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チェックを纏って。

 

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Valentine POP-UP STORE at 1LDK annex【 2025.11.21(fri.) – 11.30(sun.) 】

 

 

 

 

こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

最低気温一桁。最近は毎朝布団から抜け出す戦いから始まります。

去年を思い返してみると、12月でも厚手のニットと薄い羽織りくらいでなんとかなり、年越しと同時にダウンが必須なくらい寒い日が続いていたような、、、

それを思うと今年は本格的な冬の到来が早く、鼻をムズムズさせながらも洋服好きにとっては嬉しい季節がやってきてくれました。そんな寒さに比例するように気分もアゲアゲな毎日です。

 

こうも寒くなってくると「今年のアウターを。または今年こそアウターを、、、!」というモチベーションの方も増えてきているのではないでしょうか?

今日は僕目線でイチオシの逸品をブログに綴っていこうかなと思います。

 

質実剛健?堅実?そんな凝り固まったドイツへのイメージなんていい意味で吹っ飛ばしてくれる”自由さ”と”ユーモア”の融合。老舗ブランドだからこそ作り出せるモダンなクラシックをぜひご体感ください。

 

 

FRANK LEDER
BROWN BIG CHEQUARED WOOL COAT

 

日が暮れるのも早い冬の寒空。スッと息を吸い込むだけで肺が縮こまるような冷えた空気すらも、暖かくほのぼのとした雰囲気で全身を包み込んでくれるダイナミックなチェック柄のバルカラーコート。

実は2年前にも同じカタチでブラックがリリースされ、大胆なシルエットに当時衝撃を受けたのを覚えています。昨年はリリースされる事なく23AWのワンシーズン限りだったんだな、、と諦めていましたが、それが今シーズン何事もなかったかのような顔をしてひょっこりと「チェック柄」になって帰ってきてくれたので興奮気味にセレクトしてしまいました。笑

クリスマスにはケーキとチキン、正月にはかまぼことお雑煮。
そんな冬と言えばの当たり前な存在に、僕の中ではこのコートもなっていたようです。

 

178cm / size M

 

フランクリーダーが作るロングコートは凛とした静けさと圧倒されるパワーがあって、袖を通すと背筋をシャンと伸ばしたくなる。少し背伸びするような存在なのかもしれないけど、自分の中の理想の大人像には少しだけ近づけるような気がします。

今シーズンのモデルはヨーロッパの街中をコーヒー片手に歩いている姿が目に浮かび、どこか肩の力が抜けたリラックスしたムードは僕らの生活にも自然と溶け込んでくれます。抑えきれない高揚から気がつけばいつもより少しだけ早歩きになっていたり、、、

 

 

グーグルで調べてみるとドイツは日本と同じく(?)いや、今や日本よりもはっきりと四季が存在するみたいで、その季節ごとに街並みや風景がガラッと表情を変え、今年転勤でドイツに行った知り合いのインスタを見ていても景観がほんとに素敵で今のところ人生で行ってみたい国ナンバーワンです。(写真はその友人から送ってもらいました)

そんなドイツの冬は氷点下の日が当たり前らしく、身を守るためにしっかりと防寒できるアウターは必須。ただ、日本と同じく屋内はポカポカな暖房が効いているため重ね着をして調整できる物がベストなんだそう。

実際フランクリーダーが活動するベルリンもすでに氷点下を記録していて、名古屋はここまで寒くならないにしても近しい気温帯の国通しだからこそ毎シーズンリアルな目線で提案したい洋服に出会うことができているのだと思います。

 

 

大胆な柄につい目を奪われますが、毎度のことながら何の気なくさらっと素晴らしいファブリックを使ってくるところにフランクリーダーの”らしさ”があります。

ウール100%のしっかりと目が詰まった、まるでブランケットかのような分厚さの生地。これが贅沢にもかなりの分量が使われ、脛の辺りまでしっかりと身体中を包み込んでくれます。(あったかい、、、)

ゆったりとした袖付けのおかげでスウェットでもシャツでもニットでも。何でもばっちこいな気軽さがコートの堅苦しさを取っ払ってくれる。昔から袖が細く、身幅もシャープな物作りが多いブランドですが、どこに行くにも適当にばさっと羽織ればそれでOKな器の広さに惹かれました。

小学生の時に久しぶりにおばあちゃん家に行った時のような、ほわっとした暖かな安心感に近い気がする。初見なのにすでに懐かしいとさえ思えてきます。

 

 

そうそう。このアウターには裏地がないのも驚きでした。

基本こういったウール系のコートには裏地が付けられ、袖通しの向上はもちろんのことシルエットを立体的に形成するためにも必要な要素のはずですが、フランクリーダーのこれにはそれがない。

にも関わらず、つい見惚れてしまうようなこの出立ち。これは一重にクラシックな洋服パターンニングに精通しているフランクリーダーだからこそできる業が詰まっているのだと思います。

この後ろ姿を見たら二度見しない人はまず居ないでしょう。控えめに言ってもそれくらい格好いい。

 


< CREDIT >
SWEAT: UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA ZIP UP HOODIE
PANTS: FRANK LEDER “WASHED WOOL 1TUCK WIDE TROUSER

 

フロントには力強いファブリックに負けない大きなボタンが4つ。そしてカンガルーのような深めのポケットが2つ。

日本のブランドのように使いやすさや機能面で勝負をするのであれば敵いっこないのですが、そんなのどうだって良くなるくらいには愛嬌が抜群だし、僕はこの不器用な感じがたまらなく好きです。

コートとなるとしっかりと値段もしてきますし、柄物のハードルが高そうなのももちろん分かっています。それでも世界にはこんな洋服もあるんです。とご提案したくて、何かに駆られるようにセレクトしました。

 

誰だって無難に生きたがります。
こういうのは着たもん勝ち。似合ってるでしょって顔で歩き回ってやりましょうよ。

 

まだ出会ったことのない1人にでもこの気持ちが伝わってくれたなら、僕はそれだけで嬉しいです。

 

 

 

 

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1LDK annex 金澤

 

 

 

 

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November 29, 2025, 5:27 PM

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