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LOG: 2023

Remind for NAVY 08

 

 

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『Remind for NAVY 08』

〈YOKE for 1LDK annex〉

“QUILTING PADDED VEST & QUILTING SHOULDER BAG”

Released on 2023.10.07.(Sat.)

 

Designer: @kaba__illustration
Photographer: @naoki__muramatsu
Model: @eirikazama
Hairmake: @narumi_tsukuda
Direction: @yota___1011
Ac: @akanegu_m , @mci_rrryo

 

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October 3, 2023, 6:00 PM

Category: PICK UP

DAIWA PIER39 × スキー

 

 

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こんにちは。1LDK annexの三浦です。

久々にDAIWA PIER39のご紹介をします。
DAIWAの納品ももう終盤なので何からご紹介しようか迷いましたが、まずはブランドも猛プッシュしていたこちらのシリーズからいこうと思います。

表題に挙げた通り今シーズンは”スキーウェア”をデザインソースに作り込んだコレクションがあります。
DAIWAといえば釣りでしょ?という感じですが、もちろんその要素は取り入れつつ、ミックスさせた新しいデザインです。

いつもワークやミリタリーなどDAIWAならではの解釈で様々な形で表現されていると思いますが、スキーというジャンルをピックアップしたブランドさんはあまり無いのではないかなと思います。

 

 

 

 

若い方ですとスキーというよりスノーボード派の方が圧倒的に多いと思うので、スキーウェアってどんな??という感じかもしれません。

ここで重要なのが、イマのスタイリッシュなウェアでは無いという事。
時代は80’s。

世代じゃない私からすると、憧れの80年代。タイムスリップできるなら青春時代を80年代で過ごしてみたかった。個人的にも80年代ファッションやカルチャーが大好きです。

80’sリバイバルはここ数年結構聞きますが、昔のブランドルックとか映画とか、音楽もそうですが、やっぱり今見てもカッコ良いなーと思うものが多いです。
ご時世柄華やかな時代で、シルエットや色使いも今じゃなかなか作らないであろうバランスが私たち世代にとっては新鮮に映ります。

そんなこんなで、当時の時代の匂いも微かに感じるこのコレクションが何故か私は無性に刺さりました。

 

 

DAIWA PIER39
“W’s TECH SKIING BIBS(WOMENS)”
COL: BLACK
SIZE: F
¥41,800- TAX IN

 

 

本題へ。スキーウェアがどんな感じかイメージしづらいと思いますので、まず分かりやすいものからいきましょう。
これぞまさにクラシックなスキー用ビブ。

 

 

 

 

デザインは割とそのままな印象ですが、カラーもデザインも今っぽくソリッドな感じになっていると思います。
ゴムシャーリング仕様のショルダーストラップやウエストのドローコードでブラウジングする当時のディテールを採用していて、分かる人にだけ伝わるようなさりげないデザインです。

 

素材はナイロンのブライト糸を使用し、表面に加工を施すことで光を反射させた独特な光沢感を表現しています。
決して古臭くならないように細かなところはアップデートし、時代感を演出したレトロな雰囲気になっています。

急な天候変化にも対応可能な撥水加工を施しているので、そこも安心ポイント。
このコレクションはあくまでもタウンファッションとしてのデザインではあるので、実際にスキー場で使うことはできませんが、キャンプやピクニックなんかのアウトドアシーンでにはもってこいのアイテムです。

ロンTやシャツ、ニットなどなんでも重ねられるので、難しいことは考えず、いつもの感じでオーバーオールとして使っていただけたらと思います。

 

 

CREDIT(着用スタッフ155cm)

PHEENY “Nylon rip padding vest” ¥61,600- TAX IN (IVORY/サイズF)

A.PRESSE “Cashmere High Gauge Turtleneck Sweater” ¥85,800- TAX IN (NAVY/サイズ2)

 

 

CREDIT(着用スタッフ155cm)

Y “ORGANIC COTTON BLEND HEAVY WEIGHT FLEECE HALF ZIP” ¥24,200- TAX IN (WHITE/サイズ1)

On “Cloudwander” ¥20,680- TAX IN

 

 

 

 

DAIWA PIER39
“W’s TECH SKIING JACKET(WOMENS)”
COL: BLACK
SIZE: F
¥49,500- TAX IN

DAIWA PIER39
“TECH SKIING JACKET(MENS)”
COL: MULTI
SIZE: M
¥49,500- TAX IN

 

 

 

 

お次はナイロンジャケット。
素材は先ほどと同じです。

こちらはメンズ、レディース両方のコレクションからセレクトしました。

 

 

 

 

スタンドカラーのネック部分には収納式フードが隠されており、ミリタリーのディテールでもある前振りの袖がデザインアクセントで、さらに袖口も調整可能なデザインになっています。

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長155cm)

MY__ “FOOTBALL L/S T-SHIRT” ¥17,600-TAX IN(LIME/サイズ0)

COOME “90’s DENIM” ¥27,500-TAX IN(BLUE/サイズM)

 

 

こちらは割と落ち着いたトーンのシンプルなブルゾンという感じなので、ここは是非インナーで個性を出していってほしいと思います。

せっかくならレトロな、ややイナタめなバランスで着たかったのでLIMEカラーにウォッシュデニムのこの感じが個人的にお勧めです。

 

 

 

 

もう一色はこちらのマルチカラー。
ビビッドなブルーとオレンジがまさに。なレトロな配色が抜群にかっこいいです。

こちらはメンズスタッフの金澤に着てもらいました。

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長178cm)

HERILL “Goldencash Pullover” ¥72,900- TAX IN(BLACK/サイズ3)

AFTER WINTER “WOOL WIDE TROUSERS” ¥38,500- TAX IN(OLIVE/サイズ1)

 

 

BLACKのカシミヤニットにウールのOLIVEスラックス。
私だときっと合わせない、金澤らしいバランスです。

カジュアルダウンさせるというより、あえてナイロンにカシミヤというギャップのある素材を合わせる感じがポイント。

 

金澤は私より10個下の世代なので、好きなバランス感もテンションも全く違います。
いい意味でこのアイテムに対する捉え方も違っていて、スキーウェアを、っぽくない感じで着るのがうまいなと思いました。

何が正解かという話ではなく、着る人によって全然違った見え方をしてくれるのもまた面白いので、いろんな世代の方に着てみてほしいなと思います。

 

 

最後はDAIWAらしい一着を。

 

 

DAIWA PIER39
“W’s TECH SKIING OVER VEST(WOMENS)”
COL: OFF WHITE
SIZE:F
¥35,200- TAX IN

 

 

クラシックなフィッシングベストのデザインを取り入れたマルチポケットのオーバーベストです。
様々なポケットワークが配置されたオーバーベストで、見ての通りとにかくポケットが大量にあります。

こちら、スキー要素はありませんが(笑)、共生地を使ったメニューですので合わせてご紹介させていただきます。

 

このアイテムで提案したい事としては”着るバッグ”としての機能です。

 

 

 

 

いつも持ち歩いている私物を詰め込んでみました。
(あまり重いものを入れすぎるとシルエットが崩れてしまうのでほどほどに。笑)

私もDAIWAのアイテムをいくつか愛用していて、休日はよくバッグ無しで出歩いています。
デザインとしても目をひくデザインですが、機能としてもしっかり使えるはDAIWAならではの醍醐味かなと思います。

 

 

 

 

先ほどご紹介したジャケットも同様に実はポケットが沢山ついていて、身頃の内と外にポケットを配しています。
また、釣りを想定した設計というところもあり、大きいポケットだと500mlペットボトルも入ります。

 

 

 

 

話は戻りましてこちらの着るバッグですが、こちらの着こなし方も様々で、軽めのインナー(シャツ、スウェット)からブルゾンやジャケットなどのアウター類にまで重ねることができます。

アームが広く取られているので、色々と重ねても問題なしです。

 

 

CREDIT(着用スタッフ155cm)

MAISON EUREKA for 1LDK “VINTAGE REWORK SWEAT” ¥27,500- TAX IN(GARY/サイズF)

MY__ “CROPPED BLOUSON” ¥41,800- TAX IN(ECRU/サイズ0)

is-ness “RELAX WIDE SWEAT PANT” ¥26,400- TAX IN(BLACK/サイズM)

 

 

 

私はブルゾンに重ねましたが、コートの上にアウターonアウターで着ていただくのもアリです。

勿論これにバッグを持ってバッグonバッグ?もOKです。

 

 

以上3型、情報量多めでお届けしましたが、私推しのDAIWA×スキーいかがでしたでしょうか?

私自身改めて一通り着てみて、各アイテムのこなしが楽しいアイテムばかりでした。
キャッチーなデザインとイージーな心地よさは、このコレクションに限らずDAIWA PIREの魅力だと思います。

このブログを読んで興味を持っていただいた方は、一度店頭でお試しください。

 

 

 

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September 28, 2023, 6:16 PM

Category: PICK UP

「Y」のベーシックなユニセックスウェア

 

 

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こんにちは。1LDKannexの金澤です。

 

お店のインスタグラムをご覧いただいている方はお分かりいただけると思いますが、連日各ブランドさんから今年の新作がもりもり入荷しており情報が渋滞してしまうほどです、、、

店内は完全に秋の風を感じられる空間に仕上がっていますが、皆様の気分的にはどんな感じでしょうか?

もうあと数日で10月に入るというこのタイミングで、朝晩はかなり涼しい日も増えてきてはいるものの、言っても昼間の気温は、、、

不安定な気温を前に何から買って行こうか。いつ頃から買い始めようか。と迷っている方も多いのではないか、と思いこのブログを書き始めています。

今の時期から買ってもそこまで先物買いにはならず、少し先を見たリアルな買い物リストを今日はご紹介していきたいと思いますのでぜひご覧になって秋のスタートダッシュをバッチリ決めちゃってください!

 

 

annexではレディースでセレクトをさせていただいているYLEVEの新ライン「Y」。

今年のSSからご紹介している新しいブランドで、カジュアルなユニセックスウェアが特徴です。

“ユニセックス”という言葉は世間的にもかなり浸透してきたように思いますが、annexでもセレクトをする上で大切にしているポイントの一つです。

「性別や年代も問わず、ジャンルやシーンも選ばない。」

いわば普通な洋服。

このベーシックで普通。を大切にしている僕ら1LDK にとってはいつも通りのスタイルとの相性がよく、特に変わり映えはしないかもしれませんが、それぞれ足りていない洋服のパーツを揃えていただくにはもってこいのラインナップだと思っています。

 

 

ご覧の通り、カラーはベーシックなホワイトとネイビーの2色で構成されていて、シャツ、スウェット3型、ニット2型の計6型をセレクトしました。

言葉でお話しをするよりも、写真と並行して一つずつ進めて行った方がわかりやすいかと思いますので早速いきましょうか。

 

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“SUPERIOR ORGANIC COTTON BIO SH”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1
¥27,500-TAX IN

 

まずは、ベーシックなレギュラーシャツから。

やや大きめの胸ポケットが特徴的で、オーガニックコットンを使用したタイプライター生地に洗いをかけているということで、さらさらとした質感がありつつもハリ感は残ったコシのある生地をしています。

洗いを繰り返してあげると、さらに柔らかさが増して身体により馴染んできてくれるはず。洗いざらしの雰囲気も抜群にいいと思いますので、ガシガシヘビロテしたい万能アイテムですね。

秋口にサラッと羽織って、外でワン缶の季節ももう少しでやってきてくれるはず。

 

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“ORGANIC COTTON BLEND HEAVY WEIGHT FLEECE CREW NECK”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1 / 4
¥19,800-TAX IN

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“ORGANIC COTTON BLEND HEAVY WEIGHT FLEECE TURTLE NECK”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1
¥19,800-TAX IN

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“ORGANIC COTTON BLEND HEAVY WEIGHT FLEECE HALF ZIP”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1 / 4
¥24,200-TAX IN

 

さて、続きましてこちらの3型。

オーガニックコットンをミックスした厚みのある裏毛のスウェットシリーズです。

 

まず初めにクルーネックで、一見ありきたりなデザインにも見えますが、モックネックまではいかない程の首元の詰まりがやや高い設計に。

これによりチラッと見えてしまうインナーを考える必要がなく、休日の時短に一役買ってくれる気の利き様。

さらに、このデザインのおかげで「デニム+スウェット」スタイルでも味気なくなるどころか、いつもより引き締まった見え方を実現してくれます。

 

そして、2つ目のタートルはというと、、、そもそも珍しいデザインではないでしょうか?

WHITE: 168cm / Size 1

 

 

一番イメージするのが難しいアイテムなように感じましたので、店長西脇にスタイリングを組んでもらいました。

ニット生地のタートルは見慣れていますし、着慣れている方も多いかと思いますが、それがスウェット生地になるだけで一気に鮮度が出てきます。

秋口はこれ一枚で十分存在感がありますし、さらに寒くなった時期のレイヤードが楽しくなりそうなアイテムですね。

 

そして3つ目のハーフジップ。

古着ではなかなか探し出すことができない、バランスのいい身幅ゆるめのシルエットです。

スタッフ三浦のようにジップ全締めでも、店長西脇のように開きで襟にしても。このアレンジの自由度がハーフジップの一番の魅力ですね。

 

この前のブログでもお話しはした通り、僕らは”スウェット”が大好きなので、Yだけでもこの3種類をご用意しています。

スウェットで一括りにすることなく、その日の気分によって今日はこう着たい。このパンツだったらこのテンションのスウェットがいい。みたいなマイルールがスタッフそれぞれにあるので、皆さんも持っていない形で選ぶのもいいと思いますし、今シーズン狙っているアウターがある方はそれと合わせたいな〜みたいなレイヤードのイメージで選んでいただくのもいいと思います。

たかがスウェット、ではなく、されどスウェットです。

そう思うほど僕らにとっては大切なアイテムなので、店頭に来ていただければしっかりとご紹介します!

 

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“NON MULESING WOOL KN PO”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1
¥29,700-TAX IN

WHITE: 155cm / Size: 1
NAVY: 168cm / Size: 1

 

< Y >

“NON MULESING WOOL DRIVERS KN”
Color: WHITE / NAVY
Size: 1 / 4
¥36,300-TAX IN

 

そして最後にニット2型をご紹介していきます。

どちらも羊に負担をかけない飼育方法で得られるノンミュールジングウールというウールの糸を多本取りして畦編みで仕上げていて、今までウールに抵抗をお持ちの方でもきていただけるのでは、、?と思うほどにノンストレスで優しい肌触りをしています。

 

プルオーバーの方はUS NAVYのゴブセーターをベースにしているようで、それをルーズなシルエットに作り替えてデザインされています。

僕がこのニットで一番好きなポイントは分かりやすく首元で、タートルに苦手意識のある方も少なくないと思いますが、これは一般的なタートルほどのボリューム感も無く、さらに首周りの締め付けもないので、お持ちのパンツにこれを合わせてあげるだけでもちょびっと去年とは違う味変に一役買ってくれると思います。

 

NAVY: 178cm / Size 4

 

 

僕が今回の6型の中で一番気になったモデルがこれです。

ドライバーズニットは元々好きで去年も買いましたが、本来忠実にデザインするのであればもう一回りは小さなややタイトなものなのですが、いまの僕の気分的には裾がタプっと溜まるこれくらいのルーズさのあるラフなものが欲しい。

それを写真にようにウールトラウザーズのやや綺麗なパンツでカジュアルクラシックなバランスでスタイリングしたいな〜と思っています。

 

いかがでしたか?

ざっとここまで6型ご紹介してきましたが、スタッフ三浦も店長西脇も全て同じサイズ1で着用していたのですがお気づきになりましたでしょうか?

最初にもお話しをした通り、”ユニセックス”を掲げてデザインをされているのがこのブランドの特徴なので、どんな身長の方が着ても、男性でも女性でも。自分の気分のバランス感で楽しんでみて欲しいです。

このブログが今時期に何を買えば、、、?の後押しになればと思い、今買っておいても早すぎることの無い買い物リストでこちらをご紹介してきましたが、

Yの魅力には率直に価格設定にもあると思います。

シャツ、スウェット、ニット。

どれをとっても確実に使うアイテムのジャンルであることは明らかで、どれも本当にバランスが良く、かつ気になる部分は丁寧に提案してくれているので、安心してお使いいただけると思います。

今年の一軍のアウターを決めきれていない方、どこにどれくらいの予算を注ぎ込もうか。まだ迷われている方も沢山いらっしゃると思いますので、まずはクローゼットを思い返して足りていないパーツをここで揃えてみるのもいいかもしれません。

「Y」のベーシックなユニセックスウェアを皆様ならどう着こなしますか?

 

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September 26, 2023, 5:52 PM

Category: PICK UP

マイ ベーシック デニム

 

 

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こんにちは。1LDKannexの三浦です。

連日入荷ラッシュですが皆様満足のいくお買い物はできていますか?
私は順調に買い足していて、いい感じに秋モード突入。
やっと朝晩涼しくなってきて嬉しいですね。

納品も順調でとにかく今何でも揃っていて、頭の先から足の先まで何でもご紹介できる状態です。
実は店頭に出しきれていないもの、インスタグラムやオンラインにも載せきれていないものも沢山あるので、何かご要望があればお気軽に言ってください。

何を買えばいいか迷っている方は、とりあえず今期押さえておくべきものを一通りお伝えさせていただきますのでぜひ店頭でお話しましょう。

 

さて、今日はその”まず押さえておくべきもの”のお話しですが、立ち上がり時期に欠かせないものが当店でいうとまず”デニム”になります。
再三お伝えしている事ですが、1LDK annexのセレクトは全てデニムに合うように選ばれていると言っても過言ではないくらいデニムが軸になるお店です。

長いお付き合いのお客様は、もう聞き飽きたわ!という感じだと思いますが・・・
今後沢山の商品をご紹介する上でこれは大前提として押さえておいていただきたいのでしつこく言います。笑
最近annexを知ったよ、という方はこのブログを是非最後まで読んでいただくと、この秋冬のスタイルが見えてくるのではないかなと思います。

 

 

 

 

annexのデニム、今入ってきているだけでもこんなにあります。
これも一部にはなりますが、デニムが大好きなのは私たちだけではなく1LDKがお付き合いのあるブランドさんも共通で、おそらくほとんどのブランドがデニムを作っているのではないでしょうか。
我々と同じくカジュアルを愛する各ブランドも、デニムは切っても切り離せないアイテムなのかなと思います。

 

 

 

 

一口にデニムと言ってもそのイロ(個性)は様々で、これはあのスウェットに合わせたいとか、これはジャケットスタイルで着たいなど、質感やシルエットの微妙な違いで一本一本活かし方が変わってきます。

なので、仕入れをする際には各デザイナーが大切にしているポイントを探りながら選ぶのも私の楽しみの一つです。
モノの個性と作り手の性格は結構近いものを感じるので、実際にモノ作りの背景なんかをお聞きするとそれぞれのキャラが出ていてとても面白いです。

 

きっと知れば知るほど沼落ちしてしまうアイテムなので、オタク的にハマっていく方も多いジャンルだと思いますが、今日はどちらかというとデニム初心者の方やあまり数持っていない方に向けてお勧めしたい一本について書きます。

 

 

MY__
“MY BASIC DENIM”
COL: ECRU / INDIGO / BLACK
SIZE: 0 / 1
PRI: ¥26,400- TAX IN

 

 

お馴染みのMYからリリースされている定番メニュー。”MY BASIC DENIM”。

お店に来ていただいている方にはまずご紹介しているアイテムで、ここからデニムにハマっていく方も多いです。
annexでセレクトしているものの中でもある意味一番普通な、一番何にでも合わせやすいTHEスタンダードな一本です。

 

 

【ECRU】(スタッフ身長155cm / サイズ0)

(CREDIT)

PHEENY “Athletic fleece L/S” ¥27,500- TAX (GRAY/サイズF)

 

 

70’sのビンテージデニムのような風合いを再現した13ozの生地で、程よい柔らかさと絶妙な色ムラが魅力です。
4ポケットのミニマルなデザインで、ハイウエスト・軽めのワイドテーパードシルエットになっています。

ロンT、シャツ、スウェット、ニット、とにかく何に合わせても馴染む程よくワイドなシルエットで、これが今の1LDK annexのスタイルの軸となります。

正直、主役となるくらいの派手さもなければ、とびきり高級というわけでもありません。
ただ、絶対的な安心感があるデニムだと私たちは思っています。
スタイルを売る1LDKだからこそ、”主張が無い、日常的”ということも大切なポイントになります。

お取り扱いしているどんなブランドにもハマる、クセのないプレーンなデザインなので、とりあえずこれを穿いておけば!とついついヘビロテしてしまうデニムだと思います。

 

ご存知の方も多いと思いますが、MYは1LDKのハウスブランドで、1LDKを一番良く知る現場のスタッフの意見を反映させてモノ作りを行なっています。
ですので、今自分達が一番着たいシルエットのバランスやカラーを熟知し、それをカタチにすることができるので、こういった理想的なデニムができるというわけです。

きっとこれは他のブランドのデザイナーさんとは違った目線でのプロダクトになっていると思うので、そういう目線で一度試していただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

カラバリですが、ECRU,INDIGO,BLACKの3色でご用意しています。
BALCKが新色です。

 

ECRU、INDIGOは前回と仕様は変わらずで、今シーズンは今まであまりセレクトしたことの無かったブラックデニムも久々にプッシュしていきたいと思っています。

雰囲気の全く異なる3色ですので、皆様の好みも分かれると思いますが、どんな感じで穿いていただきたいか、個人的に今期やりたいお勧めのバランスで着てみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

【INDIGO】(スタッフ身長155cm / サイズ0)

(CREDIT)

UNIVERSAL PRODUCTS “WOOL GABARDINE 2B JACKET” ¥57,200- TAX IN (NAVY/サイズ2)

After Winter “Basic Long-T” ¥8,800- TAX IN (NAVY/サイズ3)

pg “TWILIGHT” (WOMENS) -ANNIVERSARY COLOR-“ ¥19,800- TAX IN (BEIGE)

 

 

【BLACK】(スタッフ身長155cm / サイズ0)

(CREDIT)

After Winter “Flannel Plaid Shirt” ¥28,600- TAX IN (RED/サイズ2)

 

 

私三浦が今(9~10月あたりに)リアルに着るなら、スウェット、ジャケット、シャツがマストです。
最近は大体いつもこんな感じが多いですかね。

デニムはガッツリ、スウェット/スニーカーでドカジュアルに着るのも好きですし、テーラードジャケットや革靴で上品に着るのも大好きです。

結局毎年、こんな感じで変わり映えしない格好ばかりになっていますが、むしろそれが落ち着きますし、これが私のスタンダードだなと改めて実感しました。

周りはあまり気づかないかもしれませんが、去年のバランスとは微妙にマイナーチェンジしていて、またデニムの着こなしの可能性と向き合っているところです。
やや自己満足的なところもありますが、スタンダードアイテムだからこそ、新鮮な気持ちで、自分らしく着るという事をいつも大切にしています。
なので皆様にも自分が好きなデニムスタイルを見つけていただけたら嬉しいです。

 

 

 

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September 25, 2023, 6:00 PM

Category: PICK UP

今シーズン提案したいユニバーサルの新しいスウェットです。

 

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こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

僕ら1LDK annexにとって、”スウェット”とはいわば制服のようなもので、秋冬のスタイリングを考えた時になくてはならないアイテムの一つです。

なので、スウェットは各ブランドさんから大量にセレクトをしていて、一見同じに見えるかもしれませんが、色や素材、サイズ感、首の詰まり具合、リブの強さ、裏毛なのか裏起毛なのか。みたいな細かい部分を追求して揃えています。

このようにセレクトをする上で、ブログをチェックしてくださっている方はもう聞き飽きているかもしれませんが、今シーズンのannexのテーマの一つとして掲げているのが、「僕らなりのクラシック回帰」。

この”僕らなりの”バランス感を最もお伝えしやすく体現しているブランドが、僕らの現場服であるUNIVERSAL PRODUCTS. になります。

ということで、本日のブログではそんなユニバーサルから昨年までのスウェットのニュアンスとは違う、今年提案したいバランスのスウェットについてお話していこうと思います。

 

 

では、今シーズンのスウェットは昨年までのスウェットと比べ、どこがどう変わったのか。

まず始めにざっくりお伝えすると、変わったポイントは大きく2つ。

“編み方”と”サイズ感”です。

 

 

まず”編み方”についてですが、ここ数年のユニバーサルのスウェットはというと、ファクトリーブランドYAAHとのコラボレーションが印象的かと思います。

僕が入社する時にはもうすでにこのコラボシリーズが展開されていたので、ユニバーサルのスウェットといえば、、、のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

僕の主観ではYAAHとのコラボスウェットは、もちもちと柔らかくもタフなボディーで、そこにユニバーサルのキャッチーなデザインとが掛け合わさった、ユニークさもありつつ日常的に使いやすいようなアイテムだったかと思いますが、、

今シーズンはユニバーサルの完全オリジナル生地。ということで、見た目的にもかなり雰囲気は変わっているところが、まず一つの大きな変更点。

 

 

そんな今シーズンは”ジャンベルカ”という古い編み機を使用してこの生地を作っています。

 

、、、と言われてもですよね。笑

生産効率を上げ、コストを落とし、大量生産が求められる今の時代。

何が良い悪いの話はさておいて、このジャンベルカという機械は、もしかしたら今の時代の考え方とは逆行するようなものなのかもしれません。

そんな編み機にはたくさんの種類があり作るアイテムによってこの機械を使い分けているのですが、1950~60年代にかけ全世界で活躍した”吊り編み機”という機械を使用していて、いわばかなりクラシックな古い機械を使ったのが今回のスウェットというわけです。

 

 

吊り編み機という単語自体はどこかしらで聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、一般的に1時間に1m程度しか編むことができず、ゆーっくりと時間をかけて生地が出来上がっていきます。

これによって、先ほど話に挙げた大量生産のコンピューター制御の生地と比べると、格段にふっくらと柔らかくなり、目も詰まることで、繰り返し洗濯をしていっても簡単にへこたれることのないタフな生地が出来上がるんです。

この裏毛(タオルのようなパイル地)の裏地を触ってもらうと、古着でイメージするようなガシッとした固い裏地とは違い、ほんとうにふんわり柔らかで、使い始めのタオルみたいな心地よさです。

それが素肌に当たるんですよ?そりゃ着心地いいですよね、、。

さらに、裏毛にしているので時期が限定されることなく、春先までしっかり活躍してくれるので、心強いアイテムになってくれると思います。

さっきもお話した通り、今の時代の考え方とは逆行するものなのかもしれませんが、伝統的な機械で時間をかけて作られたものの良さをここで感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

< UNIVERSAL PRODUCTS. >

“JUMBERCA CREW SWEAT”
Color: TOP GRAY / BLACK
Size: 1 / 2 / 3
¥24,200-TAX IN

 

 

< UNIVERSAL PRODUCTS. >

“JUMBELCA SWEAT HOODIE”
Color: TOP GRAY / BLACK
Size: 1 / 2
¥28,600-TAX IN

 

 

< UNIVERSAL PRODUCTS. >

“JUMBERCA SWEAT PANTS”
Color: TOP GRAY / BLACK(SOLD OUT)
Size: 1 / 2
¥28,600-TAX IN

 

次にもう一つのポイントに挙げた”サイズ感”について。

昨年のモデルからリサイズし、サイズ感を見直したのが今回のスウェットになります。
ボディーにハリがあることもあり、見た目的にもやや引き締まった印象です。

このサイズ感については今シーズンは特に意識してセレクトしている部分で、このスタイリングではこう着たい。で選んでいただきたいアイテムです。

ユニバーサルのこのスウェットは着丈はややすっきりめ、かつ身幅にはゆとりを持たせたバランス感にしていて、サイズによって違う見え方、着方になると思いますので、一枚で存在感を出して着たいのか、それとも冬にアウターのインナーとしても使いたいのか。などそれぞれ好みがあると思いますので、そこも楽しみながら選んでいただけると嬉しいです。

とにかく使い道が広く手元にあるだけでスタイリングの選択肢が広がる、本当にあると助かる存在になってくれるはず、、、

 

ユニバーサルは他でセレクトしているブランドさんとは違い、それぞれ分かりやすいディテールのような個性は少ないのですが、このスウェット然り、ロンTもパンツもニットも。それぞれ役割を持たせて作っているので、それぞれ今足りていないパーツを選ぶ感覚でピックしてもらうと最大限力を発揮してくれます。

まさに、縁の下の力持ち。的なポジションです。

 

それではざっと、店長西脇とスタイリングを組んできましたので、イメージを膨らましてみてください!

 

TOP GRAY: 168cm / Size 1

 

BLACK: 178cm / Size 3

 

 

TOP GRAY : 168cm / Size 1

 

 

BLACK: 178cm / Size 2

 

 

TOP GRAY: 168cm / Size 1

 

BLACK: 178cm / Size 2

 

いかがでしょうか。各々リアルに着たいイメージでスタイリングを組みました。

ここでは店長西脇は全てサイズ1を、僕はクルーをサイズ3、フーディー、パンツはサイズ2を着用しましたが、

正直、僕がサイズを下げても、西脇がサイズをあげても着ることはできます。

あくまでどれくらいのサイズ感で着たいか、どんなスタイリングを組みたいかで選んでいただくのがいいのかなと思いますが、ざっくりの目安をお伝えしておくと、

西脇(168cm前後)くらいの方ですと、ややコンパクトめにインナーとしても着たい場合はサイズ1を、やや大きめにラフなサイズ感で着たい方はサイズ2を。

僕(178cm前後)くらいの方ですと、ややコンパクトめにインナーとしても着たい場合はサイズ2を、やや大きめにラフなサイズ感で着たい方は(クルーは)サイズ3を選んでいただくのがいいと思います!

 

YELLOW: 168cm / Size 1

 

 

 

ラストこちらが、中目黒本店15周年アイテムの一つ。1LDK 限定カラーのYELLOW。

温かみが感じられる、秋冬のレイヤードスタイルに差し込んだらものすごく映えでくれそうなカラーリングです。

※こちらは今夜20:00よりIZUMIYA ONLINE STOREでの発売を開始します。

 

以上がリニューアルされた今シーズンユニバーサルからご紹介したいスウェット達です。

改めて生地やサイズ感のニュアンスが変わるだけで、見え方も着たいスタイリングのイメージもかなり印象が変わってきます。

そんなこと、程度なのかもしれませんが、これが僕らが普段からスタイリングを組む上で大切にしている部分です。

他にも多くのブランドさんからスウェットはセレクトしていますが、僕らが今シーズン着たい、僕らなりのクラシックさの詰まったスウェットです。

皆さんも一緒に追求してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!

 

 

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September 24, 2023, 8:08 PM

Category: PICK UP

一生物のコートに出会った話。

 

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こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

徐々に朝晩の気温が下がり始め、ようやくここまで買ってきた秋服を楽しめる季節が近づいてきましたね。

店頭は秋服・冬服共に充実してきているので、洋服好きにとっては最高の季節到来。

この時期は毎週のように各ブランドさんの新作たちが届くので、ワクワクと共に誘惑とも戦いっぱなしです。まぁ、余裕で負けるんですけどね。笑

一度緩めたら止まることを知らない僕のお財布。

今年こそは、計画的にペース配分をして買っていこう。なんて思っていたんですが、、。

もうこうなった以上、誰よりも今年の秋冬を楽しんでやろうと思います。

そんな覚悟も決めたところで、またもや僕のお財布を苦しめてくる最高にかっこいい洋服に出会ってしまいました。

 

 

Made in Germany.

これだけでどこのブランドかわかる方もいらっしゃるでしょうか。

 

遡ること半年前。

もうどっぷり虜になってしまったFRANK LEDERの展示会に初めてお邪魔した時のことです。

以前ブログでも少しお話しはしましたが、ドイツ国内でもコロナウイルスが少しづつ終息に向かってきている影響で、今シーズンのファブリックは一目でわかるほどに生き生きとして見えたのを今でも覚えています。

そんな中で、強烈に存在感を放っていたのが今回のブログの主役でした。

 

これからコートをご紹介していこうっていうタイミングで水を刺すようですが、僕も西脇もここ数年で言うと正直、機能性・機動力を求めて軽いダウンやブルゾンを手に取ることの方が多かったように思います。

そんながっつりコート派ではない僕ら2人にも刺さった、というのが今回のキーポイント。

冬はコート一択の方にも、これまではダウン派だった方にもおすすめさせてください。

 

間違いなく今年のロングコート部門堂々の第1位。

一生物の本気アウターを仕入れましたので、最後までお付き合いください。

 

178cm / Size M

 

ヴィンテージのブラックウールをふんだんに使用した、シンプルながら重厚感のある面構えのロングコート。

真夜中にぼーっと夜空を一点見つめている時の引き込まれていくようなあの感覚。奥行きがあり、色からも重さを感じることができる圧倒的なブラックコートは、まさに一軍の名がふさわしい出立ちです。

 

 

これが今シーズンのフランクリーダー固めでしたかった理想のスタイリングです。

変わらずクラシックな洋服が好きで、特にフランクのようなファブリックに特徴のある洋服に合うコートを探すとなるとなかなか納得のいくものがなかったのですが、当たり前ですが同じブランドともなると馴染み具合は半端じゃないですね。

 

 

もう20年以上もクラシックな洋服を作り続けているブランドさんなので、もっと肩の張るザ・クラッシックなコートを作っていてもおかしくはないのですが、今回のコートは身幅、アーム共にかなりゆとりのある設計、それに肩もラグラン仕様なので手で持った時ほどの重さはなく着ていてもストレスのかからない考え抜かれたバランスでした。

フロントから見た時の見え間はかなりシンプルを追求したものですが、バックシルエットがもう最高なんです、、、

 

 

 

 

かなり高めの位置からつままれた生地が下に向かってスーッと落ちていくこのシルエット。

歩くたびに動きの出る後ろ姿に惚れ惚れします。

まぁ、自分では見えないんですけどね。笑

後ろを歩く人に見せびらかしたくなる自慢の後ろ姿。

「男なら背中で語れ。」と昭和の熱血謳い文句がありますが、語る気なんかなくとも勝手に語ってくれることでしょう。

 

 

178cm / Size M

 


< CREDIT >
SHIRTS: HERILL “Cotton Cashmere Brush Work Shirts”
PANTS: refomed “RIGHT HANDED DENIM PANTS(USED)”

 

さて、お次は先程よりもこのコートをカジュアルに着こなすなら、、、

真っ先に浮かんできたのは”シャツ”スタイルでした。

 

 

僕のスタイルにおいて外せないアイテムの一つで、全身カジュアルセットに抵抗のある僕にとって、どこか品よく引き締めてくれる要素が欲しい。

カジュアルなデニムと合わせてもどこかしっかりとした見え方をしてくれるので結果的に一年中同じような格好をしています。

もし僕と同じくカジュアルダウンさせすぎるのがしっくりこないという方は、お手持ちのシャツにコートを羽織る、くらいのバランスが収まりいいかも知れません。

 

 

 

そんな秋の装いにコートを羽織ってあげるだけで一気に冬の装いへと昇華してくれます。

冬は気温的にもレイヤードが必須になるので、洋服好きにとってはテンションが自然とぶち上がる季節な訳ですが、その日会った人の印象を決めるのはおそらく一番上に着ているアウターになります。

どんなに良いアイテムを下に重ねていようが、結局アウターまで手が回らなければ本末転倒。

前にもちらっと触れましたが、クラシック回帰を掲げる今季のannexにとって、クラシックな洋服がタイプな僕にとってはこれが今年の勝負アウターというわけです。

 

ディテールを見ていくと、ご覧の通りかなりアームホールは太め。
ということでインナーはおそらくなんでもいけちゃいますが、ものすごく目の詰まった生地なのでこのコート一枚でかなりの防寒性です。

 

 

今の日本の技術からすると、もちろん軽い素材で雨も弾くし、風邪も通さないような素材なんてのは存在するわけですが、原点に立ち返って自然本来のウールの持つ油分によって多少の雨はもろともしない、それに加え外からの風は通さず、汗をかいたとしてもイヤな匂いは素材が吸収して消し去ってくれる素材本来の良さをテック系の進化が進んでいる現代だからこそ体感してみてほしいです。

ということで、名古屋の例年通りの気温でいくと12月下旬の本気の冬が始まらない限りシャツ、スウェットくらいで十分このコート一枚で対応できると思いますよ。

 

168cm / Size S

 

< CREDIT >
SWEAT: UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBELCA SWEAT HOODIE”
PANTS: WELCOME RAIN “5 Pocket Denim”

 

店長の西脇にも着てもらいましたが、いつものスウェット+デニムのスタイルにも難なく馴染んでいました。

これは何通りもスタイリングを考えてみて思いましたが、このコートは本当にどんなスタイルの人でも使いやすいアウターだと思います。

ただ、ここで間違って認識して欲しくないのは、ブラックのコートだったらなんでも良かった訳では無く、フランクリーダーが作るこの質感、丈感、綺麗になり過ぎない重厚感のバランスが群を抜いていました。こんなコートは探してもなかなか出てこない。

 

 

それと、皆さんロングコートを選ぶ上で”丈間”は気にされるポイントの一つだと思いますが、本当に計算され尽くされてます。

大体膝とくるぶしの間くらいに来るようなレングスですが、このコートの作りとしてはウエストあたりまでにボタンが4つ付けられているデザインです。

これによって、フロントのボタンを全部閉めたとしても、歩けば必然的に穿いているパンツは見え隠れするようになり、ロングコートの一番の懸念点である”着られてる感”を防ぐことができるわけです。

「ロングコートはかっこいいけど、丈がな〜、、、」

で迷われていた方には真っ先に着ていただきたい。きっと今までの悩みなんていとも簡単に払拭してくれますよ。

ロングコートに身長なんて関係ねぇ。このコートはそう言ってます。

 

178cm / Size M

 


< CREDIT >
KNIT: HERILL “Goldencash Zipup Sweater”
PANTS: UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA SWEAT PANTS”

 

長くなってしまいましたが、最後はとっておきの今年したい真冬のスタイリングで。

僕らannexメンバーは皆ヘリルのゴールデンキャッシュが大好物で、時期が来れば誰かしらは着ているニットです。

そんな贅沢なふわふわとろとろのカシミヤニットの新作がここで着ているフルジップタイプ、今年はこれをこのコートのインナーに使いたい。

 

 

コートのボタンを閉めるときはジップ全締めで。

もうここまで来るとめちゃめちゃ自己満ですが、すんごい暖かさに加えて突き抜けてかっこいいと思います。

さっきその日の印象を決めるのはアウターだ。とお話しましたが、

このほんの少し首元から覗かせるアイテムを皆様なら何をチョイスしますか?

遊びに遊びまくってアレンジしちゃってください!

 

 

国内ブランドでもメインアウターともなると、当たり前のように二桁に乗ってくる今の時代。

人それぞれ良しとする部分も違うでしょうし、苦手なジャンルも当然存在すると思います。

この仕入れまでコートに対してそこまで思い入れがなかった僕から見て、

このコートは要素が詰まっていながら、それを全面に押し出してこない”普通さ”に強烈に魅力を感じました。

この込められた”普通”をどう着るか。洋服の面白さを感じることができると思います。

歯止めが効かなくなった僕のお財布に、ついてきてくださる猛者の方をお待ちしています。
今年のAWもとことん楽しんでやりましょう!

 

今回はかなり長いブログになってしまいましたが、ここまでご覧いただいてありがとうございました。

それでは23AW、僕からの本気の一生物アウターをぜひご堪能ください。

 

 

< FRANK LEDER >

BLACK WOOL COAT
Color: BLACK
Size: S / M
¥168,000- + TAX

 

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September 22, 2023, 6:00 PM

Category: PICK UP

PHEENYの冬がやってきます

 

 

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こんにちは。1LDKannexの三浦です。

今週末9月23日(土)にPHEENYの3rdデリバリーが発売になります。

早いものでPHEENYは今回が最終納品。ということは、がっつり冬物のメニューも入ってくるということです。
冬物は特に争奪戦となるPHEENYです。まだ9月でしょ?!とのんびりされていた方、そろそろギアを上げていただかないといけないかもしれません。

今回は全11品番の、カラバリも含めると20アイテムというボリューム。
見応えもたっぷりで、ファンはテンション上がること間違いないラインナップです。
詳細はインスタグラム(https://www.instagram.com/1ldk_annex/)の方にアップしているので、一度そちらも見てみてください。

 

 

 

 

今回は特に沢山あるので全てのアイテムをご紹介はできませんが、中でも23AWシーズンの目玉となるアイテムをお先にご紹介しておきたいと思います。

 

 

“Nylon rip quilting coat”
COL: IVORY / MOCHA / BLACK
SIZE: 1
¥77,000- TAX IN

 

 

皆様、楽しみにしていたであろうアウター類から。
ブランドが得意とする冬のラインナップが今年も揃いました。

ここ数年PHEENYが提案している機能アウターが中心のコレクションで、今年はキルティングのロングコートを初め、フリースと中綿ベストも到着しています。
今年も昨年と同様にお好きなバランスでレイヤードしていただけるようになっています。

実は23AWのannexの裏テーマにもなっているのが”レイヤード”。
いつも以上に重ねる事を楽しみいたいなと思えたシーズンで、PHEENYだけではなく各ブランドから色々ご用意しています。
この話は追々していきたいなと思いますが、そんな事も頭の片隅に入れていただいて、今回のPHEENYのコレクションを見てみてください。

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長155cm)

PHEENY “Wool knit flight cap” ¥20,900- TAX IN (MOCHA/サイズOS)

Y “NON MULESING WOOL KN PO” ¥29,700- TAX IN (WHITE/サイズ1)

MY__ “MY BASIC DENIM” ¥26,400- TAX IN (BLACK/サイズ0)

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長167cm)

PHEENY “Wool knit hooded scarf” ¥22,000- TAX IN (BLUE/サイズOS)

PHEENY “Athletic fleece L/S” ¥27,500- TAX IN (GRAY/サイズF)

MY__ “WOOL LIKE JERSY TROUSERS” ¥26,400- TAX IN (CHARCOAL/サイズ1)

 

 

“Nylon rip padding vest”
COL: IVORY / MOCHA / BLACK
SIZE: 1
¥61,600- TAX IN

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長155cm)

PHEENY “Polartec fleece pullover” ¥49,500- TAX IN (IVORY/サイズ1)

UNIVERSAL PRODUCTS. “NYLON TRACK PANTS” ¥28,600- TAX IN (KHAKI/サイズ1)

 

 

(CREDIT)(スタッフ身長167cm)

Y “NON MULESING WOOL KN PO” ¥49,500- TAX IN (NAVY/サイズ1)

NIVERSAL PRODUCTS. “EASY TROUSERS” ¥37,400- TAX IN (NAVY/サイズ1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっとこんな感じで、今日はレディーススタッフの鴈野と一緒にそれぞれが着たいバランスでスタイリングしてみました。

この3アイテムだけでも可能性は無限大で、色々と試してみるのが本当に楽しかったです。

まだまだやりたい着こなしは沢山あるので、それはまた店頭やブログでご紹介させてください。
商品の詳細もその時にじっくりお話しますね。

 

 

“Polartec fleece salopette skirt”
COL: GRAY / BLACK
SIZE: F
¥40,700- TAX IN

 

(CREDIT)(スタッフ身長155cm)

PHEENY “Athletic fleece L/S” ¥27,500- TAX IN (LIME/サイズF)

 

 

最後におまけです。

21AWの復刻のフリーススカートもこのタイミングで到着しました。
上記でご紹介したフリースP/O同様、ポーラテックの生地を使ったシリーズです。

前回買えなかった方も多くいらっしゃったようなので、こちらもぜひ早めにチェックしておいてください。

 

 

ざっと一通り写真多めでお見せしましたがいかがでしたでしょうか。
ブログを書きながら店頭でのお披露目がとっても楽しみになってきました。

AW何をいこうか迷っていた方は、まずは大物のアウターから攻めるのもアリだと思います。

今週末はぜひ、1LDK annexで色々悩んでみてください。
店頭でお待ちしております。

 

 

※こちらの商品は今週末の9月23日(土)13:00発売となります。

IZUMIYA ONLINE STOREでも同時発売致します。

 

 

 

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September 21, 2023, 7:25 PM

Category: PICK UP

Eddie Bauer Black Tag Collection

 

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こんにちは。1LDK annexの西脇です。

まずインスタグラムで既に告知していますが、1LDK中目黒がお店を始めてから今年で15年が経ちました。今週末9月23日(土)は日頃の感謝と15周年を記念して、スペシャルなコラボアイテムを販売します。

お時間、ご都合が合う方は是非週末中目黒のお店に行っていただきたいですし、annexでも一部アイテムを展開するので名古屋からも皆様と一緒に盛り上げられたら嬉しいです。

詳細は1LDK公式インスタグラム、中目黒のアカウント、ブログ等でご覧いただけるので是非チェックしてみてください。

 

annexでも今週末は盛りだくさんの内容となりました。

まずレディースからはPHEENYの23AWデリバリーが全て完納します。詳細は三浦からアナウンスがあるかと思いますが今期のメインディッシュとなるアイテムが勢揃いし、しっかりと選んでいただけます。

DAIWA PIER39からもアウターがメインでリリースされブランドが得意とするダウン類もこのタイミングで入荷します。メンズ、レディース共に今年も良い内容となっていると思います。

他にもAFTER HOURS、Y、YOKE、refomed、UNIVERSAL、MY等からも続々と新作商品が届いています。

 

そして盛りだくさんの中でも目玉になるのが今シーズンより日本に再上陸し、新しくannexで展開する「Eddie Bauer (エディー・バウアー)」。

今の40代以上の方なら懐かしい..なんて気持ちと、古着好きの方なら言わずとしれたアメリカの老舗アウトドアメーカー。

20代の私からしたら待望の復活!という訳で今回とても楽しみでしたし自分のお店でお取り扱いできることが嬉しい気持ちでいっぱいです。

ただ先にしっかりとお伝えすると通常のエディーのコレクションを展開するのではなく、Eddie Bauer Black Tag Collection (エディー・バウアーブラックタグコレクション)のスペシャルラインです。

 

 

 

 

100年以上の歴史から生まれたアイコニックな名品を、モダンクラシックにソフィスティケートさせており、上質な素材とサイジングで、高品質なアウトドアウェアを展開するコレクションです。現代だからできる技術と素材、パターンで作られたアイテムに是非注目していただきたいです。

メンズ、レディース共に展開します。

明日以降annexのインスタグラムで僕らの着用画像等もアップしていく予定です。

今週末9月23日(土)よりお披露目しますのでぜひたくさんの方に見ていただけたら嬉しいです。

 

 

 

【Eddie Bauer Black Tag Collection (エディー・バウアーブラックタグコレクション)】

100年以上の歴史から生まれたアイコニックな名品を、モダンクラシックにソフィスティケートさせたコレクションです。
上質な素材とサイジングで、高品質なアウトドアウェアコレクションとして2023年秋冬シーズンより展開致します。

【Eddie Bauer (エディー・バウアー)】
1920年に設立されたアメリカシアトルのアウトドアブランドで、ダウンプロダクツのパイオニアとして知られています。
創業者であるバウアー氏が自身の名前を冠したスポーツ用品店を創業し、その後、1936年にアメリカで初めてのダウンジャケット”Skyliner”を開発しました。
エディー・バウアーのダウンは、1950年代から1980年代のヒマラヤ登山全盛期に多くの著名なアメリカ人や登山隊に愛用されました。
本格的な登山用防寒具だけでなく、さまざまなアウトドアシーンに対応したウェアも提供しています。

 

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September 20, 2023, 5:09 PM

Category: PICK UP

秋の始まりを楽しもう。

 

 

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こんにちは。1LDKannexの鴈野です。

9月もまだまだ残暑が続くとの予報をちらっと聞きましたが、
少しずつ朝晩は気温が下がってきたような気がします。

店内は目まぐるしく商品が届く毎日です。
そろそろ少しずつ、秋の準備をしていきたいですね。

昼間はまだ暑いけど、さらっと軽く羽織れるシャツが欲しい。
そんな私のテンションにぴったりのアイテムを紹介します。

< MY__ >

“WOOL BLENDED REGULAR COLLAR SHIRT CHECK”

Color: BROWN CHECK
Size: 0
Price: ¥22.000 (¥24.200-TAX IN)

ウール混の軽めのチェック生地を使用したMYの定番型シャツです。

さらっとした肌触りなので今からすぐにでも快適に着ていただけます。
すとんと落ちる質感なので肩まわりもすっきりして見えるのと、パンツにインしていただいてもシルエットに影響する事なく綺麗に決まります。

小さい時から10年くらい水泳を習っていた影響か、最近ちょっと美味しいものを食べ過ぎているせいか、、、笑
自分の肩幅や体のシルエットが気になることがしばしば、、
古着にあるようなゆとりのあるシャツはサイズ感が大き過ぎたり小さ過ぎたり、素材が肩まわりのシルエットを強調していたりでなんかしっくりこない。

このMYのシャツはオーバーサイズシルエットでメンズ合わせになっている為ゆるっと着ることができて、すとんと落ちる素材なので身体のラインも気になりません。
こういうシャツ、求めてました、、笑

そしてこの着心地の良さは ”WOOL BLEND”
コットンの中にウールが混紡されていることによります。
柔らかい肌触りは特徴ですね。
なんだか最近肌がかゆいなーと思うことが増えたんですが、秋の花粉、来てますね。
花粉の時期は特に肌がデリケートになりがちです。
そんな私でもストレスフリーで着ることができるシャツ、そしてかわいい。
素晴らしいです。

普段着るさらっと羽織れるシャツはストレスフリーで着たいです。
そしていい感じに決まる。一番いいです。

女性らしく着たりカジュアルに着たり。
シャツの可能性を広げていきたいですね。

167㎝

首元をすっきりさせると一気に女性らしさが出て私はとても好きです。

チェックのシャツってなかなか自分の気分に合っていてサイズ感もぴったりなものに出会うのがなかなか大変なイメージがあります。
今回のチェック地は細かめで色味も落ち着いているので合わせやすく上品に見えるアイテムです。

ボタンを閉めてアイビーな雰囲気でも良いですね。

薄手でさらっとした肌触りなので中に着るアイテムでロングシーズン着ていただけるので、
いろんな合わせ方を楽しめます。

もう少し肌寒くなってきたらこの上に私たちの大好きなスウェットを重ねたり、
トレンチコートを羽織ったり、想像が膨らみますね。

今回はボタンを閉めてトレンチコート合わせにしてみました。

秋感ありますね!
一番好きな季節です。
色味も素材感も夏とはまた違う色んな種類が出てきたり、少しずつ重ね着が出来るようになってきたり、わくわくする事ばかりです。

合わせるアウターだけでこんなに雰囲気を変えられるなんて楽しすぎませんか。

シャツの可能性を感じます。

 

この肌触りの良さと質感、シルエットが着ていただくとハマると思います。

そしていろんな着方を楽しんでみて下さい。

今から沢山活躍してくれる一枚、手にとって頂けたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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September 16, 2023, 6:00 PM

Category: PICK UP

攻めの姿勢こそ、まさに男。

 

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今年に入って4本目。

完全に沼ってしまいました、、。

 

“左官職人”をルーツに物作りを行う refomed の洋服たち。

 

僕ら1LDKのスタイルには欠かす事ができない普遍的なアイテムを今シーズンも作ってくれていました。

各ブランド毎に特徴があり魅力となるポイントが特に異なる本当に奥が深いアイテム。それが「デニム」です。

 

定番アイテムとしてブランドの顔にもなり得るアイテムだと思いますが、
リフォメッドはここ数シーズンデニムは展開しているものの定番として固定する事なく毎回違う角度からの提案をしてくるところにグイグイ心を持って行かれています、、、

この攻めの姿勢こそ、まさに男。

筋肉もたいしてなくヒョロヒョロの僕ですが、せめて見た目くらいは男でありたいところ。

 

 

こんにちは。1LDK annexの金澤です。

 

待ってました!と声を大にして言いたい。

今日はリフォメッドから待ちに待った今期一推しデニムが届きましたので、ご紹介していきます。

 

 

< refomed >

OLD MAN DENIM JACKET(USED)
Color: USED WASH
Size: 2 / 3
Price: ¥50,600-TAX IN

RIGHT HANDED DENIM PANTS(USED)
Color: USED WASH
Size: 1 / 2
Price: ¥46,200-TAX IN

 

おさらいですが、リフォメッドのデザイナー安藤さんの家系は左官職人の家系だそうで、実際に安藤さん自身も左官のお仕事をされていたこともあったそうです。

そんなルーツが反映された洋服がリフォメッドには数多く存在しますが、今回の新作もこの左官職人シリーズに属するアイテム達です。

 

それでは早速いきましょうか。名前の通りOLD MANに想いを馳せて。

 

178cm / JKT: Size 3, PANTS: Size 2

 

 

まずはセットアップで着てみました。

 

すでに洗いまくって着古されたかのような今回のデニムの色味に注目です。

今シーズンは気分的にもウォッシュのかかったブリーチデニムが穿きたい気分だったことと、この加工具合にバッチリ心を撃ち抜かれたので、annexではこっちの色だけのセレクトにしました。

 

 

旧式の織機でゆっくりと時間をかけて織ったかの様なアジのある風合いを再現したクランチ織りの13.5 ozのデニムを使用していて、セルヴィッチデニムのような柔らかい風合い、自然なムラ感が魅力の生地です。(個人的には今までで一番好きな風合い、生地の分厚さでした、、、)

ここで採用された”クランチ織り”というのが現代では珍しい織り方のようで、経糸のテンションをあえて弱めて編むことで少しざらっとした凹凸のあるヴィンテージライクな生地感に仕上がるそうです。

 

 

 

その出来上がった生地に加工を施すことでムラ感のある表情に。

この加工で生まれる古着顔負けな縦落ち感がたまりませんね、、、
ガバッと2捲りくらいしちゃってください。

色味からするとクタクタでコシが抜けきっていそうな見た目をしていますが、13.5 ozのしっかりと厚みがあり丈夫な生地を使用しているので、程よい柔らかさはあるもののハリ感はしっかりと残っています。

 

この生地だけでもかな〜りこだわっている方だと思いますが、それだけでは終わらないのがリフォメッド。

上記写真をよく見ていただくと、ペンキのスプラッシュが確認できるかと思いますが、実はこれ一点一点職人さんの手で手作業で飛ばしているそうなんです。ものすごく手間暇かかってます、、、

ここ数年スプラッシュデニムを目にする機会が増えていますが、これほどブランドのルーツに則った説得力のあるスプラッシュデニムにはあまり出会えない気がしています。

 

 

 

 

見てください、この後ろ姿。

知らない人でも道端でこの後ろ姿見たら自然と目で追っちゃいそうです。笑

 

最初にお話した通り着るだけで男前になれるのがこのデニム。

商品名の通りOLD MAN (左官現場の熟練の親父さん)の体型をイメージソースに製作を進めたそうですが、

僕とは違いおそらくガッチリ骨太体型の親父さんは左官現場でこのジャケットを制服の様に毎日着て、右手にはコテ、左手にはパレットの様なものに材料を持ちながら立ちしゃがみを繰り返して壁に塗料を塗っているんだと思います。当然ペンキが飛んだり砂埃で汚れたりなんてこともあるでしょうし、洗っては乾かしまた仕事。というサイクルで何十年も着続けた結果、気がつけば後ろのシンチバックが千切れほつれてしまったのだと思います。(勝手なイメージです。笑)

 

178cm / Size 3

 


< CREDIT > DAIWA PIER39 “TECH SWEAT HOODIE(MENS)”

 

本来の正統派のデニムジャケットはというと、ザ・男のイケオジが着ているイメージで今の自分が着るとどうしてもその物の強さに負けてしまいがちです。

ですが、このリフォメッドが作る親父さんジャケットだとなんだかそこまで気を張らなくても着れそうなんです。ナイス親父さん。

やっぱりこれはリフォメッドが作る洋服のシルエットからくるもので、フロント中心にギャザーを、背面に2つのダーツを施すことで立体的なシルエットが生まれています。

この今までにない。という新鮮さはありつつ、オリジナルの形を崩しすぎていない様なちょうどよさ、少しの違和感に毎回やられるんだと思います。

 

僕の今の気分はコテコテのアメカジではなく、これくらい気を抜いたラフなクラシックスタイルをしたい気分なのでまさにドストライク、、。

 

 

 

インナーにはやや分厚めなスウェットを着てみましたが、身幅・袖にはまだ余裕があり真冬にはこの上からコートを難なく羽織れそうです。

袖口の生地もつまんであるので、着た時に自然とふっくらと溜まってくれちゃいます。

この計算されたシルエットだからこそ、ばさっと羽織るだけで OK。

むしろ無駄に味付けしないほうが潔くてカッコ良く決まってくれます。

なんて心強いんでしょう。
今年の冬はスウェットにこれ。ニットにこれ。で親父さんの様なガッチリ体型でないあなたも二度見されるほどの男前になれるはずです。

 

 

補足程度ですが、今回使用されているこのボタン。

パンツでも採用されていますが、鉄製のものであえて表面にメッキを施していないので、時間が経つことでだんだんと赤く錆びていくそうです。

こういう後発的な変化、着ていった後の仕様は全男が刺さる部分ではないでしょうか。

あぁ〜、やっぱりズルい。かっこいいです、、。

 

178cm / Size 2

 

 


< CREDIT > After Winter “Basic Sweatshirt”

 

そしてそして、全角度男前デニム。

リフォメッドのデニムは今年のSSでも買いましたが、やっぱりこちらも後ろ姿がイケてます。

少し深めの股上にやや大きめなケツポケット、それでもなぜかもたつかないズドンと下に落ちるシルエットは秋冬のスウェット、ニット達をしっかりと支えてくれるはずです。

 

 

 

最初の着画でお気付きの方はもうリフォメッドファンですね。

「 RIGHT HANDED DENIM PANTS 」

この名前の通り、左手に材料を乗せ、右手で作業をする左官職人をイメージして制作されたのがこの新作デニムです。

ここでは親父さんが右利き設定で話を進めますが、現場仕事中に何かモノを取り出す際パンツの右側にポケットがあった方が使いやすいのではないか、というか右側のポケットしか実際現場で使わないのでは、、?

ということで、後ろも裾も右側にのみポケットが配置されているのがこのパンツの大きな特徴になります。

 

そしてこのパンツももちろんジャケット同様ペイントを飛ばしているわけですが、

親父さんは左官現場でしゃがみながら作業することも多くあるようで、そうするとその姿勢的に脛の外側に擦れや汚れ (ここでいうペイント)が付きやすいことから、主に外側にペイントが飛ばされています。(もちろんこちらも手作業です。)

自分で書いててなんですが、イメージすればするほどこの親父さんってどんな人なんだろうか。と気になってきました。笑

多分休日はもうちょっと寝ていたいところをグッと堪えて子供と公園で遊ぶようなカッコいいパパでしょうね〜

 

 

 

 

少しだけ突っ込んだディテールのお話をすると、今回のデニムは80年代のウエストオーバーオールをベースにしたそうなので、このような腰回りのボタンの配置になっています。

サスペンダーで吊り上げてもいいんでしょうが、僕の気分的には裾をワンロールして地面にズルくらいルーズに穿き潰したい。

 

 

こんな感じでラフに穿いてみるのもいいですし、背面のレザーパッチもベルトが通る仕様になっていたので、しっかりとハイウエストでキレイに穿いてあげるのもいいと思います。

 

味付けが濃いようで濃すぎない、足し引きのバランスが絶妙なので、合わせるトップス、その日に履く靴によってもガラッと印象が変わってきます。

再三お伝えしている通りこのデニム達はさらっと着るだけでカッコよくなれます。

ただ、リフォメッドが”デニム”というアイテム・ジャンルを定番アイテムとして固定することなく毎シーズン新たな挑戦をするように

それを着る僕ら自身もカッコよくアップデートしていかないといけない。

最初に書いた通り、この攻めの姿勢こそ、まさに男。

みなさん、親父さんのように本当の男ってやつを目指してみませんか。

 

 

 

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