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PHEENY 初めてのバスクシャツ

 

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こんにちは。1LDK annexの三浦です。

 

PHEENYよりバスクシャツがリリースされました。

意外にも今まで作ったことがなかったというバスクシャツ。

というのもデザイナーの拘りが強すぎるあまり、これだ!という生地に出会えていなかったこともあり製作に至らなかったらしく、10年の歳月を経て今シーズン初めてのリリースになったのだそうです。

22SSの展示会時、次のシーズンはどんな感じでいこうかと漠然と着たいアイテムだったり、やりたいスタイルを自分なりに妄想しつつ組み立てながら買い付けを行っていくのですが、私の中で久々に”ボーダーが着たい”となんとなく思っていました。

そんな時に出会ったのがこちらのバスクシャツ。

 

 

 

 

ボーダーの中でも王道のバスクシャツが気分だったのですが、annexでも今までレディースのバスクシャツは仕入れたことがなかったので、今年はどこかのブランドで出会えたら良いなーと思ってました。

そんな時、PHEENYの展示会場に並ぶボーダーたちを発見。かなりテンションが上がったのを覚えています。

大好きなPHEENYが作るボーダー。よく無いわけがなく、これは皆様にも見ていただきたいと思い沢山ご用意しました。
どれも理想通りの仕上がりでしたので、猛プッシュしていきたいと思います。

私も2色ゲットしたので今季ヘビロテします!

 

 

PHEENY “short basque shirt” ¥20,000-(¥20,000- tax in)(ORANGE / BLUE

 

 

まずは気になる素材感から。

ボリュームがありながらも、しなやかな着心地に拘った生地は全て完全オリジナルです。

肉厚ながら見た目にもクリアな印象で、さらにハリ、コシを出すために通常よりもやや硬めに仕上げており、洗濯を繰り返し着込んでいくことでより一層馴染んでくれるので、風合いの変化を着るたびに感じていただけると思います。

洗濯により着丈、袖丈、身幅が約2~3cm縮みがでるので、ゆったりめなサイジングになっています。

 

まずバスクシャツのイメージといえばかなり肉厚でガシガシに硬い生地感。

昔大好きでよく着ていたセントジェームスやルミノアの王道バスクシャツがまさにその代表かと思いますが、今となってはあの硬さが少し窮屈に感じてしまって最近は全く着なくなってしまいました。

年々、楽な素材のものを着慣れてしまっていて体がなまってきた証拠だと思いますが・・・
理想は程よく柔らかくて、硬い。矛盾しているようですが、このニュアンス伝わりますでしょうか・・・?

今回のPHEENYの生地はまさにそんな感じです。
柔らか過ぎてもダメなので、この絶妙な塩梅がとても大事です。

デザイナーの秋元さんもここをずっと追い求めていたんだと思うと嬉しくなりました。

 

 

(CREDIT)スタッフ身長155cm

PHEENY “High waist bermuda pants” ¥18,000-(¥19,800- tax in)(IVORY/サイズ1)

 

 

身頃と袖にボリュームを持たせ、裾と袖口でキュッと絞ったメリハリのあるシルエットがPHEENYが得意なバランスです。

裾まわりがすっきりしているのでタックインもしやすく、ハイウエストパンツとの相性が抜群。
一般的なバスクシャツよりも女性らしいシルエットが魅力的な一枚です。

胸元が無地の為、顔まわりはすっきりとした印象になります。

 

 

 

 

今回製作したバスクシャツは全部で3型。

最初にご紹介したものは比較的見慣れたデザインかと思いますが、残りの2つはまた印象の全く違う2着です。

 

 

PHEENY “Raglan sleeve basque shirt” ¥21,000-(¥23,100- tax in)(ORANGE / BLUE

 

 

PHEENY “N/S basque shirt” ¥16,000-(¥17,600- tax in)(ORANGE /BLUE

 

 

スクエアネックとノースリーブ。

デザインはシンプルですがバスクシャツのくくりの中ではなかなか無いデザインです。

そもそもバスクシャツはというと、もともとは漁師や船乗りの仕事服として生まれ、後にフランス海軍の制服としても採用されている由緒正しきマリンアイテムで、ラフな風合いの厚手のコットン生地、横に広くあいたボートネック。
少し短めの袖丈に青と白の横縞。これが所謂伝統的なバスクシャツです。

フレンチカジュアルを代表するファッションアイテムで今となっては様々な形、カラーで各ブランド思い思いのデザインで展開されていますが、アイテムの背景にあるのはタフで実用的なワークウェアであり、ミリタリーウェア。

無骨さもありながら可愛さも兼ね備えていて、いつの時代も洋服好きに愛され続けている。そんな印象です。

PHEENYが作るバスクシャツは伝統的なミリタリーの要素とモダンな要素を兼ね備えた一枚で、さらに女性らしい要素も散りばめられたキャッチーな仕上がりでは無いでしょうか。

 

 

(CREDIT)スタッフ身長155cm

MY__”HIGHT WAIST PANTS” ¥22,000-(¥24,200- tax in)(NAVY / サイズ1)

 

(CREDIT)スタッフ身長155cm

Buddy Optical “Cornell SG” ¥22,000-(¥24,200- tax in)

EVCON “5POCKET WIDE DENIM PANTS” ¥22,000-(¥24,200- tax in)(BLUE / サイズ1)

 

 

スクエアネックの方はラグランスリーブの仕様になっています。
身頃の柄の雰囲気も変わりますし、鎖骨が見えるか見えないかくらいのネックがシャープさを演出してくれている気がします。

ボートネックに比べて長めの着丈、ボリュームのある袖もポイントで、すっきりとしたボトムスにも相性がいいです。

 

 

(CREDIT)スタッフ身長155cm

MAISON EUREKA “VINTAGE REWORK BUGGY PANTS” ¥25,000-(¥27,500- tax in)(BLUE / サイズS)

 

(CREDIT)スタッフ身長155cm

DAIWA PIER 39 “TECH WIDE EASY 2P TROUSERS” ¥27,000-(¥29,700- tax in)(OLIVE / サイズM)

 

 

ノースリーブはスクエアシルエットのゆったりとしたサイズ感で、襟元はボートネックのまま。
バスクシャツの袖を切り落とした様なデザインになっています。

アームホールを深く設定し、抜け感のある印象に。
アーム周りはインナーが見えるくらいのバランスで、インナーをカラーものにするのも可愛いと思います。

 

 

バリエーション豊富な3型のラインナップでしたが、何といっても爽やかなマリンテイストを簡単に打ち出せるのがバスクシャツ最大の魅力。

私が今季ボーダーを着たいと思ったのも、さっぱりしがちな夏のスタイルを少しでも華やかに着こなしたいなと思った単純な理由からですが、さらりと着るだけで清潔感たっぷりの着こなしに仕上げられ、夏のメインアイテムとしては最適だと思います。

きれいめからラフスタイルまで幅広く対応できるので、どんなスタイルの人でも1枚は持っておくべきアイテムです。

 

私は長袖をゲットしたので、これからはショーツに合わせて一年を通して少しずつ育てていきたいと思います。

今までバスクシャツを着たことある方もない方もぜひ試してみてください。

 

 

 

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皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

1LDK annex 三浦

 

 

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June 4, 2022, 7:01 PM

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