and wander について。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
ついこの間まで薄手のトップスで外出できていたのが嘘かのような最近の名古屋の気温に着ていく服を迷う日々が続いています。
いち洋服好きとしては嬉しくもあり、冷え性の自分にとってはいかにお腹を冷やさないか、という葛藤を繰り広げています。笑
実際店頭に立っていても急な気温の変化からか、冬モノの買い物に来ていただく方が増えてきたように思います。
少し前までは先物買いだと思っていたアイテムも、今となればオンシーズン。
買って即戦力になる洋服たちばかりなので、密かに狙っていたアイテムがあった方はお早めにいらしてください!
それでは、今日はブログの主題にもある通り「and wander について」お話しをしていきたいと思います。
annexでもかれこれ10年以上セレクトをし続けているブランドさんにはなりますが、改めて1LDKとしてなぜアンドワンダーを取り入れているのか。というところから始めていきます。
本格派のアウトドアブランドであるアンドワンダーは、ぱっと見1LDKでセレクトしているブランドとは毛色というのか雰囲気が異なります。
実際にブランドが提案されている洋服としても、やはり登山の際に使い勝手がいいようなディテールであったり、アウトドアでの着用を考えられたアイテムが多いのが事実。
そんな本格派のアウトドアウェアであるアンドワンダーを「どう街着として、ファッションとして落とし込むのか」というのがポイントで、僕らとしてもどの角度から提案をするのが面白いのか、どんなスタイリングに落とし込むのがかっこいいのか。そんな模索をし続けています。
これまでも何度かお話しをしてきている通り、自粛続きのあのしんどい時期はリラックスしたオーバーサイジングな洋服が求められていましたが、ある程度落ち着きを取り戻してきた今、その反動からか業界としてもクラシカルなムードに舵が取られつつあります。
それは業界に限らず、今シーズンのannexの仕入れとしてもかなり意識した部分ではありました。
そんな流れでの今シーズン。
アンドワンダーをどうご提案していこうかというところで。
「本格派のアウトドアウェア」 × 「クラシック」
相反する立ち位置のアイテム同士の掛け合わせは、僕らとしてはかなり新鮮なスタイリングですし、いい化学反応を起こしてくれるのでは!?ということで、改めて力を入れて皆様にプッシュしていきたいシーズンでした。
実際に僕らとしては、クラシックな洋服をそのままクラシックに着たいわけでも、アウトドアウェアをそのままアウトドアテイストでご提案したいわけでもないので、
セレクトショップである以上、”今シーズンはこんなスタイルはどうですか?”というミックスのスタイリングを楽しんでいただきたいと思っています。
それでは、そんな前置きを元にまずはこちらからご紹介していきます。
< and wander >
Color: BLACK
Size: L / XL
¥52,800-TAX IN
ブランドが継続的にリリースしているアイテムで、フリースと中綿をドッキングさせたユニークかつ実用的なジャケット。
ファッション的な解釈を加えたアウトドアがアンドワンダーの真骨頂だと思いますので、これはまさになアイテムではないでしょうか。
中綿部分には機能性に優れたプリマロフトを、蒸れやすい部分にはしなやかなフリースを切り返して配置されています。
シンプルにデザイン面にも惹かれてしまうのですが、こういった着ていく上での気遣いを洋服に落とし込んでくるところにアンドワンダーの魅力が詰まっているんだと思います。
そして今シーズン、僕だったらこんな合わせで楽しみたい気分です。
アウトドアのジャケットであり、ややスポーティーな雰囲気の漂うアイテムを、冒頭でお話ししたとおり、あえてのクラシックなパンツにスニーカーで合わせてみました。
僕個人の話をすると、そもそもこういったアウトドアテイストの洋服に苦手な意識があり袖を通してこなかったのですが、これくらいのバランスで合わせるとなるとだいぶハードルが低くなって着やすくなりました。
僕と同じように苦手意識をお持ちの方にこそ、今シーズンチャレンジしていただきミックスのスタイリングを取り入れてみてください。
そして、当然アウトドアシーンで使用されることを前提に作られているので、何気ないフードもジップを全部閉めると口元まで覆われる仕様になっています。
実際に山登りに行くか?と聞かれると、年1行くかどうかレベルなのですが、山を前提としてスペックが搭載されているということは街着としてのスペックは申し分ないわけです。
アイテムとしては軽量で、ボリュームもそこまでありませんが、保温性能はやはりピカイチ。アウトドアブランドとしての本領を存分に発揮してくれます。
インナーで調節する系のアウターですので、暖かい日は中にカットソーくらいでもいいでしょうし、冷え込む日には中にニットやスウェットと、春頃までは手放せない存在になってくれるでしょう。
ボリュームのある本格派のダウンが苦手な方や、通勤が電車/車の方には特に心強い味方になってくれるはずです。
< and wander >
“re wool JQ stand zip”
Color: KHAKI / BLACK
Size: M / L
¥29,700-TAX IN
そしてそして、こちらも併せてご紹介させてください。
先ほどのアイテムでも使用されていた、アウトドアブランドといえばの、、「フリース」です。
やっぱり専門的なブランドが作るフリースというのは、お母さんが作る卵焼きくらい安心感があるわけで、ここで使用されている生地も言うまでもなく最高でした。
ボコボコと立体的に編まれているのが特徴的ですが、、
ウールジャガード生地をここでは採用されていて、ウール、ナイロン、ポリエステルの3つの素材を立体的に編見立てているそうです。
しかもこの混紡繊維はリサイクル素材だそうで、アウトドアブランドならではの環境に配慮した取り組みにも素直に共感しました。
実際に着ると生地自体は薄くかなり軽量なのですが、ウールの保温性や、ナイロン/ポリの伸縮性・強度などなど、これ一着着ているだけで安心感が変わってきます。
そしてパッと目を惹く胸ポケットのディテール。
デザイナーが実際に山を歩いた経験から施されているこのディテールは、アウトドアでも使いやすいように仕上げられている上に、タウンにも映えるようなデザインになっているのでシンプルなスタイリングでもいいアクセントになってくれます。
( CREDIT )
is-ness “RELAX WIDE SWEAT PANT”
実際に店長の西脇は、このフリースを主役にオールブラックでまとめたスタイリングでしたが、物足りなさなんて全く感じさせないバランスです。
フリースに対してスウェットの合わせだと、個人的には家着感の出やすい合わせだと思っていましたが、そこにクラークスを持ってくるだけでスタイリングがグッと引き締まりますね。
好きなようにスタイリングを組んでいただきたいというのはもちろん前提として、今シーズンご提案したかったクラッシックとのミックススタイルに限らず、どれだけアウトドア感を中和してスタイリングに馴染ませるかが改めてポイントになってくるように思います。
そして僕だったらこんな感じで着たいイメージです。
先ほどのジャケット同様やっぱり僕はクラシックなスタイリングに差し込むくらいが落ち着きます。
もちろんセットアップのインナーにシャツを持ってきてビシッと決めてもかっこいいのは分かっていますが、そこにシャツではなくフリースを持ってきたら、、、?
あからさまに決めすぎるのも好きではない僕にとって、こんな風にはずしで使ってみるのもアリな気がしています。
いかがでしたでしょうか。
今日は商品のお勧めをご紹介する。というよりは、今シーズンはこんなスタイリングを楽しみたい。に重きを置いて話を進めてきましたが、
僕個人としては今シーズンのセレクトを通して、アンドワンダーに対する捉え方、見え方はかなり変わったので、考え方、スタイリング一つでイメージはガラッと変わってくるのが面白いところだと思います。
ここまで再三お話しをしてきたとおり、本格派のアウトドアウェアをいかに自分流に噛み砕いて着こなすか、がポイント。
今シーズン僕らからご提案する、アンドワンダーのミックススタイル。皆様もチャレンジしてみませんか?
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
November 18, 2023, 7:03 PM
Category: PICK UP