ユニバーサルの即戦力
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
気がつけばあっという間に3月に突入し、各ブランドさんからのSSの入荷が本格的に進んできました。
日中は暖かく感じる日も少しづつ増えてきましたが、最近の朝晩との寒暖差がすごすぎて体調を崩しがちです、、
そんな気温とは裏腹に店内はどこを見ても新作が溢れかえっているので、春になったらこの服を着てあそこに行きたい。買った服を手に妄想ばかり膨らましています。
と、まあこんな感じで先物買いも好きですし、着れるようになるのを待つのもなんだかんだで楽しいのですが、やっぱり買った服はすぐに着たい派の僕にとっては即戦力になってくれる服の方がありがたい。
この時期に納品される洋服の多くは一年着回すことができるライトアウターやインナー系(シャツやスウェット)、パンツが特に充実しているので、そろそろ新しい洋服を買い足したいな〜とお考えの方にはぴったりなアイテムが見つかるタイミングかもしれません。
1年しっかりと着ることができる洋服、そして1LDKのベースになる洋服となると、やはりユニバーサルプロダクツが1番に名乗りを上げてくるわけです。
その中でお店のスタイルには欠かせない定番のスウェットと新作のジャケットが揃いましたので、今日は合わせてご紹介をしていきます!
“JUMBERCA CREW NECK SWEAT”
COL: IVORY / NAVY
SIZE: 1 / 2 / 3
¥26,400-TAX IN
まずはスウェットからいきます。
定番とお伝えしましたが、実は昨シーズンから生地をリニューアルしているので今回が2シーズン目となります。ですので、正確には新定番スウェットのご紹介をしていきます!
今シーズンはサイズ1から3までセレクトしていますので、男性女性問わずお好みのサイズでお選びいただけます。
後ほどスタッフごとの着用写真をご紹介しますので、サイズごとのイメージを膨らましてみてください!
まずは生地の紹介からしていこうと思いますが、先程お伝えしたように昨年のAWから採用している新しい生地は、商品の名前にも入っているようにジャンベルカという古いドイツ製の編み機を使っています。
スウェットの説明でたまに目にすると思いますが、いわゆる”吊り編み機”がこれです。
今の技術からすると生地の生産スピードがかなり非効率なのですが、この編み機自体を天井から吊り下げて糸自体の重さでゆっくりと時間をかけて編み下げることから、余計な力が加わらずふっくら柔らかな生地が出来上がるのだそうです。
実際、店長の西脇もAWシーズンのモノを購入してかなりの頻度で着ているのを見かけるのでどれくらい洗ったのか聞いてみましたが、もうすでに50回程洗濯をしたようで、ふわっふわに柔らかく変化していました。
どれくらい生地が変化するのかを見たい方は、西脇に話しかけてみてください(笑)
今回の裏毛スウェットはAWシーズンよりもややライトな肉感にアップデートしているので、秋冬だけではなくこれからの時期に着やすい仕上がりになっています。
カラーリングも春らしい明るめなアイボリーと1LDKとしては外せないネイビーの2色。
スタッフ3人で撮影してきましたので、ババっと載せていきます!サイズ感にも注目しながらご覧ください。
ユニバーサルらしくデザイン面での主張はこれといってありませんが、首周りの詰まり具合や袖、裾のリブの強さがちょうどいいので、本当にバランスの取れた普通のスウェットがコレです。
生地のウェイトを軽くすると見え感も軽くなってしまいがちですが、吊り編み機特有の目の詰まった密度の高い生地のおかげでライトアウターを羽織った時のインナーとしてもしっかりと主張をしてくれます。
探せば無地のスウェットはいくらでも出てくると思いますが、このバランス感が僕らにとって最適なサイジングです。
身幅や袖丈にはゆとりがありつつ、着丈が長すぎないのでだらしなく見えない。
この微妙で細かいこだわり、普通さこそユニバーサルならではの魅力だと思います。
店頭に立っていてもスウェットをお探しになる方が増えてきたように思いますので、他のブランドさんのものとも比較しながらお好みのものを見つけていただけたら嬉しいです。
“G8 FLIGHT JACKET”
COL: D.BLUE / BLACK
SIZE: 2 / 3
¥50,600-TAX IN
さて、続きまして新作のジャケットのご紹介を。
先日annexのインスタグラムの方ではアップしたのですが、今日はスタイリングを含めて少し深掘っていこうと思います。
その名の通り、「G8 フライトジャケット」と検索をかけてみると、オリジナルのヴィンテージから各ブランドさんからそれを元ネタとした洋服がヒットするのですが、
今から50年以上前にアメリカ海軍に支給されていたフライトジャケットをデザインソースにしたのが今回の新作になります。
前見頃の大きな2つのポケットに、コンパクトなシルエット、キュッとしまったリブにチンストラップなど元ネタの大きなディテールは踏襲しつつ、
ユニバーサルで作るとなるともう少しクリーンさを意識した仕上がりが大事になってきます。
良し悪しは置いといて、オリジナルはみなさんがイメージする軍モノの男らしさが詰まったカラーリングや特有の質感のジャケットなのですが、ユニバーサルでは大枠のデザインはある程度そのままにしているので一番の変更点といえば生地の組成を変えています。
ポリエステル70とウール30
これを混紡した高密度な素材にしているので、撥水性やナイロンのようなハリやコシのある生地感です。それにウールを混ぜ込んでいるのでスポーティーさに加えて上品にも見える佇まいに。
展示会で袖を通した時にも、普段ミリタリーらしさが目に見えるディテールにあまり惹かれない僕でも、この質感のジャケットなら色々なスタイリングに使っていけそうでセレクトをしようとその場で決めたのを覚えています。
蒸れやすい背中部分には一部メッシュの裏地が付き、背面にはベンチレーションも施された3シーズン着ることができる程よい肉感のライトアウター。
しかも表裏合わせて大きなポケットが4つも付き、内側には小さめのジップポケットもあるので携帯やお財布をそのままイン。カバン要らずでそのまま出かけられるのもありがたいです。
今時期にリリースされるこういったアイテムが、使い勝手が良く長い時期インナーを変えながら着ていけるのではないかなと思います。
今時期であれば、先程ご紹介したスウェットをインナーにしてもいいですし、もう少し暖かくなってきたらシャツやカットソーをインナーに重ねてあげるのがおすすめです。
ユニバーサルのこれに限らず、着丈の詰まったコンパクトなジャケットはトレンドでもあるので目にする機会が多くなってきていると思いますが、質感も相まってシンプルに合わせやすいアイテムになっているのではないでしょうか。
個人的に提案していきたいのは以前のブログでもご紹介しましたが、スラックスやローファーなどのクラシックなアイテムとのミックススタイルですが、それに限らずスタッフ星山のようにチノにスニーカーくらいでもカジュアルすぎずさらっとまとまって見せてくれます。
正直どちらも捨てがたいカラーなので、こんなスタイリングを組みたいから。という理由でもいいですし、単純にご自身のクローゼットに無い色の方を選んでいただくのもいいと思います。
僕ら世代も、大人の方々にも、今シーズンユニバーサルでイチオシのライトアウターでしたのでそれぞれの洋服の着方に当てはめて楽しんでいただけたら嬉しいです。
SSの入荷も盛り上がってきて何から買い足していくかは人それぞれ違うと思います。
何枚あったって集めたくなるスウェットや後回しにしがちなライトアウター。
どちらもいい塩梅のユニバーサルらしい温度感に仕上がっていると思います。
暖かくなる春先もイメージしつつ、今から即戦力になってくれるアイテム達はつい出かける時に袖を通したくなる存在になってくれるはず。
これらを着てどこに行こうか。何を食べようか。
新しい洋服を手にそんな想像を膨らませながら着こなしを考えるのも買い物の醍醐味ですね。
他にも新作はたくさん入荷してきていますので、店頭に来ていただける方は吟味しながらお買い物をしていただければと思います。遠方の方はIZUMIYA ONLINE STORE の方にできるだけ早くアップできるように準備していきますのでチェックをお願いします!
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1LDK annex 金澤
March 4, 2024, 7:25 PM
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