今シーズン提案したいユニバーサルの新しいスウェットです。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
僕ら1LDK annexにとって、”スウェット”とはいわば制服のようなもので、秋冬のスタイリングを考えた時になくてはならないアイテムの一つです。
なので、スウェットは各ブランドさんから大量にセレクトをしていて、一見同じに見えるかもしれませんが、色や素材、サイズ感、首の詰まり具合、リブの強さ、裏毛なのか裏起毛なのか。みたいな細かい部分を追求して揃えています。
このようにセレクトをする上で、ブログをチェックしてくださっている方はもう聞き飽きているかもしれませんが、今シーズンのannexのテーマの一つとして掲げているのが、「僕らなりのクラシック回帰」。
この”僕らなりの”バランス感を最もお伝えしやすく体現しているブランドが、僕らの現場服であるUNIVERSAL PRODUCTS. になります。
ということで、本日のブログではそんなユニバーサルから昨年までのスウェットのニュアンスとは違う、今年提案したいバランスのスウェットについてお話していこうと思います。
では、今シーズンのスウェットは昨年までのスウェットと比べ、どこがどう変わったのか。
まず始めにざっくりお伝えすると、変わったポイントは大きく2つ。
“編み方”と”サイズ感”です。
まず”編み方”についてですが、ここ数年のユニバーサルのスウェットはというと、ファクトリーブランドYAAHとのコラボレーションが印象的かと思います。
僕が入社する時にはもうすでにこのコラボシリーズが展開されていたので、ユニバーサルのスウェットといえば、、、のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
僕の主観ではYAAHとのコラボスウェットは、もちもちと柔らかくもタフなボディーで、そこにユニバーサルのキャッチーなデザインとが掛け合わさった、ユニークさもありつつ日常的に使いやすいようなアイテムだったかと思いますが、、
今シーズンはユニバーサルの完全オリジナル生地。ということで、見た目的にもかなり雰囲気は変わっているところが、まず一つの大きな変更点。
そんな今シーズンは”ジャンベルカ”という古い編み機を使用してこの生地を作っています。
、、、と言われてもですよね。笑
生産効率を上げ、コストを落とし、大量生産が求められる今の時代。
何が良い悪いの話はさておいて、このジャンベルカという機械は、もしかしたら今の時代の考え方とは逆行するようなものなのかもしれません。
そんな編み機にはたくさんの種類があり作るアイテムによってこの機械を使い分けているのですが、1950~60年代にかけ全世界で活躍した”吊り編み機”という機械を使用していて、いわばかなりクラシックな古い機械を使ったのが今回のスウェットというわけです。
吊り編み機という単語自体はどこかしらで聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、一般的に1時間に1m程度しか編むことができず、ゆーっくりと時間をかけて生地が出来上がっていきます。
これによって、先ほど話に挙げた大量生産のコンピューター制御の生地と比べると、格段にふっくらと柔らかくなり、目も詰まることで、繰り返し洗濯をしていっても簡単にへこたれることのないタフな生地が出来上がるんです。
この裏毛(タオルのようなパイル地)の裏地を触ってもらうと、古着でイメージするようなガシッとした固い裏地とは違い、ほんとうにふんわり柔らかで、使い始めのタオルみたいな心地よさです。
それが素肌に当たるんですよ?そりゃ着心地いいですよね、、。
さらに、裏毛にしているので時期が限定されることなく、春先までしっかり活躍してくれるので、心強いアイテムになってくれると思います。
さっきもお話した通り、今の時代の考え方とは逆行するものなのかもしれませんが、伝統的な機械で時間をかけて作られたものの良さをここで感じてもらえたら嬉しいです。
< UNIVERSAL PRODUCTS. >
“JUMBERCA CREW SWEAT”
Color: TOP GRAY / BLACK
Size: 1 / 2 / 3
¥24,200-TAX IN
< UNIVERSAL PRODUCTS. >
“JUMBELCA SWEAT HOODIE”
Color: TOP GRAY / BLACK
Size: 1 / 2
¥28,600-TAX IN
< UNIVERSAL PRODUCTS. >
“JUMBERCA SWEAT PANTS”
Color: TOP GRAY / BLACK(SOLD OUT)
Size: 1 / 2
¥28,600-TAX IN
次にもう一つのポイントに挙げた”サイズ感”について。
昨年のモデルからリサイズし、サイズ感を見直したのが今回のスウェットになります。
ボディーにハリがあることもあり、見た目的にもやや引き締まった印象です。
このサイズ感については今シーズンは特に意識してセレクトしている部分で、このスタイリングではこう着たい。で選んでいただきたいアイテムです。
ユニバーサルのこのスウェットは着丈はややすっきりめ、かつ身幅にはゆとりを持たせたバランス感にしていて、サイズによって違う見え方、着方になると思いますので、一枚で存在感を出して着たいのか、それとも冬にアウターのインナーとしても使いたいのか。などそれぞれ好みがあると思いますので、そこも楽しみながら選んでいただけると嬉しいです。
とにかく使い道が広く手元にあるだけでスタイリングの選択肢が広がる、本当にあると助かる存在になってくれるはず、、、
ユニバーサルは他でセレクトしているブランドさんとは違い、それぞれ分かりやすいディテールのような個性は少ないのですが、このスウェット然り、ロンTもパンツもニットも。それぞれ役割を持たせて作っているので、それぞれ今足りていないパーツを選ぶ感覚でピックしてもらうと最大限力を発揮してくれます。
まさに、縁の下の力持ち。的なポジションです。
それではざっと、店長西脇とスタイリングを組んできましたので、イメージを膨らましてみてください!
いかがでしょうか。各々リアルに着たいイメージでスタイリングを組みました。
ここでは店長西脇は全てサイズ1を、僕はクルーをサイズ3、フーディー、パンツはサイズ2を着用しましたが、
正直、僕がサイズを下げても、西脇がサイズをあげても着ることはできます。
あくまでどれくらいのサイズ感で着たいか、どんなスタイリングを組みたいかで選んでいただくのがいいのかなと思いますが、ざっくりの目安をお伝えしておくと、
西脇(168cm前後)くらいの方ですと、ややコンパクトめにインナーとしても着たい場合はサイズ1を、やや大きめにラフなサイズ感で着たい方はサイズ2を。
僕(178cm前後)くらいの方ですと、ややコンパクトめにインナーとしても着たい場合はサイズ2を、やや大きめにラフなサイズ感で着たい方は(クルーは)サイズ3を選んでいただくのがいいと思います!
ラストこちらが、中目黒本店15周年アイテムの一つ。1LDK 限定カラーのYELLOW。
温かみが感じられる、秋冬のレイヤードスタイルに差し込んだらものすごく映えでくれそうなカラーリングです。
※こちらは今夜20:00よりIZUMIYA ONLINE STOREでの発売を開始します。
以上がリニューアルされた今シーズンユニバーサルからご紹介したいスウェット達です。
改めて生地やサイズ感のニュアンスが変わるだけで、見え方も着たいスタイリングのイメージもかなり印象が変わってきます。
そんなこと、程度なのかもしれませんが、これが僕らが普段からスタイリングを組む上で大切にしている部分です。
他にも多くのブランドさんからスウェットはセレクトしていますが、僕らが今シーズン着たい、僕らなりのクラシックさの詰まったスウェットです。
皆さんも一緒に追求してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!
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1LDK annex 金澤
September 24, 2023, 8:08 PM
Category: PICK UP