シャツは何枚だって欲しい。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
僕らはシャツが大好きです。
春はシャツ1枚で、夏は暑さ我慢のショーツ合わせ、あっという間に過ぎ去る秋も存分にシャツを楽しみ、冬はニット・羽織りのインナーで。
なんだかんだでシャツを1年中着ています。それくらいシャツが好きで、僕らにとって欠かすことのできない絶対的な存在。
そんな安心感のあるシャツが、安心感のあるユニバーサルプロダクツから2型届きましたので、まとめてご紹介していこうと思います。
< UNIVERSAL PRODUCTS >
“THOMAS MASON B.D SHIRT”
Size : 2 / 3
Price : ¥23,000- (¥25,300-tax in)
TOMAS MASON社のファブリックを使用した新作のボタンダウンシャツ。
パリッとしたハリのある上質な生地で、細ピッチのストライプは品がよく綺麗な色の出方に目を惹きます。
“トーマスメイソン”というファブリックメーカーの名前を一度は聞いたことがある方も少なくないかと思います。
産業革命真っ只中の1796年に誕生したシャツ生地メーカーでロイヤルワラントを享受する由緒正しき英国の伝統的な名門です。
これまで個人的にトーマスメイソンの生地を使用したシャツは何枚も買ってきましたが、着心地はさることながらガサツな自分が着倒しても全くくたびれることなく頑丈な作りが一番好きなポイントです。
むしろ洗い込むほどに色味が落ち着いてきて、生地も柔らかくなるので体に添った包み込まれるような着心地へと変化していきます。
今回のUPで使用している生地もそうですが、トーマスメイソンは高級シャツで使用される100~140番手程の細番手を得意としていて、2本を撚り合わせた双糸にしているので耐久面が群を抜いています。それに加えてコットン100%ながらシルクのようなすべすべとした手触り。英国王室御用達というだけでも容易に想像できますが最高品質が保証された安心感のあるシャツです。
168cm / BROWN / Size 2
178cm / GRAY / Size 3
168cm / NAVY / Size 2
そもそもですがボタンダウンシャツといえば、米国で最も古い紳士服店であるブルックスブラザーズを思い浮かべますよね。
これはイギリスの上流階級がたしなむポロ競技で騎乗して疾走する際に、風で襟がパタパタと動かないようにボタンでとめたユニフォームを着用している選手から着想を得て誕生したものと言われています。
今やビジネスシーンから日常使いまで幅広く普及したシャツの代名詞な訳ですが、今回のこのユニバーサルのシャツは綺麗目、カジュアルのどちらのスタイルにも振れるようなオーバー過ぎないパーツパーツで緩くした曲者ドレスシャツのような仕上がり。
僕ら自身もカジュアルに着ることが圧倒的に多いので、写真にように軽く腕まくりスタイルが多くなります。その時の溜まりすぎないけど、タイト過ぎない。このバランス感がものすごくちょうどいい温度感になっています。
ここのバランス感に関しては、言葉や写真だけでは伝えづらい部分ではありますが、ここがこうだったらもっと着やすいのに。みたいな日常使い目線で洋服を提案し続けているユニバーサルだからこその着易さはお墨付きだと思います。
そこまで大振りなサイジングではない分、冬場のニットのインナーやレイヤードする時にもアームホール部分のもたつきは起こりずらいので、平たい言葉にはなりますが、生活する上でのストレスは少なく、それでいて一枚着ておけばちゃんとして見える。そんな洋服です。
昨今の各ブランドの洋服、全体図を見てみると、90年代のアメカジ要素を含ませたアイテムが多くなってきているように感じます。
さて、この辺りでもう一型のご紹介を。
< UNIVERSAL PRODUCTS >
“SOKTAS FLANNEL CHECK SHIRT”
Color : YELLOW CHECK / NAVY CHECK
Size : 2 / 3
Price : ¥22,000-(¥24,200-tax in)
こちらは先程とは打って変わって、動きのある柔らかな着心地。
世界有数のブランドが信頼を寄せるトルコのファブリックメーカー”SOKTAS”のスモールタータンチェックコットンフランネル地を使用したシャツです。
トーマスメイソンに比べてあまり聞き馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、ソクタスは紡績から染色、生産、仕上げまでを一貫した管理のもとで行っていて、素材のスペシャリストです。
フランネルとはいっても、古着でよくみるような毛足の長いゴワっとした起毛ではなく、弱起毛といった感じのきめ細やかなすべすべな肌触りに仕上がっています。
168cm / NAVY CHECK / Size 2
肩周り、アーム、着丈にゆとりをもたせた一着。生地感も相まって柔らかい優しい印象の洋服です。
チェックのシャツは配色、チェックの太さ、その組み方次第で見え方がガラッと変わるので、個人的には正直難易度が高めです、、、
ただこのシャツはすんなり受け入れることができました。パターンからくる緩いフィット感も一つの要因だと思いますが、スモールタータンチェックというチェックを使用しているところが自分にとってすんなり受け入れることができたポイントな気がします。
タータンチェックといえばスコットランドの民族衣装キルトを彷彿とさせますが、このシャツで使用しているものとは明らかに異なります。
タータンチェックは、太さの異なる帯を組み合わせてできた柄のことを指し、帯と帯を交差させる。言ってしまえばとても単純な模様なのですが、このチェックの組み方を小さくすることで、チェックだけに目がいかないような目立ちすぎない馴染みのいいい色使いで仕上げているところが絶妙です。
それに加えて、先程もお話しした若干の起毛によるふっくらとした柔らかさ、色味のマイルドさが着やすさに繋がってきています。
この辺りが古着っぽいけど探しても古着では見つからないような、そんなバランスに仕上がっているポイントな気がしています。
178cm / YELLOW CHECK / Size 3
秋口は一枚で着ることが多いと思いますが、一番洋服のレイヤードを楽しめる冬になればこんな感じで、シャツのチラ見せもしたいですね。
NAVYもYELLOWもどちらも暗めのトーンで仕上げられているので、秋冬のヘビー級な生地にも負けることなく、差し色として活躍してくれそうです。
冒頭でもお話しした通り僕らはシャツが大好きです。
シャツは何枚だって欲しいし、何枚持ってたっていいと思っています。
ただ、シャツであればなんだっていい訳ではなくて、一つ一つブランドによって視点が違い、注目しているポイントが違うから面白いんです。
全くタイプの違う2型ですが、どちらも違った魅力が詰まっています。
だんだんと涼しくなってきたのでシャツイチで過ごすことができる秋はもうすぐそこです。
秋のスタートダッシュを切る準備はできていますか?
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1LDK annex 金澤
September 17, 2022, 10:52 AM
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