1LDK PARIS

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Before / After

こんにちは。1LDK PARISの店長関です。

Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.

 

パリでは朝からずっと雨の一日です。

It’s raining from this morning in Paris.

I want to write about that shoes on my blog.

こんな日は雨に強いあの靴の事でもブログに書こうと思い

箱を開けてみると

 

めちゃ白い・・・

もしかして最近の雨でカビてしまったのか・・・

 

困りましたね・・・

 

というのはもちろん冗談で、Parabootに使われているリスレザーというのが、オイルをたっぷり含んだ革でその油分が表面に浮いてきて白くなるようです。

そういった説明をしながらストックから出さないと、不良品と言われかねない白さです。

しかしご安心ください。

ブラッシングすると・・・

このような美しい光沢に変わります。

この過程が好きだったりするので、白くなったストックを出す方が楽しいです。

 

Paraboot CHAMBORD NUIT  335€

NUIT(ヌイ)というのは夜の意味でネイビー色を表しています。

その名の通り、夜の様な「ブラック」に近いネイビーです。

1LDK PARISではブラックもブラウンも取り扱わず「ヌイ」だけです。

同じフランスのJM Westonのネイビーも美しいですが、Parabootのネイビーはよりブラックに近い感覚でコーディネートして頂ける良さがあります。

そして何より自社で生産しているオリジナルソールの威力が凄すぎて、悪天候になればなるほど真価を発揮します。

以前工場見学に行った時にもソールの生産工程を見てきました。

何度か書いていますが、雪の日に一番お勧めなソールはビブラムよりこちらだなと体験から思っています。

This outer sole is the best sole, I think.

I’ve never slipped with this shoes on the snow.

以前、大雪のパリ出張の際にも、東京の大雪でも、全く滑らず、中に水も入ってこない、と完璧な仕事ぶりでした。

 

そんな店長関の相棒が日本から引っ越し便で送られてきました。

This is my Paraboot MICHAEL NOIR. I bought in Paris 3 years ago.

やっぱ白くなってる・・・

というか、だいぶくたびれていますね。

 

しかしご安心ください。

ブラッシングすると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・とは、さすがになりませんが。

少しキレイになりました。

しかし同じ靴とは思えません。もちろん良い意味で。

(ちなみに店長関の私物はブラックです)

 

革靴の楽しさはやはり履き込み(エイジング)にあると思います。

エイジングを( )にしたのは、あまりエイジングという言葉が前に来るとそれが前提になってしまうというか、あくまでも道具として日々使っていって「気づいたら」アジがでてきていた、というのが正しいと思う気持ちを込めています。

パラブーツを語る上で欠かせないソールの「ノルヴェイジャン製法」の特徴的なステッチも履き込む前は、はっきりと出ていて目立ちますが

Paraboot MICHAEL NUIT  315€

 

履き込んでいくと

沈んでいくという表現が良いのか、見えなくなります。

ちょっとDr.Martensのイエローステッチ的な感覚もあります。

(最初のうちは目立ちすぎるけど、徐々に馴染んでくるあの感じです)

 

雨や雪に強いだけでなく普段の街履きでもクッション性が高く、足に馴染むアッパーのレザーはストレスを全く感じさせません。

ありきたりな言葉ですがスニーカー感覚で履けます。

 

こちらは3年間履いており、「だいぶアジがでてきたなあ」なんて思うのですが、中には「15年もの」の大先輩もいます。

この迫力凄いですね。

15年も愛用していける道具って多くはないと思います。

Parabootとの長い付き合いを「NUIT」で始めてみませんか?

 

1LDK PARIS 店長関

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August 28, 2015, 1:52 AM

Category: PARABOOT