25AW リアルバイ #3
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こんにちは。1LDK annexの三浦です。
「25AW リアルバイ」と題しまして私のリアルなお買い物事情を#1、#2とお届けしてきましたが、続きましては三浦のこの冬の本命アウターをご紹介します。
本格的に冬の気候になってくれたので、先日ようやく家に連れて帰ることができました。
前回ご紹介したMA-1は秋の初めからちょうど今時期の主力アウターとして活躍してくれていますが(毎日着ています)、今回購入したのは12月から2月頃にかけてを想定した、いわゆる”真冬用アウター”として選んだものになります。
やっぱり冬ファッションの醍醐味はアウターですよね。
今期は軽いものから重いものまで、気温に合わせた羽織りをとにかく買い集めたシーズンでした。
中でも真冬のアウターはここ何年かずっと探していたアイテムで、毎年「今年こそは!」と意気込んで冬を迎えるのですが、ついつい他のものに目移りしてしまいアウターが後回し・・なんて事が続いていました。
去年は確かカシミヤにどっぷりハマっていた頃だったのでニットを色々足したり、ジャケットを買ったりしていましたね。
何年も服と向き合っている私たちでもアウターは特にいざ探し始めるとなかなかコレという一着を決めるのが難しいです。
というのもどうしても冬の主役になってしまうものですし、大きなお買い物になることは間違いないので、他のアイテムよりもじっくり悩みたい。
きっと皆さんの中にも同じ気持ちの方も多いと思いますし、今ちょうどお悩み中の方もいらっしゃるようでしたので、参考までに私がアウターを決めるポイントだったり、今年の気分のスタイリングも踏まえてご紹介できたらと思っています。
PHEENY
“Nylon light ripstop M-65 field coat”
Col: BLACK
Size: 1 / 2
¥119,900- TAX IN
前置きが長くなってしまいましたが、私が今期ゲットしたのはこちらのPHEENYのコートです。
ロング丈のアウターをとても久々に買いました。
正直予め私がずっとイメージしていたのはショート丈のものだったので、ロングコートの購入はかなり想定外でもありますし、本当に偶然の出会いでした。
こちらのコートはM-65をベースに製作した中綿のデザインで、表地にはナイロンを使用した軽くて温かなカジュアルコートです。
そもそも中綿のロング丈のデザインは市場的にもとても珍しいと思います。
この手のデザインはベンチコートみたいなスポーティなものが多い中で、レディースで可愛いものを探そうとする事は至難の技。
もちろん全く無いというわけではありませんし、そもそも天然素材のコートを探した方が可愛いデザインは沢山出てくるかもしれませんが、あくまでも私がこだわっていたのは化学繊維だったので、個人的にとてもインパクトのデカい出会いだった事をよく覚えています。
そもそもなぜ私が化繊のアウターに拘るかというと、単純に扱いやすさを重視しているという点が大きいです。
私は普段は田舎暮らしですし、仕事の日以外はほとんど街へ出かけることがないくらいのインドア人間。
たまに出かけることがあったとしてもアウトドアな遊びが多いので、お洒落なウールのコートやカシミヤのコートはあまり出番がないのが私のライフスタイルです。
都会に住んでいた20代の頃に比べるとライフスタイルがかなり変わりましたし、趣味や洋服への考え方の変化もあったので、ポリエステルやナイロンなどの機能的で取り扱いがイージーなものの魅力にどっぷりハマっていったように思います。
実は今回リリースされたこちらのコートは国内のアパレルブランド”Product Twelve(プロダクトトゥエルブ)”との共作のもの。
Product Twelveは生地の製法や糸の選定から拘り、実用性を重視したデザインと高機能素材を用いたアイテムが強いブランドです。
PHEENYとしてはこのコラボレーションを大々的には謳っているわけではありませんが、以前から継続的にお取り組みをされていて、アウターやパンツ、水着など様々な高機能ウェアをリリースされていました。
私自身コラボアイテムを愛用していたことのある一人のユーザーとして、この方々が作るプロダクトには絶対的な信頼を置いています。
機能面に強いProduct Twelveとレディースブランドとしてのデザイン美を持つPHEENYが融合されたことで生まれた今回のプロダクトは、2つのブランドの魅力が存分に発揮された一着になっていて、私がこのコートに決めた理由の一つにもなっています。
そんな2つのブランドが拘り抜いたディテールを順に説明していきますが、素材は超撥水のナイロンリップストップを使用しています。
これは小松マテーレ社という染色技術を基盤に衣料用生地から建築材、炭素繊維などの先端材料まで、多岐にわたる事業を展開する化学繊維に特化した生地メーカーのものを採用しています。
中綿アウターの最大の魅力はなんと言っても楽さ(軽さ)と防寒性に優れている点ですが、アウトドアシーンで使うことも多い為、生地のタフさという点においても妥協はできません。
今回は独自に開発された「ダントツ撥水」というものを採用しているそうで、抜群の水切れ性と高い耐久性を兼ね備えた耐久撥水を実現しています。
これは家庭洗濯を100回繰り返した後でも撥水性が持続し、さらに摩擦に強いという点も魅力。
雨や雪に濡れても大丈夫ですし、汚れてしまった時やシーズンオフの際は自宅での水洗いも可能。
日常使いをしても撥水機能が低下しにくく長く愛用できるというところにとても驚きました。
私も実際に色んなアウターを試してきましたが、同じ化繊アウターでも雨に強いかどうかでその実用性の高さが決まります。
お気に入りのアウターも雨で泣く泣く断念した経験が沢山あるので、私的にここはかなり強みになりました。
また裏面には透湿性、防風性に優れた「サイレントコーティング」を施すことで衣服内の環境を快適に保つことができるそう。
中綿やダウンの懸念点として挙げられるのが”蒸れやすさ”ですが、それを払拭したのがこの技術で、微多孔湿式PUコーティングにより高い透湿性と適度な通気性で、汗をかいても衣服内をドライで快適な状態に保ちます。
またコーティング層を極限まで薄膜化することで、生地の軽さとストレッチ性を損なわず着心地の良さを保ってくれるので長時間着用する際もストレスなく着続けることができます。
素材については専門的な分野になりますので、よく分からんな〜と思う方もいると思いますが、アウトドア好きなデザイナーの秋元さんだからこその視点で拘った素材ということで、見えない根拠と自信が私にはあります。
やはり何事も経験から学ぶ事が多いので、是非安心して選んでいただきたいと思います。
それに加えてもう一つ私がグッときたポイントとなるのがデザインです。
M-65をベースにしているとお伝えしましたが、古着を現代的且つ女性らしく昇華させることが本当に上手いブランドで、ミリタリーをベースとしたデザインはPHEENYを象徴するものだと私は思っています。
要素は残しながらもミニマルでクリーンなこのM-65は、私たち女性目線としてとても取り入れやすいものになっています。
“らしさ”がありながらも新しさを感じさせるデザインで、マニッシュなスタイルが好きな私にとっては本当にドンピシャなコートだったとでした。
細かなパターンの拘りは実際に着用していただくとわかると思いますが、腕の可動を快適に行えるように見頃と袖に縫い目のないドルマンスリーブパターンを考案していたり、肘部分にはタックを取り入れることで肘を曲げやすい構造にしたりと、動きやすさもかなり考慮してくれています。
また大容量の内ポケットを配しハンズフリーでアクティブな活動ができるようにデザインされていたりと、アウトドア好きとしても嬉しい、気の利いたディテールが詰まっています。
サイズは1と2の2サイズ展開です。
PHEENYの洋服ですと普段は基本的にサイズ1を着ていますが(身長155cmです)、今回のアウターはあえてサイズ2を選びました。
【1】着丈-107 身幅-62 裄丈-74(cm)
【2】着丈-112 身幅-65 裄丈-77(cm)
先ほどもお伝えしたとおり、私は極度の寒がりなのでたとえ暖かいアウターであったとしてもインナーは沢山着込みます。
アウトドアのシーンであればレイヤリングも沢山したいので、フリースやニットなどインナーの嵩が増えたとしてもストレスなく動けるようにアウターのサイズは予め大きめを選ぶことが多いです。
このPHEENYのコートは元々極端にビッグシルエットというわけでもないですし、着丈も引きずりそうなくらいのスーパーロングというわけでもないので、サイズアップして着るのにも全く問題はありませんでした。
もし私みたいに沢山着込みたいという方がいらっしゃったら、サイズをあげてみるのもお勧めです。
では最後に今年の冬私がやりたいスタイリングで実際に着てみました。
お気に入りの4パターンで撮影してみましたので、冬のイメージを膨らませていただけたら嬉しいです。
【 style 1 】
(CREDIT)
ANOTHER ASPECT “SCARF 1.0”
【 style 2 】
(CREDIT)
refomed “F-LINE refomed SUBU”
【 style 3 】
(CREDIT)
extreme cashmere “bandana”
OLD FOLK HOUSE “Jewelry Sweat Pants”
【 style 4 】
(CREDIT)
MY___ “MY BASIC DENIM”
実際に色々コーディネートしてみると私の好きなスウェットやデニムでカジュアルに着こなしながらも、いつものショートダウンで合わせた時とはかなり雰囲気が変わって新鮮でした。
スラックスや革靴を足すと上品な雰囲気に仕上がりますし、これならタウン使いとしてもしっかり活躍してくれそうです。
このコート自体はとてもシンプルなデザインということで今年は色や小物使いで可愛するのがポイント。
これに合わせて新しく手袋やスカーフも買い足せたらと、また次のお買い物の妄想を膨らませているところなので、#4も何かご紹介できるようにお買い物モチベーションを常に上げておこうと思います。笑
今年のアウターをまだゲットできていない方は、三浦の一押しアウターを是非チェックしてみてください。
○お問い合わせ先
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
November 27, 2025, 11:26 AM
Category: PICK UP













