2023年、ショーツと向き合ってみました。
こんにちは。
最近はさらに洋服熱が高まりまくっている三浦です。
ここ最近の名古屋の最高気温はだいたい25-28度程でしょうか。半袖でいける日もあればノースリにシャツくらいの日もあったり、ロンT一枚の日もあったり、夜は少し寒い日もあるので着るものに悩まされる毎日ですが、むしろそれが楽しと思える季節になりました。
昔の服なんかも引っ張り出してきたり、旦那の服を勝手に着たりクローゼットを漁りながら今の気分を形にするのが楽しく、最近は朝のモチベーションがかなり高めです。
ここ数年あまり着てなかった服が久々に生き返ってくれたりするのも嬉しくて、あの時手放さなくて良かったとクローゼットを整理しながら思い出に浸ったりしていました。
最近はショーツとサンダルも解禁したので、さらに着こなしの幅が無限になりました。
それに合わせてまた新しいシャツが欲しくなったり、夏に向けてサングラスもいるなーなんて挙げ始めるとキリがないですが・・・そろそろSSのお買い物も終盤かなと思っていましたが、そういうわけにもいかなそうです。(悩)
店頭も今は夏物がズラッと並びました。
6月に入ったので出し惜しみなく一通りしっかり見ていただけるようになりましたので、夏物のお買い物は今がチャンスかと思います。
レディースに関してのお話ですが、今シーズンはいつものannexらしいセレクトにプラスして、より色んなスパイスを効かせられたシーズンだったなと思っています。
BELPERやCOOMEなどのテンションの違うブランドとのミックススタイルがその例かなと思いますが、沢山の方に楽しんでいただけたようで嬉しかったです。
今年は今まであまりチャレンジしてこなかったものもここにきて気分になっていたりとトレンドの変化と共に提案していきたいスタイルも私の中で少しですが変わってきました。
今シーズンは特にショーツスタイルにハマっていて早々に夏気分を堪能しています。
とは言いつつも、久しくショーツを穿いてこなかった私にとってはかなり新鮮でチャレンジでもありましたが、確か去年くらいからショーツが気になり始めて火がついたと思います。
まだまだ私も色々お試し中ではありますが、だんだんと自分が好きなバランスが掴めてきた気がします。
この時期になると毎年ショーツ需要が増えてきますが、お客様の中にはなかなかチャレンジできずにいるという方も多くいらっしゃったので、そんな方の背中を押せたらという意味でも個人的に意識しているショーツ選び、ショーツスタイルのコツなんかをご紹介できたらと思います。
FARAH
“One-tuck Shorts(T/R ホップサック)”
Color: BEIGE / CHARCOAL GRAY
Size: 26
Price: ¥17,600-(tax in)
まずは今回の23SSのラインナップからご紹介していこうと思うのですが、個人的に好きなのが”着丈やや長めショーツ”です。
ショーツ選びでまず直面するのが、どんなシルエット(着丈)を選ぶかでも着こなしが大きく変わってくると思います。
今シーズンは主に膝丈くらいの長めのものを中心にご用意しました。
このFARAHのショーツですが、膝くらいの着丈でさらにややフレアシルエットになっています。
所謂バミューダパンツみたいなデザインなのかなと思いますが、この着丈が今の気分というのと、大人の方、ショーツ初心者の方にも比較的はきやすいお勧めのシルエットです。
FARAHはいつもデニムやチノを主にセレクトしていましたが、今シーズンはメンズレディース共にプッシュしていた”ホップサック”という素材に注目しています。
商品のご紹介の前にまずはFARAHに関してですが、スタートは1920年に米国テキサスで耐久性とデザイン性を兼ね備えたワークウェアブランドとして誕生しました。
その後70年代にイギリスで生まれ変わってからは半世紀にわたり、スリムでシャープなスタイル、ホップサックトラウザーをアイコンとする英国のブランドとして認知されていたそうです。
定番のホップサックパンツは70年代イギリスのモッズやルードボーイ、90年代のインディーミュージックファッションなどのサブカルチャー文化に根付いています。
そのFARAHがアジアでリブランディングを行い、2022SSより国内上陸。
さまざまな紆余曲折を経てきたブランドですので、40代以上の方々は懐かしいとおっしゃっていたり、20代30代の方は新鮮な気持ちで楽しんでいただけています。
話は戻りますが、こうしてFARAHでも長らく愛されているホップサックという素材は今や春夏シーズンの定番になりつつある生地です。
細い糸を平織りで仕上げ、強度も高く通気性にも優れていおり、滑らかで艶もあるその見た目からフォーマル感を与えつつもカジュアルにも着こなせるのも大きなポイントです。
CREDIT(身長155cm)
YLEVE “DRY COMPACT COTTON KN CARDIGAN” ¥38,500-(tax in)(Size 1)
On “The Roger Centre Court” ¥21,780-(tax in)
私がリアルに普段着るとしたらこんな感じでしょうか。
大好きな白Tに白スニーカー。ポイントとして今年らしい発色の良いグリーンのカーディガンを羽織りに持ってきました。
ここで一つ私のショーツのMYルールをお伝えするとしたら、「トップスは何が何でも長袖!」。
これだけは譲れないこだわり、というかショーツを自分らしく着こなす時のポイントです。
とはいえ20代の時はもっと自由にショーツやスカートも穿いていたので、これは完全に30代になった今改めて着たいバランスではあります。
もちろん皆様それぞれのスタイルや体型、キャラなんかも関係してくるとは思いますので、あくまでも私三浦個人的ルールとして流しておいていただきたいのですが、今一番しっくりくる露出バランスがこんな感じです。
LENO
“DOUBLE BELTED GURKHA SHORT TROUSERS”
Color: BEIGE / NAVY
Size: 1
Price: ¥24,200-(tax in)
こちらも同様の感じでロンTに合わせていますが、足元をサンダルにしたり、袖を捲ったり微調整しながら色々なバランスを楽しんでいます。
先ほどのものとシルエットは似ているのですが素材感の全く異なるLENOのこちらのショーツも今期おすすめの一本です。
20SSから継続してリリースされているダブルベルトグルカショートトラウザー。
当店ではフルレングスのグルカパンツを継続的に展開していたので、見覚えのあるアイテムかと思いますが、今シーズンは新たにショーツタイプもセレクトしてみました。
上質なコットンを高密度で織り上げたツイル素材を使用し、綾目に立体感があるややざらっとした風合いのテクスチャーです。
ユリア樹脂のボタンを採用するなど随所にヴィンテージの要素を残し、フロントのダブルベルトにはオリジナルのバックルを採用し細部にまで拘っています。
先ほどのFARAHと比べても素材感が違うだけで全く異なる雰囲気で、こちらの方がよりカジュアルなスタイルが楽しめます。
ウエストマークになっているベルトのデザインもスタイルアップのポイントで、タックインすることによって野暮ったさのない女性らしい雰囲気で着ていただけますし、ロールアップをして丈感を調整することもできるので、シューズやトップスによって変化をつけられるところも大きなメリットかと思います。
CREDIT(身長155cm)
LENO “BALLET SHOES” ¥34,100-(tax in)
NAVYのグルカはなぜか無性にボーダーで合わせたくなる衝動に駆られます。
永遠の憧れジェーン・バーキン的な70’sのフレンチルック。
ボーダーとレザーシューズの合わせは定期的にやりたくなるバランスです。
ミリタリー、スポーツ、アウトドアetc…
ひとくくりにショーツと言ってもそれぞれにテンションの違いがあり、着たい雰囲気も違うのでショーツを履くようになってからはさらに着こなしの幅が広がりました。
またそれが同時に難しさでもありますが、ショーツを穿く時に意識している事として、ガチガチにメンズっぽくなりすぎないようレディな要素は必ず入れるということだったり、アクセサリーやヘアメイクなどのちょっとしたところにも気を使いながら自分のモノにしていくのも楽しいです。
とはいえ、あまり難しく考えすぎて欲しくはないので、まずはとにかく色々試してみてほしいと思っています。
話はそれから。一緒にベストを探していきましょう!
annexの洋服は20代から40代以上の方まで幅広い世代の方に着ていただいていますが、どの世代の方にも常にワクワクしていただけるものをご紹介していけたらと思っています。
大人になればなるほどファッションへのチャレンジ精神が衰えがちですが、常に新しいものを楽しむ余裕と探究心を持っていたいなと改めて思いました。
ショーツに苦手意識があった方も、今年こそは一度試してみるきっかけになれば嬉しいです。
店頭には今日紹介できなかったものもいくつかありますので、ぜひ店頭で皆様のお好きなものを探してみてください。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
June 9, 2023, 6:00 PM
Category: PICK UP