Boa fleece collection
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
2025年もあと一週間で終わり。仕事、家のこと、遊びのスケジュールをぎっしり詰め込まれたカレンダーを見ながら本格的な師走を感じています。
せっかちな私は今から年末年始の事を考えながらせかせかと忙しない日々を送っています。
お店の方はというと、レディースのAW商品は全て店頭に出し切りましたので服屋もいよいよシーズンの終わりを迎えていますが、まだまだこれからが冬本番ということで、引き続き気合を入れてご紹介していきたいと思います。
インスタグラムの方ではアウターを中心に冬のスタイルをご紹介していますが、ブログではそれをより深掘りしていく形で、今日はボアアイテムの魅力について改めてお話しします。
今シーズンのレディースは特にボアアイテムに力を入れてセレクトしました。
ボアのフリースは保温性が高い且つ気軽に着られるアウターとして、子育て世代の方々や車移動が多い方などにとてもお勧めなアイテムです。
個人的にもフリースは大好きなので毎年色々チェックはしていますが、今年は特にお店でもご紹介したいなと思うものに沢山出会えました気がします。
フリースにも種類がありますが、毛足の長いモコモコとした見た目が特徴なのが私がお勧めしたいボアフリースです。
ボアフリースは寒冷地でのアウトドア活動を快適にするために開発された保温性に非常に優れた素材。
70年代にポリエステル素材のフリースが登場し、軽くて暖かく乾きやすいという機能性の高さから登山やキャンプなどで広まりました。
そこに羊の毛のようなループ状の起毛加工が加わり(これがボア。)、より保温性とデザイン性が向上。ファッションアイテムとしても定着していきました。
フリースも大きく分けて「カジュアルフリース」と「テクニカルフリース」と呼ばれる2種類のシリーズが存在していますが、今日ご紹介するのはどちらかというとカジュアルフリースに当たるものでしょうか。
アウトドアブランドが展開するガチガチの高機能アイテムというわけではありませんが、デイリーに着ていただく為の必要最低限の保温力とタフさを兼ね備えており、気を使わずに着られるという安心感に私はとても惹かれています。
ボアフリースは基本的にカジュアルなデザインではありますので決して万人受けするものではないですが、1LDKのスタイルがお好きな方やアクティブなライフスタイルの方などにはきっとフィットしてくれると思います。
メニューは全4型あるので、皆さんにも何かお好きなものを見つけていただけると嬉しいです。
PHEENY
“Wave boa jacket”
Col: GRAY / PURPLE
Size: FREE
¥59,400- TAX IN
シルエット、カラーなど様々ですが、今年個人的にすごく惹かれたのが柄物のフリースで、特に私好みだったのがこちらのPHEENYのアイテムです。
グレーとパープルそれぞれのカラーで、波と山の稜線をイメージして作ったというブランドオリジナル柄になります。
古着のようなレトロな雰囲気とキャッチーさを備え、patagoniaやL.L.BEANのような所謂なアメカジスタイルを体現したくなるようなアウトドアなムードが個人的にも刺さりました。
この柄を存分に活かしたシンプルなデザインで、前身頃に3つポケットがあるだけ。
それでも十分に存在感を放っているので、一枚でシンプルに着るのがカッコいいかなと思います。
ポケットのジップも目立たないようにブラックでさりげなく備え付けられていて、柄物ながらこのミニマルさがスタイル全体をすっきりと見せてくれています。
(CREDIT)
COMESANDGOES “DICROS & KNIT MUFFLER CAP”
PHEENY “Nylon light ripstop M-65 field coat”
またレディースブランドらしいコンパクトなサイズ感が可愛らしく、ボトムスにはワイドパンツを合わせてメリハリをつけて着る感じが今っぽくて好きです。
アームは程よくゆるさがあるので、パーカーやニットの上にもサッと羽織れますし、今時期ならこの上にアウターを着れば野外での行動も問題ありません。(以前紹介したNylon light ripstop M-65 field coatを重ねて着るのもお勧めです!)
インナーアウター、どちらにも活用できるのはシンプルに有難いですよね。時期によってうまく使い分けることで秋口から春先までのロングスパンで使えるところもとても魅力的だと思います。
FARAH
“Camo Fleece Stand Collar Zip Up Blouson”
Col: GREYISH TREE CAMO
Size: M
¥37,400- TAX IN
“Camo Fleece Stand Collar Zip Up Vest”
Col: GREYISH TREE CAMO
Size: M
¥30,800- TAX IN
お次にご紹介したいのが、こちらも柄に惹かれてセレクトしたFARAHのアイテムです。
こちらはジャケットとベストの2型ご用意があります。
グリーンベースのツリーカモで、一見派手そうに見えますがグレイッシュな落ち着いたトーンに仕上げ、大人の方でも着ていただきやすいような雰囲気を目指して製作されました。
元々はアメリカのハンティングウェアから生まれた柄ですが、木の葉や枝などの自然物をモチーフにしていることから通常の迷彩柄よりも派手すぎずナチュラルな印象を受けます。
またそれをボアという柔らかな素材に落とし込みながらFARAHらしくモダンに仕上げることで私たちのスタイルにも取り入れやすくなっており、柄物に苦手意識のある方にも手に取っていただけたらと思いセレクトしてみました。
(CREDIT)
UNIVERSAL PRODUCTS. “FELTED MERINO WOOL CREW NECK”
ANOTHER ASPECT “SCARF 1.0”
is-ness “CORDUROY TUCK TROUSERS”
FARAHは基本的にユニセックスでコレクションが展開されていてMサイズが最小サイズになるのですが、かなりゆったりとしたオーバーサイジングで設計されているのが特徴です。
メンズスタッフの杉浦が着ても身幅やアームに余裕が出るくらいの設計で、PHEENYのものよりも幅広い体型の方に着ていただけます。
車移動の方なんかは杉浦のようにニットにマフラーみたいな軽装でのお出かけもアリだと思います。
ボアはしっかりと肉感があり生地を重ねるほどに暖かいので、室内、野外で体温調整ができるようにレイヤーリングを駆使しながら着ていただくのがお勧めです。
(CREDIT)
refomed “CASTRO JAMPER”
私は軽いジャケットの上から重ねてみました。
アームがしっかり広いので、軽アウター系もレイヤードできます。
私みたいに寒がりな方はこれくらいの重ねるくらいがちょうど良いかもしれません。
春先はスウェットやロンTの上にサラッと。みたいな感じで使えると思うので、むしろロングスリーブよりも長い時期楽しんでいただけるのでお勧めです。
amiu.c
“hood-in blouson”
Col: NAVY / BLACK
Size: FREE
¥59,400- TAX IN
とはいえ柄物はやっぱりハードルが高いな〜という方に向けて、最後はもう少しプレーンな物を。
レディースブランドamiu.cからリリースされたボアブルゾンで、これはしっかりアウターとして活躍してくれる一着です。
ポリエステル60%、ウール40%。
デザイン以外に先ほどの2ブランドとの大きな違いとしてこちらは素材にもご注目いただきたいです。
大体のボアはアクリル、ポリエステルなどの化繊で作られるのに対し、こちらのブルゾンはウールを使って製作されていて、ボアの柔らかさやボリューム感をより感じていただけるものになっています。
天然繊維を使うことで保温力も上がる上、吸湿性にも長けているウールは蒸れにくく、より快適に着用できるというメリットがあります。
ポリエステルと混ぜることで耐久性もしっかり担保されているので、気兼ねなくガシガシ使っていただくという点では先ほどの2つと変わりないですが、風合いの良さ、着心地の良さという点ではこちらのアイテムが頭一つ出ているかなといった印象です。
また襟には撥水のフードが収納されており急な雨などにも対応できるようになっていて、アクティブなシーンでも活用できるというところもポイント。
袖口と裾はゴムで調整が可能で、切り替えの位置やダーツが独自のパターンによって動きとボリューム感のあるシルエットになっています。
柄無しのデザインですとスポーティさが主張されにくく、見た目も少し上品な印象になりますし、かといってコートほど気張らない抜け感がすごく好きです。
それ故にスタイリングの幅もかなり広がるなという印象を受けたので、汎用性の高さを重視するのであればこちらのフリースがお勧めです。
(CREDIT)
PHEENY “High strech taffeta gathered pants”
(CREDIT)
KAYLE “WOOL CASHMERE KNIT PANTS”
(CREDIT)
ANOTHER ASPECT “SCARF 1.0”
extreme cashmere “tes”
OLD FOLK HOUSE “Jewelry Sweat Pants”
ニットやフリースは冬の主軸アイテムとして毎年お買い物候補に上がるメニューだと思いますが、私自身今年は外出する機会が多かったり、アクティブな休日を過ごすことが増えたこともあり、ニットよりもフリースを着る機会が多かったです。
冒頭でもお伝えしましたが、取り扱いのしやすさといった点ではニットよりも遥にハードルが低いので、私みたいなライフスタイルの方にはきっと重宝していただけると思います。
カシミヤのニットももちろん大好きですが、こういう気兼ねなく着られる服があるからこそでもあると思うので、メリハリのある洋服の楽しみ方が私の肌に合う気がしています。
冬のお買い物も終盤かと思いますが、最後のお買い足しにボアのフリースをお手に取ってみてはいかがでしょうか?
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
December 24, 2025, 3:30 PM
Category: EVENT


















