数cmのこだわり
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
あっという間に一カ月が過ぎ去り、9月に入りましたね。
ありがたいことに毎月忙しくさせて頂いているので、1ヶ月の過ぎ去る体感スピードがバグってきました。
まだまだ気温は落ち着きそうにありませんが、このペースで行くと多分体感的にはもうすぐ秋がやってきます。
さて、annexには秋物のシャツ、スウェットから早いブランドだとニット、コート系も到着してきていますが、今日ご紹介するのは秋冬のとっておきの洋服たちをよりかっこよく着るために必要な、なくてはならない下地のご紹介です。
僕らの現場服。
ユニバーサルでは毎シーズン現場目線で欲しいアイテムを提案していますが、その中で今このタイミングでご紹介したいのがこのTシャツです。
”L/S T-SHIRTS”
Color: WHITE / BLUE GRAY / BLACK
Size: 1 / 2
Price: ¥12,100- TAX IN
今シーズンは先日の店長西脇のブログにもあった通り、サイズ展開のセレクトを意識的に変えてご紹介をしているので、今期は1と2の2サイズです。
1ヶ月ほど前にこちらのブログで、ポケットありとポケット無しのTシャツを比較しながら僕と西脇の好みのポイントの違いでご紹介をしましたが、その際に書いた新作の”ポケット無し”の長袖バージョンが今回のアイテムです。
前回半袖をご紹介した時にポケットあり派の僕の主張としては、夏場に着る用の半袖は一枚で着ることを前提として買い物をするので、ただでさえ洋服の選択肢が少ないメンズとしてはポケットくらいのアクセントはあった方が良い。という持論を書きました。
が、、、これは夏場に着る半袖の話。
今回は長袖、ロンTeeということで話が変わってきます。
今までのユニバーサルであれば、ポケットが付き身幅も割と広く着丈もゆるっとしたサイズ感、それに僕らのセレクトとしても2、3のサイズ展開でしたが、
今シーズンはユニバーサルに限らず、他のブランドさんもクラシックな要素が増えてきているシーズンで、annexとしてもいつも通りのカジュアルな要素は残しつつ、僕らなりのクラシック回帰を掲げているので、ダブルのジャケットやフルジップのパーカー、シェルアウターにレイヤードスタイルを楽しみたいと思っています。
元々デニムにシャツ、スウェット、ニット。というワンツースタイルが多いですし、そのスタイルが好きなのには変わりないのですが、レイヤードのスタイリングをするとなるとよりインナーの重要性が高まってきます。
そんなこんなで今シーズン僕ら1LDKが現場目線でご紹介していきたいのがこの無地のロンTです。
まずは店長西脇から。
ポケット無しの至ってシンプルなTシャツですが、デカすぎないこのシルエットは最近僕らの気分の太すぎない微テーパードのパンツやストレートの綺麗なチノパンなんかと相性がよく気に入っています。
個人的にはロンTは一番長いシーズン着ることができるアイテムだと思っていて、もうすぐ来るであろう (できるだけ早くきてほしい)秋と春先は一枚で着ることが多いですし、冬はインナー使いがメインになってきます。
これだけ長いシーズン着ることができるのに、店頭に立っているとロンTにこだわりを持って選ばれている方が少ない印象です。
ただ、”こだわる”とは言っても日常的にガシガシ着まわしたいので、高けりゃいいってもんでもないと思っているので、そのあたりのバランス感はユニバーサルが長けているところだと思っています。
コットン100%で、もちろん自宅でのメンテも簡単です。
首の詰まりもよく、太過ぎず細すぎることのないちょうど良い幅の首回りのリブは、羽織りからチラッと見える際の見え方も◎です。
度目を詰めてはいるものの、いわゆるアメリカ製のTシャツのようなガシガシ感はなく、柔らかさもありつつタフな透けないTシャツ。
おしゃれをして街に出かける時も、ちょっとそこまでコンビニに行く時にでも。
こういうのが結局一番着るんだと思います。
< CREDIT > UNIVERSAL PRODUCTS. “NYLON TRACK JACKET”
ということで、ジャケットを羽織ってみると、、
いつも通りのサイズ感。に見えると思いますが、いつもより着丈、身幅を数cm小さくすることで羽織りを着た時の収まり具合が変わってくるんです。
本当にこのちょっとした数cmの差が僕らにとっては大切なポイントで、どうせインナーで着るなら見えないし。と思ってしまう気持ちもわからなくありませんが、せっかく良いアイテムを買ってもこういったところが疎かだと本当に勿体無い。
細かい話だとは思いますが、ここまでこだわってみると洋服選びはもっと楽しくなってくるはずです。
< CREDIT > STUDIO NICHOLSON “PAOLO”
新色のブルーグレーは、今シーズン買った青みの強いニコルソンのデニムと合わせたい。
このカラーはややぼやけたニュアンスカラーなので、一枚で着るときはギャップが付けられる色味のパンツを穿いてあげるとよりまとまってくれると思います。
今までユニバーサルではサイズ3を着ることが多かったのですが、十分サイズ2でも一枚でゆったり着れそうです。(170以上あって緩めに着たい方はサイズ2で選んでいただくのがオススメです。)
僕はこの3色の中でこの色が一番好きで、冬手前の寒くなってくる時期にはこんなスタイリングを組みたいイメージです。
ニュアンスカラーだからこそ、レイヤードした時に生まれる一体感を考えてスタイリングを組むのは楽しいですよ?
それに白、黒は持っている方が多いとは思いますが、この色はあまり見かけないかと。
個人的には圧倒的にレイヤード用で持っておきたいカラーリングのロンT 。
僕らと同じくレイヤードが気分の方はぜひ手に入れてください。
そしてラストがブラック。
とってもシンプルなアイテムですが、僕の中ではかなり新鮮な洋服に見えます。
というのも自宅のクローゼットを思い返してみると、黒のロンTはおろか黒のアイテムはほとんど持ち合わせていません。
どうしても黒という色は僕の中ではかなり強い色なので、かっこよくなり過ぎてしまう気がして敬遠してきました。
ですが、パンツ、靴とトーンを揃えて色物のシャツを合わせてみると自分の中でスッと馴染んだ気がして今までより抵抗なく着ることができました。
< CREDIT > HERILL “Cotton Cashmere Brush Work Shirts”
おんなじアイテムなのに色味が変わるだけで、ここまで組みたいスタイリングのイメージが変わってくるのも洋服の面白いところ。
あくまで、僕と西脇だったらこう着たい。というイメージで組んだ一例なので、それぞれお持ちのパンツや羽織りと合わせたいスタイリングに必要なピースを揃えてみてください。
ロンT 一枚とってもサイズ感、色、生地が変わると組みたいスタイリングも変わりますし、着たいシーンも当然変わってきます。
たかがロンTですが、僕らにとっては洋服をかっこよく見せるために必要な下地です。
現場目線でその時々に欲しいと思うバランスを提案するユニバーサルだからこそのアプローチ。
9月に入りヘビー級の主役たちの納品もそろそろ始まってくると思いますが、僕らが大切にしているベースはここに詰まっています。
マニアックなこの”数cm”をこだわってみませんか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
September 5, 2023, 6:00 PM
Category: PICK UP