MARROW RING COLLECTION
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
バッグブランドMARROWより25AWの新作コレクションが到着しましたのでご紹介します。
16SSシーズンからスタートした当ブランドですが、来年に10年を迎える節目のとき。
annexでお取り扱いを始めたのは2023の年なので、お付き合いは3年弱とブランドの長い歴史の中のほんの一部ではありますが、シーズンを重ねるごとにファンが増えお店としての安定感も感じるほどになりました。
ブランド的にも初めは女性のお客様が多かった中、徐々にユニセックスとして定着し男性のユーザーさんも増えてきました。
ミニマル且つカジュアルなMARROWのレザーアイテムは幅広いスタイルの方に受け入れられている実感があります。
そんなMARROWを語る上での今シーズンのラインナップは、ブランドの基盤となるメニューに注目してセレクトしました。
というのも長らくの定番メニューやブランドを代表するアイコン的デザインに再度着目することで、まだブランドのことを深く知らない方にも改めてブランドの世界観を知っていただくきっかけになればと思ったからです。
そんなブランドを代表するプロダクトとして今後もプッシュし続けていきたいのがリングモチーフを使ったコレクション。
MARROW
“CUBE RING MUFF”
Col: PEARL GRAY / GREEN TEA / BLACK
¥28,600- TAX IN
“SUEDE RING MUFF”
Col: BURGUNDY / BLACK
¥24,200- TAX IN
それぞれ大ぶりのリングがドッキングされていて、レザーとのコンビネーションがとても美しく目を引くデザイン。
これが様々に形を変えてリリースされているMARROWといえばのアイコン的なメニューの一つです。
今回ご用意したのはどちらも”マフ(両手を入れる筒状の防寒具)”から着想を得て製作されたプロダクトで、容量がたっぷりと入るようにマチを大きくつけたキューブタイプと、前後同じサイズの長方形の型をほぼ裁断なく筒の状態に縫い合わせたショルダータイプの2つをご用意しました。
リング金具は牛の鼻輪から着想した真鍮製のものを採用し、真鍮の味わいを残しつつ腐食を防ぐ為にクリア塗装をしています。キラッと光りすぎないくすんだゴールドで、シックな落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
シボ革のPEARL GRAYのみ、リングのカラーを変更していてシルバーメッキを採用。
こちらもワントーンの落ち着いた佇まいが素敵です。
裁断、縫製を極めてシンプルにし、立体的なフォルムで革の質感の良さを存分に味わえるように計算されています。
W-22 H-15 D-17(cm)のコンパクトサイズではありながらも、物を入れてみると意外と大容量だということにまず驚かされました。
口がガバッと大きく開くので物の出し入れもスムーズに。
横にすると500mlペットボトルも収納可能です。
また内側はスナップで留めることができ、中の荷物は隠すことができるのでその点はご安心を。
両面の外側には別でポケットが備わっており、細かい物はこちらに収納することができます。
ここも相乗以上にしっかり収納できるので、私だったらリップや目薬などのすぐ出したいものたちをここに入れたいですね。
可愛さを優先してしまったがために容量が足りない。なんてことはもはやバッグあるあるだと思いますが、スタイリングした時の可愛さ、美しさも損なわずして実用的な収納力も備えた、理想的なバランス感だと思います。
こちらのモデルに採用された革はMARROWが定番的に採用しているシボ革のカウレザー。
ダブルフェイス仕様になっていて表面と同様に床面も型押しにし、同じく裏にも塗料を吹き付けることで革の繊維が引き締まる、且つしなやかで柔らかな風合いに仕上がっているそうです。
また環境に配慮したものづくりをする企業に認定されるLWG加盟タンナーの革を使用し、薄い塗料を何重にも重ね塗りすることにより柔らかい風合いを損ねず自然で程よい締まり具合を実現しています。
クローム化合物でのなめしである為、革らしい自然な経年変化は少ないそうなのですが、その分傷や汚れが付きにくくまた目立ちにくく逆にお手入れが容易だというところは、今後長く愛用していただく上ではかなりメリットです。
革のバッグは扱いが難しいと思われる方も日常的に気兼ねなく使えるよう予め色々と工夫をしてくれているので、思う存分沢山使っていただきたいと思います。
(CREDIT)
PHEENY “Athletic fleece half zip P/O short”
MY___ “MY BASIC DENIM / INDIGO”
(CREDIT)
YOKE “Cashmere Wholegarment Crewneck Sweater”
MY__ “WOOL CHECK WIDE TROUSERS”
そしてもう一つのスエードの方ですが、シルエットも仕様も全く異なるミニバッグになります。
マフのように腕を通して持っても良いですし、取り外し可能のショルダーが付いているので斜め掛けもできます。
こちらは先シーズンも展開していた人気のデザインで、革がシボ革からスエードにアップデート。
イタリアのスエード専門のタンナーで作られていて、ハイブランドでも使用されているほどの高品質な革を採用しています。
上質なフランス原皮を起毛させているのでヌバックのような滑らかなきめ細やかさと高級感が魅力で、革の裏面にレジン加工しているので裏地なしで使用することができるそう。
さらに染料にフッ素系の薬品を使用している為、撥水効果もあり多少の雨には対応することができます。
ただし、がっつり濡れてしまった場合は洋服への色移りが起こる事もありますのでそこはご注意いただきたいのですが、さほど神経質にならずとも大丈夫だということはお伝えしておきますね。
先ほどのキューブ型のものに比べるとさらにコンパクトなサイズ感ですが、深さがあるタイプなので、こちらも想像しているより収納力があります。
もちろんたっぷり入るわけではないので必要最低限ではありますが、ミニ財布、ケータイ、ポーチは難なくいけます。
それ以上となると正直難しくはなるので、これを機にミニマルな生活にシフトチェンジするのをお勧めします!(私は未だにできてませんが、、笑)
そもそも小さいバッグに収納力など求めてはいけない。極端な話何も入らなくてもいい。
そんな極端な思考を持つほどのミニバッグ好きの私ですが、「デザインは好きだけど荷物が入らないから、、」と断念される方に何度も遭遇した経験があるので、ぜひ思考を変えてバッグを楽しむことを優先してみるのもアリかなと私は思います。何も入らないカバンも別にいいじゃないですか。笑
話が少し逸れましたが、これはアクセサリー感覚としても可愛いデザインなので、スタイルにプラスワンしていただくと秋冬のコーディネートがもっと楽しくなるのではと思います。
スカーフアレンジも可愛いのでぜひやってみていただきたいです。
当店では他にもレザーバッグのお取り扱いはいくつかありますが、MARROWの商品は視覚的にも楽しい造形物としての魅力を特に発揮していると思います。
今シーズンも引き続きスウェットやデニム、フリースなどのカジュアルなアイテムを軸にご提案をしていきたいと思っていますので、アクセントとしてちょっとした違和感というかスタイルのポイントを鞄で取り入れてみるのもお勧めです。
どう使おう?は後からじっくり考えていただくとして、まずはフィーリングでご自身の”好き”を見つけていただけたら嬉しいです。
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1LDK annex 三浦
September 12, 2025, 3:27 PM
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