24AW FRANK LEDER
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
早歩き速度ののろのろ台風がようやく過ぎ去っていきましたが、あっという間に9月へ突入ですね。
名古屋はまだまだ30℃台の気温が続きそうですが、心なしか秋を感じる涼しい日も増えてきたように思います。
我慢できず既に店頭では秋服をバリバリ楽しんでいますが、9月後半ごろからはリアルに長袖モノが着れる日も増えてくるかもしれませんね。
国内、国外ブランドともにAWが本格的に盛り上がってくるタイミングですので、エンジン全開でお伝えしていきます!
それでは今日のブログではドイツから無事届いた僕の大好きなブランドをご紹介します。
一つ一つのアイテムの深掘りはまた別のブログで追ってご紹介していきますが、ひとまず今シーズンセレクトしたアイテムたちの概要を。
FRANK LEDER
COL: NAVY
SIZE: S / M
¥75,900-TAX IN
“40’s SPECIAL VINTAGE WOOL SHIRT“
COL: GREEN
SIZE: S / M
¥96,800-TAX IN
僕の中でAWのフランクリーダーといえばやっぱり”ウールシャツ”は外せない、マストアイテムです。
annexメンバーの中でも一年を通して一番”シャツ”を着ていることが多く、「春秋はコットン、夏はコットンリネン、そして冬はフランクリーダーのウールシャツ。」といった感じで時期によって素材を変えながらシャツを楽しんでいます。
ということで、今シーズンももちろんセレクトしたいし、自分も欲しい!と意気込んで展示会場にお邪魔したのですが、毎シーズン様々なファブリックを見つけ出しフランクリーダーのフィルターにかけられたシャツ達がかなりのバリエーションで並んでいるので、今回annexでセレクトするラインナップは正直すごく悩みました。
まず自分自身直感的に着たいと思えるか。を第一に考えていますが、その上で自分のスタイルにフィットするもの、そしてAWでは毎シーズン欠かさずご紹介しているアイテムではあるのでアップデートのご提案とウールシャツを初めて買われる方へご紹介したいものを選びました。
今年はそれがネイビーのバンドカラーとグリーンチェックの2型です。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL WIDE TROUSERS”
すっきりとした丸襟のバンドカラーは、着丈が長く凛としたシルエットでフランクリーダーらしさが詰まった一着。ウール特有の深い発色と濃いブルー、グレーの糸が混ぜられた色味が格子状の柄のようにも見えて、着やすいシルエットのシャツでありながらブランドの特徴が詰まったアイテムだったので、ウールシャツを初めて選ばれる方にはおすすめです。
そして、グリーンのチェック。これまで僕もネイビーやパープル系のウールシャツを集めてきましたがこれは一目惚れでした(既に購入済みです笑)。コートに使われるような地厚な生地で、今は全く嬉しくないですが寒い冬でもニットと同等の暖かさがありそうで今年の秋冬にたくさん着るのが楽しみな洋服です。
ネイビーのバンドカラーは去年買ったフランクのウールパンツで、グリーンチェックはいつも通りグレーのウールスラックスで合わせましたが、やっぱり僕はシャツスタイルが落ち着きます。
シーズン問わずシャツを着たい!というシャツ偏愛家の方には今シーズンぜひ着てみていただきたいシリーズですのでチェックよろしくお願いします!
FRANK LEDER
“BLACK RED GREY WOOL DRAWSTRING 2TUCK TROUSERS“
COL: WINE RED
SIZE: S
¥86,900-TAX IN
続きまして、フランクリーダー定番シルエットのトラウザーズ。
今シーズンはいつもとはニュアンスの違うファブリックを選んでみました。
僕がさっき合わせていたパンツと型は同じですが、生地が変わるだけでこんなにも見え方が変わるのかと思わされる、見た目から楽しげなムードが漂う陽気なパンツです。
正直このパンツは僕の中でも一つ挑戦的な意味合いを込めてセレクトさせてもらいましたが、形自体はいつも通りのウエスト紐をギュッと絞って穿く独特なワイドテーパード(このシルエットが最高なんです、、、)なので、いつもなら手にとらないカラーリングも抵抗なく合わせることができました。
そもそもこれを仕入れたかったのも、秋冬の洋服はどうしてもカラーが重たくなりますし、僕はネイビーやグレー、ブラウンなどをいつも無意識に手にとってしまうのでマンネリを打開する意味でも、これを主軸にスタイリングを考えたくなるチャレンジングな一本というわけです。
自分が好きな色、似合う色というのは各々あると思いますが、それは一旦置いておいてスタイリングの新しい一面を発見するには面白いんじゃないかなと思います。
< CREDIT >
extreme cashmere “oversize xtra”
ちなみに僕だったら写真のようにextreme cashmereのタートル、CHALKカラーで合わせたいイメージです。ほんわりと柔らかいカラー、素材の重厚さが出るカシミヤニットを合わせる贅沢なスタイリング。個人的にこのパンツにはカシミヤを合わせて穿きたかったので、ぜひ店頭で試していただきたいバランスです。
スタッフ杉浦にもどう着たいか聞いてみると、「最近買ったUPスウェットのジップパーカーにアシックスのスニーカーでラフに穿きたいです!」とのことでした。
穿く人によっても、その人のキャラによっても、スタイリングの癖が大きく変わってくる一本だと思いますので、スタイリングのアレンジを楽しみたい方はぜひ!!
FRANK LEDER
“DARK BLUE HERINGBONE WOOL COAT“
COL: NAVY
SIZE: M
¥206,800-TAX IN
さて、大トリはAWシーズンならではの大きな買い物の一つ。今シーズンも大人なロングコートを仕入れました。
昨年23AWではブラックのロングコートを仕入れて、「一生物のコートに出会えました。」なんてブログを書いた手前、自分で自分の首を絞める高いハードルを設けてしまったわけですが、昨年とは違う角度からの男前コート。今年のコイツもイケてますよ。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA CREW NECK SWEAT”
YOUTH OF THE WATER “PANTS”
コートの丈感としては去年とほぼ変わらない(178cmで膝ちょい下くらい)と思いますが、今シーズンは”チェスターコート”をご提案します。
annexでは今シーズン”コート”と”レザー”を重点的にアウターをセレクトしていますが、チェスターコートを入れたのはフランクリーダーだけです。流行り廃りのない昔からある形のコートではありますが、歴史が長くクラシックな物作りを続けているフランクが作ってきたとなると話は別。
僕の中のイメージでは7~8年前高校生くらいだった頃、細いテーパードパンツで合わせた大人の方をよく街で見かけたような覚えですが、それを今の時代のファッションに組み込むことは鮮度も出るでしょうし、長いこと着ていくには相応しいコートになってくれるのではないでしょうか。
深いトーンのネイビー、ウールをしっかりと打ち込んだヘリンボーン生地特有のうっすらと見える柄、それに上品な印象をプラスしてくれるピークドラペル等、ディテールは王道のクラシック。
ですが、フランクリーダーはファッションとしての”遊び”を忘れません。
ビジネスシーンでも使われることの多いコートだと思いますが、あくまでこのコートはファッション的な目線で肩を落とし身幅を広げることで先ほどのスタイリングのようにスウェットのアームも詰まることなく着れています。
そして背面・見頃には同色の(おそらく)コットンの裏地が貼り付けられ、アーム部分には爽やかなサックスストライプの裏地。さりげなくちょっとした事でも、これがあるだけで見え方はかなり変わってきます。
僕は展示会でこの裏地を見た時から、このコートの袖は大きめにロールアップして裏地を見せて着るのをおすすめしたかったので、今年はサイズMのワンサイズでセレクトしました。
今回のこのコートはカジュアルなスタイリングが好きな方もクラシックなスタイリングが好きな方も、そしてもちろんビジネスシーンでも着ていただけますので、一軍のコートをお探しの方はぜひ今シーズンのチェスターをお試しください!
以上の全4型が24AWでセレクトしたラインナップになります。
annexでご紹介する洋服は基本的に引き算のアイテムが多いですが、フランクリーダーはその逆。足し算のブランドです。
メイドインドイツのクオリティで、フランクリーダーにしか出せないニュアンスが詰まった洋服たちを、どう足してどこで引くか。このバランスがバチっとハマった時が面白いんですよね。
さあ、ファッション大喜利の開幕です。
今年の秋冬に鮮度を加えてくれる洋服を皆さんならどうスタイリングしますか?
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
September 4, 2024, 5:13 PM
Category: PICK UP