パリの展示会
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
日曜と月曜は1LDK PARISがお休みなので、Parisファッションウィーク中の街に出て展示会を回ってきました。
その前に「ファッションウィークって?」という方の為にWikipediaのリンクを貼っておきます。
・・・なるほど、勉強になります。
つまりその時期に、その都市にいないと買い付け(バイイング)ができない、という事です。
パリは毎年6月と1月にメンズのファッションウィークがあります。
そういった意味では東京にはファッションウィークはありません。
東京ファッションウィーク(現在はメルセデスベンツファッションウィーク東京というそうです)という名前のイベントはありますが、実際に東京(日本)のブランドが展示会を開催する時期はバラバラで自由です。
例えば今パリで開催中(終盤)の展示会は2016年春夏の商品を買い付ける為ですが、これが東京だと、9月から11月くらいで毎週どこかで展示会がやっています。
中には12月に展示会をやるブランドだってあります。
1LDKのような東京に拠点を置くショップは毎週展示会があっても行く事ができます。
しかし、東京以外の都市のバイヤーは新幹線や飛行機で展示会のため東京に来る必要があります。
大きい会社ならまだしも、毎週この交通費を使うのってかなり大変だと思います。
だからメインで取り扱っているブランドがやっている週以外は出張を控えます。
これが日本以外の国のバイヤーだとなおさらですよね・・・
それだと日本のファッションが盛り上がらないので、東京ファッションウィークを作っている訳ですが、主催者側とブランド側の足並みはなかなか揃わないようです。
主催者側が人を呼べればブランドが乗るのか、良いブランドが出展しているから人が呼べるのか・・・
どちらが先かはそれぞれの意見がありますが、実際はサンプル製作のスケジュールの調整など簡単ではないです。
それもスケジュールを優先させるのか、スケジュールを遅らせてでも納得のいくサンプルを仕上げるのか、日本のブランドは後者が多いのかもしれません。
などと勝手に語っていると怒られそうなのでこの辺で止めておきます。
ただバイヤー目線でいくと展示会回りが一週間で終わるのは効率が良いかと思います。
その分一日中回らなければならないのでハードですが。
そんなパリの展示会回りを簡単にご紹介します。
まずは朝からCapsuleという合同展示会(いろいろなブランドが大きい会場でいっぺんに見られる)に行きます。
いつもの駅で降りてちょっと違う道で行けるかと思い、初めてのコースを・・・
会場がセーヌ川沿いなので、いつもは道路側から入るのですが今回は裏から入れました。
夏は気持ちの良いシチュエーションです。
階段を上がって行くと。
N.Y.を拠点にしている合同展なのでそれっぽい(?)雰囲気ありますでしょうか・・・
そこでのお目当てはもちろん・・・
(ライトがちょうど・・・)
ARPENTEURは今回も素晴らしいコレクションで、1LDK PARISではもちろん、日本の1LDKにも並びますのでお楽しみにしていてください。
ARPENTEURを見る時間をだいぶ長くとってしまったので、他のブースはさらっと流す程度で・・・
次はもうすぐデリバリーの秋冬から新規取り扱いのDE BONNE FACTUREです。
今回から新しいアトリエを構えたという事で、ブランドの世界観に合う素敵な場所でした。
パリは街を歩いていると見えないのですが、建物の中に入るとこういう中庭がある場所が多く、展示会回りでよく遭遇します。
こちらも1LDK PARISと1LDK AOYAMA HOTELにて展開予定です。
メンズと同じデザインのウィメンズも展開予定(日本のみ)ですので、メンズアイテムがお好きな女性の方にもお勧めです。
その後はデザイナーが変わり、話題のこちらへ。
名前も実は変わっています・・・
こちらも新しいショールームで楽しみに伺いました。
お約束の。
木の床に見える絨毯のトロンプルイユ(騙し絵)です。
コレクションは今まで以上に素晴らしく、今のところ日本でのみ展開ですがいつか1LDK PARISでも展開したいなと思いました。
その後も回りましたが、続きはまた明日に・・・
おまけ。
こちらも話題の・・・
ショーの後のメトロの駅にて・・・
(ショーは見ていません・・・)
1LDK PARIS 店長関