シン・スウェット
入荷が止まらない。出しきれていない情報もたくさん。楽しさ半分、これを伝えきれないもどかしさ半分の日々。でも伝えたいことはしっかり伝えたいので、クイックな情報はインスタを、、、
ブログではこの早すぎるサイクルと逆行して地に足つけた提案をさせていただけたらと思い、今日も書いてまいります。
冒頭から重っ
こんにちは。1LDK annexの田代です。
突然ですが僕はあまりスウェットを着ません。でもスウェットパンツは穿きます。なんでと言われると一つ挙げるなら誰が着るかが特に大事なアイテムだからだと思うからです。
だからお店で入れるスウェットはシンプルな好きとは異なる基準を持ってセレクトしているつもりです。
革命でも起きない限りはピュアにオーセンティックならこれだし、文脈的な面白さならここ。
パッと思いつくだけでもそれほどの型はないのでいかに違いを生むのか難しいのが自分でもよく分かります。
だからといって考えるのをやめているのではなく、むしろこれならあったらいいな、、、みたいなものが明確にあるんです。
このフリ方するってことはお察しの通り。あったんですよね。
“ Merino Wool Loop Pile Sweatshirt”
Col : GRAY / CHARCOAL
Size : M / L
Price : ¥39,600 TAXIN
OLD FOLK HOUSE
“ Washable Wool Sweatshirt”
Col : HEATHER GRAY
Size : M / L
Price : ¥39,600 TAXIN
ん?スウェットじゃん。
いいえ、名前をみてください。
そう”ウール”なんです。
これが自分の理想としていた素材。
Tシャツといえばコットン。だったものがここ数年でウールTなるものが一気に市場で一般化してきました。で、あるならば同じくコットンで作られるスウェットにもウールのものがあってもいいのではないか?と。
ウールのTシャツがなぜこんなに市民権を得たかといえばおそらく名前から想像されるほど実際暑くもなく、むしろ快適で着心地が良い。
天然の機能繊維ならではの体温調整機能によって衣類内環境が整えられるため、他とは違うTシャツを、とトライする方たちによって着々とその良さが広まっていったのだと思います。
僕がスウェットをあまり着ない理由の一つとして、思ったより熱が籠るというのがあります。ちゃんと寒くなればそれはとても心強い機能ではあるのですが、中途半端な、特に今年ある秋だと歩くと暑いし脱ぐとTシャツだから寒い。みたいな調整にすごく困ってしまうんです。
それとは別で、僕は半年に一回岐阜にあるマテリアルセンターという、この世の生地が集まる博物館に足を運びます。
膨大な生地スワッチ(びっくりするくらい膨大なので次行った時に同じものに出会えることは無いに等しいです)を見て、触って、感覚をアップデートしに行くのですが、ふと触った生地がなんとウール100%のスウェット生地だったのです。しかも綿のスウェットくらいの厚みの。
僕が知らなかっただけでこの世にはすでに存在はしていたことに喜びを感じると同時に、ここまで知らずに来たということは当たり前のように使用しているところはあまり無い(ちゃんと探せばありました)のだなと。
実際、ウールの特性でいくとパイルにしても薄くなるし、ドゥルドゥルになるのでダレることから僕らの知っているスウェットとは名ばかりの異なるアイテムに感じます。
でもマテセンで触ったのは到底そうは思えなかったんだよなぁ、、、無いならどこかにお願いして別注とか良いのかなぁなんて考えながら展示会へ。
全く同じでは無いですがありました。しかも2ブランド。
is-nesss
旧式の編み機でゆっくり編むことで滑らかで柔らかい風合いに。目はしっかり詰まっていますがどこか空気を含むようなふんわりとしたタッチが特徴的。
is-nessのパターンに載せることによってのリラックスウェアな様相。パイルによる膨らみがあり、スウェットらしい感触。杢の色味もあってスウェット見えな一枚。裾リブをなくすことによってウールならではのドレープを感じながらロンT感覚で着れつつまだ見ぬ満足感のある一枚だと思います。
is-nessといえばいろんな名作アイテムがありますが、特にカットソー、ロンTのお湯加減はとても上手で、その存在に日々のスタイルを助けられた方も多いと思います。そんなis-nessのアダルトな提案としての素材使いがこのウールスウェットなのかなと僕は感じました。
分かりやすいポップさが鳴りを顰め、でも確かにそこにあるアイデンティティはちゃんと残している。
ウールスウェット認知拡大への確かな一歩と安心感がここにはあると思います。
denim – “PIGEON WIDE PANTS“(size 3)
OFH
面白いこと、大喜利するように服を提案する(僕のイメージ)OFHですから王道のコットンスウェットじゃなくて、ウールで作ったら面白いでしょ。
そんな思いを発しているように感じます。
ブランド定番のクルーネックのパターン(ラグランの具合とかバランスもおもしろい)でカシミヤ相当の細さのウールを使用。その膨らみと成形性はいかにも僕らの知っているスウェットそのものですが、実際見るとウールならではのとろみや微かな光沢を感じて、アハ体験的な絶妙な変化に気づけるはずです。
ちょっとネップが飛んでたり粗野な雰囲気もあるのが実にスウェットらしい。
シンプルに上質なスウェットを手にしたな、くらいの気持ちで着てください。あ、こんなに違うんだ。というのがannexを利用していただくみなさんなら絶対にわかるはずです。
pants – “NO TUCK CHINO TROUSERS“(size 3)
最後にお手入れ方法を。ウールと聞くと日々の扱いに一定の距離を置きがちですが、2ブランドどちらも洗っていただけます。それこそウールTと同じです。スウェットにしては乾きも早いです。気兼ねなく日々を共にしてもらって年中ウールは着れるし、手数は多いんだぞ、と新たな感覚を得てもらえたら嬉しいです。
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1LDK annex 田代
October 17, 2026, 3:21 PM
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