1LDK kyoto

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premio gordo Order exhibition at 1LDK

– 1LDK kyoto –

Date: 2025.1.18(Sat.) – 1.26(Sun.)

– 1LDK AOYAMA –

Date: 2025.2.1(Sat.) – 2.3(Mon.)

こんにちは。

1LDK kyotoの細見です。

今日からpremio gordoの受注会を開催します。

会期は上記の通りで、京都と青山を巡回で行います。

受注会の大まかな概要に併せて、デザイナー戸松氏へのインタビューもONLINE STOREの特集ページにて公開していますので、是非そちらもご覧ください。

 

今回は新型・新色をラインナップに加えての受注会となります。

昨年に新作発表のお話を伺ったときから、一番最初にお披露目の機会をいただきたいとお願いしていて。

個人的にも楽しみにしていたので、ぜひ皆様にも見にいらして欲しいです。

 

毎度ギリギリですが、前情報としてご案内させてください。

“Fala(ファラ)”

COL: 

BLACK ¥75,900 TAX IN

WHITE ¥85,800 TAX IN

D.BROWN ¥101,200 TAX IN

SIZE: 22cm〜27.5cm

これが新型の一つ”Fala”。

ボロネーゼと呼ばれる袋仕立ての製法で製作されたスリッポン。

踏まずの前部には中底がなく包まれるような足心地が特徴で、カラーは3色展開になります。

それぞれ異なる革を使用していて、BLACKはイタリア・インカス社のカーフレザー。光沢は控えめ。

アウトソールとのコントラストも少し力の抜けた印象で、カカトを踏んでの着用も可能です。

WHITEは姫路のタンナーが作る、牛革に漆の特殊加工を施した桟革。

黒桟革は『革の黒ダイヤ』という異名もあって、戦国時代には大将クラスの甲冑にも使われていたらしく。

そんな重厚なイメージから一転して、白は柔らかで軽快な雰囲気。

この日たまたまスタッフの山田さんが穿いてて、コーデュロイと合わせるバランスも良いなと、ふと。

そしてD.BROWNには、高級手袋に使われることも多い希少素材ペッカリー。

靴に使用されることは珍しく、とても足心地の良い贅沢な一足です。

ミニマルなデザインに革が活き活きとしてどれも魅力的なのですが、

個人的にはこのD.BROWNがとてもかっこよく、密かに自分の分もと思案してて。

WHITEとD.BROWNは希少な革を使用しているので来季以降の生産は確実でなく、受注会でのみご注文可能なカラーになります。(黒は通常展開予定。)

あとサイズ選びについては、先芯・踵芯共になく許容度も高いので、ジャストかハーフアップがお勧め。

ユニセックス展開となるので女性の方にもお試しいただけたら嬉しいです。

“Soren(ソレン)”

COL: BEIGE SUEDE / CAMEL

SIZE: 22.5cm / 23.5cm / 24.5cm / 25.5cm / 26.5cm / 27.5cm

¥64,900 TAX IN

もう一つの新型”Soren”。

マッケイ製法と出し縫いによる、ボリューミーで大胆な印象のクロスサンダル。

こちらもFala同様にユニセックスモデルです。

特集ページでも少し話してますが、工房に革の切り回しが散らばっているところから着想を得て製作されています。

アッパーにCM(キャメル)はラクダ革、BGS(ベージュスエード)には牛スエードを使用していて、中敷を敢えて敷かない仕様。

革の経年変化と、自身の汗ジミが靴のデザインとなっていく様もお楽しみいただけます。


※牛スエードの方はサンプルから変更があり一段階明るくなります。

足入れは少し余裕もあるので、実寸かハーフサイズダウンくらいがちょうど良いと考えています。

納期は新型2つとも6月中旬予定ですので、このタイミングでオーダーいただけると今年の夏前には履けるかと。

ますます自分を説得するのが容易くなります。

“Amanusa(アマヌサ)”

COL: D.BROWN / BLACK

SIZE: 24.5cm〜28cm

¥132,000 TAX IN

ここから新色。

24AWシーズンにローンチした”Amanusa”BLACKに続き、今回D.BROWNがリリースとなります。

デザインは前回の受注会時にご紹介していますが、改めて。

限られた浅草の職人の手によって施されるライトアングルと呼ばれるスキンステッチを採用したシングルモンクのモデル。

各曲線のバランスや細部にまで気を払ったデザインで、控えめだけどちゃんと主張がある、そんな一足です。

革は高級メゾンも愛用しているフランス・アノネイ社のセミアニリンレザーを使用しており、新色D.BROWNはBLACKの同素材で色違い。

この少し角の取れたようなフォルムに対してとても良い雰囲気に落ち着いていて、ゴールドの尾錠とのカラーコンビネーションも抜群です。


JACKET: HERILL “Lambsuede Jacket[Beige]”
PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “SUMMER WOOL WIDE TROUSERS[GREYGE]”

それを活かすようにお店の洋服を手に取りましたが、

考えてることは前と変わらず、ある程度のルールの上でもっと遊びがあっても良し。

校則の範囲内でお洒落をするみたいな感覚。

“Sans(サンス)”

COL: BLACK/WHITE / D.BROWN / BLACK

SIZE: 24.5cm〜28cm

¥96,800 TAX IN

そしてそして。

ブランドが今年で10周年ということで、定番モデル”Sans”から新たにBLACK/WHITEのコンビカラーが登場しました。

直前に新色が間に合ったとご連絡をいただいたので、二つ返事で是非そちらもと。

既存の2色とは嗜好の異なるブランドらしいアプローチで、これもまた悩ましい。

このコンビカラーのホワイト部分はカーフのクロムフリーレザー、ブラック部分にはオールブラックと同様インカス社のカーフレザーを使用していて、色だけでなく素材感の違いもコントラストとして表現されています。

Sansはモカ部分が比較的小さいためこの配色も白が際立ち過ぎず、靴に全体の印象が持ってかれることもなく色んなスタイルに馴染んでくれそうで。

このモデルに乗るべくして乗せられたような、とても良い塩梅のカラーリングです。

 

そんな新色を加えた3カラーでご用意しており、BLACK/D.BROWNは一部サイズのみ在庫のご用意があるのですぐにお持ち帰りいただくことも可能です。

普段お店で展開していないサイズレンジの端の方をお求めの方も是非この機会に。

今更ですが、サイズ展開はSoren以外全モデル0.5cm刻みです。

モデル名の由来と建築物についてインタビューで触れていましたが、それは今作も例に漏れず。

 

手縫いのステッチにつるんとしたアウトラインは、空間への違和感や憧れを。

日常に転がるアートピースとその製法には、自然の豊かさと力強さを。

 

そんな想いを込めながら、これまでもこれからも。

 

素敵なブランドですので、たくさんの方に履いていただきたいです。

本日より皆様のご来店をお待ちしております。

 

– premio gordo Order exhibition at 1LDK kyoto –

開催日時: 2025年1月18日(土)〜26日(日)
営業時間: 11:00〜20:00

【取扱モデル/オーダー可能サイズ】
“Fala”
COL: BLACK / WHITE / D.BROWN
“Soren”
COL: CAMEL / BEIGE SUEDO
“Amanusa”
COL: D.BROWN / BLACK
“Sans”
COL: BLACK/WHITE / D.BROWN / BLACK

※オプションでハーフソール(¥4,400 TAX IN)/トゥースチール(¥8,800 TAX IN)の取り付けも可能です。 (Fala/Sorenはトゥスチールの取り付け不可)

【お支払い】
オーダー時に全額前払い、もしくは代金の半額(50%)を前払いいただき、お渡し時に残りの代金をお支払いいただきます。
※オーダー後のキャンセルはできかねます。

【決済方法】
クレジット / 電子マネー / QRコード決済 / 現金

【納期】
Fala / Soren は6月中旬、Amanusa / Sansは9月上旬になります。
モデル・受注数により納期が前後する可能性がございます。予めご了承ください。

※2月1日(土)より3日間、1LDK AOYAMAにても開催致します。

 

◯お問い合わせ

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〒604-8172
京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F

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January 18, 2025, 11:16 AM

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今秋の始め方

Fall for “ISSUETHINGS”

角立たないモダン

余白の美学

 

こんにちは。

1LDK kyotoの山田です。

 

今週から急激に寒くなってきた。

何かが足りない。

何かを欲している。

ニットだ。

 

ということで今回は、

見て胸が躍り、着て安心感に包まれる

そんな”体温が上がる”ニットをピックアップしてご紹介させていただきます。

– MAATEE & SONS –

“RBALPACA,カシミヤミンク SS天竺”

COL: NATURAL BROWN

SIZE: 1 / 2

¥53,900 TAX IN

着用詳細
165cm / SIZE 1

まずはMAATEE&SONS秋冬注目作の一つであるひょっとこシリーズより、2024年バージョンを。

おさらいも兼ねて、何故ひょっとこなのかというところを簡単に。

異なる二本の糸を“ひょっとこ”と呼ばれる給糸口を用いて、表と裏で綺麗に分けながら編み立てたニットを使用していることからそのように呼ばれています。

今シーズンは表はアルパカ、裏はカシミアミンクの拘りの編み地となっています。

掠れたような白い毛が表に出てきていて、とても表情が豊か。

アルパカの触った時の気持ち良さはそのままに、着用時の刺し毛が肌にあたるデメリットをカシミアミンクでカバー。

むしろカバーしただけで無く、相乗効果さえもたらしてくれるポテンシャルの高さ。

長めの袖リブはそのままでも、折り返しても良しです。


PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “NO TUCK CHINO TROUSERS(ECRU/2)”

昨年のひょっとこよりも薄手になっており、コーディネートの汎用性は広がった印象で、

ジャケットのインナーにも使い勝手が良いかと。

個人的にブラウンやベージュの色味が好きという贔屓抜きにしても、

このナチュラルブラウンのカラーリングは素敵ですよ。

– YLEVE –

“WOOL CASHMERE DRIVERS KN”

COL: BLACK

SIZE: 4 / 5

¥49,500 TAX IN

続いては、YLEVEのドライバーズニット。

生地にはオーストラリア産のスーパーファインウールとモンゴル産のカシミヤをブレンドしたスポンディッシュな糸を使用。

その糸を高密度に両畔編みすることで、程よいボリューム、モチっとした弾力性、優しい肌触りを実現。

シワになりにくく毛玉にもなりづらいのでケアもお手軽。

そんでもって、みんな大好きダブルジップです。

ジップの開閉加減でインナーを見せたり、ベルトを見せたり。

重ね着が楽しめる秋冬には嬉しいディティールの一つですよね。

色味もごま塩?の様な奥行きのある無彩色カラーで、幅広いスタイリングにも合わせられるはず。

ふっくらと少しのハリ感もあり、どの方向から見たって綺麗なシルエット。

こんな感じでアウター感覚での着用もおすすめですし、

もう一段階寒くなったらこの上からアウター羽織れば一番寒い時期だって乗り越えられます。

– HERILL –

“WG Polo”

COL: BEIGE / BLACK

SIZE: 2 / 3

¥55,000 TAX IN

着用詳細
BEIGE : 173cm / SIZE 2
BLACK : 165cm / SIZE 2

HERILLからは、ポロ風のニットを。

適度に開いている首元のスキッパー襟がイヤらしくない爽やかな色気を感じる。

カシミヤ1oo%の生地を ホールガーメントで製作していることで、動いた時のドレープも美しくリュクスな印象に。

大袈裟に言えば着ていないと思う程の、軽くて自然な着用感。

首元と袖口、裾はリブ地に切り替えておりメリハリをプラスしながら、

逆側が透けるほど極細な糸で透かす様に編んでいる。

こういった仕様も、ブランドらしい”違和感のない曖昧さ”を感じさせてくれるんだと。


OUTER: UNIVERSAL PRODUCTS. “M51 HALF BLOUSON ”(BLACK/2)


SKIRT: IIROT “Leather touch Skirt” (BROWN/38)

僕くらいの身長の方はゆるっと、また女性にもオススメ。

決して普通じゃないし、かといって奇抜でもない。

こういったニットは着用頻度が高くなりますよね。

– Olde H & Daughter –

“SILK MOHAIR P/O”

COL: GRAY GRANITE / GREEN GRANITE

SIZE: 8

¥82,500 TAX IN

着用詳細
GRAY GRANITE  : 165cm / SIZE 8
GREEN GRANITE : 171cm / SIZE 8

ラストは、シルクモヘアの生地をこれでもかという程分量を取って製作された、

Olde H & Daughterのニットプルオーバー。

カラー名にもあるGRANITEは”花崗岩”という意味で、

名前の通りいくつもの色が織り混ざったカラーリングは、他には無い唯一無二の表情。

冒頭にも述べたように、生地はシルク76%/モヘア24%の混紡。

シルクの弾力のある優しい肌心地と光沢感、

モヘアらしい温かみのある毛足の長さは写真で見てもわかる程に。

スタイリングで合わせてみても、存在感はありながらしっかりと馴染んでくれる。

サイジングは初めはコンパクトな設定になっているのですが、着用していくうちに伸びて完成される。

まさにトキメキと安心感の両方を兼ね備えてるようで。

こんなの愛着が湧かない訳ないですよね。

色々と書き綴りましたが、

ニット選びはとことんシビアな目で見極めて欲しい。

上質なニットは消耗品では一切なく、大切に扱えば世代を超えて受け継ぐことだってできてしまう。

着れば着るほどに、きっと出会ったときより好きになってる。

冬はもう目前。

今年もそんな一枚に巡り合えると良いな。

 

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November 22, 2024, 6:31 PM

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余白の美学

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今秋の始め方

Fall for “ISSUETHINGS”

角立たないモダン

 

こんにちは。

1LDK kyotoの山田です。

本格的な秋の訪れと共に”ULTERIOR”全ラインナップが揃いました。

取り扱いをスタートして2シーズン目、共に過ごす初めての秋冬。

今時期からリアルに着始められるアイテムや冬を見越したアウター類まで、

一挙にご紹介します。

“FADED SILKY TERRY RW SWEAT PANTS”

COL: DUSTY OLIVE / VINTAGE VIOLET  

SIZE: 3 / 4

¥38,500 TAX IN

着用詳細
VINTAGE VIOLET : 171cm / SIZE 3
DUSTY OLIVE: 165cm / SIZE 3

まずはブランドの代名詞でもあるスウェットパンツから。

穿いたことがない方は是非一度試していただきたい。

カジュアル感のあるスウェットに苦手意識を持っている方の概念がちょっとだけ変わります。

何故か?ってことは写真と前回のブログを見ておさらいを。

今回はカラーリングにフューチャー。

2色をラインナップに。

スタイリングに自然に溶け込むDUSTY OLIVE。

着こなしにアクセントを加えるVINTAGE VIOLET。と言ったところでしょうか。

どちらのカラーも共通するのは、単色で落ち着かない奥深い表情。


TOPS: Olde H & Daughter “SILK PLANE STICH CREW NECK KNITWEAR(CYPRESS/10)”


TOPS: ISSUETHINGS “type 74(BLACK/3)”

スタイリングで見ると、より色の力が発揮される。

安心感を取るか、ドキドキ感を取るのか、

スウェットパンツに恋する人たちが続出すること間違いなしです。

あなたはどっちを選びますか?

全然二股してくれちゃっても大丈夫ですよ。洋服だけは。

“SUPER FINE WOOL COTTON TURTLE-NECK TOP”

COL: BLACK / TOP GREY

SIZE: 3 / 4

¥28,600 TAX IN

着用詳細
BLACK: 165cm / SIZE 3
TOP GREY : 171cm / SIZE 3

続きましては、タートルネックプルオーバー。

首元は秋冬のスタイリングにおいても重要なポイントの一つ。

シャツやジャケットのインナー使いだけでなく、一枚でキマる。

そんな絶妙なタートルネックって案外無いんですよね。

生地はスーパー120’sメリノウールとコットンを特殊な編機で編み立てた”裏毛の裏糸なし”という変形編みの天竺。

通常の天竺より厚みと膨らみのある生地を分量をとって製作することで、心地良いバランスの仕上がりに。

ネック部分は折り返しても、

首元にラフに溜めても良い絶妙なネックバランス。

タートルネックにありがちな締め付けや嫌悪感は無くストレスフリーな着用感。


PANTS: ISSUETHINGS “type68 (sprayed&faded)(beige&brown/1)”


JACKET: UNIVERSAL PRODUCTS. “GOATLEATHER DRIZZLER JACKET(BLACK/2)”
PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “TWEED CHECK WIDE TROUSERS(CHECK/1)”

決して気取りすぎてない大人の余裕。

ややゆとりのあるモダンなシルエットは良い意味で曖昧な仕上がり。

ブランドらしく美しい余白を感じさせる、優秀なタートルネックです。

秋冬のスタイリングに必要不可欠な一枚になるはず。

“SUPER FINE WOOL CHECKED WORK SH-JKT”

COL: DEEP GREEN / NAVY

SIZE: 3 / 4

¥53,900 TAX IN

着用詳細
DEEP GREEN: 173cm / SIZE 3
NAVY : 165cm / SIZE 3

お次はシャツジャケット。

ビンテージのワークジャケットをベースに、ミリタリーウェアの要素をミックスしてライトに仕上げられたワークシャツジャケット。

ワーク・ミリタリーといった言葉から連想される武骨さは感じることなく、

なんならスマートな優雅さを感じさせてくれる。

それもそのはず、

スーパー160’sのメリノウール原料を贅沢に使っているんですから。

加えて、愛らしいシャドーチェックを採用。

チェック?って感じる方もいるのでは。

角度によってチェックが浮かび上がるような、一見すると無地に見えないこともないような、そんなこだわりの配色なんです。

生地とデザイン相互に影響を与え合うミクスチャー感。

ブランドならでは、さすがのアプローチです。

最近、古着屋で見つけたお気に入りのTシャツ。

秋始めに買った、新品のピシッと引き締まるシャツ。

月末くらいなら、そろそろタートルネックやモックネックなんかもありかな。

パンツは何にしよう。デニム、スラックス、はたまたスウェット。

バリエーション豊かな組み合わせを楽しめるのは、こういう洋服だからこそですよね。


PANTS: IIROT “Twill tuck Trouser(NAVY/38)”


PANTS: nuterm “HARRY Wide Work Trousers(CHARCOAL/30)”

最後にオオトリのコートを。

SUPER FINE LIGHT MELTON BAL COLLAR FIELD COAT”

COL: DEEP NAVY

SIZE: 4

¥154,000 TAX IN

着用詳細
DEEP NAVY: 180cm / SIZE4

バルカラーコートとミリタリーフィールドコートの要素をバランスを良く落とし込んでいるコート。

表現が難しいんですけど、

色々普通じゃないのに普通に見える感じ

とにかく雰囲気は抜群。

生地にはsuper120’sの梳毛ウールを高密度に打ち込んだ二重織ライトメルトンを使用。

整理加工で 縮絨・起毛・剪毛を繰り返し繰り返し行い、

ラグジュアリーのコートが放っているような、クリアな光沢感と高級感のある佇まいに。

「これでいい」なんていう妥協は微塵も感じられない。

どこか見たことあるデザインなのに、

少し違和感を感じるのは何故だろう?

 

ULTERIORの服は見て考えさせられて、着て納得させられて。

それが余白ってことなのかな、なんて思っている間に肌寒くなってきた。

 

絶好の週末。

続きはぜひ店頭でお話しさせてください。

 

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October 11, 2024, 5:51 PM

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今秋の始め方

Fall for “ISSUETHINGS”

– MASTER&Co. 1LDK exclusive –

“VELOUR×BUTTERO 24mm W RING BELT”

COL: BEIGE / BROWN / BLACK

SIZE: 32(全長110cm) / 34(全長115cm)

¥14,080 TAX IN

こんにちは。

1LDK kyotoの細見です。

今日からMASTER&Co. 1LDK exclusiveモデルのベルトを発売します。

定期的にリリースしている、MASTER&Co.のカスタムシリーズ。

前回は型押しのクロコ

今回は定番ダブルリングベルトの2024秋冬Ver.で別注製作しました。

遡ること約半年前。

展示会へ伺う前からこのモデルで帯革はベロア、カラーは全3色でというところまで既に決めていたので、

要したのは3工程ほど。

まずはバックルの色をチョイスするところから。

数色あるうち、選んだのはマットシルバー。

燻したようなシルバーカラーは主張も少なく、静かな存在感を与えてくれる。

次は帯革の貼り合わせ。

インラインのベロア単体の柔らかくクタっとした感じも良いのですが、今回はそこにヌメ革の王様と言われるブッテーロレザーを貼り合わせて少し堅牢な印象を加えました。

ブッテーロレザーは、イタリア・トスカーナ州に拠点を置く老舗タンナー”ワルピエ社”にて生産されている革で、

希少性の高い成牛の肩部位を使用し、素材の良さを生かす100%タンニンなめしで仕上げられた最高級のヌメ革とも称えられています。

最大の魅力はエイジング(経年変化)で、最初は素朴な見た目ながら使い込む程に独特の重厚感が増してくるような、言うなれば最も「革らしい革」。

裏革の裏側も拘りたいという拘りに、真心でご対応いただきました。泣

BEIGEだけ似寄りのグレーで貼り合わせたのですが、このコントラストがとっても良いなと。

最後が最も重視したところ。

幅広いスタイルに馴染むよう、留めをステッチ、剣先は台形型に変更しました。

カシメを外し剣先も尖らせないことで、スラックスやトラウザーに合わせても強すぎず程よい抜け感と遊びがあって良いなと思って写真も撮ってたのですが、僕の人的エラーにより消えてしまうという。。

まあでもいつも通りのチノやデニムももちろん、秋冬らしくコーデュロイやツイードのパンツなんかは相性抜群。足元はスウェードのシューズ合わせでバッチリです。

こんな感じで女性がウエストマークとして付けてもすんなりハマるように、

できるだけ丸みを持たせて。

 

まさに角が取れたような、

今秋冬の皆様のスタイルへそっと寄り添ってくれる一本に仕上がりました。

 

是非店頭とオンラインにてお求めください;)

 

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September 28, 2024, 10:49 AM

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“Climb As You Love”

わたしの夏支度

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今秋の始め方

こんにちは。

1LDK kyotoの細見です。

ISSUETHINGS 24AWがようやく揃いました。

明日21日(土)より一斉発売致します。

“TYPE65(120 broadcloth)”

COL: WHITE

SIZE: 1 / 2 / 3

¥63,800 TAX IN

着用モデル: 182cm / SIZE3

今シーズンのテーマは「製作過程に目を向ける」

完成までに選択しなかったアイデアや、思いがけない可能性をプロダクトに。

何かを作るとき、幾つもの選択肢の中から1つを選ばないといけない。

TYPE65において、まず完成形まで持っていこうと作られた1つ目がこの”120 broadcloth”。

表地に高密度に織られたシャツ生地、裏地には洗うと大きく縮むコットン生地を使用した本モデル。

パッカリングシリーズとしてリリースされているモデルの改良版で、こちらもハードウォッシュにより裏地を縮めることで表地にパッカリングを発生させています。

お店で過去に似たアーカイブを展開していたので、既視感がある方もいらっしゃるでしょうか。

それらの表地より糸を更に細く、より光沢感が増した印象。

真っ白なシャツ生地に煌々しい銀色のジップが走り、パターン上には切り替え線も盛り沢山。

ブランドらしいボリューミーなアウトラインながら、テンションのかかったリブと前後差のある身頃で着用感はややコンパクトに。

ミリタリー生まれラグジュアリー育ちみたいな感じだなとかこっそり思いつつ、

品良くネル生地のタックパンツと合わせてモデルさんに着こなしてもらいました。

1LDK Autumn Editorialとして、これも今日の夜上がってきます。


PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “5P BUGGIE DENIM PANTS [BROWN]”

“TYPE65(cotton/nylon typewriter)”

COL: BLACK

SIZE: 1 / 2 / 3

¥63,800 TAX IN

着用モデル: 165cm / SIZE1

もう早速脱線しかけてますが、これがその完成形の他選択肢として残っていた生地2つのうちの1つ。

表地に高密度に織られたコットンナイロン生地、裏地には洗うと大きく縮むコットン生地を使用したモデル。

同じくしてハードウォッシュがかけられているので、やや褪色した雰囲気とカサッとした風合いが印象的です。

シャツ生地の方と違って、こっちはもっともっと気の抜けた感じで着たい。

言うなれば、生まれも育ちもこれからも、ずっと変わらないスタイルの根底みたいな。

ふと合わせた縦の短いスクウェアシェイプのサングラスに、少し土臭い印象のデニムといつも通りのスニーカー。

僕たちが得意としてきたオーセンティックなチノもピッタリですし、時代が回れど何時もヴィンテージなんじゃないかなんて、これもまたひっそりと。

ブランドとしては計3パターンを展開しているのですが、

最も対比が面白くてファッショナブルなこの組み合わせが僕の中ではベストだと思っています。

“TYPE70”

COL: BLACK

SIZE: 1 / 2

¥75,900 TAX IN

着用モデル: 171cm / SIZE1

続きましてコート。

9月頭の撮影、めちゃくちゃ暑かったです。

これ中に着てるの五分袖ですが、長袖もしくはニットだと思ってください。目瞑っちゃてますし。

このモデルのサンプリングソースは、ミリタリーアイテムとしてアメリカ軍の支給品だったコート。

元々完成品として存在していたはずが、サンプリング元としてみなされた時点でまた新たな出発点となる。

それも製作過程におけるヒントの一つ、というよりも大枠はファッションの変化の一つで、

ISSUETHINGSとして好き勝手に本来の文脈から切り離した、リ・プロダクション。

一重仕立てのゆったりとしたシルエットに、生地はギザコットンを使用した光沢のあるモールスキンを用いた、滑らかで優しい手触りが特徴の一着。

細部の仕様変更と併せて、古着再現のための軽いストーンウォッシュがこちらにも。

分かりづらいですが袖下には特徴的な2本のタックがあり、ボリュームのある袖口となっています。

いつもコーディネートにおいては、オートマ的に文脈や背景を意識させられつつ、辻褄というものにも雁字搦めにされているような気がして、そこからどうにか飛び出したかった。

それがこれをセレクトした理由なのかも。

違う視点で、と思わされてか好き勝手に色や素材をミックスしてみました。

これはこれで好きだなと思いつつ、もう少し季節に合わせて上手くご提案できるのでその辺りは店頭で何卒よろしくお願いいたします、と。

(追記:襟の付属のストラップやウエストの内側のドローコードでシルエットにも変化を加えられます。)

“TYPE74”

COL: BLACK

SIZE: 1 / 2 / 3 

¥39,600 TAX IN

着用モデル: 173cm / SIZE2

こちらはマスターパターンTYPE53bとバランスの良い組み合わせになることを考えて作られたノーカラージャケット。

TYPE53aは24SSで展開していたシャツのモデルで、マスターパターン:TYPE53bとは所謂その発想の源流となる至極プレーンなもの。

24AWではそこから襟を外し、着丈を短く袖をデザインし直しすことで本モデルを生み出しています。

生地はオリジナルのコットンキュプラを使用していて、もうすぐにでも着れてしまうから明日までよく待った方。

度々M’s→L’sへのセクションを跨いだ提案をしていて、これも例に漏れずそれで、

ハイネックのインナーやハイライズのパンツ、キャミやワンピース,スカートもバッチリ。

「アイデアを探すために新たな何かを外部へと求めてしまいがちだが、役割を与え直されるだけで十分活躍できるものは意外とすぐ近くにあるかもしれない。」

なんとなく考えていたことも改めて文字に起こされると、

激しめに首肯せざるを得ないなって。

“TYPE68(sprayed&faded)”

COL: BEIGE&BROWN

SIZE: 1 / 2

¥44,000 TAX IN

着用モデル: 175cm / SIZE2

秋の深まりと共に、最後のこれが届くのを待っていました。

今季大本命の1本でもあるTYPE68(sprayed&faded)。

一点ずつ職人によってスプレー染めされたストレートデニムから更に、ストーンより細かいサンドウォッシュ加工を施したモデル。

通常のスプレー加工の3倍の厚さでスプレーし、元の生地の色がほとんど見えなくなるまで染めた後、サンドウォッシュして表面を満遍なく削り、独特の表情を表現しています。


sprayed


sprayed&faded


Left: sprayed / Right: sprayed&faded

“sprayed”は製作における途中工程で止まった、言わば”sprayed&faded”の前身モデル。

本来設計図の途中工程で作業が止まってしまうことはトラブルとして扱われるが、デザイナーが工場でサンプルを確認した際に途中経過のスプレーで染めただけのものが置かれており、それが非常に魅力的だったとのこと。

未完成と言えば聞こえは今ひとつだけど、そもそも完成までの設計図自体の是非や、もしかしたらその刷り込まれたイメージが新しい発見を妨げているのではないか。

そんな解釈と、思いがけない可能性をプロダクトにしたモデルです。

とまで言っておきながら”sprayed”は今季取り扱いがないのですが、どちらを選ぶかはあくまで僕たちのフィルターで。

パリッとした印象が薄れてシルエットも出やすくデイリーにも穿きやすかったり、

純粋にこの色加減と風合いが良いなと感じた第一印象と衝動に身を任せて”sprayed&faded”の”BEIGE&BROWN”だけを。

最近暑いの長いなと思いつつ閃いた「ドライな温かみ」みたいな個人的今秋のテーマにも持っていけそうだし、とこれもまた細々と。

自分なりにも、いつもと違う視点で考えていました。

徐々に色付いて来るいつもの景色を見ながら、

敢えてモノクロで捉える方が情景をもドラマチックに表現できるんじゃないかということで、今回の物撮りはそうしてもらったり。アイテムならではのアウトライン・質感も強調できるし。(デニムは例外)

また洋服の買い方や合わせ方なんかも同じく、

自分で自分を縛るルールを定期的に脱いで、少し考え方も変えてみる。

まだ暑いけどどうせ寒くなるし、今着れるものより先にアウターを手取っても良いはず。

残暑ぼちぼち、あきましたしね。

 

そんな感じで、今回のラインナップは僕たちの秋をきっともっと楽しくさせてくれます。

是非袖を通しにいらしてください。

明日からどうぞよろしくお願い致します。

 

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September 20, 2024, 11:22 AM

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