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春ニットの最適解

 

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実際まだまだ寒い日が続きそう、、、そんな現実は天気予報を見るまでもなく肌で感じて分かってる。

あっという間に一ヶ月が過ぎ去り、迎えた2月。
アパレル業界的には正式に”26SSシーズン”へと突入し、そんなシーズン立ち上がり時のモノと気温のギャップなんて、もう何度も味わってきてるので慣れたもんです。

店頭の冷房をガンガンに効かせて9月頃から着始めたカシミヤのニット。一般的には今がリアルタイムな時期なんだろうけど、そろそろしまって春感を味わえるものを身に纏いたい。

我ながら矛盾してるし、意味わかんないことを言っている自覚はありつつも、分かってくれる人もいる気がするので今日もブログを書いていこうと思います。

 

 

こんにちは。1LDK annexの金澤です。

26SSシーズン始まりましたねぇ。早いブランドだと年末あたりから納品がちらほら始まってきていましたが、このナイスなタイミングで大好きなブランド”HERILL”から、ドカッとまとまって新作が入荷してきました。

今回のへリルも相変わらずツボを押されまくり、なんと個人オーダーは過去最多の5着(ニット、カバーオール、ショーツ、Tシャツ×2)。流石にやりすぎたか、、?とは思いつつも、それくらい良かったってことで。笑

それでは、一足先に春を愉しんでいきましょう。

 

 

HERILL
Silk deadstock Sweater

 

これです。シルク100%のデッドストック生地を使ったクルーネックニット。

いつものへリルらしく一見これといって特徴があるわけでは無いのに、着てみるとやっぱり良いんだよなぁ、、と惚れ惚れしてしまう。

冬のカシミヤはこれまでに3枚買ってきて、夏用にはラミーのニットが1枚。思い返してみるといつもシャツにばかり目を奪われ、いわゆる春ニットと呼ばれる類は一枚も買ったことがなかったのです。(そんな今シーズンは他のブランドからも準備しているのでお楽しみに、、、)

 

178cm / size 3

 

このデッドストックシリーズは25AWから始まりannexでも仕入れていましたが、今回も経緯は同じなのかな?と勝手に解釈しています。

 

前回突如現れたデッドストックのカシミヤを100%使用したセーターを展示会で初めて目にした時、それがどういう立ち位置のアイテムで、どういう理由で作られたのか説明を聞くまでは分かりませんでした。

例えばへリルを知らない人に”このブランドの何がいいのか”を伝えるのであれば、真っ先に僕は「素材」特にへリルが作る「カシミヤ」の話をするでしょう。それくらいこのブランドはカシミヤという高級素材の扱いが優れているブランドだと思っているから。

だからこそ、デザイナー大島さんがわざわざピックした”デッドストック生地”にはどんな意図が込められているのだろうと純粋に興味が湧いたんです。

 

 

前回のカシミヤ、今回のシルク。
どちらもこれまでへリルが提案してきたニットの中では”かなり薄手な肉感”というのが大きな特徴。

冬の代名詞ゴールデンキャッシュを例に挙げると、これは一枚で完結する保温力を有していますが、逆にオーバースペックとなりアウターの選択肢が狭まってしまう人もいる。そんな時レイヤードしやすいもう少し薄いモノがあれば使い勝手がいいはず、、、そんな想いから敢えて薄いニットの提案を始められたそうです。

つまり、その人それぞれの生活に合わせた「着方の幅」を広げるために始まったのが”デッドストックシリーズ”というわけです。

 

 

ちなみに今シーズンはシーアイランドコットンを使用したクルーネックニットもセレクトしていますが、これが冬でいうゴールデンキャッシュの立ち位置だとすると、シルクニットは早い時期からのレイヤードスタイルにはもってこい。

まだ2月だというのに春服を着たい欲マックスの自分にとっては、これ以上ないほど打ってつけのニットだったわけです。

 

 

着ている感覚的にはロンTくらいの軽快さですが、シルクならではの保温力や吸湿性によってかなり長い時期着まわすことができそう。

元からこういった風合いだったのか、倉庫で眠っていた影響なのか。

イメージするシルクらしいヌメっとした艶っぽさみたいなのはなくて、初めから毛玉が吹いた粗野なタッチ感がこの生地の特徴です。

いい意味で気怠そうな、脱力感のある見た目だったからこそ、着てみた時の馴染みの良さは言うことなし。流行りを度外視した”普遍性”がここには詰まっています。

 


( CREDIT )
PANTS: UP “5POCKET BUGGIE DENIM PANTS

 

めちゃめちゃ個人的な話ですが、実は昔からグレーのスウェットが苦手でした。

上のスタイリングみたいにデニムで合わせると、どうも野暮ったくなってしまって、、、諦めかけながらも着たい欲はあったので模索し続けてきましたが、イメージしてきた理想系に今回思わぬ形で出会うことができたのです。

 

 

へリルが作るニットは基本的に首元や袖/裾リブのテンションが強く、まるでスウェットかのような丸みのあるシルエット。

スウェットも厳密には編み物ですが、編む素材や組織が変わることで生まれる品の良さ。でも、先ほどお話ししたように綺麗すぎるわけじゃないし、ウェイトの軽さゆえに見た目の動きもしっかりと出てくれる。

この塩梅こそがへリルの洋服が醸し出す”抜け感”へと直結し、苦手な対象から得意なアイテムへと180度転換した要因だったように思います。

 

 

まだまだ寒いし、去年の冬に奮発して買ったへリルのカシミヤジャケットに忍ばせて。

今の時期だけの贅沢な重ね方を存分に。
一枚で活躍してくれる姿なんて当たり前のように想像がつくからこそ、安心して今はインナーとして。

僕と同じく春に前のめりな方にはめちゃくちゃおすすめしたいと思います。笑(あぁ、早く花見でもしながらビールが呑みたい、、、)

 

 

このタイミングで選ぶニットの最適解を見つけられた気がします。

 

これにて今シーズンのへリルおすすめ第一弾、完。

 

 

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1LDK annex 金澤

 

 

 

 

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February 5, 2026, 5:42 PM

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