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欲望のままに。

 

 

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こんにちは。1LDK annexの杉浦です。

 

地元のよく行っていた居酒屋が潰れました。
ビルの中にあったのですが、ビルごと壊されて空き地になっていました。

本当に好きだったのに、、。

よくよく考えると、いつ行っても他のお客さん居なかったな。やっぱり、残していきたい場所やモノにはお金を落とさないと。

 

ついでにお金繋がりの話なんですが、お金を使うことはネガティブなことではないと僕は洋服に教わりました。

別に散財することが良いこと。ということでは無いです。
良いものに対して対価を払うという当たり前の行為について考えることができたきっかけというか。

それに付随して、ご飯屋さんも音楽もマンガも。遠くから良いなぁー。と眺めているだけではなく、それを残し続ける意味も含めてお金を払う。

そう考えるとかなり前向きな行為だと感じます。

 

本題に入りますが、田代を軸として、僕や他のスタッフがいろんな角度で良いと感じられる洋服がannexには、たくさん並んでいます。

その一つがHERILLです。

 

 

“Woolmohair Trousers”

Col: NAVY
Size: 2 / 3
¥60,500 tax in

 

ブランド自体も名が知れてご存知の方が多いと思いますが、改めて軽く説明します。

HERILLというブランド名はHeritageとWillを掛け合わせた造語。

Willはそのまま未来や意志を反映させていて、Heritageには、直訳した遺産や伝統といった古着的な意味合いの他に、生地の機屋や工場などの遺産みたいなものへ対する価値みたいな物の意味が含まれています。

へリルで一番圧倒されるのは生地。

触れてみて、日常的に着ていくとより一層感じる納得感は、へリルでしか味わえません。

普通であればコスト面から躊躇してしまう夢のような素材を、これ良いよねー。くらいのさらっとした感覚で製品に落とし込む気概は、大島さんのブレない芯を感じます。

着続けられるというよりかは、着続けていきたい。とそう素直に思えるのは、大島さんご自身のピュアで赴くままの姿勢に引っ張られているからです。

展示会で普通の顔して並べられている物が全て高級素材。なんじゃこの空間は。とアワアワしながら欲望のままに服を試着して、最高に楽しかった。

良い素材を使ったからといって、良い服とは限らないのがまた面白いポイントですが、へリルはどうでしょうか。

 

165cm / size 2

 

うーん。最高ですね。

へリルの中では比較的スッキリしたバランスなのもかなりツボです。どうせ暑すぎてTシャツ一枚の日が出てくるので、ラフすぎない正統派のスラックスとして持っておきたい。

適度な股上の深さがお尻のシルエットを拾いすぎずに、とても綺麗に落ちる。

絶妙なゆとりを担保しながら構成される独特なバランス感覚は、大島さんが収集している古着を参考にすることが多いそうです。

へリルの洋服は、基本的にミリタリーをベースにパターンを起こすイメージがありますが、漢っぽさを感じずに曖昧な立ち位置で留まっているところも大好きなところです。

簡単に言ってしまうと、サイズ感が女性らしいんです。

だからこそ身長が低い僕でも肌馴染みよく、あーもうコレで良いじゃん。と思わせてくれる洋服が多いのかなと。

 

165cm / size 2

 

こちらの生地は、ウールとモヘア。

この時期だとよく耳にする素材の一つだと思います。ウールの肌離れの良いハリやシャリ感、モヘアの優れた吸湿性が掛け合わさった生地。高温多湿の日本でこの素材が多く使われるのは納得です。

ですが、僕がよく知っているウールモヘアの表情とはちょっと違うような、、。もう少しノペッとしていて艶感が際立つイメージ。

でも、このトラウザーは表面の凹凸がかなり際立って、表情が豊かですね。

この荒々しさが綺麗なシルエットに対して良いギャップを生んでいる気がする。先ほど言った、男性的な生地の側面と女性的な形を意識的に織り込まれているパンツだと思います。

 

ウールモヘアの懸念点を挙げると、水に弱いこと。糸が絡み合ってフェルト化してしまい、洗うと縮むんです。

ですがこの生地は、洗い加工で縮みきった状態なので、洗いによる形態変化は見られません。

最高です。

汗をかいたら洗う。普通のことが普通にできるのがへリル。

秋冬に買ったカシミヤのニットなんてもう気が狂ったように着て、洗って、を繰り返していますが、変わるのは愛着だけ。今年も早く着たいなー。

立ったり、座ったり、歩き回ったりと、衣服が擦れて毛羽立ちが起こりますが、それはもうそのまま共に過ごして欲しい。グタグタになったトラウザーもかなりのオーラを放ってくれます。

靴も履いたら汚れるし、服も着たら汚れるのは当たり前です。

そこに対して神経質になるのを否定はしませんが、あくまで自分の生活があった上での洋服だと僕は感じています。

そこの優先順位を改めて明確にしてくれたのが、ヘリル。

腹を括って、服は所詮服。と捉えた方がかっこいいのではないかと。

 


昨年、金澤が購入していたWoolmohairのジャケット。彼はお世辞にも神経質に洋服を扱うタイプとは言えない。僕と同じ仲間が居て安心です。ところどころ毛羽立ちが見られて雰囲気が増していますね。実際触ってみると、かなりフニャフニャです。たまらない。

 

びっくりするくらいかっこいい人や可愛い人が毎秒流れてくる時代。

ある種、毎秒毎秒、”これはこう”と正解を叩きつけられている気分にもなります。そんな中で「自分はコレがいい!」と固められる人が少ないのは必然的かもしれません。

簡単に正解らしきモノが手に入るので真似すれば、楽に雰囲気出せるし。

でも、その中でこういう価格面も混みで、自分の軸で判断できる力を持てるきっかけがへリルです。満足度が他と比べてもかなり高いですし。

 

なぜこんなにも序盤からダラダラ話しているかと言うと、次の秋冬シーズンでへリルから人生のベストが更新されたアイテムが待ち受けているからです。

見た目も、素材も、これ以上ないと思えたアイテム。

だからこそ改めてこのブログで、へリルの良さを感じていただけたら嬉しいです。納品され次第、またブログ書きますのでぜひ来シーズンも注目していただきたい。

とりあえず、このスラックスを穿いて長い夏を共に過ごしてください。

 

 

あーー、めっちゃ楽しみ。

 

では、店頭でお待ちしております。

 

 

 

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May 21, 2026, 10:36 AM

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