ジャケットが着たい。
“ジャケットを着よう”
そう毎シーズン思いながら気づけば31歳。
そろそろ本当に着たいし着ねばという自己脅迫に近いものすら出ている気がします、、、
こんにちは。1LDK annexの田代です。
今シーズンはお店としても全体的にいつもより”ジャケット”の幅を増やすことを意識して臨みました。
これまでのスタイルの軸はブラさずに、新しい挑戦として組み込んでいきたいなと。
そこに冒頭の個人的な思いも反映させながら、馴染むジャケットを探し、、、
やるなら春夏が良かったというのもあります。
なぜなら素材が軽くなるから。
冬の生地の魅力ももちろん承知の上なのですが、本体の肉感が増えたり、インナーのボリュームの兼ね合いから、
どうしても着ることに対して間口が狭まってしまう印象があるのです。
自分も何度かトライはしてみるものの、肩が無い分、不自然なボリュームが気になってしまいます。
肩がしっかりあると馴染みやすいのに、と何度考えたことか。
その点、金澤はジャケットの似合う肩をしているので、本人のジャケット好きなのは非常に頷けます。
しかし春夏であれば、シャツやTシャツに羽織って終了できる。
着る枚数の少なさと、生地の薄さにより、自然な落ち感が出るため、
肩のある無しに限らず取り入れやすいのでは無いかと思うのです。
ご紹介するYOKEのジャケットにはプラスしてまるでシャツのように羽織れるお気軽さがありました。
新型として製作されたダブルのジャケット。
これまでよりコンパクトなパターンで設計されたすっきりなサイジング。
なので基本の組み合わせはシャツかTシャツに絞られます。
素材には極細繊維のファインウールを使用。
薄く、ドレープのある生地はまるでシャツを羽織るかのような軽快な着こなしを提案しています。
自分は夏場に必ずと言って良いほど長袖シャツを羽織るか持ち運ぶので(冷房が寒いから)、
その選択肢として同じように使えるジャケットというのはスタイリングのマンネリ化を解消してくれる存在に。
シャツと同じ感覚で腕を捲って着たいんです。
また、ウールと聞くとスーツのようなパシっとした見た目を想像しますが、
生地の段階で洗いを掛けているので、ものすごく細かな節が立っています。
これによりスーツ地のギラっとした光沢感は消え、
デニムなどのカジュアルな装いに合うマットな表情と質感になっています。
jacket – YOKE “WOOL TROPICAL DOUBLE BREASTED JACKET / G.KHAKI”(size 3着用)
t-shirt – KANEMASA PHIL. “36G Wool Tee / GRAY”(size M着用)
denim - YOKE “DENIM WIDE-LEG BUGGY PANTS / INDIGO”(size 3着用)
ということでまずはデニムに。
今年のインナーは引き続きウールのTシャツを着ていこうと思うので、
イベントも好評だったKANEMASAからチョイス。
ウールならではの光沢感が、ジャケットの素材といい感じに
馴染みながら異なる質感の組み合わせが気持ちのいいスタイリングに。
もう一つはシャツを。
こちらは個人的に今年新たな挑戦として手に取ったシャンブレーのシャツ。
春といえばな素材使いではありますが、ちょっと大人に着こなしたいということで
ジャケットは正にこのためにあるのだろうという組み合わせになったと思います。
グレイッシュカーキという絶妙な色味もポイントで、
今期のテーマを反映させた抽象的なぼんやりとした雰囲気。
これがジャケットの固さをいい具合に砕いてくれるので、カジュアルな合わせにもハマりやすいです。
色物が好きな自分はとしてもちょっぴり大人なエッセンスを感じる、
これくらいの雰囲気が今着るのにちょうどいいなということで選びました。
春夏らしい軽やかさが出るもの、着ていて気持ちが明るくなる気がします、、、!!
jacket -jacket – YOKE “WOOL TROPICAL DOUBLE BREASTED JACKET / G.KHAKI”(size 3着用)
shirt – HERILL “U.S chambray shirt / INDIGO”(size 2着用)
pants - FRANK LEDER “TRIPLE WASHED THIN COTTON 1TUCK WIDE TROUSERS / BLACK”(size M着用)
そして今回はサイズ1もセレクトしております。
これまでであれば、痩せ型や小柄な方に向けてのサイズレンジではありますが、
そこは引き続きながらもレディースとしての提案も含めております。
冒頭のジャケット提案していきたいという思いはレディースも同様であり、
三浦はこれまでも意識的にレディースでジャケットをセレクトするようにしておりました。
ジャケットを着ることがどこか特別なシーンにおいてではなく、
デニムを穿くように当たり前の選択肢として馴染んでいくようにです。
なのでスタイリングもデニムをベースにレディースならではな
ヘルシーで抜けのある素敵な着こなしをしてくれています。
jacket – YOKE “WOOL TROPICAL DOUBLE BREASTED JACKET / C.BLACK”(size 1着用)
inner – MY__ × miller “SUQUARE BARE TOP / BLACK”(size F着用)
shoes – HEREU “Pesca”
今年はジャケットを着ようと、皆意気込んでいます。
この軽やかさは夏にこそ本領発揮するでしょうし、ここからの季節が益々楽しみになること間違いなしです。
自分のように羽織必須の方であれば申し分のない軽やかさ。
チャレンジしたいけど、、、と一歩踏み出せてなかった方はここがチャンスになってくれるはずです。
ただ、大きく綺麗めやクラシックに振るつもりはありませんので、
新しい幅として楽しんでいただき、ジャケットの魅力が少しでも知っていただけたら嬉しいです。
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1LDK annex 田代
May 5, 2025, 3:13 PM
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