軽いのに重い。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
みなさん昨年の夏のこと、覚えていますか?
ゴールデンウィーク頃からジワジワと気温が上がり始め、7月には夏の完全体が到来し、8月でそろそろ勘弁して、、、9月もまだ暑いんかい、、、、10月はもう呆れてましたよね。みんなお手上げ。
人間は学習する生き物って耳にした事がありますが、いざ夏が始まらないとつい一年前のあの暑さすらも思い出す事ができないなんて。いや、忘れたいから記憶の奥底にしまってるのか?
あぁ、夏イヤだ。たのしみなんてコンビニの前でガリガリ君齧るくらいなもん。それすらも値上がりサイズダウン。うん、もう僕は夏が嫌いです。
そんな夏が嫌いなみなさんも、少しだけ。
ほんの少しだけ、これを穿けば前向きに夏を捉えられるかもしれない。
< HERILL >
“Ripstop Chinoshorts”
COL: BROWN / BLACK
¥44,000-TAX IN
冗談抜きで”ほぼ穿いてない感覚”になれる、極薄ペラペラの最強ショーツ。
それこそ昨年のいっちばん暑い時期が26SSのバイイング真っ只中でした。
汗だくになりながら東京を練り歩き、HERILLの展示会場でコレを穿いた時にはもう衝撃。たしか即決で「買います。」って言ってた気がします。聞かれてもないのに。笑
僕は昨年までショーツを毛嫌いして避けてきましたが、なんかそうも言ってられないくらいの溶けそうな暑さだったので、これは買っとかなきゃっていう使命にも似た気持ちでオーダーしました。それくらい良かったんですよねぇ。
ぶっちゃけ色味は並べないと分からないくらいですが、一応ブラウンとブラックの2色展開。
感覚的にはブラックのショーツをベランダに干しっぱなしにして、気がつけば日焼けで色が抜けちゃった。みたいなニュアンスがブラウンのカラーリングです。
初めから完成されたクタッと感を取るか、穿きまくって洗い倒して自分の手で近づけるのか。
どっちにも良さがありますが、とりあえずショーツ初心者の僕は大人しくブラックを選ぼうと思います。
サイズ2で82cm、サイズ3で84cmとゆとりを持たせたウエストから、2タックを摘みふわっと広がるように落ちていく、ややルーズなシルエット。
ショーツを穿き慣れない僕からすると、膝が出る丈感のものはソワソワしすぎるので論外ですが、昨年の暑さを考慮すると今年は少しくらいチャレンジしてみるか、、、といったところで。
その点へリルのこれは綺麗に穿けば5分丈、腰穿きで6分のバランスのため安心感があり、このサイジングも背中を押してくれた要因でした。

( CREDIT )
HERILL “Nepdenim ChoreJacket”
展示会に伺った日にちょうどデザイナー大島さんもこのショーツを穿かれていて、Tシャツタックインに裸足サンダル。これだけなのに妙にカッコよく見えたんですよね。
バイイングの際はもちろん洋服自体にも注目するんですけど、表層的な部分だけではないもう一段階奥(それを作っている人の考え方や人柄)を汲み取った上で、腑に落ちる理由があるものをセレクトしています。
ショーツに関して言えば、自分もそうなので穿いてこなかった側の考え方や懸念点なんかはある程度共感できる気がしていますが、
どこかデニムやチノパンを穿くのとは違う、わざわざ選んだ”頑張ってる感”というのか、ソワソワした感じが苦手だったりしませんか?(まぁ、”慣れ”だと言われればそれまでなんですけどね、、、笑)
なんだかこれまで勝手にハードルを感じてしまっていたんですけど、大島さんの穿き方があまりにも自然体で僕の中での理想形でした。
ちょっとコンビニに行くにも。さくっと喫茶店でコーヒーを飲む時にも。少し気持ちを入れてデートに行く時にだって。
どこどこに行くために選んでいるのではなく、どこへ行くにもとりあえず穿いておく。
この自由度の高い解釈こそが、考え過ぎていた僕の重たい気持ちをやさしく解してくれたのだと思います。
商品名にもなっている通り、目を凝らしてようやく分かるくらいの「さりげないリップストップ」も特徴のひとつ。
実はこれ、超極細200番手のコットン双糸(単糸を2本撚り合わせた糸)を、限界まで高密度に打ち込むことで生み出されたオリジナルファブリック。薄いけど超丈夫です。
ほんとにHERILLの洋服は、分かりづらいし、伝わりづらいけど、とんでもない事してるんです。
「ほぼ穿いてない感覚」と表現した通り、足を通したときの軽さは尋常じゃなく、それでいて耐久面も言うことなし、高品質な原料による肌あたりもパーフェクト。
ぶっちゃけ”ただ軽い生地”はやり様によってはいくらでもあるし、ガシガシ穿いて洗ってを繰り返す季節に引っ掻きや洗濯の扱いなんて気にしたくない。それこそ穿く行為自体が億劫になるというもの。
そこのところコレは欲張れるものを欲張ったワガママショーツなので、初挑戦にしては少し高価ではあるけれど、後のことを考えれば全然お釣りが返ってくると思ってチャレンジしてみました。
意識的に今シーズンは他ブランドからもショーツをセレクトしてきましたが、これを選んだ一番の決め手は「穿き心地に対する見た目のギャップ」でした。
天然繊維(重たい質感)の洋服ばかり着る僕にとって、化繊のシャカシャカやウールのツルッとした真面目すぎる生地感など、どうにも肌に合わず敬遠してきていましたが、、
「穿き心地は驚くほど軽いのに、マットな質感で視覚的には重たく。」
これに心を掴まれました。
これまでショーツを穿いてきている方にはより刺さるでしょうし、穿いてこなかった方には安心感を与えてくれる、そんなショーツだと思います。

( CREDIT )
HERILL “Lawncheck Opencollarshirts”
店頭では先に並べてご紹介してきましたが、今のところブラウンがやや優勢。
これを持ってブラウンだと伝えると、「えっ?これブラウン、、?」のラリーはもうお決まりですが(笑)、逆に言うとそれくらい絶妙な濃さのブラウンで、狙って探してもおそらく出会えない類のものでしょう。
半袖にショーツの組み合わせなんて自分の中で勝手にタブーだと決めつけていたけど、展示会でこの組み合わせで着た時に概念が覆りましたね。
身幅がたっぷりと取られたシルク混の緩い半シャツ。ラス1になっちゃいましたが、真夏を本気で乗り越えたい方はこの組み合わせが超おすすめです。
っていうか、そうだ。
僕がかっこいいと思った大島さんの着こなしは、潔く半袖Teeにこのショーツのワンツースタイルだった。
自分の中の固定概念や要らぬ拘りなんて思い切って捨て、とりあえず穿いてみるが吉。
へリルの洋服はいつだって、しっかりと期待に応えてくれます。
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1LDK annex 金澤
May 17, 2026, 11:22 AM
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