へリルの春アウター
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
あれ、名古屋の冬ってこんなに寒かったっけ、、、?と思うほど毎日毎日震えながら過ごしていますが、洋服好きとしてはそろそろ新しい洋服を迎え入れていきたいタイミングですよね。
2月に入ってからというもの各ブランド続々と新作たちが入荷し、店内はかなり春らしい雰囲気へと移り変わってきました。
ただ、この入荷状況と矛盾するかのようにまだまだ冬全開な寒さが続いているせいで、実際なにから買い始めていこうかと悩まれている方も多いのではないでしょうか、、?
個人的には洋服は買ったらすぐに着たくなってしまう性分なので、僕と同じような方に向けて今すぐ着ることができて春先にも大活躍してくれるライトアウターのご紹介を今日はしていこうと思います!
“Egyptiancloth Windbayjacket”
COL: SAND BEIGE / NAVY
SIZE: 2 / 3
¥110,000-TAX IN
さて、今日の主役はこちら。へリルから登場した新作の”ウィンドベイジャケット”です。
今シーズンもセレクトしたウィーケンドジャケットはブランドの中でも定番アイテムでannexとしても継続的にご提案させていただいていますが、今季のへリルからは新型も加えた2モデルのライトアウターからお選びいただけます。
へリルが作る洋服ですので素材使いは言わずもがなですが、まずはそこから注目していきましょう。
ここではエジプト産の超長綿を採用し、トロッとした滑らかな肌触りと美しい艶が特徴で一度触っただけで気持ちがいい、、、と誰もが思ってしまうそんな上質な生地へと仕上げられています。
これは世界三大綿として知られていている貴重な”エジプト綿”のおかげで、ナイル川近隣の肥沃な土壌で育つことによって、まるでシルクのような艶とカシミヤに見劣りしない風合いを持った高級綿が出来あがり、この原料をもとにコットンクロス地へと姿を変えたのが今回の生地というわけです。
こういった目で見るだけでは分からない素材への追求こそが、ベーシックな洋服なんだけどやっぱりへリルの洋服は気持ちがいいな。と思わしてくれる部分だと思いますし、実際に自宅で洗って着てを繰り返して、劣化していくのではなくだんだんと風合いが良く育っていくのがへリルの洋服の特徴です。
僕はこの安心して着続けていける丈夫さはもちろんのこと、着れば着るほど良くなっていく様を感じられるのがこのブランドのいちばん好きなところかもしれません。
素材の話はそんなところで、個人的には大好物の少し長めの丈のライトアウターがこのウィンドベイジャケットです。
最近はトレンド的にも短丈の洋服が多くなってきていますが、僕はこれくらいゆとりを持たせた羽織りものの方が断然好きで、短いアウターだとインナーの裾が出るでないで気にするのが億劫で、面倒くさがりなのが良くないのですがあまり考えなくてもばさっと羽織れるのは個人的には嬉しいバランスです。
「RAYON 54%, COTTON 46%」の裏地が貼られているので袖通しもよく、春物だからと言っていい意味で薄すぎない生地感なのでインナーを調節しながら長いシーズン着回すことができます。
今の時期であればへリル定番のゴールデンキャッシュにこれでマフラーを巻けば、最近の名古屋の気温であれば余裕で過ごせそうですし、春に出る新作のアウターのいいところってやっぱり3シーズン着れるところだと思うんですよね。
物にもよると思いますが、ごりごりの冬アウターだと見え感的に4、5月に着てるのって、、、となりますが、その点今時期に出されるライトアウターと呼ばれるアイテムたちはそこの融通が利くので、ライトアウターが少ない方やアウター自体手持ちに少ない方には特におすすめできます。
細かい仕様にも目を向けていきますが、ダブルジップになっているので防寒的に前を締めて着たい時はベルト付近まで下のジップを開けてあげるとバランスよく着ていただけると思います。インナーをチラ見せしたい時なんかにも一役買ってくれそうですね。
抜かりなくチンストラップも付いていますので襟を立てて着る場合にも収まりが良く、実用的なディテールのみを取り入れるへリルの洋服らしいディテールに感じます。
ここでさりげない気遣いですが、使わない時には折り返して写真右側のボタンで留めてあげるとスマートに見えますのでぜひ活用してみてください!
< CREDIT >
YOUTH OF THE WATER “CREW NECK SWEATER(252-06001)”
HERILL “HONAI suvindenim 4PK”
いつもであれば迷わずネイビー一択なのですが、今回のこの”サンドベージュ”という色味が個人的に刺さったカラーリングで羽織っているだけで洒落っ気を増してくれます。
この手のアウターで白すぎてもキザで着にくく、ベージュすぎても土臭く野暮ったく見えがちで難しいところですが、初めてこれなら抵抗なく着れる!と思えた明るいトーンのものでした。気持ちだけでも春を先取りしたかったので、僕と同じく暗めのアウターばかりの方はぜひ挑戦していただきたいカラーリングです!
デニムは最近週3~4で穿いている新しく買ったへリルのデニム(こちらはまたブログでご紹介します!)に、この夏革命が起きそうなユースオブザウォーターのメッシュニット。
実際着るとイヤな透け感はなく、コットンリネンのハリとコシがしっかりと感じられる今時期のインナーとしても着ることができるアイテムで、この色と素材合わせも気に入っています。
明るめの羽織りに抵抗をお持ちの方は、インナーやパンツのトーンを少し抑えていただくとアウター主役のスタイリングでマイルドな印象にまとまってくれるのでおすすめです◎
はたまたネイビーはやっぱり安心感がありますね。
実は密かにこれもやってみたかった合わせ方で、暖かくなってくると基本的に毎日日替わりでシャツを着るくらいシャツが好きなのですが、デニムシャツはまだいいものに巡り会えていませんでした。漠然と自分にフィットするデニムシャツないかな、今年の春はいいのがあったら着たいなと思っていたところに半年前のへリルの展示会で見つけたんですよ。それがここで着ているインナーのもの。
ウォッシュのかかったライトブルーに軽めのオンスのデニムシャツ、そこに今日の主役のウィンドベイジャケットを上から羽織るだけ。へリルらしく、自分らしく無理のない自然体な着方が自分には合っているような気がします。自分にしっくりとくる着方で、そのシーズンごとの気分でインナーやパンツを変えてあげるだけで一気にスタイリングに鮮度が出てきますし、先のことを考えてもアレンジを効かせやすいのがネイビーという色味の懐の広さだと思います。
今シーズンは新しいブランドさんもいくつか増やし、さらに幅広いスタイルをご提案できたらと考えていますのでぜひお楽しみにしていてください!!
最後に僕の中でHERILLというブランドは、安直に「ユニセックス」の一言では片づけられない、なんだか不思議な雰囲気を纏ったブランドだと感じています。
ミリタリーをモチーフにしたデザインや加工感の男らしさを感じられる部分もありながら、天然素材の良さを全面に感じられる柔らかで繊細な印象も持ち合わせていて、この要素が掛け合わさることで僕が感じるニュートラルな雰囲気が作り出されているように思います。
まさにデザイナー大島さんの気取らず自然体な人柄が凝縮されているようで、ベーシックなスタイルが好きな自分にとってはドンズバで刺さり続けているので毎シーズンいい意味で頭を抱えながらオーダーをしています。笑
また、大島さんの「良いと感じてくれた方だけが着てくれたらそれでいい。」という言葉が印象的で、大量生産大量消費には出せない人の温かみが感じられてへリルの事がより好きになりましたし、ブログや店頭で少しでも伝えられたらなと思っています。
また明日からはお店も営業していますので、お時間ある方はぜひ店頭にお越しください!お待ちしています!!
○お問い合わせ先
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
February 18, 2025, 7:59 PM
Category: PICK UP