HEALTH KNITのパックTシャツ
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
前々回書いたように1LDKといえばシャツ、UNIVERSAL PRODUCTSといえばシャツ、なんですが、なぜそこまでシャツを推しているのか・・・
その理由を一言で言ってしまうと、「ちゃんとして見えるから」に尽きます。
「ちゃんとして見える」の中には「清潔感」「真面目」というワードが隠れているのですが。
とは言え、せっかくカジュアルなのにあまり堅苦しくなるのも、ちょっと・・・
平日はスーツを着ている方の週末スタイルでは特にそう思うでしょう。
そのような理由で1LDKで扱うほとんどのシャツは洗いをかけて販売しています。
「ちゃんとしている」けど「こなれている」感じも大切にしたい。
その「こなれ」感を出す為に特に有効なのが「白TEE(クルーネック)」です。
本来シャツというのは下着なので、その下には何も着ないというのがルールです。
とは言え湿気の多い日本ではインナーは必要。
そのインナーを着ていることを悟られないため、Vネックやタンクトップを着る事が一般的です。
そこをふまえた上で敢えてインナーにクルーネックの白TEEを着るとどうなるか・・・
「野暮ったく」なります。
・・・「こなれ」と「野暮ったい」は違うんじゃないの?
わざわざパリの(しかも洋服屋の)ブログで書く事ではないかもしれませんが。
ぱっと見は「野暮ったい」だけでも、上記のシャツとインナーについて分かった上で着てみるとそれは「わかっている」から「はずし」になり「こなれ」につながるのではないでしょうか。
何を書きたいのか・・・
店長関も上記のルールは分かっていたので避けてきた着こなしだったのですが、初期の1LDKで扱っていたADAM KIMMELのデザイナー自身の着こなしで、かなり首の詰まったクルーネックTEEを着ていたのを見て衝撃を受けました。
それからは毎日インナーに白TEE(クルーネック)を着る様になり、いまだに続いているマイルールになってしまいました。
(当のADAM KIMMEL本人はその後シャツの下には何も着ず、第2ボタンまで開けるというスタイルが多くなったようです)
ADAM KIMMELと言えば現在はブランドを休止していますが、1LDKがオープンした同時期の2008年秋冬のコレクションは本当にすばらしく、今見ても「着たい」と思わせるラインナップです。
値段が高くてオープンしたてのセレクトショップには手に余る洋服達でしたが・・・
今でもLOOK BOOKが見れますので着こなしのヒント探しにもお勧めです。
他にも様々なプロジェクトを発表し、洋服のブランドという枠には収まらない活動をしていました。
その中でも店長関のお気に入りはこちら。
Claremont from adam kimmel on Vimeo.
Ari Marcopoulosが撮影したスケボーでダウンヒルをするムービー。
スケーターが着ている服がADAM KIMMELのスーツという、当時は本当に新鮮なスタイルの提案でした。
後に1LDKが雑貨のセレクトによりライフスタイルショップの走り、なんて言われるようになりましたが、本当のライフスタイルってこのムービーにあるような事なんじゃないでしょうか。
それがリアリティあるかは別としても。
皿とかマグカップを売ってるからライフスタイルショップなんじゃないですよね。
ADAM KIMMELに今更ながら色々と教えられました。
・・・なんて格好よくまとめようと思ったらこれを紹介するのを忘れていました。
えーと・・・
お勧めです・・・
そして、ここを見ると分かる様に日本では既に完売しているのですがパリにはありますよー
日本での再発はアメリカの工場の都合により年末か来年になりそうです。
ご旅行でパリに来られたHEALTH KNITファンの方、お待ちしております。
最後雑ですみません・・・
1LDK PARIS 店長関
June 21, 2015, 12:57 AM
Category: UNIVERSAL PRODUCTS