1LDK apartments. 2018 SPRING/SUMMER SALE PICK UP ITEM

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洋服を選ぶ時、僕たちは強く国に左右される。

その国に生まれたデザイナーが、物作りや生き方において故郷の文化に感化されるのは至って当たり前の事だし、それに共鳴や同調する事によって僕ら消費者が生まれるのだから。

 

グリース。

僕らにとって聞き慣れない言葉は、ギリシャの意。ギリシャの事をギリシャと呼ぶのは、僕ら日本人だけと言う事は、全くの余談になるので一度置いといて…

首都アテネは、世界的に最も古い都市のひとつで、様々な建築物による美しい景観が世界中の人々を惹き付ける。

ギリシャ、アテネと聞いて、僕らが思い浮かべる事は、プラトンやパルテノン神殿に代表されるような世界史にまつわる事柄だったり、ユーロ2004を制覇したサッカーチームだったり、近年の財政破綻。

 

そんな深い歴史を持つ国グリースは、アテネを拠点に活動するブランドがある。

 

 

ME THEN(ミーゼン)は、George Soumpasis、Mary Giatra-RitsouとTasos Papageorgiouによって2014年に設立。

 

同ブランドは、元々ギリシャ語の番号ゼロに因んで名付けられたZINEに続く既製服コレクションとして生まれました。
ギリシャ語で数字のゼロは、ME THENの様に聞こえるという事もあり、言葉との関係性がブランドネームに。

グラフィックのTシャツとスウェットシャツから始まり、独自の世界観を表現しています。

音楽や建築様式、アテネの夕暮れや友人など、”現在”にインスパイアされたジュニアコレクションを2016年に発表。

 

その後Stefanie Biggelはヘッドデザイナーに、Stavros Bilionisはアートディレクターに就任。
ストリートとクラシックなメンズウェアを融合し、ミニマルでモダンなアプローチをコンセプトにしています。

 

また、デザインだけでなく品質にも拘っています。
減少しつつあるギリシャの綿花産業を保持する為、ファブリックの選定やクラフトマンズシップにも重きを置いているのが特徴です。

流れるように変化する社会において、堅実さなどは存在せず、全ては溶けて無くなってしまう。
しかしME THENは、そんな時代に反し時間をかけてブランドの基盤を作っていきます。

年月の経過と共に、優雅に。

 

 

実は、世界的にも有名な豊かな景観と並みとは裏腹に、ファッションに重きを置いている人は少数との事。

先日、海外出張を終えた依田に聞いた所、ME THENのフラッグシップショップにあたる「Kaputt」は、ファッションよりも生活感が滲み出る場所に存在しているらしいです。

国とファッションの結び付き。
そんな場所にだからこそ、一種のカウンターカルチャーのような一面を持ち、同ブランドは生まれたように感じます。

 

 

ただ、深い歴史を併せ持つ同国だからこその感性の豊かさ。
それらを感じ取って頂けるようなラインナップをご用意致しました。

本格的なブランドのラインナップは、18AWよりご用意していますが、まずはブランドのコンセプトを感じ取って頂けるよう、ブランド初期より展開しているアイテムであるTシャツやバッグ、靴下をご用意させて頂きました。

今回のラインナップを契機に、秋冬へと展開していければと思います。

 

 

現在、ME THENの展開は、日本では1LDK apartments.のみ。

遠い異国の文化に思いを馳せて、是非ME THENの感覚を体感して頂けますと幸いです。

詳しい商品紹介に関しては、明日させて頂きます。

 

*ME THENのアイテムは、7/14(SAT)より1LDK apartments.にて展開開始致します。

 

 

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