脱力感。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
先日行われたYMGでは、たくさんの方にお会いできて嬉しかったです。いつもインスタ見てます!と言ってくださった方もいて、パワーをもらいました。限定アイテムもオンランで掲載しているので、ぜひ!
さて、私たちの日常に戻り、今日は何を紹介しようかなーと思っていたらちょうど良い子が。
“Moleskin Jacket”
Col: NAVY
Size: 3 / 4
¥68,200 TAX IN
気温も下がり、ジャケットや羽織りの提案にリアリティが増してきました。
ジャケットを愛し、ジャケットに愛された?男の僕は、すかさず眠っていたクローゼットから引っ張り出すのはもちろんジャケット。
秋の季節は感じて居たいけど、暑がりなのでインナーはカットソーやうっすいニットで十分。着すぎて肌みたいに感じていたTシャツを脱ぎ捨ててニットやシャツの上にジャケットを羽織ったら急にテンション上がってきました。
イギリス空軍のフライトジャケットをベースに設計されたモールスキンジャケット。
個人的にイギリスブーム到来していて、古き良き文化と現代の価値観の共存が自然と行われているあの感じにすごく目を奪われています。
イギリスのファッショニスタ達が醸し出すファッションには、暑苦しさみたいな熱量を感じなくて、むしろ乾いてる。俯瞰しているというか。こんくらいで良いでしょ。みたいな引き方をちゃんと理解している。
常にユーモアを含んでいる気がするし、だからこそオールドフォークハウス(以下OFH)が作るこのジャケットに惹かれているのかも。
OFHのフィルターを通したアイテムの魅力は、脱力感。
端正な面をしていながら威圧感がない。気怠さを表現しようと思って努力しているというよりかは、もっと素直に表現されている気がします。
独立したエディションを重ねながら、ひとつの思想の流れを形作る。ある種、ひとつの生き方を提案されているといった表現が適切かも。
ルックや彼らの表現において、室内と室外の概念が薄く感じるのも好き。中と外の境界線がハッキリしていなくて、物質の使用目的すらどうでも良くなる感覚。
アウターを中で着てもいいし、パジャマを外で着ても良いみたいな。まぁ、寒いからアウターは外で着るんですけど。
フッと笑えるような人間味のある隙を意図的に加えることで、稚拙な表現しか出てこないけど、自然体を表現されているんじゃないのかなと思ってます。
エディション毎に冊子も作成されています。OFHのアイテムを購入の方にお渡しします。
本当の意味での脱力を味わえるヨギボーみたいな存在が僕にとってのOFH。
だからこそ軍モノだろうが、モールスキンだろうが、ネイビーだろうが、”ちょうど良く怠けている人”に僕をしてくれます。
シーズンを重ねるごとに、改めて生地にフォーカスを当てているのが伝わってきます。
上質であること。もはやそれ自体がOFHにとってふざけている要因なのでは。とも思ってしまっています。
もう何がボケで何が真剣なのかも定かではない。
展示会でお会いして、アイテム説明している時の顔は真顔なので、その時もきっとふざけてるハズ。
話を戻して、このジャケットの生地はというと。
琵琶湖の湖東に位置する近江産地で染め上げたコットンツイル。そこにモールスキン加工を施した高密度な生地の表面に、相性の良い針布起毛をプラスすることで、温かみのある豊かな表情とソフトなタッチが生まれた生地。
近江産地の気候が年間を通して非常に湿潤で、湧き水・清水もあり、染色や加工、原料の栽培に適した地域だそう。(天然繊維は乾燥すると、糸が脆くなってちぎれやすい。)
上部のボタン以外は比翼となっており、デザインが削ぎ落とされたスタイリッシュな側面もあります。
脱力感が良いと言いつつも、上品さや程よい堅さは清潔感に直結するので、わがままですが求めたい。
そんなわがままな要求を理解していたかのように言葉では語らないけれど、しっかり表現されるところに惚れてしまいますね。
見ればわかるのでわざわざ触れる部分でもないとは思いますが、大胆な身幅やアームの太さがあり、しっかりとアウターの仕事もしてくれます。の割には着丈がスッキリしていて、もたつかない。良いバランス。
彼らのクリエイションは良い意味で洋服というカテゴリに囚われていない。
OFHの小澤さんは、デザインの仕事もされていますし、(僕らの身近な話でいくと、1LDK STAND の新デザインとか) 山浦さんは他に何をやっているかわかんないですけど。(冗談です笑)
お二人とも変な人で大好きです。だからこそOFHの洋服も好き。
僕にとってはその流れが自然。結局メンズが提案できるリアルクローズに、パターンやデザインの限界は絶対あると思いますし。じゃあどういったところに魅力を感じるかというと、やっぱりヒト。
実際に展示会でお会いした方たちに抱くリスペクトと実際に提案されている衣服の高揚感は比例しています。
なんかこれは伝えなきゃな。と、どの口が言ってんのか分かりませんが、そう思わせてくれるんです。
OFHはそう思わせてくださる人が取り組まれています。ってことでこれからも頑張りたいです。
実は、来年の春夏に面白い取り組みをOFHで考えているので、お楽しみに。
気温も下がり、気分が変わってきたと思います。ぜひ、お店にお立ち寄りください。
では、店頭でお待ちしております。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 杉浦
October 10, 2026, 6:19 PM
Category: PICK UP
今年はコーデュロイ。
浅煎りのコーヒーが苦手だったのですが、最近おいしさに気づけるようになってきました。深くて濃いのが全てと思ってましたが、繊細さに気づけるようになったのかも、、、?
こんにちは。1LDK annexの田代です。
このように以前は苦手だったものが歳を重ねることで克服できることってありますよね?食べ物飲み物、趣味趣向。事柄様々ではありますが、洋服においても個人的にあまり好んでこなかったテキスタイルがあります。
それが”コーデュロイ”
どうしても野暮ったいものとしての認識から、率先して手を伸ばしてこなかった。しかしなぜかこのシーズンの仕入れのタイミングで何が変わったのか、すごく魅力的に映ってしょうがなかったのです。店内を見てもらうと露骨にわかるくらいにはそのテキスタイルのアイテムが並んでいると思います。
気分なところ、克服できたところもありながら、今年はラッキーなことに秋があるのでいろんな要因が後押ししてこの素材を楽しめそうでワクワクしてます。
ハマったらとことんなタイプなのと、中途半端にすると消化不良でモヤモヤするので、勢いのままにコーデュロイのパンツを2本買いました。
今日はそのうちの一本をご紹介及び自慢します。
UNIVERSAL PRODUCTS.
“ 2TUCK WIDE CORDUROY TROUSERS”
Col: PINK / BROWN / BLACK
Size: 1 / 2 / 3
Price : ¥31,900 TAXIN
パンツはスタイルのベースになる。ということであればやっぱりそんな役割を担うのはUPしかないでしょう。
定番の2タックチノの形を使い、コーデュロイ素材というシーズン限定モデルにて登場しました。
個人的に2タックチノの形がとても気に入っており、特に太さの出し方が理想通り。自分の話だと身長が高いので、思ったように太さが出ないパンツというのが多くあります。
2タックはパターンとしても上手に出来ていて、思った通りの太さが出るのでスタイリングを考える時にこれほど困らないものはありません。タックが入ることでスラックスのような綺麗なニュアンスを持ちつつ、チノ素材というカジュアルさの塩梅が気張らず自然に穿けるパンツとしてとても重宝しています。
UPなのでどなたでも着れる強みはもちろんなのですが、特に長身の方は太さをちゃんと出して穿けるパンツというのは既成服としてはとてもありがたい存在だと思います。
そんな幅広さが持てるので、3サイズにてセレクト。160cm~180cmあたりまでカバーできるのでいろんな方に選んでいただきたいです。
そんな気に入っているものから出たコーデュロイ。悪いわけがありません。しかも素材感も良さげなんです。
コーデュロイのイメージとしてあるあるガサっとした無骨な表情。これはそれと真逆のお上品さを感じるしっとりとした艶があります。
素材自体は8ウェルの中間の太さの畝。奇をてらわないオーセンティックな畝であり、この中間が最も心地良い。コーデュロイ初心者の僕にもとっても優しい塩梅です。
中畝ということである程度のハリ感はそのままに。チノのシルエットの出方とそこまで変わる印象ではないので、既にチノパンお持ちの方はシルエットの具合は想像しやすいと思います。
sweat – OLD FOLK HOUSE “Washable Wool Sweatshirt“(size3)
shirt -ANOTHER ASPECT “SHIRT 4.0“(sizeS)
jacket – MY___”SUEDE JACKET”(10月下旬発売)
knit – MY___”FOX WOOL KNIT CARDIGAN(10/16発売)
jacket – KANEMASA PHIL. “46G Solaro Double Jacket“(sizeL)
knit – crépuscule “W/G Mohair Reversible P/O“(size2)
cap – COMESANDGOES “SHEEP SUEDE CAP”
それぞれの着用はこんな感じ。
僕はピンクにしました。色物には抵抗がないですし、冒頭の2本買ったというとこから、よりファッションで挑戦的な色味を選びました。ブラウンのニットに合わせたいというのもあったのでピンクを今年は穿きたいと思います。
やっぱり季節ものの素材は良いですね。グッとムードが上がってホクホクします。こんなに寒くなるのが楽しみなることもそうありません。年取ってきて寒さ耐性がどんどんなくなっているので。
テレビのCMも冬っぽいニュアンスのものが流れ始めてもうそろそろかと思った今朝。まずは秋をこんな形で楽しむことから始めてみようと思います。
ガンガン穿いて、洗っていこうと思うのでインスタでその動向もチェックしてみてください。
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1LDK annex 田代
October 7, 2026, 4:50 PM
Category: PICK UP
YES GOOD MARKET 2026
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
人混みが苦手。東京で生活していたこともありましたが、よくあの環境で生きてたな。と思います。
名古屋も都会ですって?
笑えるくらい田舎です。中心からちょっと歩けば人も居ない。何もない。それが最高。
でも人混みを避けすぎて、活気あるイベントにも行ってみたいなーと、駄々を捏ねていたところにちょーど例のイベントの案内が。
今年も、YES GOOD MARKET(以下YGM)に「IZUMIYA」として参加をさせていただきます!
僕がそもそもこのイベントをそこまで知らなかったので軽く説明すると、YGMはSEE SEEというブランドのディレクター、湯本氏が主催するマーケットのイベントで、湯本さんのコミュニティから広がったアパレルや雑貨、クリエイターやアーティスト、飲食、などのお店が多数集うイベント。
イベントの回数を重ねる度に反響が大きくなり、今年は新たに京都市の後援も決定したとても大きなマーケットイベントです。
ファッションや音楽、フードなどのカルチャーを「マーケット」という形を通して発信し、ここでしか出会えないモノ、ここでしか味わえない食に心を躍らせる素敵な取り組みだそう。
IZUMIYAの鈴木ボスに面白半分で、楽しそうすねー。と顔を突っ込んでみたら、僕も参加させていただくことになりました。やった。野次馬成功です。
YGMでは「ここでしか買えないもの」を各店舗が用意するところが魅力でありますが、1LDK annexとしてもそれに則り、特別な限定アイテムをご用意しました。
〈1LDK annex for YGM〉
“Polo Shirt & Incense”
Col: BLACK
Size: Free
¥19,800 TAX IN
今回のYGM、1LDK annexとして何を提案しようかな。とかなり頭を悩ませましたが、ポロシャツとお香のセットにしました。
僕が1LDK annexに入社して3年目。僕なりの1LDKに対しての解釈がこの提案です。
私たちが洋服を提案する根底には各々の生活があり、その延長で洋服があります。服はあくまで服と僕はよくブログや店頭で言いますが、今回のYGMでは、より一層私たちの日々の提案が伝わるようにと思って制作しました。
このタイミングでお店を知ってくださる方や、いつもチェックしてくださる方にも、私たちらしい”ベーシック”を届けたいなと。価格面も含めて、手に取っていただけるような、日常の断片を提案できたかなと思っています。
一応このポロシャツ、目指していたのはカットソー以上の見えツラとシャツ未満の堅さです。
annexでもシャツを数シーズン前からいつもより推していますが、まだまだ苦手な方が多いイメージ。キャラじゃない、合わせずらい、カッチリしすぎてしまう、などなど。
挙げ出したら止まらないくらいの着ずらさを感じている方は特におすすめです。
素材やパターンなどベースが “ド” カジュアルなので、いつものアウターや一枚でも。ソワソワせずに落ち着けるバランスに作っていただきました。
サンプルが届いて思ったのが、これ着てフットサルやるのも良いな。とか、フラッと川や海、山など自然に遊びにいく時、汚れてもヨユーで洗えるな。とか、軽いデート行く時も使えるな。あ、あとジム行った後の着替えにコレとかも。とか諸々。
なんかシチュエーションを絞るのが勿体無いくらい普通に良いなと思えた瞬間でした。
ポロシャツは化繊(ポリエステル100%)ながらもコットンライクな天竺素材を採用。綿に比べ、シワになりにくく、特殊原料ならではのUVカットや速乾、伸縮性など多機能な素材です。普段着でも、ルームウェアでも、ご自身の生活に適切な寄り添い方をしてくれる存在。
私たちの提案は、素材で言うと今の時期はカシミヤとか、もっとミクロに言うと縫製や仕立て、加工、それに伴った健全な工賃はどうなんだろう。とか。真面目に向き合う提案もあれば、どっかのお土産屋さんに売ってそーなアリモノのキャップとか、スウェット・カットソーなどの提案もします。
その振り幅が僕にとってのファッションというか。服にフォーカスしすぎていない感じが出せるというか。
人が居て、その次に服がくる。そんな当たり前のことを当たり前に思える人が素敵だなと。
まぁとにかく、そんなハイエンドな物や、今回のポロシャツなどを組み合わせてフラットに洋服を纏う感覚がイケてんな。と思うわけです。
こういう生活しているからコレを選んでんだよ。みたいな。そんなドヤ顔をできる立ち位置にこのポロシャツを選んでくだされば嬉しいです。
なんか話が逸れてしまった気がしますが、気を取り直して。
このポロシャツは、所謂な合繊のチープさを感じさせずに、リラックスした変わり映えの無いポロシャツです。が、普通らしく、普通ではない。一般的なポロシャツの見え方よりもかなり砕けていて、身幅やアームを大きく取り、袖や裾は太めのリブで、スウェットのような溜まりが出るような形です。
サイズ感に関しても、性別や体型を問わない提案がしたかったのでフリーサイズ。
友人にアマチュアですがボディビルダーの人が居て、一般的な体型とは言えない筋肉マンにヒヤッとしながら着せてもゆとりがあったので、堂々と皆さん着れるバランスと言って良いでしょう。
最後の方にスタッフの着用感載せておくので、自分が着た時のイメージが湧いてくると思います。
お香に関しては元々、どこかのタイミングでお香(と言うか”香り”)は提案したかったので、せっかくならセットにしよう!と思い切ってみました。良い機会があって良かった。
服も思い出やその時の情景が浮かぶ要素の一つだと思いますが、特に”香り”はより印象に残る気がします。
その時の季節や大げさに言ったら、天気、そしてどんな気分だったかまで思い出します。この前サウナに行った際、その施設のトイレの匂いが良い匂いすぎて、それ以降その匂いを嗅ぐとサウナに入った気持ちになれたんです笑
今回のYGMで、皆さんにとってもポジティブな香りにこのお香がなってくれることを願います。
こちらのお香は、@in_the_r_o_o_m さんに制作をお願いし、湯上がりの余韻ような、清潔で柔らかい香りを限定のパッケージで提案します。
焚かずに嗅ぐとかなり爽やかな印象を受けますが、焚くと香りに重さが出て、上品でコッテリしない良い匂いです。
新しいことをするためではなく、変わらないものをこれからも。奇抜な提案ではなく、変わらず好きで居てもらえるものを。
いつも来てくださる方にも、これから知ってくださる方にも手に取ってくだされば嬉しいです。
いつもとロゴ違う!と気付かれた方もいらっしゃると思います。
この詳細は当日、京都でお会いした時にお話させてください。なんかこの感じ、イベント感ありますね。楽しみ。
159cm / size Free
165cm / size Free
180cm / size Free
ではみなさん、週末は京都でお待ちしております。
第11回目となる今回のイベントのメインビジュアルは、ニューヨークを拠点に活動し、現代のアメリカン・ストリートアートやサインペインティング界を牽引するアーティスト、Steve ESPO Powers(スティーブ・エスポ・パワーズ)氏がデザイン。「YES」の文字が生き生きとした植物のように花開くポップで力強いアートワークで、青空や雲とともに、YGMがもたらすポジティブなエネルギーを象徴するアイコニックなビジュアルに仕上げていただきました。
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1LDK annex 杉浦
September 30, 2026, 1:00 PM
Category: PICK UP
経験と癖。
TRACE FORM(トレースフォーム)
日常や作業の中で自然と生まれる「姿勢」を、服の形に落とし込む。
職人が同じ作業を繰り返すことで生まれる姿勢や身体の癖。その積み重なりを、服の形や構造として表す。
こんにちは。1LDK annexの田代です。
今期のrefomedのテーマでありますが、ここまで明確にテーマ性の強いのも珍しいですね。
僕も中高6年間バスケをしてきたのですが、シュートを打つときに後ろに飛んでしまう(上に飛ばないと先生に怒られる)クセが抜けなくて、ここ最近久々にプレイした時も全く変わってなかったです。笑
繰り返される日々の中で研鑽されていくこと、伴ってその人に合う型みたいなものが、どんな事柄にもあると思います。refomedも積み重ねていく中で癖がアイデンティティとなりそれがベースとなって新しいことを産んでいるように感じます。
最近だと少し大人な側面を、ということで落ち着いた様相のものが増えましたが、単なるベーシックではなく、やはりその癖みたいなものはちゃんとあるんですよね。
“PIGEON WIDE PANTS”
Col : USED WASH
Size : 2, 3
Price : ¥ 60,500 TAXIN
新型のデニムパンツにもそんな思惑がとても強く表れています。
長年同じ作業台に向かうことで無意識につま先が内側へ向く、少し不器用な立ち姿をワイドシルエットで表現しているそうな。
それだけでこれを穿いている職人が歳を召した熟練の方だと想像できてしまいます。
背中を丸め、黙々と作業に向かう情景を想像するとそりゃデニムもこんな色になるよな。
そんな受け取り方ができてしまうほどに重厚な加工がされており、やはり加工の塩梅といえばrefomedは流石だなと。歳を経るにつれての重さがちゃんと表現されています。
て、これ色だけじゃなくて最大の特徴あるじゃないですか。と。
サイドシームが内側に向かってカーブしている。パッと見たらカーブデニムなのか?と思うようなシームの流れなのですが、違います。
シルエット自体は筒形のストンと落ちるワイド。refomedの作るワイドには一定の信頼を寄せていて、やっぱ良い形だなと思わされるのですが、そこに湾曲したシームが物語を添えている。
正に内側に向かっていくシームにそんなつま先の行く末を感じさせます。
sweater – “Cotton V-Neck Sweater“(着用サイズ4)
カーブデニムはO脚の人はとても似合いますが、そうでないと良い形にはなりずらい。僕がまさに後者なのでそういったパンツに出会うとその現実を目の当たりにさせられます。
しかしこれは違う。けどこのディテールのおかげてそんなムードだけでも拾えてしまうわけです。
jacket – “OVER SHIRT 3.0“(着用サイズM/48)
sweater – “SOFT FORM“(着用サイズ180)
ちなみにデザイナーの安藤さんは内股。お恥ずかしながらなテンションで教えてくれました。笑
作り手自身がそうだから物も物語も解像度がすごく高いんだなと、この話でとても腑に落ち、人の手で作られている暖かさを感じるからrefomedの服は面白いけど、着る側のリアルに馴染むのだと思いました。

(とってもrefomedらしいゴム素材のパッチ)
特にくどいようですが、デニムが大事なお店なので、軽率にデニムだからと選ぶことはしません。ピュアに上質なもの、突き詰めた普通、はたまたオリジナリティ。と選ぶ基準を様々設ける中で、refomedに求めることはリアルと変化。
当たり前に過ごせる普通の日々にちょっとしたスペシャルな気持ちをもたらしてくれる一本になってくれると思います。
最後に、商品名はピジョンワイドデニムと言いますが、ピジョンは鳩。
英語で内股を表すpigeon-toedから拝借しています。名前からこのお話は始まってたみたいです。
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1LDK annex 田代
September 28, 2026, 5:06 PM
Category: PICK UP
着たいから着ているへ。
これは来たと言ってもいいのではないのでしょうか、、、秋。
短くも楽しく、過ごしやすい季節。このくらいの天気だったらなと毎年思います。
こんにちは。1LDK annexの田代です。
みなさん、今年のメインディッシュは決まりましたか?まだだよという方ももちろんいらっしゃると思いますし、まだまだawはここから。焦らずいきましょう。
と言ってメインを。というわけではなく、今回はもっとリアルタイムなものとして紹介したいものがあります。
前シーズンからのテーマとして引き続き提案、着たいと思っているのが”ジャケット”
以前杉浦が紹介したこの辺り、とか18thの別注のこの辺り、などそれらしいものが散見されるわけです。もはや着たい(願望)、から着ている(実行)になっていると言ってもいいかもしれません。
個人的にもそう言えるくらいにしてくれたジャケットが今シーズン手にできました。
KANEMASA PHIL.
“46G Solaro Double Jacket”
Col : BLACK×BROWN
Size :M , L
Price : ¥68,200 TAXIN
何をするにもまずはの挑戦をしやすくするならやっぱりKANEMASAですね。なぜなら、すべてのアイテムをハイゲージのニットでやってしまうから。とにかく着やすく、手入れに困らない。あらゆるハードルを下げてくれるおかげで、これまでも皆様と僕たちのチャレンジを後押ししてくれた存在だと思います。
そんなKANEMASAの作るジャケットには以前から興味があり、形も含めてとてもいいなと、僕のセンサーは反応していました。ただ、それをするにはそのシーズンの色味が少々チャレンジングすぎてセレクトは出来ず、、、
今回満を辞して登場したのがこのブラック/ブラウンです。どういう色味?となるわけですが、これにもいつもの如くここの技術が詰まった生地になっています。
まず46ゲージのスーパーハイゲージツイルニット素材。
なんじゃそりゃ。ですよね。
まず46ゲージ。これは定番のシャツと同じゲージ数で、KANEMASAの持つ機械でないと編むことができないとても高密度なニットの数値。
しなやかで薄く、綺麗な目面のテキスタイルですね。端的にこれのおかげでいつ何時もシワにならず綺麗な状態で着れるというわけです。
定番シャツはそれをタイプライター組織にすることでシャツ然としたクリアな表情が特徴です。
このジャケットはツイルニットということで、イメージとしてはチノパン同様の綾目のある立体的な組織にしています。ジャケットという構成上、ちゃんとその様相を保つためにツイルの組織を選択しています。
このツイルを活かしてプラスワンすることで表記のブラック/ブラウンになるわけです。
それが二浴染め。
素材にはそれぞれ染まりやすい、成分や温度というのがあります。その染色度の違いを活かして、異なる素材を含めた生地を染め分けることで奥行きのある表情を求めることができる。そんな染色方法を使っており、裏はこのように茶色になっているのです。
今回の生地はポリ/コットン
ここも定番シャツ同様、見た目には天然繊維の風合いですが、物性を高めるための化繊の使い方。そして2種あるということは二浴染めができるということ。これを用いてブラックとブラウンに染め分けることで、まるで名作トレンチ顔負けの玉虫調の色ができるというわけです。
見た目にはブラックなのに、うっすらと覗くブラウンがとても小洒落ている。そしてブラックなのにスーツのようにかしこまったムードではなく、普段着としてとても取り入れやすそうな面をしている。
当たり前のように新しい生地を毎回やっているKANEMASAですが、本当に難しいことをやっていると思います。そのチャレンジの姿勢がとても好きで、毎度ワクワクさせられています。
常にお客さんに楽しんでもらう。そしてそのものがしっかりと高いクオリティを担保できていないとダメ。この両軸が伴っているからこそ産まれるものに僕は全幅の信頼を置いていますし、みなさんに自信を持って紹介できる理由でもあります。
さぁ、そんなジャケットどう着ようか。
shirt – “Broad Cotton Wide Shirts“(着用サイズM)
denim – “ENST DENIM TROUSER“(着用サイズ30)
まずは今の気温に合わせてシャツから。たくさんシャツを入れているのでカットソー合わせよりもシャツをオススメしたい。ジャケットが抜けたシルエットなのでシャツ合わせも硬い雰囲気にならず、でもちゃんとしてるアダルト感を演出しますね。
sweater – “Goldencash Pullover“(着用サイズ3)
accessory – “drawstring key crochet(CABO)”
時期が進めば大好きなニットで。特に今年のGCは厚みが減ったおかげでこういった羽織との組み合わせがリアルにとても想像しやすい。実質ニットonニットなんでノンストレスすぎて最高です。
inner – “PE warm pile stand zip“(着用サイズL)
ジャケットを着れるようになってきたので、今冬やりたいのがハイネックインナーの合わせ。タートルネックとかではなく、あくまでハイネック。フロントが空いてるタイプでTシャツに羽織るようなものをそのまま冬場はインナーに。
個人的にこれも買っているand wanderの薄パイルジャケット。アウトドアブランドだけあって薄いのにミッドレイヤーで相当な保温力を発揮してくれるので、ジャケットメインのスタイリングの息も長くしてくれそうな一枚。色も刺したくてライムイエローにしましたがこれもまた良い。
そして全てに共通させているのが同じデニムということ。今回はインナーの変化だけで11月くらいまでのスタイリングの参考になったらと思います。というより自分がこんな感じでいきたいなというままをしただけとも言えますが、、、笑
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1LDK annex 田代
September 26, 2026, 6:20 PM
Category: PICK UP
根っこ。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
毎シーズンの立ち上がり時期にこのブログを書く習慣がついてきました。
形は変わらず。伝えたいことも解像度はあがれど変わらず。シーズンを通して満足感のあるこのシャツに対しての想いも変わらず。でも、値段は上がってしまいました、、。
ANOTHER ASPECT
“SHIRT 4.0”
Col: Light Blue / DARK GRAY / BROWN CHECK
Size: S / M
¥42,900 tax in
着丈は程よく短めで身幅は比較的ゆとりがあり、肩からのラインが秀逸で、シャツ感もジャケット感も演出できる万能な形。大ぶりな襟、ボタン、ポケットなど要素を挙げれば全てなんじゃないかと思えるほどカジュアルなのに、、っていうシャツです。
日本人が制作されるシャツよりも肩幅を合わせにいきつつ、リラックスしたフォルム。言葉に起こすと淡白な表現ですが、あくまで綺麗なシャツとしての見えツラを求めて、砕けた?と言うか、大袈裟に言えばカットソーを着てる感覚にもなりたい。
そんな時に出会ったのがこのシャツです。
一丁前にシャツに対してこだわりをツラツラと話せるほどシャツ歴は無いですが、僕ほどシャツ苦手だったやつが抵抗感なく買い足せて、自信を持って人に勧められるバランスを見つけることができた喜びと今までの皆さんの反応に自負を感じています。
シャツに求めている清潔感や色気、知性みたいなものに、なぜか小っ恥ずかしさを覚えて逃げていたのを思い出しましたが、今ではフツーの顔しながらいろんなシャツを羽織れるようになったのもこのシャツのおかげ。
ですのでこのアイテムは、僕にとって最もニュートラルなシャツ。
拠点は、デンマーク・コペンハーゲン。ビジネスシーンでフォーマルなスーツを着る文化が日本よりも弱く、役職や立場を服装で強く示すことよりも、フラットで自然な部分を尊重する国です。
そんな彼らが思い描く、現代に則ったクラシックなスタイル。
提案されているシャツ、ジャケット、アウター、ニットなどの基本は、カジュアルなスタイルに合わせるためのもの。
165cm / Col: DARK GRAY / Size: S
スローファッションを掲げる彼らのコレクションは、原材料・製造工程に比重を置き、不良在庫の生地やデッドストック生地、リサイクル素材、オーガニックコットンなどをベースに展開。
その中でこの”SHIRT 4.0″の生地は毎シーズン、デッドストック生地だけで提案されています。
私たち消費者に、「より良いものを少なく。本当に自分にとって必要な物なのかどうか。」そんなファッションとビジネスというジレンマを抱えたカテゴリの中で模索する彼らに、僕は好感を抱いています。
カラバリで生地を変えていて、今シーズンどんな生地が提案されるのか心待ちにしていましたが、このグレーは起毛感のあるコットン。
肌触りがとんでもないくらい良いんですが伝わらないので、生地スワッチを気になっている人に送りつけたい。無理なんですけど。
コットンカシミヤの質感が一番近いです。ふわふわで奥行きがある感じ。最高です。個人的にこれが一番好き。
とりあえずシャツ探していたら迷わずこれを僕からはおすすめします。
159cm / Col: BROWN CHECK / Size: S
こちらのチェックは、少しシャリ感のあるイタリアンデッドストックのコットン。(今回は3色ともイタリアのデッドストック生地)
彼らが選ぶチェックには安心感があって、ほぼほぼヨーロッパの生地なので鈍臭さすぎずにスッキリ垢抜けた印象です。いや、ちょっと鈍臭いか。その少しのほっこりさが、インナーにした時のバランス感を担保してくれている気がする。
シンプルに色の重ね方がめちゃくちゃ上手なんでしょうね。イギリスよりもイタリアの方が美意識があったかいイメージで、重さよりも洒落が効いたような。そんな感じのシャツです。
180cm / Col: BROWN CHECK / Size: M
この時期に提案するアナザーのシャツの良さはインナー使いです。ディテールも含めてシャツ自体にジャケットの匂いも感じるので、シンプルに主張を残すシャツをアウターで包むのが好みです。
質素でも、華美でもなく。僕にとっての”適切”を体現するインナーでもあります。
180cm / Col: Light Blue / Size : M
最後のカラーはブルー。素敵な色です。
生地感はグレーとチェックのちょうど中間くらい。皆さんが想像するフニャッとした柔らかめのコットンです。
私たちがよく春夏に提案するサックスとは毛色が違い、ちょっと燻んだライトブルー。この色こそ秋冬にお勧めする価値がある色味かなと。
僕の私物やお店のラインナップを含め、アウターは暗めの色が多い内容になっています。そんな時にこれです。
うん、良いです。
シャツ挟むだけで街着としてのクオリティが一段上がりますね。無理をしなくて良いシャツ限定ですが。
ワークなのか、クラシックなのか、ダル着なのか。
僕としてはダル着の延長でシャツを羽織りたいですが、たまにかっこつけたい日もあって良いかも。と思わせてくれるのがシャツだと思います。
監督に目線を送り出場機会を伺う選手のように、ギラギラした内なる熱を持っている気がする。そんな人、起用しちゃいますよ。っていうことの繰り返しで、週何回着てんのこのシャツ。
180cm / Col: Light Blue / Size : M
とあるインフルエンサーが購入して紹介されたことをきっかけにANOTHER ASPECTの認知が広まり、紹介された同じアイテムの問い合わせや購入が続出していました。
嬉しい反面、複雑な気持ちでもあります。
本当に着てくださるかな。とお節介な気持ちが湧くくらい、対応させていただいた方達の体型やお話を聞いた限りのライフスタイルのアンバランスさが頭でよぎってしまって。(ルッキズムをしているわけではなく。僕自身もチビでがっしりしているので、人のスタイルにとやかく言えるほど服は似合わない。)
まぁ、ファッションなので良いんですけど。良いんですけど、180度自身のスタイルを変えるトライをするブランドでは無いよとだけ伝えたいです。
必要なモノを、必要な分だけ。
消費に対してのアプローチを繊細に捉えている彼らに、買って・売ってをフルスピードで行われる事態。
こうやって現代の消費って行われているんだなと改めて感じた瞬間でした。
私たちは、かっこいいと思う物をこれからも提案させていただきますが、それを着たからといってかっこよくなるわけではありません。かっこよくなる手助けをしてくれる存在です。
こういう服着てる人は、余裕を持って人に接することができるよな。とか、コレ着てて知らない人にタメ口だったらめちゃくちゃダサいな。とか。まぁそんな人は何着ててもダサいんですけど、振り返るきっかけをくれると言うか。
“形から入る”といったところでしょうか。ネガティブな意味で囚われがちですが、僕は褒め言葉だと思っています。洋服がきっかけでそういった考えを選択肢として持つことができたら最高です。
人間、実際に思ってなくても行動に移したり、言葉に発してみたり、それをやり続けるだけで、そう思ってくるんです。
明日から皆さんもこれを反復していきましょう。
お年寄りには優しく。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 杉浦
September 19, 2026, 2:51 PM
Category: PICK UP
HERILL GC
連日の雨。愛知、特に名古屋はいろんなところで浸水被害が出ておりましたが、annexは大きな被害もなく元気に営業しております。ご心配いただいた皆様ありがとうございました。
自然の力は偉大と言いますか、決して避けることのできない事象が時に起こることもあります。いつ自分の身にも降りかかるか分かりませんが最低限の準備はしておくべきですね。皆様もお気をつけて元気に暮らしていけることを願っています。
こんにちは。1LDK annexの田代です。
とはいえ、悪いことばかりに目を向けていては気が滅入ってしまいます。連日の雨のおかげで気温は下がり始め、時折覗く晴れの日に少し強まる秋の匂いを感じて、気持ちの高揚が。
合わせて連日の入荷でお店の全てが秋冬物になり、オンシーズン寄りだったのがもっと先に向けてのスタイリングまで組めるようになってきて、服好きの一人として純粋にとても楽しい!!と感じる瞬間が増えてきました。むしろ日々。
今日はその中でも、みなさん待ってたであろうこいつをいかせていただきます。既に販売も開始しており、インスタのストーリーにサラッと流しただけですが、敏感にキャッチいただける皆様はさすがで、既にゲットしていただいた方が何人も。
HERILL
“Goldencash Pullover”
Col : NATURAL / RED / GRAY / BLACK
Size : 1 , 2 , 3
Price : ¥91,300 TAXIN
“Goldencash Cardigan”
Col : NATURAL / GRAY
Size : 2 , 3
Price : ¥102,300 TAXIN
annex秋冬の風物詩であるゴールデンキャッシュが入ってきました。
今年はクルーで定番のナチュラル、シーズンによって微妙な色味が変わるグレー、出たりでなかったりのブラック。そして待望のレッドの4色展開。漏れることなく全色いきました。お好きな色をどうぞ。カーディガンは訳あってナチュラルとグレー2色。これは後ほど。
裏話的なところで行くと、今シーズンは制作の段階でいつものような採取量を確保することが難しかったみたいです。なのでクルーとカーデは昨年から登場した少し薄いタイプのみで登場しました。薄いとはいえこれの特徴であるギュンギュンに詰まったカシミヤのおかげで暖かさはしっかり担保されていますのでご安心ください。
昨年なぜこのハーフができたかというと、それは採取量ではなく、昨今の暖冬によるところが大きかったそうな。ここ数年極端に寒くなるのが遅くなったため、早い時期からゴールデンキャッシュを着用するために敢えて少し薄いタイプを作ったと。今の日本の冬ならこれが適切ですね、とその時に応じてちゃんとアップデート、対応をしているのがさすがでもあり、大島さんの率直な感覚がちゃんと反映されているんだなと感じられます。
そんなリアルが僕たちも心地よく、やっぱりannexのみんなゴールデンキャッシュが大好きになっているしなるんですね。
それをお客様も感じて、今となっては当たり前に根付いて、リピーター、買い足しが毎年いらっしゃるのも頷けてしまいます。
もし初めての方がいらっしゃれば”ゴールデンキャッシュとは”で一度調べてみてください。わかりやすくなんぞやの回答が書いてありますので、ここでは敢えての説明は割愛。
今回は全色揃っているうちにと、スタッフそれぞれのスタイリングを撮ってきました。秋冬の着こなしのイメージとしてまず写真から想像して楽しんでください。
denim -Olga Basha “Petra(Mid-rise)“(後日サイズリストック予定)
denim – UNIVERSAL PRODUCTS. “5POCKET BUGGIE DENIM PANTS”
skirt – MY___ “ASYMMETRIC PLEATED SKIRT”
pants – coming soon
先ほどのハーフになったということで、久々にこれがリアルにできるのでは?と思い、カーディガンをセレクトしました。もちろんアンサンブルでの着こなしがしたかった。
単品はもちろんですが、これでしかできない極上のアンサンブルは重アウターいらないかも?と思えるほどの安心の温かさと着心地。天然の機能繊維と呼ばれるカシミヤの持つ体温調整機能によって、過度な保温もなく、室内外問わずストレスフリーで過ごしていただけます。
このアンサンブルをするならば、限りなくカシミヤの風合いの良さが分かる色味が良かったため、冒頭の2色でのセレクトとしています。
今でこそカシミヤは冬の衣類の選択として当たり前になってきているように感じますが、数年前まではもっと手の届かない存在だったように思います。そもそも作っているところが少ないし、高級繊維=デリケート、なイメージで気兼ねなく使うことは難しい。みたいな。
それを180度変えたいくつかのパイオニアの一つがHERILLのゴールデンキャッシュだと僕は思っています。
高級繊維であるので決して安くはないですが、その代わり毎日着て洗っても問題なく、そうやって繰り返すことで服が、ましてや毛のニットが育っていくなんて、誰が想像できたでしょう?買って手放してのサイクルではなく、長く共に歩んでいく服を最も体現していると思います。
洗うこと自体は自己責任ですが、実際に何年も使っている私たちや、お店で買ってくれているお客さんたちも洗って育てて、を繰り返し、ゴールデンキャッシュが着れる頃になるとそれの成長を見せ合うなんてのも、時期が来ると当たり前になっているくらいに、みんな気兼ねなく使っています。
僕たちはそんなお客さんの私物と、そして冬の展示会に行くと大島さんがゴールデンキャッシュセットアップでいる姿と毛の風合いを見て、毎度やっぱりいいな、、、と感じさせられています。
そんないいな、、、を皆さんと共有できたら嬉しです。
書きたいことがまだありますが、あとは店頭で聞いてください。遠方の方でわからないことがあればDMいただければと。
それではこれにて、annexのカシミヤを始めます。この辺りも紹介できたら、、、、タイミングで。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 田代
September 16, 2026, 5:27 PM
Category: PICK UP
26AWの看板。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
来た。
よし来た。
今年の2月頃、26AWの annex を象徴するアイテムに出会いました。
昨年頃から、シャツやニットに改めて目を向け始めて、annexのラインナップにはそれらがスタイルのメインとして店頭に。
少しずつその艶やかな色気を放つアイテム達に対して抵抗感はなくなり、今ではもう日常着。
そうドヤ顔で言える今、次はこれです。
ENCOMING “RELAXED DOUBLE JACKET”
そうです。ジャケットです。
いいよなぁ。これ。
お店に到着して、記憶が薄れていたこのジャケットの良さを再確認。
やっぱ間違いなかった。
もちろん分かってます。アウターとして活用するジャケットのハードルの高さ。
カジュアルなスタイル、もっと言えばブルゾンが大好きなのは、来てくださっている皆さんを見れば嫌でも感じます。
実際、僕自身もそちら側でしたし。
そんな考えを凌駕する “ジャケット” というアイテムのパワー。
衣服と共に生活する私たちの細胞が、かっこよ。と叫んでいる気がする。
柄にもなく、街に出向きたくなる高揚感を携えて、僕のちっぽけな偏見を打ち払ってくれました。
着用サイズは、大久保(159cm / size S) , 杉浦(165cm / size S ) , 田代 (180cm / size M) 。
とはいえ、高揚感で僕の身長が伸びるわけでもなく。以前として高貴なハードルは抱えたまま。
それを捨てる、少しばかりのこだわりはこのジャケットにはあります。ストレートなジャケットは今でも苦手なので。
形は初期で提案されていたものをベースに、デザイナーの加藤さんが思う”今”のディテールやバランスに。
この”今”という表現は、時代をなぞるようなモノではなく、自身の生活に対してだと勝手に解釈しています。取り巻く環境の中で、アップデートされた感覚。僕ら(市場)が求めているのかは定かではないライン。
よりリアルになればなるほど高揚感は薄れ、リアルから離れると愛着は無くなる。(着なくなるから。)
大ぶりなラペル。カジュアルなポケット。インカミングが制作するジャケットの良さはこういったバランス感覚にあると思います。
厳密に言うとパターンもかなり特殊。というか、パターンが一番味がする部分かもしれません。華奢な見え方をするのに着用感はリラックスしている。
インカミングを一言で伝えるとしたら、ジャケットを着てみて。と伝えます。
英国テイストのパターンを日本人が手がけることで生まれる現実味を帯びたワクワク感。これ以上ない肩幅のバランス、身幅、着丈。どれをとっても加藤さんらしいなと感じます。
↑これが初期のジャケット
個人的に最も良いと感じたポイントは、この生地です。
背中を預けれるようなカルゼツイードの重厚感と、それを裏切る軽さ。そして、この畝が最大の魅力。
仮にメルトンの生地に当てこんでいたら、艶っぽくなりすぎて困ります。ジャケットに感じる嫌味がモロに伝わってくる。
パターンは現代的と言いつつも、こういった生地でトラディショナルな空気を残すのはインカミングでしかなし得ないやり方だと思います。
実際にイギリスで生活されたリアルな肌感であったり、美意識であったり。生活しなければ分からない説得力をこういった生地の選定で表現されているのかなと。
僕の根本はリアルクローズ主義で、カジュアルベース。
ゼロからイチを衣服で表現するよりも、イチがジュウやヒャクになってくれたら気持ちがいいな。と思うタイプです。
どっちかと言えばゼロに近かったジャケットをイチだよ。と伝えてくれたのはこのインカミングのジャケット。もっと言えばこのタフな生地のおかげで、ブルゾンやカジュアルな羽織りのような感覚にもなる。
アウター然とした面構え。ヘヴィなパーカーやニットも難なく包み込む。
着込めないことを心配しましたが、ゆとりのあるパターンのおかげで一安心です。僕の場合は、へリルのゴールデンキャッシュをインナーに着たら全てが事足りるので、この手のアウターでインナーにお困りならへリルのゴールデンキャッシュ一択です。本当に暖かい。
首元が寒ければ、襟を立ててマフラーで覆ってください。ボタンを止めずにパンツのポケットへ手を滑り込ますのがかっちょいいです。
先にアウターを決め込んでしまえば、ゆくゆくの買い物もスムーズかなと。アイテムを買い足すときに、コレはアレに合わないな。と衝動買いを阻止できるかも。
このブログで言いたいことは、今年はこれです。と言うことでした。
ジャケットをベースにインナー、シューズ、アクセ等々、皆さんにおすすめします。
ENCOMING
“RELAXED DOUBLE JACKET”
Col: BLACK
Size: S / M
¥94,600 tax in
週末(9/12) の13時から店頭とオンラインで販売開始します。
あー早く皆さんにジャケットスタイルを提案したい。今シーズンは、今までより直感や気分を反映させたラインナップです。改めて、純粋な気持ちを優先してみました。詳しくは店頭で。
生活が変わり、スタイルが変化してもこの気持ちは忘れず。洋服が持つ魅力を皆さんに伝えられたらなと。
では、店頭でお待ちしております。
○お問い合わせ先
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1LDK annex 杉浦
September 9, 2026, 6:00 PM
Category: PICK UP
Someone essential
先日とある雑誌の撮影をannexにてしていただきました。次の号の特集が”デニム”ということで名古屋であればannexをとご紹介いただいた経緯で。
こんにちは。1LDK annexの田代です。
そう”デニム”。1LDK annexとして外せない、大事なベースアイテムです。脈々と受け継がれたDNAは今なお健在であり、そうやって続けてきたことでみなさんからもannexに行けば良いデニムがある、とそんなイメージをいただいてるのではないかと思います。
最近は新しい試みとしてスラックスに挑戦したり、時期に合った素材のものであったりと提案していますが、根本は変わらないです。結局困ったらデニムを穿きますし、セレクトをする段階でもデニムとの相性は絶対に考えます。
なんでも合うからこそ、その時々の気分や提案したいスタイルを反映させながら飽きの来ないように共に歩んでいけるデニムのスタイルを。ご飯でいう白米みたいなもので、annexの中で特に白米といえばやっぱりこれではないでしょうか。
UNIVERSAL PRODUCTS.
“5POCKET BUGGIE DENIM PANTS”
Col : VINTAGE WASH / VINRTAGE BLACK
Size : 1 / 2 / 3
Price : ¥31,900 TAXIN
ユニバーサル(以下UP)で継続的に提案している5ポケットのバギーシルエットデニム。
UPでも昔からデニムは作り続けており、これもまた、その時々の流れで少しづつアップデートやマイナーチェンジを加えながら今はこの形に落ち着いています。
ストンと落ちるストレート気味のシルエットながら、裾に少しだけテーパードを入れることで無駄なもたつきをなくし、綺麗にクッションが乗っても良いように設計されています。あと裾を引き摺りにくい。ここ大事。
白米というだけあって、特徴は”the 普通”
デニムはたくさん世の中にあれど、今の基準でここまでニュートラルなデニムは逆に見つけるのが難しいのではと思います。
故にその着こなしも十人十色であり、どのサイズを選ぶのか、どんな合わせをするのか。その自由さがデニムの良さであり、その自由を得るためにアクが強くないことがより求められるのだと思います。そのアクが一切ないのがUPのこれだと言えるでしょう。
Levisのシルバータブをイメージしながら少しの野暮ったさを残しながら限りなくクリーンに持って行ったのがこの一本。元ネタを踏まえるとルーズに穿くのが一つの正解ではありますが、僕は腰位置上めで綺麗な印象になるように穿くことが多いです。
なのでサイズ3を選びます。高身長の方は丈問題が全くなくなるので参考にしていただけると。
今期はヴィンテージウォッシュが無性に気になっているので今回はその2色にて。
jacket – INNAT “HAND-DYED BOMBER JACKET“(着用サイズ2)
knit – HERILL “Goldencash Pullover” (着用サイズ2)
denim – UNIVERSAL PRODUCTS. “5POCKET BUGGIE DENIM PANTS“(着用サイズ3)
本格的なアウターや、aw風物詩のゴールデンキャッシュを合わせて。先が楽しみになる店内様相になってきて、デニムの着合わせもたくさんしていただけます。(ちなみにゴールデンキャッシュ入ってきました)
popupをさせていただいたINNATからもとても楽しみにしていたピンクのMA1が。これもまたどこかのタイミングで紹介させてください。ピンクという聞こえに反してとても着やすい。むしろ着たくなってしまうような色味が、ウォッシュのブルーデニムと相性抜群でテンション上がってしまいますね。
jacket – ENCOMING “RELAXED DOUBLE JACKET” (着用サイズM)
cardigan – ANOTHER ASPECT “CARDIGAN 2.0“(着用サイズL)
denim – UNIVERSAL PRODUCTS. “5POCKET BUGGIE DENIM PANTS“(着用サイズ3)
インディゴだけがデニムじゃないです。ブラックのウォッシュは個人的に好物。ソリッドになりすぎず。今年推したいジャケットスタイルには欠かせない色だと思います。たまにはカッコつけても良いじゃないかと言わんばかりにオールブラックな日も。
今年の一番おすすめと言っても過言ではないENCOMINGのジャケット。これは近日杉浦がブログで紹介するのでお楽しみにください。ひと足先に色々スタイルを組んで楽しませてもらってもます。良いですよこれ。
ちなみに冒頭の雑誌は『OCEANS』
今月末に発売の号でその特集があるみたいなので、書店で見かけたら是非手に取ってみてください。デニムスタイルの参考にもなると思いますので。
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1LDK annex 田代
September 6, 2026, 6:46 PM
Category: PICK UP
腹八分目。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
今シーズンからお取り扱いをスタートした、Blanc YM(ブラン ワイエム)。
ブランドの概要、デザイナー宮内さんの考え方、お店として提案させていただきたいと思った訳などは、こちらのブログにありますのでぜひ読んでみてください。
僕がブランワイエム(勝手に省略してブランと呼ぼう)に抱いた最初の印象は、満足感でした。
良い料亭に行った時にちょうど腹八分目で食事が終わる感じ。満腹でもお腹が空いているわけでもない、欲張ってどっかデザート食べに行こっか。と思える感覚。
物足りないではなく、ちょうどいい。
現代の洋服において、この感覚になれるブランドは少ないと思います。
個性を追い求めて、圧迫感のあるコンセプトになり、そういった服を着ると”そういった服を着ている人”になる。
いわゆる満腹状態。
その点ブランの洋服を纏っても何者にもなれない。
シャツなのか、ジャケットなのか、アイテムを断定できない曖昧なラインに包まれた物は、自分にお茶を飲んで落ち着く余白を与えてくれる気がする。
なんかめんどくさいからそんな気張らずにテキトーでいいよ。と言いいつつ、平気な顔をして面構えの良い素材で居座っている。
なんかよくわからない。 それが良さなんだと思う。
Blanc YM
“Cupro Nylon Browsing Pants”
Col: Gray
Size: S / M
¥37,400 TAX IN
まず一発目はこれでしょ。と言わんばかりにテロテロシャカシャカパンツ。
秋冬の新作と言いつつ、このまま穿いて帰れる薄さ。
なんだか時代を感じますね。服を寝かさずに新作を楽しめる時代。いいね。
ジャケットの裏地に採用されることが多いキュプラの光沢とトロッとした落ち感に、ナイロンの芯のあるシャリ感が合わさった福井県の生地です。
ブランの生地を説明するときに日本の産地の名前が多く上がる理由は、できる限り自分で足を運んで判断できるから。ちょうど良さを提案できる裏には、生地の出来不出来がストレートに直結すると思っているので、そういうことかなと勝手に解釈。
この独特な色味は山形県の加工。
精錬染色加工という、糸や生地に本来含まれている油脂分などの不純物を取り除いた状態で染め上げる方法を採用しています。吸水性や染色性を高め、製品に美しい発色と、今の時期からでも着用できる機能性や奥行きのある風合いが与えられます。
想像するイージーパンツよりも品があるし、スラックスよりも砕けている。この変なバランスは、ブランが得意とする形。
今シーズンでは1型だけ真面目なトラウザーズがありましたが、それ以外は全てイージー仕様。
もちろん真面目なトラウザーもセレクトしていますが、初めてブランを知った方はこのイージー型を強くお勧めします。
生活感を出さずに、楽さと上品さを生み出せるパンツ。
より自身の生活に馴染んでくれるはず。
最近は、気の使い方が上手なブランドさんに目が行きます。せっかく買ったなら擦り切れるまで使いたいし。
お店を見ていると分かりますが、半年のサイクルで消費を考えるものづくりよりも、消費がもっとスローになるラインナップで annex は構成されています。
一生モノです。とかしょうもない事を言っているわけではなく、気分が変わっても数年後、また着に戻って来れるような服を提案したい。
そのために不可欠なことは、プレーンであること。
だからこそ気の使い方に目が向きます。
共生地でジャケットもお勧めです。セットアップできるならセットで持っておいて損ナシ。カーディガン?シャツ?ジャケット? なんかよく分かんないけど、まぁいっか。
一重仕立てなので、こちらも即戦力。
朝、着て出掛けて夜に帰ってきて、ハンガーにも掛けずにソファに置いて、また翌日羽織って出かける。
そんな”無”なアイテムです。いやもはや”有”なのか。
まずはこの一本からブランの魅力に浸ってくれることを願います。
入荷ラッシュで紹介が追いついていないですが、とりあえず店頭来ていただければ何かしらビビッとくるものがあります。あるはずです。なかったら田代に文句言ってください。
では、店頭でお待ちしております。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 杉浦
August 28, 2026, 1:39 PM
Category: PICK UP
























































































































































