TAPIR
こんにちは。名古屋1LDK annexの店長鈴木です。
Tricker’sなど、1LDK annexでは革靴の取扱いがございますが、それとセットで必要となるのがシューケアグッズです。
ケアの頻度や、ケアの仕方、どんな物を使うかは人それぞれで、正解があるようでないような感じもします。
いざそのようなグッズを買おうと思っても、種類がありすぎて一体何を選んだらいいのかもわからない、そんな方も多いのではないでしょうか。
色々と試してみないとわからないこともありますが、大切な革靴を実験台みたいに使うのは、結構勇気のいることだったりもします。
そんな悩みを持つ方の為に…なんてカッコ良いことを言ってみたいですが、自分も革靴歴が正直長いわけではなく、偉そうに語れる程のモンではないので、先日1LDK annexで取扱いを始めた『TAPIR』というシューケアブランドの物を実際に使ってみましたので、今回はそのレポート的な感じを交えて綴ってみたいと思います。
革靴を買ったばかり、これから買う、という方、参考にしてみてください。
まず初めに、TAPIRはドイツのシューケア用品のブランドです。
石油系のオイルや有機溶剤を一切使わず、天然素材だけを使った製品を作り続けています。
そのパッケージ?も無骨な感じでかなりかっこいいです。
とりあえず、この二種類があれば十分にエイジングを楽しめると思います。
右のボトル(¥2,400+TAX)は、簡単に言うと汚れ落としや油分補給のための物です。
左のチューブ(¥1,600+TAX)は、艶出しのクリームタイプのワックスです。
若干の防水効果もあります。
こちら黒と茶の二種類でご用意しております。
この二つを私物のMICHAELに使ってみました。
とりあえず作業工程を…、
①シューズに付いた細かいほこりなどを、布やブラシを使い落とします。
②柔らかい布にオイルを少量ふくませ、薄く均等に、全体に馴染ませるように伸ばしていきます。
③マッサージするように、また余分なオイルを残さないように拭き上げます。
④全体が乾いたら、次にワックスを柔らかい布に少量とり、薄く均等に塗りこんでいきます。
⑤オイル同様に、余分なワックスを残さないように拭き上げます。
⑥全体が乾いたら、柔らかい布やブラシで磨き、艶を出します。
一見面倒な作業のようにも感じますが、磨き終わって艶の出た革靴の表情を見ると、その作業も案外クセになり、次第には趣味の範囲となっていきます。
TAPIRで磨いた翌日の、鈴木私物MICHAELです。
ビフォー写真があればもう少しわかりやすかったように思いますが…、艶が生まれ良い表情に生まれ変わりました。
仕上がりも良い感じで気に入っていますが、ワックスがチューブタイプですので、使い勝手の良さがポイント高しでした。
あとこれはどうでも良いっちゃ良いのかもしれませんが、柑橘系の良いにおいがします。(作業中も爽やかな気分です。笑)
今後も使い続けてみたいと思いますので、革の表情の変化や何か気づいたことなど出てきたら改めてレポートしたいと思います。
また上記工程で使うブラシですが、こちらもTAPIRでご用意しております。
左の小さいブラシ(¥900+TAX)はほこりを落としたり、クリームをつけるのに適しています。
右のソフトな質感のブラシ(¥3,000+TAX)は仕上げの艶出しにお使いください。
もちろん柔らかい布を使っていただいてもOKですが、頻繁なケアにはブラシをお使いいただくのが手間もなくおすすめです。
更にこんなブラシもございます。
スチールブラシ(¥800+TAX)、スエードやヌバックなど、起毛素材の毛を起こすのに使う硬いブラシです。
スエードなどはクリームでケアできないので、スチールブラシと防水スプレーのセット購入がおすすめです。(残念ながらTAPIRの防水スプレーは現在欠品中です。)
スエード物は来期(少し気が早いですが)に幾つか展開予定がございますので、その時にでも防水スプレー含めまたご紹介できればと思います。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 鈴木
1LDK annex Twitter
1LDK annex facebook page
Unlimited.ONLINE STORE
March 30, 2014, 7:22 PM
Category: PICK UP