、糸の長さを整え、生地にするだけで、いつもよりも手間がめちゃくちゃかかっているそう。

YOUTH OF THE WATERの理念である、「身近にある資源から始める」という考えを基盤に素材の選定を行っているので今回のウールもその一例。

ちなみに今回の制作のテーマとして、「Sculptures of Anything Goes (なんでもありの彫刻) 」を掲げ、折衷的なアプローチの中で”無名の手と素材”に向き合ったシーズンになります。

 


 


バラクータジャケットをベースに、パターンは袖が自然に前振りになるよう設計し、身体に沿う立体構造としています。
襟付近のスナップボタンを閉じることで、ジャケットのラペルのようなニュアンスを感じ、テーラリングに見られるディテールを細部に施していることで全体的にスウェットながらも、凛々しいバランスに。

 

 

組下のパンツも同生地で、製品縮絨を施し素材の表情と密度を高めています。


スウェットパンツのようなリラックス性を持ちながら、スラックスの構造を応用し、織物のような設計で構築しています。
ウールらしい重厚感を感じさせるパンツですが、秋冬のヘビーなスタイルに馴染みやすいフランクな印象を与えてくれる存在です。
ウエストにゴムとドローコード付属。裾に補強布の仕様。

 

 

メンズの洋服だと特に感じますが、他の衣服との差別化ってデザインやパターンだけでは限界があると思っています。

それに伴って、最近は新鮮さみたいなものに対する興味が薄れがち。

 

じゃあなんで新しい服買ってんだろ。

そう思って考えてみたら、やっぱり僕の”消費”に対しての欠かせないポイントはヒトでした。

ヒトそれぞれにクセやリズムがあって、その表現の一つに衣服を選んで。

言われないとわからないことに心血を注いで、かと思えば、説明を求めないと奥まった話は聞けないし。

でもそういった人間味ある部分にも好感を抱いている。

こういった、思想と言ってしまうと毛嫌いされてしまいますが、思いが籠ったものを創られる方々を無くさないために、僕は頑張ろうかなと改めて思ったシーズンです。

 

そうこうブログを書いているうちにユースの第二便が到着しました。

 

人間クサイ服、あります。

 

お盆の連休、ぜひお立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 

 

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August 13, 2026, 4:17 PM

Category: PICK UP

暑いって何度言うだろう。

 

 

暑い。暑すぎる。
そう、人類は思い出したのです。日本の夏はもう暑すぎる領域に入ったことを。

最近聞いた話によると、夏は既に終わっていて今は”烈”というらしい。

暑すぎて、烈。hahahaha

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

暑すぎて面白くもないことで笑えるくらいには頭が沸騰しそうです。
遡ること去年。こんな気温ですから持っている服のラインナップを少しばかり変えねばばらぬと思い仕入れたのが今季のお店のラインナップ。

ショーツをたくさん入れました。
ただ人間というのは愚かなもので忘れてしまうのです。こんなに暑くなるということを。そしてこれが少なくとも後二ヶ月ほど続くということも。

そう、これは自分の話。まぁいけるっしょ、と思ってほどほどに買って、あぐらをかいていたらこんな気温、、、クローゼットを見る。結局ショーツ足りてないじゃん、、、

 

 

 

HERILL
Ripstop Chinoshorts

Col : BLACK
Size : 2 , 3
Price : ¥44,000 TAXIN

 

良いのあるじゃん。涼しそうだな。ショーツという見た目だけで当たり前にそう思えるのに、触れればその安心感はもっと明確になります。
とにかく薄い。まるでシャツのよう。でもしっかりしている。写真じゃ伝わりにくいですがリップストップの組織になっています。

 

 

 

しかもこれが綿100%
汗をかいてもガシガシ洗えて、気にせず使えるので頭沸騰しそうで考えるのを辞めたくなっても脳死で選んでしまえる楽さ。

 

 

 

去年はチノ素材であった形ですね。
このパターンがとても好きで、一見クラシックな形のようでありながら、裾が外に跳ねるワイドなシルエットがとてもファッション的で良い具合にモダナイズされている。

去年が暑すぎたから、大島さんももっと涼しい生地でと、これを選んだのかな。なんて想像してしまいます。
まさに去年の今頃がちょうどこの26ssの展示会の時期で、会場で大島さんもこのショーツにリネンのTシャツでいらっしゃいました。

全く嫌味のない佇まいだったことを記憶しています。
それに魅了され、普通に良いなと思っていたこのショーツがさらに良いものに見えていました。

 

 

 

膝に若干かかるくらいの絶妙な丈感。膝を出すことが億劫な方。隠れすぎるのも子供っぽくなる。いろんな悩みがショーツは出ますが、きっとそんなもの関係なくしてくれるくらいこのショーツは説得力があると思います。

 

 

T-shirt – “Lumiflect Border Long Sleeve Tee“(着用サイズ3)
shorts – “Ripstop Chinoshorts“(着用サイズ3)
shoes – “Arpy Weaved

 

避暑地に行きたくて上高地に初めて足を踏み入れてみようと計画しています。名古屋に比べると湿気が少なくて気持ちいいらしいので、裸足にROAのサンダル。ロンTで日焼け対策と冷え予防のスタイル。とかイメージして予行練習。

 

 

 

ROAのサンダルは踵が支えられるので軽く走れちゃうくらい。アクティビティにはもってこいですね。川に足だけドボンしたくなっても考えいらず。

 

 

shirt – “Broad Cotton Wide Shirts“(着用サイズM)
shorts – “Ripstop Chinoshorts“(着用サイズ3)
bag – “karabiner drawstring bag(BAREN)

 

街に出かけるならばシャツを纏って。blanc ymのシャツは200番手という極細の糸で織られていて、一般的なブロードに比べてとても薄く軽快に。今の時期から登板させています。キチっとしながらもボタンは少し開け気味だと風もムードも抜けてちょうど良いくらい。

これもまた軽い。

 

 

 

やっぱり買おう。穿いて帰ろう。ただ自分を納得させるだけのブログになった気もしますが、同じ思いの方は一緒に背中を押されましょ。

 

 

 

 

(online storeの会員になるといいことあるかもです)

 

 

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July 29, 2026, 6:30 PM

Category: PICK UP

【NIKI】 Launch & Pop up at 1LDK annex

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

僕のスタイルに外せないのが眼鏡です。

顔が薄い、目が細いというのがあり、ある種コンプレックスでもあるのですがそれを補うのが眼鏡です。

そんなきっかけから眼鏡をかけることが当たり前になり、今では服を選ぶのと同じように眼鏡も選びます。

この服着たいからこれをかけよう。あのスタイルをしたいからこんなのが欲しい。クラシックからカジュアルまでいろんなスタイルのフィニッシュをするのが眼鏡です。

自慢じゃないですがそう言う意味ではannexの中で人一倍眼鏡に対するこだわりは強い方ですし、そんな自分なので提案する眼鏡もそのこだわりは譲れません。

ファッション的なのか、機能的なのか、プロダクト的なのか、見る視点は様々ですが今回はファッション的な視点で納得できるブランドに出会えたのでPOP UPも合わせてローンチをいたします。

 

 

 

NIKI POP UP STORE at 1LDK annex


Date : 07/25(sat)~7/31(sun)

 

東京のヘアサロン「GOOD THING」から生まれたプロダクトブランドです。

コンセプトは「Daily Standard」。
日常の基準を、ほんの少し引き上げること。

主張しすぎず、それでいて確かな存在感がある。
長く使い続ける中で、「これでいい」と思えるもの。

すべてのプロダクトに共通するのは、「視界からデザインする」という考え方です。
それは、見た目だけでなく、使い心地や日々の過ごし方までも含めてデザインするということ。

NIKIは、特別な日のためのものではありません。
日々の中で繰り返し選ばれ、気づけば手放せなくなっているような存在を目指しています。

 

 

 

ヘアサロンが手掛けるアイウェアということで、個人的にはその文脈がとても腑に落ちます。

 

ヘアスタイル、メイクと顔周りに関する職種であり、その道のプロであるため、仕上げたいこだわりやムードを作る上で必要であるのがアイウェアというのは自然な流れなのかなと思います。

ただ髪を切るだけではなくそこから産めるスタイルまで提案するというのは、服を通してライフスタイルを提案するわたしたちとも密接に通ずるものがあるはずです。 

 

 

僕たちはヘアスタイルは作れませんが、アイウェアを挟むことで顔から足まで一貫したスタイルの提案ができる。なにより作られるアイテムがちゃんとかわいい/かっこいい。

 

 

Multi oil / Multi balm / Multi selum 各¥3,850 taxin

 

会期中はヘアバーム、ヘアオイル、セラムとケア商品の販売もいたします。全てとても良い匂い(匂いもそれぞれ違います)で、テクスチャーもベタつきが少ないなど、日々使う上で気分の上がる内容になっており、この辺りのこだわりからもサロンならではの提案を感じていただけると思います。
自分はひと足さきにセラムを日々のセット前に。大久保はオイルを使っていますがとても気に入っております。

特に大久保は元美容師ということもあり、僕より遥かに使い心地の部分での納得度合いが違うように感じております。

 

 

さて話を戻して、一部を使ってスタイリングを組んだので会期前のイメージとして見てみてください。

 

 


model: Noir(antique gold / brown half lens) ¥29,700 taxin

 

model: Sable(silver / light smoke lens) ¥29,700 taxin

 

model: Noir(black / dark brown lens) ¥29,700 taxin

 

model: Sable(antique gold / light smoke lens) ¥29,700 taxin

 

 

まだまだ猛暑、酷暑の続くこれからの季節。目を守る役割としてもアイウェアは必須になると思います。以前に比べてサングラス=カッコつけてる、という認識がなくなってきたらかこそ、たくさんの方にかけていただく機会となってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

ちょっと小話を挟むと、このアイウェアを作る、生産する背景には個人的にも好きで信頼を寄せている方が携わっています。

僕の所持するアイウェアの全てがその人が手掛けるもの。それくらい安心と信頼をしていて、モノとしてのクオリティは自信を持ってお届けできます。

この辺の裏話は気になる方は店頭にて、、、

 

 

 

ということで僕はオーバル型のNoirを買おうかなと。
レディース目線だと大久保はツーブリッジのSableが可愛いとのこと。メンズ、レディース関係なく掛けれるのがアイウェアの良さ。今年の夏はこれをお供候補にしてみてください。

 

 

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1LDK annex 田代

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July 23, 2026, 7:00 PM

Category: PICK UP

【Blanc YM】 designer’s interview

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

前回取り扱いスタートのアナウンスをしましたBlanc YM
とても素晴らしいプロダクトに心掴まれ、絶対にannexで提案したいと強く思いました。ただ、始めるにあたってどうやってこの良さを伝えていこうかと、、、

始めます、アイテムこれです、スタイルこうです、だと味気ない気がしていて、製品の奥まった部分や温度を伝えたいと思いました。

 

であるならば作り手のお話をダイレクトに伝えることから始めるのが良いのでは無いかと、今回のインタビュー形式でのブログを敢行することになりました。

デザイナーの宮内さんの人柄や洋服作りへの考えなど、、、とても共感できる部分からannexで扱う意味など、その一端に触れてもらえたら嬉しいです。
だいぶ長尺となりますので、本格的な立ち上がりまでゆっくりと読み進めていただけたらと思います。

では、、、、

 

 

田代(以下:田)、杉浦(以下:杉)、宮内氏(以下:宮)

 

 

(田)ブランドの始まりはいつからですか?

(宮)2016年にはじまって今年で10周年になります。

始まりは文化服装を卒業するタイミングで東日本大震災があって就職の入り口が狭かったというのもあり、もともと独立願望があったので、一回若いうちにやってみよう。みたいなのがあって失敗したらしたでというので、アシスタントインターンを数年やって独立に至りましたね。当時は資金もなかったのでワンラックくらいからで3~4型の10着あるかないかでスタートしました。

 

 

 

(田)その時から作っている根本は変わってないですか?

(宮)アイテム的には変わってますが、根本は変わってなくて主観的なもの作りはしているというか、、、あんまり寄り添い過ぎず、時代の流れはキャッチしたいなと思いながらですね。トレンドや時代感を追ってものつくりしている感覚はなくて、ただ見る様にはしていて、、、
自分の考えとトレンドが近づきすぎず離れすぎず、常に一定の距離感は大事にしています。

 

(田)初めて見た時に素材や生地感にこだわりを感じました。あ、いい服だなって。

(宮)そうですね、素材とシルエットでできてるところがあると言いますか、服そのものがデザインで成り立つという考え方よりはアウトラインや、それを形成する素材は意識しています。

 

 

 

(宮)素材でいえば、毎シーズンスワッチをストックしているものや新しく取り寄せるものもたくさんあって、制作のはじめに見直しますね。機屋さんが提案しているものやオリジナルのものもありますが、それらを叩き台に進行していきます。

オリジナルだから良いとも思っていないので、良かったらそのまま使うこともあります。

(田)こういった素材や生地の良さはブランドの積み上げで深めていったんですね

(宮)そうですね。生地の良さっていうところと、とはいえ一番良い生地だから使いたいというのは無くて、リアリティのあるもの作りではあるので快適性や日常的であるための自分なりなアウトラインの形成をするための生地選びというところでの必然性はあるかもしれません。

(田)着やすさとか日常的なところに向かっていった結果が日本の生地なんですね。

(宮)インポートも全く使わないわけじゃないですが、自分で見て作ってとなるとそういうものが多いかもしれませんね。

自分が好きでストックしているのもあって、シーズンの初めになんとなく見返しながら気に入っているけどずっと使わなかったり、やったことないものとか、このタイミングなら良いかもというのをやっていますね。

 

 

 

 

(杉)ものつくりにおいてはおそらくご自身が着るから作るというタイプかなと思っているのですがどうですか?

(宮)まさにそうですね。先ほどの話じゃないですけど、割と主観的というか自分がベースになってて、自分のクローゼット的な意識はありますね。それこそ最初はそんなスタートで、徐々に型が増えていっても自分の身の回りの人を思い浮かべながら作ったりもしていますね。

デザイン先行しているよりは、リアリティのある部分に投げることが多いですし、意外と初期衝動だったりもします。

 

(杉)この人が着たらいいなというリアルがあるから変に浮いて見えないんでしょうね。
(田)オーセンティック、フラットに見えますが、引力があるように感じますし、既視感があるんだけど確実に異なる何かがちゃんとあるんですよね。

(宮)仰る通りですね。例えば古着とかこういった現物をベースにしますが、ただ古着だけをというよりは、それを継承している意識は持っていたいです。それを焼き直す、再現するよりかは一個自分に寄せるというのはあって、オーセンティックだったりそう見えるけど違うというのは、そのベースはあるんですけどその箱の中でデザインするというのはすごく意識しています。

ゼロイチといえばそうですが、完全に見たことないものを作るよりかは、角度を変える。そういうディテールのコンポジションだったりとか少し変えるだけで目新しさが出るかなと。それはシルエットやディテール様々ですが。

 

 

 

 

(宮)それこそ今期だと定番的にやっているトラックジャケットはソリッドな表情をしていますが形としては90年代的なものを元ネタにしています。ただ、これを再現するより自分に寄せたいといのがあって制作しています。

(田)確かにこう見ると同じとこからやってきているとは思えないですね。

(宮)それがわからないというとこまで行きたいのはありますし、逆にこういうディテールから始まることもあって、例えばこれのこの部分を再現したいな。から始まり、そういうマクロなところから服になっていくというか、、、音楽で言うリフから1曲が始まるだとか、映画だとこのワンシーンのために2時間半あるじゃないけど、そういった広がり方も時々ありますね。

 

 

 

(宮)ここにあるのもなんとなくの気分なやつで、ミリタリーやバーバリー、ヴェルサーチとかマルジェラ、ミッソーニスポーツや、、、

(田)近代のものもあるんですね、、、!

(宮)スポーツっぽいのもあったりとか、ヴィンテージから現行までジャンルを横断してますね。

(田)そこがジャンルレスな代わりに乗せる生地は日常的だったり身近な部分が共通しているから、コレクションになったときに一貫性があって美しいんですね。

(宮)そうですね。わかりやすくいうと綺麗なものは好きなので、そういうところで古着らしい再現をしたい、はないですね。素材もそうですし、自分らしくブランドらしくやっています。

(田)上品ではありますが、かしこまってない感じがすごく自然に受け取れるんですよね。

(宮)おしゃれである手前、ファッションとか服のやってる感があるとカッコよくはないなと思ってて、おしゃれとかっこよさの部分は絶妙に自分の中では違っています。家帰ってきてガサっと置いといて次の日そのまま着る。でもそういうテンションが様になるような人というか、それは意識的で、だからシワにならない素材を選ぶこともありますし、シワになってもいっか、ちょっと破けててもいっかみたいな。

サイズ展開ももちろんしてますが、本音のところで言うと、ちょっとデカければ切ればいっかみたいなそれぐらいのテンションでも雰囲気が出ると言うか、自分で体に合わせて着ると言うか、、

(田)かなり自由ですよね

(宮)その方が好きというか、人として生っぽいと言うんですかね。

(田)服を見ててもこの人着れなさそうみたいなのがなくて、受け皿の広さがブランド自体にある気がしています。

(宮)ほんとにその人次第ですけど、袖長いなや丈長いなと言うのも極端な話折っちゃえばどうにでもなるような、様になる服ですよというようなのが個人的に好きで、古着とかもそう言うやり方になるじゃないですか?その感じがうまくいくといいなと思っていて。

(田)その着こなしの感覚はファッション寄りですよね

(宮)そうですね、僕もスタートはモノですけど、モノからファッションに寄せていく、ムードを作っていくみたいなのはあって、漠然とした抽象的なものから始めるよりは、一点から初めて、これがあるからこれ作ろうかな、と連想していって、徐々にそれが広がっていって、自分の気分が自分でわかっていく感覚ですね。それがムードやファッション、一つのコレクションに変わっていきますね。なので最初にテーマやコンセプトはなく衝動的に初めて、徐々に全体像が見えていく感じです。

(田)先ほどのマクロなものの作り方が全般にも統一しているんですね。

 

 

 

(田)おそらくお店で始めるにあたって最初に見せるのがこのシャツになると思うのですが、

(宮)そうかもしれないですね。それもブラッシュアップしながら、200番手の相当詰まったタイプライターにしています。タッチが良くて、夏場も着やすいです。どこか突飛なことをするでもなく、オーセンティックでありながら、多少後ろ身頃にバランスや用尺を取ったり、段差があったりと調整しています。特別な色ではないですがいいですよね。

(田)ストレートな普通のシャツを久々に着たいと思いました。改めて買うって最近してなかったので、シンプルに着れる無地の綺麗なシャツに惹かれましたしとても高揚したのを覚えています。

 

 

 

(田)全部好きですけど、シャツだとこれめちゃくちゃ好きだなって、、変なことしてないし普遍的なものなのに惹かれるってある意味特殊だと思ってます。

(宮)そう言うものが服に限らず好きなんですよね。
角度を変えて面白くなっているものとかや、芸術なんかもそうですけど。常に微差で表現する事を意識していて、世の中にあるモノとぎりぎりないモノ。生地と洋服のアウトライン、アーカイブと時代感あるもの。などなど、、なんとなく間感を意識しています。

 

 

 

(宮)今期も作っていますけどシャツジャケットというかジャケットの面してシャツみたいに着れたり、シャツの表情なのにジャケット的に着れたりとか、絶妙に分類されないような服も好きで、、

(田)その感じが今の日本の気候にはマッチしてそうですよね。

(宮)暑くなるの早いけど、だからと言ってTシャツ一枚で過ごしたいかっていうのが別で、絶妙な服が欲しくなりますよね。

(田)それでシャツ以外のレパートリーがあると嬉しいんですよね

(宮)僕もシャツみたいなジャケット、ジャケットみたいなシャツとか、いわゆるアイテムのカテゴリーをどこに入れたらいいのかみたいな、その感じもいいなと思ってて。そういうのが結構好きで。

(田)既存の枠組みを壊すようなパンクさを感じますし、またそれも宮内さんのリアルなんでしょうね

(宮)そうなんですよ。それが結果的に今の日本の気候や湿度感に合っているんですよね。

 

 

 

(杉)ブランド内のお気に入りはコートですか?

(宮)そうですねぇ、僕はアウターをざっくり着たい。アウターをアウターらしく着たいというのがあって。その点、シルエットで言うと、所謂トワルを引いた時にディテールを含めて調整しながら理想のところに着地させていきます。

 

 

 

(田)すごい資料多いですね、、、!!美術的なものだったりとか、、

(宮)古着もそうですが、書籍や写真集、アートブックみたなのは好きで、、、これが直接的に影響するわけではないですが、インスピレーション源でありつつあくまで趣味と並列ですね。間接的ではありますが、今の気分はこの辺りかな、、、

 

 

 

 

(宮)割と悩むと外にアイデアを求めがちじゃないですか?僕はどっちかというと自分の経験したことを思い返すのがすっきりするんです。

(杉)内側なんですね、、!!

(宮)矢印はなるべく内側に向けたほうが悩んでる時は特に。きっかけとしては外に向けたことになるんですが、、笑

僕の悩みはほとんど何を作ろうかなってところなので、外出て古着屋、古本探しもしょっちゅうするんですけど、とはいえ色々なものを集めたり見たりしてきたんで何か自分の手元にあるものとか、自分で一回考えながら、「忘れてたけどあれあったな」とか「あん時やろうと思ったことあったじゃん」みたいな初心やその時の感性に戻ることはよくあります。

(田)そのスイッチを押すための資料でもあるってことですね。

 

 

 

(宮)大人になると新しいことを得ていたり、情報や感度は上がりながらも、一番下に結構いいこと埋まっているような、地層を掘り返す感覚ですね。そう言う意味でもこの本のタイトル、内容ともにとても好きです。

 

 

 

(杉)ちなみに何かを伝えるときに明確な言語化を求めるのか、空気感な部分なのかどっちですか?

(宮)服を作ってそれがブランドになっているわけなので、結局具体的な物作りと、抽象的な表現どっちも必要であって、モノだけでもなく、ムードを表現するのも大事だと思っています。言語化できればいいなと思うんですが、中間の部分を抜いたり、言葉にするとチープかなと思う時もありますし、自分が作ったものを自分で因数分解しすぎるのもムードや色気が失われるような気はしてます。もちろん蘊蓄(うんちく)も好きなので否定的ではないですが、バランス、余白は気にします。

そういった意味でも、お店側のフィルターを通した伝え方も正解で、むしろそうしていただけると興味をそそられますね。

(田)そう言う点では僕ら自身が見た時に、気に入っているというか、素直に好きだなぁ、と言うのがあるのでこれを伝えたいなと思っています。

(宮)それはとても感じましたし、提案、共感して欲しいと言うのが強く理解できました。

(田)ただ好きなだけでなく、annexとしての親和性も強く感じたのもありますね。

(宮)お店を見させていただいてよりそう言う雰囲気、マッチの度合いは感じました。

 

 

 

(杉)現実的にもこの感じで手が届く金額なのも大きいですよね

(宮)そこも意識的ではあって、リアリティや生っぽさと言うところを考えると高級なものには部類されるんですけどそれだけではないと言いますか、、、適当に着て、次の日そのまま着れるような感覚もあるからこそ、大事に大事に着るだけではないと思っていて。

自分でデザインをしていて、少人数のチームで作っているので今の型数が限界と言うのもありますし、一着作るのにも時間がかかるタイプなので、スケールを大きくして見せたいよりも一着でも魅せれるものを産みたいと言うのがありますね。

 

 

 

 

(田)最後にannexで取り扱うことでどう伝わることを期待していただけますか?

(宮)ブランドがお客さんに届くまでのフィルターを通して伝えていただけるとこですね。
うちの服もいくつかの地域や国でも買えるので、一つのお店で買える理由が近所だと言うのもあると思いますが、僕自身、Blanc YMが各お店さんに並んでいる時に、実際は一緒の服なんですけど、なんとなく違う服が並んでいる感覚があります。それはそのお店がそれぞれのムード感を作っていると言うのがありますね。

ブランドの表現をダイレクトに伝えてくれるのもとてもありがたいですし、ただ解釈があって伝えてくれる、世に広げてくれると言うのは、ブランドとしても新しい世界が見えるので、その点ではannexさんは特に強い部分がありそうな気がしてて。

特にこのようにブログであったり文字で表現されているのもお店としてのステートメントや丁寧さは感じてて、偉そうになりますがそう言うところがいいなと思っています。なので取り組みが楽しみですね。

(田)僕らもとても楽しみですし、早く皆さんにお披露目したい気持ちでいっぱいです。本日はありがとうございました。

 

 

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July 20, 2026, 7:00 PM

Category: PICK UP

今の時期、何を買おう。

 

 

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こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

職業柄か、気持ちは実際の季節より先走って、気分はもう秋冬。

かと言って、アウターや厚手のニットを着ることはできない。

どうしよう。

 

 

よし、靴を買おう。

 

 

ASICS

“GEL-1130 MULE”
Col: WHITE × CLAY CANYON
Size: 23.5-28
¥14,300 tax in

 

インスタではさらっとご紹介していましたが、アシックスのGELシリーズからミュールが登場しました。

アシックスのポイントであるフィット感を担保しながら、サンダルのような手軽さを持つこのミュール型は、個人的にも楽しみにしていたモデル。

もはや履き心地と安定感については、絶大な信頼を寄せているアシックス。幾度となく長時間の履きっぱなしや僕の無茶に耐えてきたことか。

何かを新調したい気持ちと実際の気温がマッチしたタイミングだったので、今おすすめしたいと思えました。

裸足でも、寒くなってきたら厚手の靴下を履いても。

 

 

今のところは女性の方にとても好評で、レディースサイズの在庫のご用意が少なくなってしまいましたが、僕としてはメンズも履いて欲しい。

この手軽さ、色味、デザイン。むしろメンズに勧めたい。

 

今まで何型もアシックスを店頭やブログで紹介させていただく中で、口酸っぱく伝えていることがあります。

アシックスのシューズに求めているのは、かっこよさではありません。

じゃあ快適さなのか?

 

それはライフスタイルを提案する私たちにとって大前提の部分なので、伝えたいこととは違います。

お店の編集上、提案する洋服は素材、加工の風合いなど、ぱっと見では分かりずらい洋服が七、八割を占めています。

そんな洋服たちをベースにスタイリングを組んだ時、いつも感じるのは、ちょっとソリッドすぎるな。と。

かっこつけたいのは山々なんですが、私たちが提案するには小っ恥ずかしく、どこか人間味の感じる要素を求めた結果がアシックスです。

フォルムや色味、素材など単体で見ると、どこか鈍臭いアシックス。

だけれど洋服も含めると、一気にハイエンドなアイテムたちに親近感をもたしてくれる。

そういったリアリティの部分を私たちはとても大切にしていて、欠かせない考え方です。

 

 

なので、安直に合わせやすいとか、履いていて楽だから。などと言いたいわけではなく、annexの空気感を伝えるために、最適なスニーカーがアシックスだったというわけです。(ちょっと誇張した表現でしたね。汎用性や利便性も大事です。)

まぁ、でもこのミュールは履いていてあまりにも楽なので、提案する上でその点も外すことはできないのですが。

 

 

座敷タイプの居酒屋とか、展示の施設とか、何かと靴を脱がないといけない場面って意外とあるなぁ。と気がついてからはシューレースが無い靴に惹かれていました。

スリッポンのような革靴なども愛用していますが、変化球ではあるので少し癖が出るというか。

しっかりプレーンで、どこからどう見ても普通のバランスなのに実はスリッポンです。と言い切れるやつは探すと無かったので、ベストなタイミングで出会いがありました。

裾幅が広いパンツを穿くと、普通のスニーカーです。ちょーどよく変。

 

 

最近は決死の覚悟で出勤しています。(暑すぎるので。)

モラルの概念が存在しない世界であれば、裸で生活しているところです。でも、しっかり法律やモラルが存在する世界なので、服を着なくては。

せっかく何かを纏わないといけないのであれば、楽しむしかない。無理のない範囲で。

その序章としてこのミュールです。夏服も揃え終わって、秋冬の入荷待ちのこのタイミンング。少しでも気分が上がれば嬉しいです。

 

 

もう次のシーズンの立ち上がりが少しずつ始まっています。

晩夏のメニューもたくさん田代が仕入れているので、誇張ではなく、いますぐに着ていただけるアイテムも多々あるのでぜひ立ち寄ってください。

次のテーマは原点に立ち返り、「ファッションを楽しむ」です。

服屋が何を言ってんだと思いますが、純粋に楽しめるきっかけを作りたいと改めて思わされたシーズンでした。

それも踏まえてアシックスはスタイリングに欠かせない存在です。

ぜひ、お試しを。

 

 

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July 19, 2026, 6:26 PM

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New Brand 【Blanc YM】

 

 

こんにちは。1LDK annexの田代です。

 

 

題名から、26AWより新しくお取り扱いをするブランドを今週末よりお披露目いたします。

 

 

 

“Blanc YM”

「Universality,Diversity,+α」。

メンズ・レディースを問わず日常のワードローブに溶け込む、ミニマルなデザインを提案する。定番のアイテムを素材や表情から再考し、ディティールをストイックに追及することで、ありそうでなかった”新しい服”を作り出す。

 

 

 

端的に言えばベーシック。

ただ、普通なのではなく違和感や新鮮さを感じるベーシックは作り手のこだわりや考えがとても強く反映されています。

着ていて気持ちよかったり、日常的に手を伸ばしたくなるようなコレクションは僕たちの提案するスタイルともとても高い親和性があり、これからのannexにとっても大事なピースになってくれるであろうと感じています。

 

 

 

今回はローンチに先駆けてデザイナー宮内氏へのインタビューを敢行してきました。

明日のブログにて公開しますので、立ち上がり前のお楽しみとして。僕たちのモチベーションも合わせて感じていただけたら嬉しいです。

 

それでは明日のブログにて。

 

 

 

 

 

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July 19, 2026, 5:30 PM

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