真冬が来る前に。
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
早くも今年があと2ヶ月で終わろうとしています。
毎年言ってますが年々時の流れが早くなってきている気がします。
コロナの反動をヒシヒシと感じた2023。
トレンドも大きく変化した一年だったなあと振り返ると感じます。
オーバーサイズオーバーサイズと言われていたのももうそろそろ終わりそうですし、シャカシャカ系もそろそろお腹いっぱいな頃なのかなと。
私たち自身もトラッドなものを今一度見直せた一年だったように思います。
その大きな流れの一つとして2023年はジャケットの年と言われるほど、各ブランドから様々なバリエーションのジャケットが出揃っています。
今年は特にクラシカルなもの。
自分が気にしすぎているからなのか、インスタを掘っていてもスナップを見ていてもどうしてもジャケットスタイルに目が止まります。
テーラード型がトレンドである今、業界的にも大注目されていたのが肩パッドが入ったパワーショルダー。
COOMEで可愛いデザインを見つけてしまいました。
ここ数年はパッド入りを見かけることも減っていましたが、今年に入り色んなブランドで再び再熱しているように感じます。
お母さん世代に懐かしいね〜と言われるシリーズです。
パッド入りは以前から気にはなっていましたが、自分のスタイルにはなかなかハマるものが無く縁遠い存在でしたが、なんと、さすがのCOOME。
一歩間違えるとバブリー感も否めないパワーショルダーですが、こんなにスッと馴染んだのは初めてかもしれません。
むしろ心地良いくらいのカチッと感。
理想的なシルエットにやっと出会えました。私は珍しくパープル攻めです。
COOME “OVERSIZED JACKET”
COL: OLIVE
SiZE: OS
¥63,800-TAX IN
メンズのジャケットを大きめに羽織ったような程よい抜け感がツボで、尚且つバランスも良い。
ただ単純にオーバーに作っただけではないことがよく分かります。
もう一つのポイントとして、素材感にもぜひご注目いただきたいです。
グレージュのようなくすみがかったOLIVEで、細かい千鳥格子のさりげないチェックになっています。
パープルに比べてよりマニッシュな印象です。
おそらくパープルよりもカラーの馴染みが良いので、色々とスタイルも組みやすいと思います。
そして素材はポリエステル100。
ウールだと錯覚するくらい再現度の高い素材感にまず驚きました。
ウールのような肉感と温かみはしっかり表現し、この見た目に反してイージーケアというところもポイント。
全くシワにならないので私も本当に気を使わずに着ています。
またAWの服選びで重要なのが風合い、ツラだと思うのですが、写真だと伝わりにくいかもしれないですが、ニットやフリースと合わせても負けないくらいしっかりと重厚感もあるので見た目の物足りなさは全くありません。
(CREDIT)(身長155cm)
PHEENY “Polartec fleece pullover”
MY__ “MY BASIC DENIM” (INDIGO/Size1)
そしてここからが本題です。
今年はこれをどう着るか。
ここからは個人の好みとセンスによって別れますが、今年やりたかった事の一つがフリース合わせ。
トラッドの見直しとは言うものの、そのままやるのはやはり違うのでどこか遊びを入れたい。
今期はアウトドアブランドも気になっていて、テック×トラッドのアンバランスな組み合わせにチャレンジしたいなと思っていました。
からの、ジャケット×フリース、です。
年を重ねると良いも悪いも頭が頑固になってきて、「このスタイルにはコレ!」「コレにコレはダメ!」みたいなのが増えてきがちですが、今の20代の子達のスタイリングなんかを見ていると刺激を受けることが多々あります。
私の中で、やはりある程度のルールはちゃんとありますが、最近はそれもより柔軟に捉えられるようになってきて、改めて洋服の面白さに気付かされました。
以前にお話したパールの話もそうですが、ちょっとした変化で気分転換にもなるので新しいバランスにチャレンジするのはかなりお勧めです。
とはいえ、遊び過ぎは逆にダサくなる恐れもあるのでほどほどに。
ボトムスは安定のデニムでマイルドにするのが私流です。
(CREDIT)(身長155cm)
DAIWA PIER39 “TECH SWEAT HOODIE”(HEATHER GRAY/SizeS)
PHEENY “Amunzen high waist tapered pants”(ECRU/Size1)
On “Cloudwander”
(CREDIT)(身長155cm)
THIBAULT VAN DER STRAETE “CREW NECK PULL OVER(WOMENS)”(ROYAL BLUE/SizeS)
is-ness “RELAX WIDE SWEAT PANT”(GRAY/SizeM)
もうお分かりかと思いますが鉄板のスウェット合わせは外せません。
私のもう一つのルールとして、”ジャケットを綺麗に着ない”がありますが、いかに頑張ってる感を出さずに着るか。
お洒落しちゃってんな〜と思われないくらいで着たいです。
FARAH
“2B Casual Jacket【ウールツイード】”
COL: CHARCOAL / BROWN
Size: S
¥51,700-TAX IN
別角度からのジャケットをもう一型セレクトしました。
先ほどの千鳥に引き続き、今シーズン新たに買うならやはり柄がマストかなと思います。
ただしグレンチェックみたいな主張の強いものというよりはさりげないやつです。
こちらのウールツイードのヘリンボーンが、まさにという感じです。
起毛感のあるこの季節ならではの質感が物欲をさらにそそってきます。
3パッチポケットのカジュアルな仕様で、パッド無しのドロップショルダー。
COOMEのものとはガラッと雰囲気が変わってよりイージーな仕上がりです。
こちらはFARAHからのピックアップですが、パッチポケットや筒状仕上げの袖などのワークっぽい匂いも好きです。
取り分け新鮮なデザインでもないですが、このくらいのクラッシックなジャケットは久々な気がします。
サイズバランスもややコンパクトめだったのこともあり、ちょうど今の気分にハマりました。
(CREDIT)(身長155cm)
COMESANDGOES “NY CUBANS CAP” (NAVY)
A.PRESSE “Washed Denim Shirt” (INDIGO/Size1)
個人的にジャケットにシャツ合わせがあまり得意ではないのですが、今期もう一つやりたかった合わせがデニムシャツ。
ドレスシャツがダメならと、私たちお得意のカジュアルシャツがここにきて強い味方になってくれています。
そしてボトムに何を合わせようかとこちらも色々試してみましたが、これもやってみたかったデニム×デニム。
コレが意外とアリ。意外と似合っている気がしますが、どうでしょう?笑
素材感の違うデニム合わせもお勧めです。
お気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが、FARAHからトップスをご紹介するのは実は初めてです。
実は今シーズンから本格的にブランドの在り方が変わり、トータルコーディネートでFARAHの世界観が楽しめるようになりました。
FARAHといえばの各定番パンツに加えて、ジャケットとスウェットが初登場。
70〜90年代にかけてサブカル文化に根付いてきた同ブランドですが、コレからアイテムが増えることでさらにその世界観が色濃く出てくるのではないかと今後も楽しみなブランドの一つです。
なんとなくそんなことも念頭におきながら、チェックしてみてもらえるとスタイルのイメージが湧きやすいかと思います。
(CREDIT)(WOMENS STAFF 155cm)
MAISON EUREKA for 1LDK “VINTAGE REWORK SWEAT”
同じデザインのものでメンズもセレクトしています。
実はセットアップで着られるようにスラックスもご用意しましたので、店長西脇と一緒にスウェットコーデしてみました。
同じスウェット合わせでも西脇はネイビーを。私はグレーのロゴを。
インナーに何を持ってくるのか、セットアップで着る場合はここでキャラが出ますね。
ツイードだからか、少し男臭さもある深めのブラウンとグレーがとても気に入っています。
どことなく野暮ったさも残るような洗練され過ぎてない雰囲気が個人的に好みです。
おじいちゃんのスーツみたいな?そんな感じ。
兎にも角にもセットアップはやっぱりテンションが上がります。
セットアップをゲットしたら、ちょっといいお店に行きたくなるのは私だけでしょうか?
基本的に極度の寒がりなので冬になるとさらに引きこもりがちですが、これが出かける口実になるかも。
コレを着た日のディナーはきっと赤提灯系じゃなくてナチュール系ですね。笑
そんなあれこれ妄想しながら色々スタイリングをしてみました。
あいにく11月にも関わらずおかしな暑さが続いていて、服好きとしては萎える毎日ですが、アウターが着れるようになるまでは是非ジャケットスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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1LDK annex 三浦
November 6, 2023, 5:47 PM
Category: PICK UP