改修工事着工までの高い壁。
Bonjour à tous !
1LDK PARISの青山 翔太郎です。
現在はパリ限定のアイテムを企画している為、東京本社で着々とオープンへ向けて準備進行中。
本日は緊急速報をお伝えさせていただきます。
店舗の改修工事の見積もりがようやく到着、来週より改修工事スタート!
…という朗報をご報告させていただきたかったのですが、まだまだフランス式洗礼は続いていました。
昨晩、寝る仕度を整え午前0時を過ぎた頃の出来事、デザイナーのレイブン舟木さんより
「本日、もしくは明日の朝一番で至急スカイプで話したいです。」
とのメールが届きました。
このような”至急”とつくメッセージを受信した際は、約90%以上の確立で悲報が確定します。
ゾクゾクしてきましたか?僕はゾクゾクしています。
昨日送られてきた見積もりを決済→今週中に先方へ送金→来週から工事着工、年内ぎりぎりで完成予定で進行していましたが、施工業者が決定したはずの見積もり金額を請求時に大幅に値上げし、この条件を承諾できなければ工事はキャンセル、これ以上の交渉にも応じません。と業者から連絡があり、レイブン舟木さんとの緊急SKYPEミーティング。
朝方まで話し合い、なんとか糸口を探し当てることが出来ましたが、已然綱渡りの状況は変わっていません。
しかし、昨晩のレイブン舟木さんの迅速な対応は、百戦錬磨といった感じでとても頼りになる活躍でした。
レイブン舟木さん
http://raybunfunaki.com
フランスで仕事をされ、今回1LDK PARISの立ち上げに携わっていただいている日本人の方々は、
レイブン舟木さん、ビュイソン松上さんなどミドルネームがついています。
恐らくこの方々たちは、このようなフランス式洗礼 a.k.a “負けられない戦い”に何度も打ち当たり
乗り越えてきた者のみに与えられた称号のようなものかもしれません…
1LDK PARISも無事年内オープンし、数年後パリでも有数のセレクトショップに仲間入りを果たした頃、
いくつもの修羅場をくぐりぬけたであろう僕にもきっとミドルネームがついているはず。
と、まだ見ぬ今後の”洗礼”へ心震わせながら、今宵もフランス人と戦います。
Salut,
1LDK PARIS 青山 翔太郎
November 19, 2014, 5:35 PM
Category: PROCESS