WORK SHIRTS
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
昨日に引き続き今度はシャツを。
ARPENTEUR TED oxford shirt 220€
春夏に入荷したのはプルオーバータイプでしたが、今シーズンは通常タイプです。
このTEDというモデルは、片方にフラップ付きの胸ポケが配置されたワークシャツベースのシャツです。
ややゆったりとしたシルエットながら、クリーンさもあります。
ただやはり洗いが足りないですね。
納品前に一回は水を通していますが、このシャツの本番はこれからです。
昨年の秋冬には同じ型でネルシャツが出ていたのですが、そのアジの出方が理想です。
同じ型の同じサイズですが30回くらいは洗濯しているので雰囲気は別物です。
(素材が違うから当然と言えばそうなのですが)
このネルシャツも両ポケではなく、片ポケなのが良いバランスです。
久しぶりにネルシャツを着たくなるきっかけになったシャツです。
ストライプもガシガシ洗って良い風合いにしていきたいですね。
昨日入荷したジップアップニットとの相性も、もちろん良いです。
上下ホワイトのコーディネートをやってみたかったのです・・・
少し前までは抵抗があったのに今ではすんなり受け入れられるという。
気分とは不思議です。
おそらくそんな調子でジップアップニットに対しての抵抗もなくなっていくのでしょう。
(実際にもうほとんど抵抗はないのですが)
1LDK PARIS 店長関
September 3, 2015, 3:06 AM
Category: ARPENTEUR
Zip up knit
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
本日フランスはLyonより、こちらが到着しました。
We received new garments from Lyon today.
ARPENTEUR ROSCOFF J. zip up knit 340€
古き良きフランスのワークウェアをベースに、現代的なデイリーウェアを作るARPENTEURは2011年にLyonでスタートしました。
大きな特徴の一つは全てのアイテムの生産をフランス国内で行っている事です。
MADE IN FRANCEです。
先日ご紹介しましたDE BONNE FACTUREもそうですが、今30代のデザイナー達は自国生産の魅力を見直しているのかな、と感じます。
国は違いますがS.E.H Kellyも同じ世代だったと思います。
生産国がどこにあるからと言ってクオリティの高い、低いという事は一概には言えません。
ただ、その国のデザイナーが自分の国の生産背景で作った物には「匂い」が確実に出てきます。
ここを1LDKでは大切にしていきたいポイントだと思っています。
ベーシックだからこそ「匂い」にこだわらなければ、何でもない「ただの普通」になってしまいますから。
「ただの普通」も場合によっては格好良いんですが、やはり自分が気に入って毎日愛用する物には何かの要素が欲しいのも確かです。
1LDKの場合はそれが過度なデザインではなく「匂い」「雰囲気」なんだと思います。
本日ご紹介するのもアイテムとしては超普通、なのに持っていない人の方が多いであろう「ジップアップニット」です。
それはこのアイテム、おじさんファッションのイメージが強すぎるからでしょうか。
カーディガンにデザインと機能性を足してジップアップになったのでしょうが、それを求めて着こなすと当然、間違った方向に進んでしまいます。
個人的にも挑戦する気のないアイテムでした。
しかし昨年Parabootの工場見学に行った時、ランチを一緒に食べた2人の営業担当のフランス人が、揃ってジップアップニットを着ているのを見た時に「これは・・・!」と思う事がありました。
冬だったので彼等はアウターの下に着込んでいるのですが、それが何とも言えずちょうど良いバランスだったんですね。
これがインナーダウンとかフリースだと感じ方も違ったのでしょうが、クラシックな靴ブランドのスタッフは着こなしもクラシックなのだな、と妙に納得してしまったのです。
で、そういえば今までスルーしていましたがARPENTEURも初期からジップアップニットは作っていたと思い出し、その後の展示会ではすぐにオーダーを決めたのでした。
とは言え、やはりおじさんアイテムという事に変わりはないのですが、これを上手く着る方法として「ブルゾンとして使う」があります。
カーディガンとして着るのではなく、ブルゾンとして着る事によって、着こなしの方向性も見えてきそうです。
Kaptain Sunshine EAST COAST DENIM PANTS 160€
これが普通の着こなしです。
シャツとデニムにParaboot。
個人的には気に入っていますが、人によってはちょっと敬遠するかもしれません。
そこで
UNIVERSAL PRODUCTS Sweat hoodie 150€
インナーにスウェットパーカーなどを入れてあげるだけで印象が変わります。
かなりヘビーウェイトなニットを使用しているため、このような着こなしでも上手くハマってくれます。
フロントファスナー裏に付いている綿のテープや、ファスナーヘッドに付いたコード、そしてファスナーも今では見かける事のほとんどないフランスのECLAIR社製のものです。
このタイプのファスナーはARPENTEURの別注ではないのですが、使うメーカーがほとんどないためほぼ別注扱いになっていると聞いた事があるような、ないような気がします。
逆にECLAIR社のラインナップで彼等が使いたい型はこれだけだったそうです。
そんなディテールへの「こだわり」と、フランス生産だからこそ出せる「匂い」を持って、新しいアイテムに挑戦するのもきっと楽しい事だと思います。
1LDK PARIS 店長関
September 2, 2015, 2:39 AM
Category: ARPENTEUR
Denim on Denim
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
すっとやってみたかったけれど、どこか気恥ずかしさもありためらっていた着こなし。
「デニムオンデニム」
とは言え10年以上前にこのコーディネートがしたくて購入した、どちらもLevi’sのビンテージなので当時はセットアップで着ていました。
I got these denims over 10 years ago, both are vintage Levi’s.
買った時は同じくらいの色落ちだったんですよね。
つまり
Gジャンだけ着ていなかった
という事になります。
ここ数年Gジャンがファッション的に熱くなってきたのは知っていたので、挑戦する機会を伺っていたのですが、着てみるとやはり短く感じたりして結局着ないままでした。
パリではそろそろ涼しくなってきたので今朝着てみたところ、自分でも意外とすんなり受け入れられました。
そんな「デニムオンデニム」ですが、着てしまえば色々とコーディネートに使えそうです。
特に上にコートを羽織るスタイルは、通常のジャケット+コートよりも新鮮な感じがします。
例えばキレイなステンカラーコートを合わせても、カジュアル感が強めになります。
Scye PE/NY balmacaan coat 570€
よりカジュアルなコートを合わせても
落ちつきます。
The crooked tailor Round collar tent line coat 900€
以前書いた、同じコートを使用したコーディネートと比べると分かりやすいかもしれません。
そしてせっかくなので、こんなコーディネートも
デニムオンデニムオンデニムです。It’s Denim on denim on denim…
Scye Denim shop coat 340€
あまり前を閉じると分からないですね・・・
ただこのショップコート、今までノーマークでしたが凄く良いです。
特に前を閉じて着た時の シルエットの美しさは抜群です。
そのため、前を閉じたスタイルになってしまいました。
デニムジャケットでも
ARPENTEUR Villefranche denim jacket 250€
少し軽めの色味を持ってきて、3トーンのデニムになってしまっても意外と違和感が少ないです。
コートを合わせるのも良いですが、今からの時期であれば
大判のストールを羽織るだけでも様になります。
MELT Arjun wool scarf 500€
それにしてもこのMELTは美しいです。
まだ暑かったので店頭には出していませんが、先日いらっしゃったお客様にはこちらの色違いをご購入頂きました。
もし気になる方がいればお声掛け下さい。
それでは皆様、良い週末をお過ごしください。
1LDK PARIS 店長関
August 30, 2015, 1:41 AM
Category: ARPENTEUR MELT SCYE THE CROOKED TAILOR
2EYES
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
続いていた雨も上がり今日からまた晴天のパリです。
気温が上がったとは言え、以前までの暑さはもうなく、いよいよ秋になってきてるなと感じます。
しかし、まだまだ新商品が届かず、お客様からは「まだ〜?」なんて声も頂きますが、もう少々お待ちください。
本日は自分でも購入を検討しているこちらを。
VAGUE WATCH 2EYES chronograph 190€
以前も全色ご紹介しましたが、自分で使うならあまり見かけないグレーが良いなと思っています。
そもそも「クロノグラフ」って?
という方はこちらをご覧下さい。
ストップウォッチ付きの時計
と言ってしまえば何だか味気ないですが、そうらしいです。
ただ、世の中の男性のクロノグラフ好きは疑う余地がありません。
皆さんそんなに時間を計りたいのでしょうか?
違います。
誤解を恐れずに書きますと
「見た目」
が格好よいからです。
(すみません。断言してしまいました。)
堅牢なワークブーツ
ハイスペックのアウトドアウェア
公道走行可のスーパーカー
これらは日常生活において必ずしも必要ではありません。
オーバースペックとも言い換えられる高い機能性にただただ魅了されてしまう。
それが男性という生き物なのではないでしょうか。
(すみません。決めつけてしまいました。)
同じ時計の機能で言うと、「水深何メートル防水」なんてありますが、100mも普通潜らないですからね。
しかしこちらの時計は水深3900mまで耐えられるそうです・・・
周りの人からは時として(というより、だいたいは)理解されない機能を持つもの、それを使いこなしている自分に酔ってしまう気持ち、分かります。
・・・と、かなりの主観と大げさな表現が混ざった説明になりましたが、とにかく「クロノグラフ」好きな方は多いと思います。
何より「Chronograph」というスペルも格好良いです。
やはり代表的なクロノグラフと言えば、こちらやこちらが上げられます。
どちらも「3つ目(文字盤の小さい丸を目に例えています)」なので、一般的にクロノグラフと言えばこの形が連想されると思います。
VAGUE WATCHのクロノグラフは「2つ目」なので、クロノグラフらしい無骨さもありながら、とてもすっきりしたデザインに感じます。
「2つ目」と言いながらも、実は丸で囲まれていない秒針が配置されているという、巧みなデザインです。
アンティークのデザインをモチーフにしたモデルが多いVAGUE WATCHの中で、かなりモダンな時計と言えます。
しかもこのカラーリング。
モダンです。
時計としてはあまり見かけないカラーリングでありながら、落ちついたトーンのグレーなので、合わせるアイテムは選ばないのではと思います。
シンプルに白シャツと合わせても映えますし、カーキやオリーブ等のアイテムと合わせてもアウトドアっぽく馴染んでしまいます。
ケースがブラックで引き締められているのもバランスが良い理由でしょう。
ケースまでグレーの時計もそれは格好良いでしょうが、今度はモダンすぎると言うか、無機質な感じが強くなってしまうかもしれません。
そしてもう一つ、一般的にクロノグラフの時計はケース径が大きいです。
多くは40mm以上あるので、店長関のような細腕には似合いません。
しかしこちらは38mmほどなので、とてもすっきりとした見た目です。
時計の2mmって、すごく大きな違いというのをご存知の方も多いはずです。
ケースに合わせてオリジナルで作ったベルトもクオリティが高いです。
真夏はナイロンベルトに変えるのもいいとして、これからの時期にはやはりレザーベルトの時計を着けたくなりますね。
ちなみに30m防水ですので、ダイバーの方はご遠慮ください・・・
アンティークウォッチや本格時計ももちろん好きですが、価格的にもデザイン的にも気軽に着けられる時計はあると重宝しそうです。
気にせず使えるので、結果として登場回数が多くなるというパターンですね。
そしてVAGUE WATCHのTumbler見てるとまた時計が欲しくなってきますよ。
1LDK PARIS 店長関
August 29, 2015, 1:39 AM
Category: VAGUE WATCH
Before / After
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
パリでは朝からずっと雨の一日です。
It’s raining from this morning in Paris.
I want to write about that shoes on my blog.
こんな日は雨に強いあの靴の事でもブログに書こうと思い
箱を開けてみると
めちゃ白い・・・
もしかして最近の雨でカビてしまったのか・・・
困りましたね・・・
というのはもちろん冗談で、Parabootに使われているリスレザーというのが、オイルをたっぷり含んだ革でその油分が表面に浮いてきて白くなるようです。
そういった説明をしながらストックから出さないと、不良品と言われかねない白さです。
しかしご安心ください。
ブラッシングすると・・・
このような美しい光沢に変わります。
この過程が好きだったりするので、白くなったストックを出す方が楽しいです。
Paraboot CHAMBORD NUIT 335€
NUIT(ヌイ)というのは夜の意味でネイビー色を表しています。
その名の通り、夜の様な「ブラック」に近いネイビーです。
1LDK PARISではブラックもブラウンも取り扱わず「ヌイ」だけです。
同じフランスのJM Westonのネイビーも美しいですが、Parabootのネイビーはよりブラックに近い感覚でコーディネートして頂ける良さがあります。
そして何より自社で生産しているオリジナルソールの威力が凄すぎて、悪天候になればなるほど真価を発揮します。
何度か書いていますが、雪の日に一番お勧めなソールはビブラムよりこちらだなと体験から思っています。
This outer sole is the best sole, I think.
I’ve never slipped with this shoes on the snow.
以前、大雪のパリ出張の際にも、東京の大雪でも、全く滑らず、中に水も入ってこない、と完璧な仕事ぶりでした。
そんな店長関の相棒が日本から引っ越し便で送られてきました。
This is my Paraboot MICHAEL NOIR. I bought in Paris 3 years ago.
やっぱ白くなってる・・・
というか、だいぶくたびれていますね。
しかしご安心ください。
ブラッシングすると・・・
・・・とは、さすがになりませんが。
少しキレイになりました。
しかし同じ靴とは思えません。もちろん良い意味で。
(ちなみに店長関の私物はブラックです)
革靴の楽しさはやはり履き込み(エイジング)にあると思います。
エイジングを( )にしたのは、あまりエイジングという言葉が前に来るとそれが前提になってしまうというか、あくまでも道具として日々使っていって「気づいたら」アジがでてきていた、というのが正しいと思う気持ちを込めています。
パラブーツを語る上で欠かせないソールの「ノルヴェイジャン製法」の特徴的なステッチも履き込む前は、はっきりと出ていて目立ちますが
Paraboot MICHAEL NUIT 315€
履き込んでいくと
沈んでいくという表現が良いのか、見えなくなります。
ちょっとDr.Martensのイエローステッチ的な感覚もあります。
(最初のうちは目立ちすぎるけど、徐々に馴染んでくるあの感じです)
雨や雪に強いだけでなく普段の街履きでもクッション性が高く、足に馴染むアッパーのレザーはストレスを全く感じさせません。
ありきたりな言葉ですがスニーカー感覚で履けます。
こちらは3年間履いており、「だいぶアジがでてきたなあ」なんて思うのですが、中には「15年もの」の大先輩もいます。
この迫力凄いですね。
15年も愛用していける道具って多くはないと思います。
Parabootとの長い付き合いを「NUIT」で始めてみませんか?
1LDK PARIS 店長関
August 28, 2015, 1:52 AM
Category: PARABOOT
Funny stuff
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
昨日ご紹介した横山祐一さんのTwitter面白いですね。
アーティストつながりで本日はグッズを紹介していきます。
HIMAA Leather key holder 24€
以前1LDKで発売した別注アイテムが、日本からの送り忘れにより先日ようやく入荷しました。
おそらく日本では完売しているアイテムだと思いますので、まさに「デッドストック」ものになります・・・
きれいなヌメ革にプリントされた何とも言えない顔が脱力感を誘います。
この顔、LINEのスタンプもあるそうなので気になる方は是非・・・
How are you feeling today (5288)
How are you feeling today (5667)
HIMAAこと平山昌尚氏の活動はこちらでも見れます。
日常的な場所に潜む「ちょっとした事」を面白くする才能は次の商品にも現れています。
これはいったい・・・?
と、よく店頭でお客様からも聞かれるアイテム。
HIMAA Paper wallet 4€
「紙」で作った財布です。
ちゃんとした二つ折りタイプで、小銭入れも完備という優れものですが、「紙」です。
A3の紙を糊やテープを使わずに「折り紙」のような作り方で、できています。
使用期限は(だいたい)1ヶ月です。
あまり想像したくありませんが、パリで財布を失くされた方、次の財布までのつなぎとしてもお勧めですし、旅行用にも良いかと思います。
それよりもこれを誰かにプレゼントしたり、使っているところを店員から突っ込まれる方が楽しいと思います。
「紙」つながりでこちらの方のアイテムも。
Noritake SBN 9€
雑誌の表紙や、企業の広告等でも活躍中のイラストレーターNoritakeさんです。
SBN はSUPER BINDING NOTEBOOKの略になります。
何がスーパーなバインディングできるノートなのかと言いますと。
お持ちの全ての紙を「挟んだり」「抜いたり」しながらページを作っていける、というある意味画期的な商品です。
コピー用紙の裏紙や、メモ帳、 レシートやポストカードまでもどんどんバインディング可能です。
このマニュアル通りにあらゆる紙を挟んで使っているノートって、何だか格好良さそうです。
DIYのノート版と言えるのでしょうか。
そして世界中どこの国の方でも反応して買っていくこちら。
Noritake THIS IS A PEN 3€
全5色展開ですが、現在は写真の2色のみです。
9月には全色揃う予定です。
1LDK PARISにはこういった「ちょっとした」ネタもあるので、お近くを通られましたら「ちょっとだけ」のぞいてみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK PARIS 店長関
Book selection by UTRECHT
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
昨日、一昨日と雨が続き、今日は一段と冷えてきました。
雨も引き続き、降ったり止んだりで、店内にはゆったりとした時間が流れています。
そんな流れで本を紹介するのはベタな気もしますし、カルチャーを深く掘り下げる紹介にはなりませんがお許しください。
ご存知の方も多いですが、1LDK PARISの店内には東京にあるブックショップUTRECT(ユトレヒト)がセレクションする本棚があります。
(グーグルで検索すると名前の由来であるオランダの都市より上位に出ます)
Our book selection by UTRECHT. (It’s a great book store in Tokyo !)
They has so many interested books in their store in Tokyo.
まずはとにかく分厚い本です。
写真から伝わりますでしょうか?分厚さが。
here and there 1-10 Nakako Hayashi 80€
タイトルと写真からも分かるように、here and thereの1号から10号までを一冊の本にしたものです。
そもそもhere and thereって?
編集者の林央子さんがスタートした「個人的なメディア」というべき雑誌です。
各号の紹介はこちらを見て頂けるとすごく分かりやすいです。
現在の2015年のファッションにおいて「個人的な」というのはとても大事な要素の一つだと思います。
そのため、このhere and thereの内容は今読んでも、新しい発見や、面白さを見つけられる本なのかなと思いました。
これがもしトレンドを紹介する通常のファッション雑誌であれば、「この時はこうだったな」という感想になると思います。
この本はまだ1LDK aoyama heights.とUTREHTが隣同士にある時から気になっており、仕事中に時々立ち読みしていました。
重いから今度買おう、と思っていたら買う機会を逃してしまいましたが、こうして1LDK PARISでご紹介できる事を嬉しく思います。
どこから読んでも面白いので、思い立ったページを開いて読みふけるのがお勧めです。
次は「漫画」というジャンルになるのかもしれませんが、ちょっと変わっています。
Travel Yuichi Yokoyama 12€
どこが変わっているかといえば、作中に台詞が一切ありません。
そして、この独特の無表情な登場人物たちのオンパレード。
作者の横山祐一さんは現代美術からイラストの道に行き、漫画を描き始めたという経歴を持っています。
とにかく独特な世界観は、見ていると癖になってきます。
パリでは地下鉄に乗ると日本の漫画を読んでいる人を時々見かけます。
(もちろん日本人ではないですよ)
しかもスーツをビシッと着たビジネスマンが読んでいると、思わず声をかけたくなります。
このTravelは台詞もないですし、どの国の方が読んでも楽しめる漫画なのではないでしょうか。
そして漫画といえば、表紙カバーの裏側のデザインが気になるのはお約束です。
ぬかりなく
良いデザインです。
1LDK PARIS 店長関
August 26, 2015, 1:03 AM
Category: UTRECHT
Camel coat
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
またもや夏日のパリ。土曜日です。
ただ、一度涼しくなると気分は秋冬モードに突入しちゃってますので、頭の中は「コートをどう着ようか」なんて事しか考えられないものです。
気温30℃の中、空調のない店内(1LDK PARISには小さな暖房しかありません)では、さすがに秋冬物を着て接客は難しいですが、ブログでは気分だけでも先取りしていきたいものです。
本日のコーディネートは正に今の時期ならでは
COMOLI cotton 4B jacket 290€
Kaptain Sunshine EAST COAST white denim pants 155€
UNIVERSAL PRODUCTS Velva Sheen 2pack T-shirts 84€
という白を基調としたコーディネートです。
以前のブログでは短靴を合わせない、と書いていましたが早速合わせてますね・・・
スウェードだからアリだと思うんですよね。おそらく表革の短靴は合わせないでしょう。
と、書いておきながらそのうち合わせているのでしょうが・・・
これはつまり、初めてのアイテム=ホワイトデニムに戸惑いながら、少しずつ慣れてコーディネートできてきている、という事なのだと自分に言い聞かせています。
そしてこちらは冬にしたいスタイル
DE BONNE FACTURE wool chesterfield coat 990€
以前ご紹介したコートの色違いです。
ネイビーも良いですが、キャメルの上品さも捨てがたいですね。
Navy is the best choice but Camel is the best too…
去年までならインディゴデニムを合わせていたのでしょうが、今年はぜひとも「ホワイトデニムにコート」というのをやってみたいのです。
I want to wear Chesterfield coat with white denim.
そしてシャツの襟もニットから出す方が野暮ったくて気分なのでやろうと思います。
子供の頃はそうやって教えられませんでしたか?
ところでホワイトデニムに短靴の場合のソックスのチョイスに迷っています。
今朝もホワイト→ベージュ→ネイビーと履き替えて、結局見えない丈のFALKEに落ち着きました。
今までサンダルかブーツしか合わせた事がなかったので、どうしたら良いか分かりません。
困りました・・・
冬にFALKEってのもちょっと寒いですし。
I have no idea about choosing the socks with white denim.
一応洋服屋なのに、今日は結論が出ませんでしたので、秋になるまで考えておきます。
I’m thinking about the socks until beginning of autumn.
Have a nice weekend.
1LDK PARIS 店長関
August 23, 2015, 12:44 AM
Category: COMOLI DE BONNE FACTURE Kaptain Sunshine
POCHETTE D’ORDINATEUR
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
本日はこちら
LEON FLAM Pochette d’ordinateur 130€
昨日に引き続きLEON FLAMで、ご紹介するのはPCケースです。
バッグに使われているのと同じ肉厚のキャンバスにフェルトを貼り合わせているので、クッション性を保ちつつ、クラシックな雰囲気を保っています。
このクラシック感というのがLEON FLAMを語る上で欠かせない要素なのかな、と思っています。
レザーのストラップの留め方も最後に「結ぶ」という、極めてクラシックな作り方であるのに、最新のガジェットを運ぶケースというギャップが魅力です。
もちろんPCだけでなく書類なんかも入るので、ビジネス一式なんて使い方もアリです。
同素材のボストンバッグも入荷しました。
LEON FLAM SAC 48H 430€
普段はバッグの中でケースとして使い、荷物が少ない時に外に持ち出すというのがお勧めです。
色違いのネイビーはジャケットに合わせて、よりビジネスライクにも使えそうです。
これでキャンバスのネイビーが同素材で3型揃いました。
L→R
LEON FLAM SAC 21H 300€
LEON FLAM Pochette d’ordinateur 130€
LEON FLAM SAC 48H 430€
どれも長く使い込む事で、自分の「道具」としての魅力が増してくる、そんなコレクションです。
昨日ご紹介したParabootとのモデルと同様ですが、しっかりした作りでタフに使えるのに、上品さを感じさせるのが一番の特徴です。
クラシックで長く愛用したいバッグをお探しの方には、特にお勧めしたい今回のラインナップでした。
1LDK PARIS 店長関
August 22, 2015, 1:24 AM
Category: 未分類
LEON FLAM × Paraboot
こんにちは。1LDK PARISの店長関です。
Hi everyone, Bonjour, I’m tencho-Seki of 1LDK PARIS.
今日は久しぶりに朝から雨のパリでした。
季節の変わり目を感じます。
It was raining this morning. I feel end of summer.
日本の1LDKでも秋冬の新作が続々入荷しているようです。
パリにはいつ届くのか・・・
本日はスペシャルなアイテムのご紹介です。
LEON FLAM for Paraboot leather bag 480€
どちらも1LDKではおなじみのフランスブランド同士が初めてのコラボレーションを発表しました。
This is 1st collaboration for LEON FLAM and Paraboot.
Both they are french company.
Parabootのピスネームがフロントに光ります。
今回のコラボレーションは、同じレザーを使用したバッグとシューズをそれぞれ2型ずつ製作しています。
They made 2 bags and 2 shoes with same leather.
1LDK PARISのチョイスはLEON FLAM定番のSAC21Hを少し縦に伸ばしたようなフォルムのレザーバッグです。
厚手のレザーを使用しているため、重厚感がありますが、同時にフレンチブランドらしい柔かさも感じます。
ブラウンの色味も絶妙で、重すぎず軽すぎずな絶妙なバランスです。
いつものSAC21Hと同様手持ちと、付属のストラップを使用した斜め掛けができるのですが、今回は更に
後ろのストラップを1タッチで(本当は2タッチ)
伸ばす事ができるので、バックパックとして背負う事が可能です。
このストラップの収納と伸縮の構造は本当に良く考えられているな、と感じるディテールです。
手持ちや斜め掛けの際には全く邪魔にならない仕様で、バックパックにしたい時には簡単にストラップ調整が可能という。
しかもクラシックなレザー×金具の組み合わせでこれを実現しているのはすごいと思います。
金具も今回のコラボレーションの為のオリジナルで、マットなブラックが男心をくすぐります。
写真からでもレザーのクオリティの高さが伝わるのではないでしょうか。
是非店頭で、レザーの質感とストラップの構造を見て頂きたい一品です。
LEON FLAMの他の新作も同時に入荷していますので、そちらはまた改めてご紹介致します。
1LDK PARIS 店長関