LOG: 2022
HENER × 1LDK annex #2
こんにちは。1LDK annexの西脇です。
インスタ、ブログで投稿しておりましたが、「これは何?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
実は約半年程かけて進めていた企画「HENER × 1LDK annex」をいよいよ今週末土曜日(18日)よりお披露目します。
本日ブログで詳しくご紹介させてください。
まず今期より新たに「HENER(ヘナー)」というブランドをannexで展開します。
-HENER-
どんな形も柔軟に捉え、どんな枠組みにも囚われない。洗練された機能美と基本的構造を曖昧にすることで新しい変化をもたらすデイリーウェアとして【変な】を追求する専業ブランド
コンセプトを見ていただくと分かりますが、どんなユニークな服を作っているんだろう…。
率直に正直にいうとまず最初はそんな気持ちでした。(笑)
実は昨年の冬、1LDKでは京都から展開がスタートしたHENERですが、同タイミングぐらいにデザイナー近本氏が普段いる大阪に私が行く予定があったので実際に見てみたくて会いに行きました。そしたら「HENERというブランドをやっていてこういう物を作っているんですよ」といくつかサンプルを見せてもらいました。
まず彼がショップのバイヤーでもあるので色々と接点はあり、お互いの存在は知っていました。ただ元々はそこまで連絡をとったりしっかりと話すことはありませんでしたが、そのくらいの時期からよく会うようになり、電話も1回に1時間くらい話すことも。
だんだんと彼のことがわかってきて、洋服への熱量やいい意味で尖っててアンチテーゼも持っている。そして何よりキャラが最高で洋服が似合うんですよね。そうなってくるとブランドコンセプトや洋服が近本氏とリンクしてきて、こちらもイメージがしっかりと持てるようになり「次のシーズン名古屋でもぜひやりたいです。」とお願いしていました。(お願いはもっと前にしていたかも..)
無事名古屋でも展開が決まり、しばらくすると「一緒に作っていきません?」と連絡がありました。いきなりだったのでとても驚きましたが私自身作っていくタイミングからの企画は経験がなく、初めてだったので安直に返事はできないな…と。ただ「やってみたい!!!」という素直な気持ちを優先して今回参加させていただきました。
近本氏と私西脇は同世代で、正確にいうと25歳と28歳で僕が少しだけ上です。
お互い年齢とか色々気にせず接するのは似ている気がしますが(笑)同じ世代で新しいことを取り組めることにワクワクし、刺激をもらいながら制作しました。
僕らのファッションの価値観にまず大きくあるのはジェンダーレス。
annex、HENERでも元々ユニセックス提案が強く、世の中的にもこの考え方がだいぶ根付いてきましたが、今回のコレクションでも全てユニセックスで楽しめるアイテムになっています。
前回のブログでビジュアルをアップしましたが、その雰囲気をしっかり感じていただけるのではないでしょうか。
そしてもう一発、僕と三浦もブランドLOOKのモデルをやりましたのでそちらも明日アップ予定です!(笑)
そろそろアイテムの紹介に入りますが、今回の企画で「まずは何から作ります?」となり、進めたのがこちらです。
HENER “PANTS”
Color: ECRU / NAVY
Size: S / M / L
Price: ¥25,000-(¥27,500-tax in)
今回展開するのはサマーコレクションということで、まずお互いに欲しかったアイテムがパンツでした。
もっと具体的に言うと個人的にビーチパンツを求めていました。
ステゥー○ーで作られているビーチパンツが有名だと思いますが、より自分達の理想を求めて完成したのがこちらです。
ただここまで辿り着くのにとても大変な道のりで….。
スタッフ三浦にも参加してもらい、女性視点も反映させ、繰り返しパターンの修正を近本氏に奮闘していただきました。
まずはファーストサンプルを作り、全体の確認をしましたが、気になる修正点がいくつも出てきて、「ここはもっとこの方がいいよね」と課題を出し、そして修正。その反省点を生かしてセカンドサンプルが上がり、みんなで確認し、前回の課題がだいぶ改善され、理想に近づいたと思いつつも今度はサイズ感が気になってきました。
何より大事にしたのが生地。一番の顔となる生地が微妙だとパンツそもそもダメになってしまうのでとても重要です。
普通過ぎては満足できないし、かと言って特徴、デザインが強すぎるのは違う。
その中でannexメンバー含め満場一致だったのが、厚地コットン綾織物の代表的な素材で上品な光沢感を持ち、しっかりとしたハリコシ感を感じられるコットンチノクロスでした。
パンツのカラーも近本氏リクエストのエクリュと、私西脇のネイビーとそれぞれが絶対にやりたかったカラーで展開したかったので、両色、お互いに満足いく色味になる生地ということが最重要でした。
そう言った意味でもこの生地は本当に理想で、エクリュはベージュとホワイトの中間なクリームのような雰囲気に、ネイビーでも茄子紺を求めていたので満足いく色味、生地感に仕上がりました。またバイオ加工により生地を毛羽立たせUSEDのような雰囲気になっているのも特徴です。
ウエストはゴムにドローコード。
真夏は楽チンに穿けるパンツが嬉しいのでイージー仕様です。
また男女問わずタックインをお楽しみいただけるよう腰回りのバランスも綺麗に作られています。ですのでタックインが好きな方はぜひ実際穿いた時に試してみてください。伝わると思います。
そしてこちらは私西脇がリクエスト。
昨今鍵が大きくなり、名古屋だと特に車社会なので、キーケースよりキーリングやカラビナを使う方が多いと思います。私もその一人です。なので夏場パンツポケットに物をついついパンパンに入れてしまうこともあって気になるので、鍵を別につけられるようDカンを付けてもらいました。
シルエットはワイドシルエットのストレートでリラックス感のあるルーズな雰囲気が気に入っています。
また面白いのがストレートですが、裾をためるとちょっとフレアしたようなシルエットになります。ここは「変な(HENER)」ならではの味付けです。
そして着用しているのはエクリュがスタッフ三浦の私物、ネイビーが私西脇の私物です。
3週間前くらいから穿き初めていました。(笑)
三浦もだいぶ気に入っていて週4ペースで着用しています。お互い既に何度か洗濯しているのでリアルな雰囲気になっているかと思います。穿いていくほど生地の風合いが増してきて、とても良いですよ。
明日以降スタイリングメインで写真をたくさん更新しようと思っているのですが、その時の参考情報として覚えていただきたいのがサイズです。
S,M,Lの3サイズ展開ですが、ここも拘りましてサイズSは155cmの三浦のサイズ、Mは168cmの西脇、Lは178cmの金澤のそれぞれannexメンバー3人の体型でサイズを設定しました。
普段から僕ら3人の体型サイズがそれぞれ需要が高いので思いきってその展開にしています。
あくまで余裕を持って作っていますので、僕らの身長前後差でも問題なく穿いていただけます。
続いてもう1アイテム。
HENER “CREW NECK T-SHIRT”
Color: WHITE / MUSTARD / SALMON / DEEP NAVY
Size: FREE
Price: ¥14,500-(¥15,950-tax in)
身幅を大きく取ったフリーサイズのクルーネックTEE。着丈のバランスと広がりに特徴があります。
以前ロングスリーブのモックネックでブランドで作っていたものをショートスリーブのTシャツで制作。
こちらは近本氏から提案していただきました。
フリーサイズ故の着用者によって見え方が異なり、ユニセックスで楽しんでいただけるアイテムです。
カラーバリエーションも選ぶのが楽しくなる展開。
ちなみにホワイトは全員一致でしたが、マスタードは三浦、サーモンは近本氏、そしてディープネイビーは私西脇がそれぞれリクエスト。
パンツのカラーを選んでいただき、好みのTシャツを選んでいただけたらHENERのサマースタイルが完成です。
しっかりとした肉感とキックバック性に優れたポンチ素材なので、サラッとした手触りと張り、膨らみある生地は癖になりますよ。
またTシャツを買い足したかった方も、いつもと気分を変えたい方はぜひこちらを選んでいただけたら嬉しいです。
さて今日はざっと詳細を書かせていただきました。
後日annexブログとインスタでスタイリングと販売方法をお伝えしていきますので引き続きチェックの方よろしくお願いいたします。
尚今週末土曜日(6月18日)には近本氏にannexの店頭も立っていただきます。
直接僕らの熱量を皆様にお届けさせてください。
また今回のコレクションは1LDK kyoto(京都), STUDY SHOWROOM STORE(大阪)でも一斉に販売します。1LDKとしては初となる西日本発信でいきますので、東海、関西圏の皆様はより一層盛り上げていただけたら嬉しいです。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 14, 2022, 7:00 PM
Category: PICK UP
HENER × 1LDK annex
-HENER-
どんな形も柔軟に捉え、どんな枠組みにも囚われない。洗練された機能美と基本的構造を曖昧にすることで新しい変化をもたらすデイリーウェアとして【変な】を追求する専業ブランド
HENER × 1LDK annex
June 18 , 2022
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 12, 2022, 7:00 PM
Category: PICK UP
夏の必須アイテム
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
夏の必須アイテムといえばサンダル。
私は早々とサンダルスタイルを解禁し、ここ最近はほぼ毎日サンダルで過ごしています。
スタイリングを最後にバシッと決めてくれる足元のシューズは非常に大切な役割になりますので、気を抜くことなくコーディネートしていただきたいと思います。
今シーズンもいくつかご用意しましたので一部オススメ商品をご紹介していきます。
Hender Scheme “arjah” ¥33,000-(¥36,300- tax in)(ORANGE/BROWN)
まずはHender Schemeからのエントリー。
アッパーの配色がインパクトのあるレザーサンダルです。
使用している革は、インポートの毛付きのカウレザー。
デザインは非常にシンプルですが、表情豊かなハラコレザーをビビッドなカラーに染め上げることで一気にモードな印象になります。
アウトソールの薄く仕上げたレザーソールを使用しているので、歩いた時の跳ね返りが良く、スマートに見せつつも軽快な歩き心地のも魅力です。
落ち着いた印象のブラウンカラーに加え、鮮やかなオレンジが夏らしくてとても洒落ています。
今シーズン、キーワードとなっているのはテンション高めの鮮やかなカラー。
メゾン系のブランドを始め、様々なブランドでビタミン系のカラーリングが幅広くラインナップされています。
夏のラフなスタイリングのアクセントになり、全体を引き締めてくれるのでかなり頼りになるサンダルです。
可愛らしいデザインでありながらスタイリッシュでモードな雰囲気なので、主役にも成り得る一足。
デニム、スラックス、ワンピースなどいつもの合わせ方でOK。
シンプルな装いを華やかにしてくれます。
Scye × TO&CO “Nappa Tomaia CROF” ¥28,000-(¥30,800- tax in)(OLIVE)
お次はScyeより、シューズブランドTO&CO.(トゥーアンドコー)とのコラボレーションアイテムをご用意しました。
TO&CO.は1999年パリを拠点に設立されたシューズブランドで、日本人クリエイターによって製作されています。
イタリアの工場をはじめ、ヨーロッパや日本国内の実力派ファクトリーで生産されており、パリとロンドンで過ごしてきた創立者2人の感性のもと、1950年代の英国クラシックをベースにほんの少しの遊び心を加えたデザインが特徴です。
そんな世界的にも高い評価を得ているシューズブランドと、英国クラシックをベースにリアルクローズを提案するScyeとの最強コラボレーションが実現。
見た目も、はき心地もハイクオリティな一足が出来上がりました。
生産はイタリア。
アッパーには柔らかい羊革のナッパレザー使用し、ライニングにも同素材のナッパレザーが使用されています。
またアッパーとライニングの間にスポンジ芯を入れることによりクッション性が高め、はき心地もさらにアップしています。
ソールに関してはVIBRAM ITALIA社のEVAアウトソールに対してEVAミッドソールで配色をし、レザーのストームウェルトを加えたソール構造。
またアナトミカルなフッドベッドに対しては、牛革で包み込まれています。
ここ最近出回っているレザーシューズでは主流となりつつあるソフトレザーシューズ。
洋服のトレンドと同じで、リラックス感があり気兼ねなく履けるものの需要が高まっています。
洗練されたルックスと、ストレスフリーな履き心地を両立した理想的なシューズ。
まずは一度足を通してみていただきたいです。
更に今年注目されているのが厚底シューズ。
ボリュームのあるボトムスがまだまだ多い中で、高さのあるプラットフォームシューズは特に相性が抜群です。
世の中では徐々に2000年代の流行がリバイバルしているようで、バリバリ世代だった私はちょっと懐かしい気持ちです。
サンダルタイプですと素足は勿論、靴下との相性も良く、ロングシーズン楽しむことが出来ます。
基本白ソックスしか履かない私ですが、カラーや柄の靴下で足元のお洒落も楽しんでいきたいなと思いました。
ORPHIC “CG NEO” ¥24,500-(¥26,950- tax in)(BLACK)
ORPHIC “CG NEO” ¥24,00-(¥26,400- tax in)(BLACK SUEDE)
最後はお馴染みのORPHICのスポーツサンダル、CGシリーズをご紹介します。
その名も”CG NEO”。
定番モデルから一新し素材・生地構成等を再構築したモデルになります。
気軽に履けるスポーツサンダルは、毎年人気が高いので今年もしっかりご用意いたしました。
デザインは2種類。
マットでシンプルなタイプと艶のあるタッセル付きの2型です。
ソックイン部分に伸縮性のあるアルカンターラレザーを採用しプロテクションを強化。
ストラップにも補強を追加し、タウンユースでの軽やかさとスニーカーサンダルとしての機能を向上させています。
低反発インソールにORPHICオリジナルアウトソールを使用し、こちらも安定の履き心地です。
ボリュームのあるデザインですので、ブラックでも足元の存在感が際立ちます。
履き心地の良さは勿論ですが、このポテッとした丸みのある可愛らしいフォルムがORPHICらしくて好きなポイント。
ワンピースだったり、フレアシルエットやシースルー素材などの女性らしいものとのあえてのミスマッチ感が良く、スタイルのハズしとしてお使いいただくのもオススメです。
以上3型、いかがでしたでしょうか。
こうしてまとめてご紹介するとそれぞれ全くテンションの違うサンダルばかりでしたが、annexらしさが詰まっているのではないかなと思っています。
皆様にいつも着ていただいている洋服には間違いなくハマってくれると思いますので、いろんな合わせ方を試してみて下さい。
皆様のお好みの一足が見つかれば嬉しいです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 7, 2022, 6:00 PM
Category: PICK UP
FRANK LEDER -2022AW sample preview-
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
さて、早速ではありますが今年もこの時期がやって参りました。
半年に一度の恒例イベント。
FRANK LEDERの来季サンプルを集めた内覧会イベントを今週末6/10より金・土・日の3日間で開催致します。
< FRANK LEDER >
-2022AW sample preview-
6/10~12 (Fri. ~ Sun.)
@ 1LDK annex
秋冬シーズンのメインファブリックといえばの「ウール」。
表記上一口に「ウール」と言っても、見た目から素材感、触り心地まで様々あるわけです。
特に同ブランド、フランクリーダーを愛する人は皆、このファブリックに魅了されます。
入社して間もない頃に初めて買ったフランクの迫力は今でも忘れません。
今ではフランクリーダーが作る洋服の世界観がたまらなく好きで、どっぷりハマってしまいました。
そんなフランクが今シーズン使用する生地はというと、、、
現在はもう閉鎖されてしまったチェコの織物工房の手織り生地や、オーストラリア軍のビンテージブランケット、ドイツ刑務所のビンテージプリズンブランケットなどなど。
細かい話は店頭でじっくりとお伝えしますので、とりあえずこの場ではなんとなくの雰囲気を写真で感じて頂ければと思います。
普通に過ごし、生きている上ではまず目にすることがないであろう生地を使用し、生み出されるフランクリーダーの洋服たち。
今の時代特有のオーバーサイズでもなければ、扱いやすいわけでもない。
それでも引き込まれる”なにか”があるんです。
それが何なのか、この機会に着て触れて体感してみてください。
このサンプルイベント期間中ご試着はもちろんですが、気に入ったアイテムがあればその場でのご予約も承ります。
ここ数年は有難いことに、僕らがセレクトしている洋服の大半がこのイベント期間でのご予約で埋まっている状態が続いています。
ですので、普段店頭に並ぶ同ブランドの洋服はセレクトしている内のごく一部ということになります。
全ラインナップをご覧いただくことが出来るこの3日間をお見逃しなく。
もうすでにフランク好きの方には確実に刺さるラインナップになっていると思います。
同ブランドをご存知なかった方、気になっていた方にも、余すことなく魅力をお伝えしますね。
それでは、来たる6/10からのイベントをお楽しみに。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 6, 2022, 7:10 PM
Category: PICK UP
夏のオーバーパンツ
こんにちは。1LDK annexの西脇です。
題名の通り今日のブログは僕が今期注目したM-51型のオーバーパンツについてです。
アメリカ軍が1951年に採用し、雨風から身を守る為に考えられたオーバーシルエットで、極寒の環境時にM-51フィールドカーゴパンツの上から穿くことを想定されたオーバーパンツです。
今期YOKEやUNIVERSAL PRODUCTS、KAPTAIN SUNSHINEからこのモデルをベースにそれぞれのブランドの色で作られていて、展示会で試しているうちに徐々に熱が高まっていました。(好きな方からしたら今更..ですよね)
数あるミリタリーアイテムの中でもM-51型のオーバーパンツに惹かれた理由が、パンツ単体での存在感の強さ。
もっというとこのモデルの膝にはタックが入っていて、元々このタックは膝の曲げ伸ばしを快適にする工夫ですが、ファッション的に見たときに裾のスピンドルを絞ることで生まれる膨らみのあるシルエットがとても好きです。
軽装になる夏の時期には特にスタイルのアクセントになるのでチャレンジしたくなるパンツです。
ということで今年の夏は皆様に提案したいと思いセレクトしました。本家が好きな方も古着にはない魅力を感じていただけると思います。
KAPTAIN SUNSHINE “WIDE OVER PANTS”
Color: LIGHT BEIGE / BLUE / LIGHT OLIVE
Size: 30 / 32
Price: ¥36,000-(¥39,600-tax in)
タテ糸に極細番手のフィンクス・コットン、ヨコ糸にも異番手のフィンクスを使用し限界まで超高密度に打ち込んだポプリン素材と何度もタタキ・もみ洗い加工を施し、柔らかな雰囲気のオーバーパンツ。
ミリタリーお馴染みのポプリン素材ですが、通常のポプリンと比べてもより上質な光沢感を感じられミリタリーアイテムならではの野暮ったさがないのは好みです。程よいハリ感もあり、優しい肌触りなのも気持ちの良い仕上がりになっています。
元々オーバーパンツのポケットは貫通して内側のパンツポケットにアクセスする仕様ですが、こちらはそのまま穿く様に作られていますので貫通ではなく普通のポケットです。
「意味のある作り」をしているのがミリタリーの洋服の面白さですが、現代においてそこをどう解釈し今のファッションとして受け入れられるか、そして様々なブランドさんがどう作るのかが洋服好きには気になるところですよね。
そういった点キャプテンが作るミリタリーは温度感が心地良く巧さを感じます。
CREDIT
キャプテンのオーバーパンツを見た時に惹かれたのが、気持ちの良い快晴の夏空のようなブルー。
気温が30度近くなったきましたが、これから迎える35度以上の猛暑日に穿くと清々しい気持ちになりそうです。
冒頭でも言いましたがオーバーパンツならではの存在感がある中でよりインパクトをもたらすこのカラーが魅力的でした。
実際このカラーを穿くときは僕ららしく提案したいのでネイビーや白TEEでシンプルに合わせていただくとちょうど良いと思います。
CREDIT
続いてはライトオリーブ。
ザ・ミリタリーなカラーですが、若干クリーミーなオリーブなので抜け感があります。
タフなコットン素材のアイテムと合わせてオトコらしく着てもいいですが、自分好みは綺麗目なシャツと合わせるくらいが落ちつきます。
気づいた方も見えるかもしれませんが、このスタイリングでは裾のスピンドルを絞っていません。
そのまま太さを出して穿いても格好良いですよ。
CREDIT
UNUSED “rayon print s/s shirts”
最後はライトベージュ。こちらもどこか中性的な雰囲気のある色合いです。
夏になると色物、柄物も挑戦したくなりますが、そういったアイテムとライトベージュの相性はとても良いです。
やり過ぎ感が出過ぎず中和してくれるので、挑戦的なアイテムにはぜひこちらのパンツを加えていただくと着こなしの幅が出ておすすめです。
3色それぞれ穿いてみましたが、実は共通して意識したのがタックイン。
パンツの良さがより引き立つと個人的に思っているのでオーバーパンツを穿く時の参考にしてみてください。
自分の中でずっとミリタリーアイテムはどこか苦手意識がありました。昔から古着屋で本物に触れることはあっても購入した経験はほんと僅かしかありません。その理由としてまず自分が小柄なのでパンツは特にマイサイズに出会うことはほぼありません。最近では球数も減り値段も高騰し、物のコンディションも…。(お金をたくさん持っていたら選択肢が増えるかも…)
苦手意識と言いましたが、裏を返せば自分にとって本物のミリタリーアイテムは憧れでもあります。
ただそんな自分にとって現行のミリタリーアイテムは距離が近く感じられとてもありがたい存在です。
今日はキャプテンをご紹介しましたが、他のブランドのオーバーパンツも店頭ではご用意しています。
ぜひ今年の夏はたくさんの方に挑戦していただけたら嬉しいです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 5, 2022, 6:47 PM
Category: PICK UP
PHEENY 初めてのバスクシャツ
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
PHEENYよりバスクシャツがリリースされました。
意外にも今まで作ったことがなかったというバスクシャツ。
というのもデザイナーの拘りが強すぎるあまり、これだ!という生地に出会えていなかったこともあり製作に至らなかったらしく、10年の歳月を経て今シーズン初めてのリリースになったのだそうです。
22SSの展示会時、次のシーズンはどんな感じでいこうかと漠然と着たいアイテムだったり、やりたいスタイルを自分なりに妄想しつつ組み立てながら買い付けを行っていくのですが、私の中で久々に”ボーダーが着たい”となんとなく思っていました。
そんな時に出会ったのがこちらのバスクシャツ。
ボーダーの中でも王道のバスクシャツが気分だったのですが、annexでも今までレディースのバスクシャツは仕入れたことがなかったので、今年はどこかのブランドで出会えたら良いなーと思ってました。
そんな時、PHEENYの展示会場に並ぶボーダーたちを発見。かなりテンションが上がったのを覚えています。
大好きなPHEENYが作るボーダー。よく無いわけがなく、これは皆様にも見ていただきたいと思い沢山ご用意しました。
どれも理想通りの仕上がりでしたので、猛プッシュしていきたいと思います。
私も2色ゲットしたので今季ヘビロテします!
PHEENY “short basque shirt” ¥20,000-(¥20,000- tax in)(ORANGE / BLUE)
まずは気になる素材感から。
ボリュームがありながらも、しなやかな着心地に拘った生地は全て完全オリジナルです。
肉厚ながら見た目にもクリアな印象で、さらにハリ、コシを出すために通常よりもやや硬めに仕上げており、洗濯を繰り返し着込んでいくことでより一層馴染んでくれるので、風合いの変化を着るたびに感じていただけると思います。
洗濯により着丈、袖丈、身幅が約2~3cm縮みがでるので、ゆったりめなサイジングになっています。
まずバスクシャツのイメージといえばかなり肉厚でガシガシに硬い生地感。
昔大好きでよく着ていたセントジェームスやルミノアの王道バスクシャツがまさにその代表かと思いますが、今となってはあの硬さが少し窮屈に感じてしまって最近は全く着なくなってしまいました。
年々、楽な素材のものを着慣れてしまっていて体がなまってきた証拠だと思いますが・・・
理想は程よく柔らかくて、硬い。矛盾しているようですが、このニュアンス伝わりますでしょうか・・・?
今回のPHEENYの生地はまさにそんな感じです。
柔らか過ぎてもダメなので、この絶妙な塩梅がとても大事です。
デザイナーの秋元さんもここをずっと追い求めていたんだと思うと嬉しくなりました。
(CREDIT)スタッフ身長155cm
PHEENY “High waist bermuda pants” ¥18,000-(¥19,800- tax in)(IVORY/サイズ1)
身頃と袖にボリュームを持たせ、裾と袖口でキュッと絞ったメリハリのあるシルエットがPHEENYが得意なバランスです。
裾まわりがすっきりしているのでタックインもしやすく、ハイウエストパンツとの相性が抜群。
一般的なバスクシャツよりも女性らしいシルエットが魅力的な一枚です。
胸元が無地の為、顔まわりはすっきりとした印象になります。
今回製作したバスクシャツは全部で3型。
最初にご紹介したものは比較的見慣れたデザインかと思いますが、残りの2つはまた印象の全く違う2着です。
PHEENY “Raglan sleeve basque shirt” ¥21,000-(¥23,100- tax in)(ORANGE / BLUE)
PHEENY “N/S basque shirt” ¥16,000-(¥17,600- tax in)(ORANGE /BLUE)
スクエアネックとノースリーブ。
デザインはシンプルですがバスクシャツのくくりの中ではなかなか無いデザインです。
そもそもバスクシャツはというと、もともとは漁師や船乗りの仕事服として生まれ、後にフランス海軍の制服としても採用されている由緒正しきマリンアイテムで、ラフな風合いの厚手のコットン生地、横に広くあいたボートネック。
少し短めの袖丈に青と白の横縞。これが所謂伝統的なバスクシャツです。
フレンチカジュアルを代表するファッションアイテムで今となっては様々な形、カラーで各ブランド思い思いのデザインで展開されていますが、アイテムの背景にあるのはタフで実用的なワークウェアであり、ミリタリーウェア。
無骨さもありながら可愛さも兼ね備えていて、いつの時代も洋服好きに愛され続けている。そんな印象です。
PHEENYが作るバスクシャツは伝統的なミリタリーの要素とモダンな要素を兼ね備えた一枚で、さらに女性らしい要素も散りばめられたキャッチーな仕上がりでは無いでしょうか。
(CREDIT)スタッフ身長155cm
MY__”HIGHT WAIST PANTS” ¥22,000-(¥24,200- tax in)(NAVY / サイズ1)
(CREDIT)スタッフ身長155cm
Buddy Optical “Cornell SG” ¥22,000-(¥24,200- tax in)
EVCON “5POCKET WIDE DENIM PANTS” ¥22,000-(¥24,200- tax in)(BLUE / サイズ1)
スクエアネックの方はラグランスリーブの仕様になっています。
身頃の柄の雰囲気も変わりますし、鎖骨が見えるか見えないかくらいのネックがシャープさを演出してくれている気がします。
ボートネックに比べて長めの着丈、ボリュームのある袖もポイントで、すっきりとしたボトムスにも相性がいいです。
(CREDIT)スタッフ身長155cm
MAISON EUREKA “VINTAGE REWORK BUGGY PANTS” ¥25,000-(¥27,500- tax in)(BLUE / サイズS)
(CREDIT)スタッフ身長155cm
DAIWA PIER 39 “TECH WIDE EASY 2P TROUSERS” ¥27,000-(¥29,700- tax in)(OLIVE / サイズM)
ノースリーブはスクエアシルエットのゆったりとしたサイズ感で、襟元はボートネックのまま。
バスクシャツの袖を切り落とした様なデザインになっています。
アームホールを深く設定し、抜け感のある印象に。
アーム周りはインナーが見えるくらいのバランスで、インナーをカラーものにするのも可愛いと思います。
バリエーション豊富な3型のラインナップでしたが、何といっても爽やかなマリンテイストを簡単に打ち出せるのがバスクシャツ最大の魅力。
私が今季ボーダーを着たいと思ったのも、さっぱりしがちな夏のスタイルを少しでも華やかに着こなしたいなと思った単純な理由からですが、さらりと着るだけで清潔感たっぷりの着こなしに仕上げられ、夏のメインアイテムとしては最適だと思います。
きれいめからラフスタイルまで幅広く対応できるので、どんなスタイルの人でも1枚は持っておくべきアイテムです。
私は長袖をゲットしたので、これからはショーツに合わせて一年を通して少しずつ育てていきたいと思います。
今までバスクシャツを着たことある方もない方もぜひ試してみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 4, 2022, 7:01 PM
Category: PICK UP
楽しんだもん勝ち
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
先日、店長西脇を含めたIZUMIYAメンバー4人で登山をしてきました。
これが人生初登山。
部活をやめてからのここ数年、運動という運動を全くしてこなかったので、体力面で不安がありましたが、無事登り切ることができました。
山登り中は雑念を忘れ、ただひたすらに自然のアップダウンを繰り返す。この何かに没頭する感じは部活以来で懐かしい気持ちになりました。
その後は温泉に昼ごはん。
帰って酎ハイ片手にユーチューブを流し見。
久しぶりの早起き、急な運動から猛烈な睡魔に襲われ、9時には寝てました。笑
こんなアクティブな休日もたまにはいいもんですね。
そんなこんなで、気がつけばもう6月ですね。暑い。
店頭に来られる方の服装も随分と夏仕様に移り変わってきているように感じます。
個人的にオーダーしていたHERILLの洋服が丁度いい気温になって来たので、ご紹介していこうと思います。
<HERILL>
“COTTON SILK OPEN COLLAR SHIRT”
Size : 2 / 3
Price : ¥32,000- (¥35,200-tax in)
Size : 2 / 3
Price : ¥36,000- (¥39,600-tax in)
基本的に夏でも長袖派なのですが、どうしても暑い時用に半袖のセットアップを毎年買うようにしています。それが今年はこれ。
コットン/シルク混で、ヌメリ感があり軽い着心地です。
展示会の写真を見た時から、このなんとも言えない褪せたブルーの色味とシルエットに惹かれてこれはセットで着たい!即決でした。
購入して1ヶ月ほど経つわけですが、セットで着るときはカーディガンを羽織ったり、パンツ単体で使ったりと、なんだかんだで今時期からかなりの登場頻度。
しかし残念ながら洗濯表記的には、自宅での洗濯は避けた方が良いようです。。。
夏場に着る洋服として自宅で気軽に洗えないとなると、かなりの懸念点になるのは間違いないので、恐る恐る洗濯機にイン。
気になる色落ちも、縮みも特に問題無かったので一安心。
今から紹介する写真で着ている服も私物で3,4回洗った状態のものになります。
ちなみに僕は178cmでどちらもサイズ3を購入しました。
それではまずはセットアップから。
個人的にはこんな感じで、シャツインでたっぷりブラウジングさせるのがツボ。
このツナギっぽい着方をする時は、ボタンを多めに開けて白ティーをばっくり見せた方がバランスよかったです。
袖の長さは肘下まで来るやや長めの丈感。
もうあと1ヶ月もすれば、毎日堪え難い暑さとの戦いです。
ただ、暑いからといって、Tシャツ一枚では外に出たくないんですよね。
我々男性が夏にできるお洒落。
最後の抵抗が半袖のシャツ。
今までTシャツ一択だった方にこそオススメしたいアイテムです。
透けるほどではないですが、薄い生地で肌離れの良さがこの洋服のストロングポイント。
何したって暑いもんは暑い。
割り切って洋服を楽しんでみるのも良いもんですよ。
次はパンツにご注目ください。
ウエストをよーく見てください。
両サイドにゴム、フロントにボタンが二つ付いています。
このパンツにはイージーパンツによくある裏側のドローコードは無く、二つのボタンがその役割を果たしてくれます。
裾に注目すると、下の写真の方がクッションが少なく、スッキリするのがわかるかと思います。
ドローコードもなく、ベルトループもない。
え、、自分のウエストにフィットするか不安ですよね。
下の写真のボタンを二つ止めて絞った状態と上の写真のゆるい状態でゴムをマックスまで横に伸ばした状態とで比較してみましょう。
(要するに、一番きつい状態と一番緩い状態です。)
サイズ2で70~94 cm。サイズ3で74~99 cmでした。
これなら、ほとんどの方が該当するウエストだと思うので、安心して履いていただけると思います。
まさに新感覚のイージーパンツです。
リラックス感がありつつ、上品に仕上げる。
ブランドが得意とするポイントがぎゅっと詰まったパンツです。
とにかくラクなので、一度体感してみてください。ハマります。
それでは次はバラで着ていきます。
リアルな合わせをお届けしたかったので、今季買った洋服をリュックに詰め込んで今朝撮影して来ました。
まずシャツから。
デニムと合わせました。
しわくちゃになるまで洗い込んで、シンプルにデニムと合わせるくらいがかっこいいように思います。
よく店頭で半袖のシャツにこの値段は、、と。
確かに値は張りますし、半袖シャツを着れる時期も短いですしね。
ただ、逆に考えれば、着る回数が少ないのなら長持ちします。
僕と同じく一目惚れした方がいらっしゃるのであれば、背中を押します。
夏は嫌いですが、この服が着れるなら少し前向きになれそうです。
ヘリルの作るシャツが大好きで、今年はプルオーバーを買い足しました。
気がつけば、今季だけで3着。
次のシーズンでもニットをオーダーしています。これがものすごくかっこいいんです。お楽しみに。。
洋服を買う上で値段を気にするのは当たり前です。
ただ、着る前から値段で切り捨てるのは勿体無い。
一度着て。悩んで。高いなぁ。でも。
この「でも、、、」の後は着た人にしか分からない。
難しく考えず、持っている服で着たいように着てみてください。
案外まとまりますよ。
本格的に暑くなるここから数ヶ月。
季節だって、洋服だって楽しんだもん勝ちです。
気分を上げて夏に立ち向かいましょう。それでは。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
June 2, 2022, 6:21 PM
Category: PICK UP
ワンピースの季節
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
この時期になるとご紹介が増えてくるのがワンピース。
気温が上がってきたのでできる限り楽なアイテムが欲しくなるのは私だけでしょうか。
毎シーズンワンピースは欠かさず仕入れているのですが、
中でもシャツワンピースは大好きなので店頭に並ぶラインナップもついつい増えてしまいます。
各ブランドそれぞれが様々なアプローチで仕掛けてきてくれるのですが、
特にシャツ生地のチョイスはブランドの個性がよく反映されていてバイヤー目線でも選ぶのが楽しいアイテムの一つです。
色や柄を見ると今シーズンはこいうテンションなんだなと第一印象で感じ取ることができます。
シルエットやデザインに関しては基本的にベーシックなものを選ぶようにしているので、特に素材に注目して皆様にも選んでいただければと思っています。
今シーズンも私の個人的な直感で良い!と思ったものをピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずはこちらのブランドから。
MexiPa “Supima Stripe Mexican Maxi Dress” ¥23,000-(¥25,300- tax in)(BROWN)
MexiPaよりストライプのマキシワンピースをご用意しました。
メキパは19AWからスタートしたメキシカンパーカー専業ブランド。
メキシカンパーカーをこよなく愛する集団が毎シーズン様々な素材を用いてコレクションを展開しています。
通常”フード付きのショート丈”が基本のメキシカンパーカーですが、
こちらはブランド独自の解釈で出来上がった新たなメキシカンパーカー。
もはやパーカーと呼ぶには相応しくないかもしれませんが、
メキシカンパーカーならではの極端に深くしたVネックが特徴で、各ディティールは残しつつオリジナルでアップデートされています。
こちらはインナーありきのデザインですので、合わせる物によってかなり印象が変わります。色物のタンクトップやTシャツ、ハイネックのものを入れて楽しむのもオススメです。
素材は軽く柔らかなコットン100。
スーピマコットンを使用したストライプ生地を使用しており、肌当たりもよく暑い季節にもさらりと着られるワンピースです。
ややオレンジに近い爽やかなブラウンカラーで春夏にピッタリな一枚です。
CREDIT
Scye × TO&CO “Nappa Tomaia CROF” ¥28,000-(¥30,800- tax in)
本来、メキシカンパーカーは70年代のサーフカルチャーやドラッグカルチャーを象徴するアイテムであり、 異端者やメインストリームを外れた人たちの中での日常着。
古着なんかで見るメキシカンパーカーはもっとカラフルだったり、素材感も粗野で無骨な印象です。
どこかヤンチャなイメージが強いアイテムでしたが、上質な素材でハイクオリティ仕上げることでモダンでクリーンな仕上がりになっています。
そんなメキシカンパーカーのカルチャー的背景とメキパの作るプロダクトとのギャップが個人的にとても刺さっていて大好きなブランドです。
さらにワンピースという女性ならではのアイテムに落とし込むことで可愛らしく綺麗なカラーリングであったり、艶のある上品な生地とマッチします。
本来のメキシカンパーカーのイメージは捨てて新鮮な気持ちで着ていただける1着になっているのではないかなと思います。
MY__ “LEGGIUNO STRIPED SHIRT DRESS” ¥26,000-(¥28,600- tax in)(BEIGE STRIPE)
お次はMYより、こちらもストライプ生地を使用した一着。
こちらはイタリアの老舗シャツ生地メーカー”LEGGIUNO”の生地を使用したアイテムです。
90年代にグローバルに大きく拡大し、現在では有名メゾンブランドなどのテキスタイルやデザインにも大きな影響を持つ生地メーカーです。
特にジャガードやプリントなどの革新的で斬新なテキスタイルデザインを時代にマッチさせる手法が高く評価されていて、独創的なデザインは伝統的で職人的な芸術性が高いです。
そんな数あるLEGGIUNOの生地からBEIGEのストライプ生地がセレクトされています。
先程のメキパのストライプよりもピッチが細かいので、遠目から見ると一見ストライプと分からないくらいの柄です。
CREDIT(スタッフ身長155cm)
PHEENY “Cotton duck painter pants” ¥33,000-(¥36,300- tax in)(IVORY/サイズ1)
裾にかけて緩やかに広がるAラインシルエットで、一枚で着ると女性らしい印象になりますが、私はもう少しメンズライクに寄せたかったのでハットとパンツスタイルでまとめています。
個人的には夏でも長袖を着たい派なので、暑い日は袖をまくって着ていただきたいなと思います。
肌離れもよく、サラッとした着心地なので長いシーズン楽しんでいただけます。
MY__ “BROAD EASYCARE SHIRT DRESS” ¥26,000-(¥28,600- tax in)(LIGHT GREEN)
MYのワンピースのもう一着は同型で無地も展開しています。
くすんだLIGHT GREENを用いた一着で、こちらはスーピマコットンの”イージーケアブロードクロス”を用いています。
その名の通りお手入れが楽で、ノーアイロンでも着用できる画期的な素材です。
シャツ生地ですとどうしても日常的に付くシワ感が気になってしまったり、アイロンがけの手間がかかるという理由から避けていた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな不安要素を感じずに気楽に着ることができるのがこちらのワンピースです。
素材感に加えこの綺麗な色と光沢感も魅力で、カジュアルさの中に上品さも兼ね備えています。
絶妙なニュアンスカラーが今年らしくて気分が上がる一着ではないでしょうか。
MYのルックより可愛いスタイリングを発見しましたので一緒に載せておきます。
スタイリングの参考にしてみてください。
今日は計3型ご紹介致しました。
どれも一見似ているように見えますが、微妙な違いを感じていただけましたでしょうか?
お好みのワンピースがありましたら、ぜひ店頭で試してみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
May 29, 2022, 6:07 PM
Category: PICK UP
VAGUE WATCH Co. Custom Event in 1LDK annex -vol.2-
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
本日は昨日に引き続き、明日から始まるVAGUE WATCH Custom Eventについてざっくりとした全貌、ラインナップのご紹介をしていこうと思います。
なんとか明日に向けた準備が整いました。
フェイスとベルトのおすすめの組み合わせについては、後日ブログにアップしていきます!
本日は、ベルトに焦点を当ててオススメをピックしてご紹介していきます。
Lizard Belt
Color : Mint / Mocha / Grey / Dark Brown
国産のリザードベルト。
表面は少しざらつきがあり、裏面は国産カーフレザーを使用しているので、柔らかな肌当たりが特徴です。
独特な色味、カラーバリエーションはこの素材ならではではないでしょうか。
Extension Belt
Color : ヘアライン / SS / YG / Black
annexでは馴染み深いこのベルト。
コマの継ぎ目がバネ式になっていることにより、伸縮性のあるベルトになっています。
工具を使わず、ご自身でベルトの調整ができる手軽さも嬉しいポイント。
ブレスレットを付けるくらいの、アクセサリー感覚で使用できるのがこのベルトの特徴です。
僕は長らくステンレスベルトを使用してきましたが、このタイミングでお先にエクステンションにマイナーチェンジしてみました!
自分にしかわからないような変化でも、自分にとってはかなりの違い。
テンション上がりますね。
Crocodile Belt
Color : Grey / Dark Brown / Navy / Black
ナイルクロコダイルを使用したクロコダイルベルト。
模様が細かいのがこの革の特徴で、高級品として扱われています。
全て国内で加工されているので、品質はバッチリ保証。
こちらも先程のリザード同様、裏面には国産カーフレザーを使用しているので、肌当たりはご安心ください!
他の革ベルトよりも、一点一点模様の表情が違うので、お気に入りを選んでいってください。
Sincerus Belt
Color : Grey / Yellow / Light Blue / Navy / Black
DU PUY (デュプイ)というフランスの老舗タンナーによって鞣された型押しカーフレザー。
フランス革の特徴である発色の良さ、きめ細かさは惹きつけられます。
実際スタッフ西脇は前回のイベント時にエクステンションからこのベルトに変え、約半年経過した様子がこちら。
かなり柔らかく仕上がっていました。
メンテナンスなどは一度も行っていないようですが、目立つ傷は見られなかったので、かなり丈夫だと思います!
裏面のカーフレザーは使っていくと、見ての通りいい味を出してきます。
最後に、朗報です!
VAGUE WATCHチームの方々から連絡を頂き、先着にはなりますが、明日から始まる当イベント期間中にVAGUE WATCHのアイテムをご購入いただいた方に”ナイロンベルト”をノベルティーとしてお付けいたします!
昨日のブログから重ねて申しますが、明日5/14 (土)はオープンよりVAGUE WATCHのスタッフの方々に在店頂きます。
明日は天候も回復しそうなので、たくさんのご来店をお待ちしております!!!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
May 13, 2022, 7:13 PM
Category: PICK UP
VAGUE WATCH Co. Custom Event in 1LDK annex
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
今年のGWは、初めてお会いする遠方の方々とお話しする機会が多く、イベントイベントでバタつきはしましたが、ありがたいことに毎日賑やかに過ごさせて頂きました。ありがとうございました!!
GWも終わったし、ひと休み。
と行きたいところなんですが、まだまだイベントを用意しています!!
今回のイベントはブログの題名通りです。
昨年の12月にご好評いただいたVAGUE WATCHのカスタムイベント第二弾を行います!
期間は今週末5/14 (Sat)~5/30 (Mon)を予定しています。
今回はフェイス8種類、ベルト10種類のご用意となっております。
カラー展開も合わせると、フェイス26種類、ベルト38種類。圧巻です。
普段からVAGUE WATCHのお取り扱いはございますが、通常だとフェイスとベルトの組み合わせが決められた、いわば完成品の状態でのお渡しとなっています。
今回のイベントでは、イベント名通りお好みのフェイスとベルトをお選び頂いて、その場でお渡しいたします。
すでにVAGUEをお持ちの方はベルトのみの交換を。
初めての方は自分だけのオリジナルの一本を。
カップル、ご夫婦でお揃いや誕生日・記念日のプレゼントに。
思い思いの特別な一本を仕上げてみませんか。
12月のイベント時にある程度ベルトの付け替えはマスターしましたが、まだまだ慣れない部分もありますので、温かい目で見守って頂けると幸いです。(少し時間を頂く場合もあるかと思いますので、時間に余裕を持っていらしてください。)
ちなみに、イベント初日5/14 (Sat)にはVAGUE WATCHのスタッフの方々に在店頂きます。
折角の機会ですので、ご予定が合いそうでしたら14日をお勧めします。スムーズに時計選びができると思います。笑
ここからは、そもそもVAGUE WATCHって、、?
あまりブランドをご存知ない方に向けて書いていきます。
僕らannexメンバーはもれなくVAGUE愛好家な訳ですが、
正直な話、annexに入社するまで、全くもって時計に興味がありませんでした。
高校の時の試験に時間を見る用。くらいにしか時計を使ってこなかった自分には、ハイブランドのギラついたごっつい文字盤や重量感に抵抗があり、やりたいファッションにこの時計って必要か?という思いで後回しにしていました。
そんな思いを抱きつつannexに入り、出会ったのがVAGUE。
もともと腕が細いこともあり、大きな文字盤の時計を付けると迫力負けしてしまうこともしばしば。
そんな自分でもVAGUEが作る時計は嫌味なくすんなり受け入れることができました。
“アンティークウォッチの雰囲気を手軽に楽しめる腕時計”をコンセプトに掲げるVAGUE WATCH。
小振りなものが多く、腕馴染み、洋服との相性もいい。
時計を毛嫌いしていた僕としては、こんな時計がもっと早く欲しかった。
しかも、同ブランドが作る時計は一点一点職人の方が手作業で作り上げているんです。
本格的でありながら、まさに手軽に楽しむことができる時計。
僕と同じように時計をあまり付けてこなかった方、時計は欲しいけど何かいいのないかな〜という方には一度試して頂きたいです。
逆に時計好きの方にとっては、たまらないラインナップになっているかと思いますのでぜひ!
本日は一旦この辺りでブログを締めようと思います。
イベント期間中にインスタ、ブログを通じてラインナップやおすすめの組み合わせなどをご紹介していこうと考えていますので、ぜひチェックお願いします!
それでは、17日間の当イベントをお楽しみください!!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
May 12, 2022, 7:10 PM
Category: PICK UP