GAMBERT CUSTOM SHIRTの経年変化
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
昨日の続きという事で、本日はシャツの経年変化についてです。
デニムやレザーものに関しては経年変化というのはすごく分かりやすくて世間的にも認知されていますが、シャツの経年変化がどうのと言う事って少ないと思いませんか?
確かにスーツで合わせるようなドレスシャツだとキレイにアイロン当ててある方が格好よいのでしょうし、あまりボロボロのシャツっていうのもちょっと・・・という気持ちも分かります。
前回も書いた様にGAMBERT CUSTOM SHIRT for UNIVERSAL PRODUCTSはワークシャツの型がベースになっているので、ネクタイをしてスーツに合わせるっていうよりは洗いざらしでラフに着ているのが様になるシャツだと思います。
それを良い事にとにかく洗いまくって着まくってしまうのです。
何年着たのか覚えてませんが(おそらく3年?2年?)新品の商品と並べると別物です。
言うまでもなく右が商品で、左が店長関の私物です。
右の商品も一度洗いをかけて店頭に並んでいるので、襟や前立てにも程よいパッカリングがでているのですが、私物の方はもっとはっきり出ています。
これの好き嫌いは人それぞれでしょうが店長関は大好物です。
ただこれ見よがしにパッカリングを出す為にステッチを太くしたり、わざと出るような縫い方にしたり、というのはあまり好きではなく、あくまでも自然に出ているパッカリングが大好きなのです。
多くの方にはどうでも良いかもですが、共感して頂けたら嬉しいです・・・
特にシャツのサイドはパッカリングが最も分かりやすいポイントです。
こういったキレイなパッカリングが出る要因の一つにサイドの折り伏せ縫いの幅の細さがあります。
ここを美しく細く縫える工場は日本国内でも少ないです。
おそらく技術的には問題ないのでしょうが、効率等を考えるともう1mm太くした方が品質は安定する、というのが理由の一つなのかななんて思ってしまいます。
要するにそこまでこだわる必要がない部分とも言えます。
その下にあるマチの部分もクラシックな作り方で、ただの三角形の布を縫い付けているシャツがありますが、それとは全く表情が異なります。
着たら分からないポイントかもしれませんが、こうして着込んでいくとより元の完成度が際立つ、という事ってあるのではないでしょうか。
店長関は今まであまり更新していないブログをやっていましたが、これからは1LDK PARISのブログがメインになります。
ただ以前のブログは店に関係ないものを多く紹介していて、そういったノリを忘れずにパリでもやりたいので新しく立ち上げようと思っています。
出来ましたらまたお知らせします。
本日ももう夕方ですが皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK PARIS 店長関
June 20, 2015, 12:53 AM
Category: UNIVERSAL PRODUCTS