24AW YOKE
こんにちは。1LDK annexの西脇です。
やっと名古屋もジメジメした暑さが和らぎ少しづつ秋を感じられる気候になってきました。
買い物スイッチがオンになった方も多い1週間で、連日たくさんの方にご来店いただいています。
日々各ブランドからメインアイテムの入荷が続々と到着し、今期のメインディッシュをどれにしようか悩むラインナップが多く、インスタグラムではクイックに情報を出せるようにして、ブログでしっかりと具体的な情報をお届けできたらと思っています。
引き続きそれぞれチェックしていただけたら嬉しいです。(今週末も盛りだくさんです)
さて数日前にYOKEから新作デリバリーがあり一斉に商品を並べました。
24AWのYOKEはブランドがさらに進化していく様子を強く感じていただけるコレクションになっています。
そのインパクトとしてこれまでで1番多い140品番で構成。カラーバリエーションを含めるとさらに増え、それはもう圧巻な雰囲気でした。
もちろんただ多くなった訳ではなく、これまでの経験を踏まえてテーマに沿ってアプローチしたいことを表現したらこうなったとデザイナーの寺田さんは仰っていましたが、ワンシーズンでこれほどの洋服を考えらるのかとただただ驚かされました。「ぜひ全部見て欲しいです。大変かもだけど。笑」の言葉通り三浦と二人で脳内とんでもないカロリーを消費したことは忘れません。
全て見た後の私たちの感想は「本当にすごい。とてもよかった。」とシンプルにそう思いました。
これまでも一緒に様々な取り組みをしており、いつも近くでブランドのことを見させていただいていたのでよりいろんな感情で溢れました。
そんな24AWコレクションのシーズンテーマはピエール・スーラージュの作品からインスピレーションを受け、”黒へのアプローチ”を色々な角度から考え、追求したコレクション。
黒と言ってもさまざまな黒がある訳ですが、色々な素材を使って表現しているのも特徴です。例えばマットなブラックはレザーやニットの素材で、光沢感のあるブラックは合成系で。
そしてそのブラックスタイルに重ね、アクセントを加えていくためのカラーバリエーションとしてブランド初となる発色の良いカシミヤを使ったニットやリバーシブルのストールが用意されています。
他にも植物由来のバイオマスを主な原料として、微生物発酵(ブリューイング)プロセスにより作られる人工タンパク質素材「Brewed Protein™」をカシミヤ、ウールとブレンドさせた上質な生地を取り入れたり、リバー、スプレー加工等々あらゆるテクニックで作られているところにも注目していただきたいです。
色、素材、加工、そして作る上での様々な技術、どれか一つを強みにしても十分コレクションとして成立する訳ですが、この構成と選択肢は今の寺田さんの最大限の経験を生かして勝負したラインナップだと思っています。
とても悩みましたが、ブランドとしてのスタイルと、annexのスタイルとして提案していきたいアイテムの両面を考えてセレクト。絞りに絞り今期は全17型で皆さんに提案します。濃い部分を抽出できたと思います。
前置きがいつも長くなってしまいますが、今日はそのYOKEのコレクションから僕がおすすめしたいアイテムをご紹介します。
YOKE
“REVERSIBLE SEWING MINIMAL AWARD JACKET”
“REVERSIBLE SEWING DOUBLE BREASTED HALF COAT”
リバー仕立てのハーフコートとアワードジャケット。
18.5μのエクストラファインメリノウールとカシミヤの混紡糸で織り、両面ビーバー加工を施したやや起毛感があるのが特徴です。程よい厚みがありながらも柔らかさと軽さがしっかりと感じられる着心地です。
なんと言っても注目したいのが縫製部分。
先程お話したウール生地を縫い繋げて1枚の生地に仕立てたリバー仕上げになっています。
店頭で「リバーってなんですか?」「ダブルフェイスとは違うんですか?」とご質問いただきますので説明します。
まずリバーとは2枚の布を縫い繋げて1枚の布に仕立てる技法のことです。ダブルフェイスは生地を2枚重ねて使用することです。共通しているのは裏地(キュプラやポリエステルなど)がなく、どちらも触り心地が良いなどの特徴があります。
今回はリバー仕立てに着目してお話しますが、率直にこの製法は本当に大変なんです。
全て手作業で丁寧に仕上げていかなければいけないので、膨大な時間と労力が求められます。まさに職人さんありきなんです。
表から縫い目が見えないように縫い合わせる手まつりになるので上質に美しく洋服が仕上がることから着物や高級テーラードなどに用いられることが多い技法です。
時間を掛けて作られた生地はなんと言ってもとにかく軽くて暖かいのが魅力だと思います。
今回こちらの二型もできる限りミニマルにするため、ステッチを出さない縫製やフロントのファスナーテープが見えない仕様にするなど、各所手の込んだデザインになっています。
僕がこのYOKEのリバーシリーズに惹かれた点はこうした製法で作られたこと以外にも理由があります。
自分が提案しているスタイルにリバー仕立てのような上品で綺麗な生地の服はデニムやスウェットのスタイルに合わせるには、品の良さが際立ち過ぎてうまく馴染まないのが懸念点でした。
ただ寺田さんが提案する部分の良さは以前別注したMA-1とかのミリタリーアイテムもそうですが、「やり過ぎない」温度感の生み方が本当にうまいと思っています。
今回で言えばこの綺麗なリバー仕立ての生地をアワードジャケット で仕上げているのは目が惹かれました。所謂ストリート、カレッジのアイテムを逆の雰囲気で仕上げているのは面白いですし、自分の様なスタイルにも合わせやすくなり、実際に着てみて凄くよかったのでセレクトを決めました。
refomed “10WASH REVERSIBLE SWEATER”
refomed “FRESH MAN DENIM WIDE PANTS (OW)”
YOKE “BRUSHED CASHMERE SWEATER”
YOKE “Brewed Protein™ Blend Wool 3PLEATED WIDE TROUSERS”
いつもの雰囲気で合わせつつ、アイテムは全て今期の新作アイテムでスタイリングしました。
金澤には今期のブランド提案である、カシミアニットと「Brewed Protein™」のパンツで合わせてもらいましたが、僕ららしいYOKEで提案したい空気感が伝わったら嬉しいです。
そしてやはりリバー仕立ての魅力がしっかりと伝わるコートを。
シンプルに凄くかっこいいと思います。しかもロングではなくミドル丈なので色気が強く出過ぎず着やすいコートになっています。
前を開けて着るとラフな雰囲気で生地の良さが出ますし、逆に寒い日には首までしっかり締めて着ると防寒面とコートの格好良さをしっかりと感じていただけます。
こちらのコートは三浦も気に入っていて、ぜひ女性にも提案したいということでサイズ1も用意しています。またどこかのタイミングで彼女の着こなしも見れると思うので楽しみにしてください。
それぞれのモデルどちらも本当に素晴らしいのでたくさんの方に試していただきたいです。
まだまだご紹介したいアイテムがありますがまた次回ご紹介していきます。今日お伝えした情報含めて引き続きYOKEのコレクション、アイテムを楽しみしていただけたら嬉しいです。
さてちょうど先週末の三連休にお越しいただいた何人かのお客様から「今年は天然繊維が多いですね。」と声を掛けていただきました。
まさに一番変化させた部分を気づいていただけて嬉しかった訳ですが、現在の店内を見ていただくと本当にその様子がよく分かると思います。
コロナ禍から昨年までは「化繊」を中心に日常的に「過ごしやすい」スタイルを意識して買い付けしていました。(ゼロになる訳ではありません) ただ結構この手の服はしっかりとやり切れたと思っていて、むしろ今まで選んでいただいた服をどうアップデートして着られるかを考えていました。
そこで24AWからは初めて海外出張の買い付けもチャレンジさせてもらい、取り扱いあるないに関わらずこれまでで一番たくさんの国内外のブランドの洋服を見て視野を広げる時間を大切にしました。(100ブランド以上数千着..)
また昔からお世話をしてもらっている名古屋栄にあるUnlimited-lounge-のバイヤー鵜飼さんと一緒にパリ出張へ行き、お互い違うお店同士でコミュニケーションを取りながら買い付けしたのも初めての経験でした。鵜飼さんならではの洋服の本質を大切に考える視点と、徹底的にこだわりを持って洋服を選ぶ姿勢はとても勉強になりました。(個人的にこちらのブログが好きなのでぜひ読んでみてください)
色々な国の方の価値観や考え方、デザイン、素材、本当に様々な選択肢と解釈があることを肌で実感し、改めて世界は広いんだなと思うと同時に、日本の洋服ブランドの豊富さと製品のクオリティの高さも再認識した訳です。
そこで24AWシーズンの買い付けでは自分の中の考え方を広げて、新しい基準も持ちながらセレクト。素材が強い服、高い技術が求められる服、アイディアが面白い服等、より様々な視点で考えて選んだ服が揃ったと思います。連日ご紹介している一つ一つの洋服がその答えになります。
あくまでもannexらしいベースは変えず、今までご紹介してきたアイテムとの親和性も大切に考えながら皆さんに楽しんでいただける提案を心掛けています。
様々な理由で価格帯も顕著に振れ幅が広くなっていますが、annexのお客様はかなり幅広い層の方に来ていただいているのでそれぞれの方に合ったニーズの洋服を用意しています。慎重になるアイテムも多いと思いますが皆様に納得して選んでいただけるよう僕らも努めていきます。
分からないことや気になることがあればお気軽にご質問ください。
長くなりましたが、今週も自信を持っておすすめできるメニューばかりですのでたくさんの方のご来店お待ちしています。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 西脇
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September 26, 2024, 6:40 PM
Category: PICK UP
WOOL TRACK JACKET & PANTS
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
あっという間に9月も終わりに差し掛かり、昨日の雨を境に一気に湿度がなくなってカラッとした秋の気温になってきましたね。
早めから買っていた秋服、冬服が全然着れないぞ!と、全国の洋服ラバーが嘆いていたと思いますが、ここからがようやく本番です!
自分自身チャレンジしてみようかなと思っていた、オススメしたいアイテムが届きましたので、今日はそちらのご紹介を!
< UNIVERSAL PRODUCTS. >
“WOOL TRACK JACKET”
COL: BLACK
SIZE: 2 / 3
¥39,600-TAX IN
“WOOL TRACK PANTS”
COL: BLACK
SIZE: 2 / 3
¥33,000-TAX IN
それがこちら。いい感じに気の抜けたセットアップです。
僕個人でいくとこういったトラックジャケット、そのセットアップとなるとこれまでに一度も手を出してきたことのないアイテムで、セットアップといえばテーラードのジャケットにスラックスのような王道をこれまで少しずつ集めてきました。
スポーツ系のアイテムは正直苦手意識を持っていて、自分が着たい洋服の着方に対して上手く取り入れられるイメージが持てず中々選べずにいました。
ただ今回このユニバーサルのトラックジャケット、トラックパンツはそういったことを気にせず取り入れることができた訳です。
というのも、某アウトドアブランドやスポーツブランドでいくと所謂ジャージ素材で作られていることが多く、スポーティーな印象がどうしても拭えないアイテムですが、
ユニバーサルでは「WOOL 44%, COTTON 56%」
メリノウールとコットンを配合したダブルフェイス生地ということで、まず第一にアイテムとしての”見え方”がかなり落ち着いた印象に変わっていると思います。ここが僕にとっては大きなポイントでした。
また、ダブルフェイス生地というのは2枚の生地を縫い合わせて1枚の生地にしているもののことを指しますが、これによって裏地を貼る必要がなくなり肌に触れる部分はサラッと着心地がよく、言うまでもなく保温性能は高いアイテムになります。
今年の冬はどうなるか分かりませんが、昨年の冬は暖冬で本格的に寒くなったのは年を越してからだったような覚えで、これからご紹介するスタイリングでいくとかなりの時期までこの2アイテムは活躍してくれるはず。
僕が今シーズンおすすめしたいスタイル、ニュアンスをお伝えできたらなと思います!
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL TRACK JACKET” (178cm / size 3)
YOUTH OF THE WATER “PANTS(251-03001)” (178cm / size L)
まずはジャケット単体から。
自分がこのジャケットをスタイリングに取り入れるならと真っ先に浮かんだのは、シャツにスラックスのいつものバランスでした。むしろ展示会で見た時からこれがしたくて入れたまであります。笑
今シーズンのユニバーサルで買ったALBINIシャツをインナーに、新ブランドYOUTHのウールニット地スラックス。
そこにこのブログの主役を羽織るわけですが、先ほどお話しした質感からスタイリング全体のバランスが軽くなり過ぎず、むしろシャツにスラックスのままだとコテコテのバランスになるところを絶妙な立ち位置で取り持ってくれています。
いま着たい”普通さ”を追及するユニバーサルは、どんなキャラの人が着てもスタイルに馴染んでくれるアイテムばかりですが、僕のように今までだったら手に取ってこなかったアイテムを、こういった解釈で提案してくれることで一気に着たいと思える存在に変わるのも面白いですし、いままでやりたいとは思っていても自分は似合わないしな〜で諦めていたスタイリングをできることが嬉しいです。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL TRACK PANTS” (178cm / size 3)
さてお次はパンツですが、スタイリング云々の前にめちゃめちゃ穿き心地がいい!(ぜひ一度試しに穿いてみてください!)
そもそもトラックパンツとは陸上競技用のトレーニングウェアとして作られたパンツになりますが、ユニバーサルのコレはちょっと上品な街着用の休日パンツといった感じ。
ワタリから裾にかけてほぼストレートに落ちるようなシルエットで、ニットのようなもちもちとした生地感、スウェットパンツにはない素材のとろみ、動き方がクセになります。
(絞りあり)
< CREDIT >
Hender Scheme “tirolean #2146”
そして裾にはドロストが入っていて、178cmの僕でサイズ3を穿くと絞りなしで大きめにワンクッション、絞りありでくるぶしで止めて被せて穿くと下のようにややスッキリとしたバランスになります。
僕的にはローファーを履く時は絞りなしでダルっとあえてルーズに穿いて、Henderのようにボリュームのあるスニーカーの時は絞ってすっきりと見せてあげると収まりが良かったように思います。
< CREDIT >
HERILL “Goldencash Pullover” (T.GRAY: 178cm / size 3)
YOKE “LEATHER FLIGHT JACKET” (178cm / size 3)
ダブルフェイス生地ですが、生地自体はそこまで分厚くないため店頭でちらほらと「これって冬寒くないですかね、、?」と。
そこはご安心ください。
もうすぐくる秋口から春先までしっかりと快適に過ごせるパンツです。
シャツやスウェット、ブルゾンなど色々とスタイリングを組んでみましたが、改めて太過ぎず細過ぎないシルエットが本当に万能。
annexには欠かせないゴールデンキャッシュをインナーに今シーズン楽しみに待っていたYOKEのレザージャケットを羽織って色のトーンは暗めで抑えましたが、素材感も際立ち冬の装いはこれにて完成。
あとはアチアチのおでんを食べてキンキンに冷えたビールをぐいっといけば最高ですね。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA CREW NECK SWEAT” (OATMEAL: 178cm / size 2)
Hender Scheme “tirolean #2146” (BLACK)
< CREDIT >
COMESANDGOES for 1LDK annex “CLEAR TWILL CAP” (BLACK)
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL TRACK JACKET” (168cm / size 2)
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL TRACK PANTS” (168cm / size 2)
さて、ラストはやっぱりセットアップスタイルです。
ここまでのアイテム単体のスタイリングは僕の主観を強く入れたものでしたので、セットアップはユニバーサルらしい雰囲気で店長西脇と撮影してきました。
これまでにセットアップ系を買ったはいいものの、単体使いしかしてないな。なんてパターンも少なくないはず。
僕もよくこの現象に陥りがちですが、今回のこのセットアップは休日にすごく重宝しそうなんですよね。家の近くのコメダで通称ホットミルコ(ホットミルクコーヒー)を飲んでる想像が付きます。笑
ラフなんですけど手は抜いているように見えない、でも実際かなりラクをしているスタイル。まさに大人のオフスタイルにはぴったりなアイテムではないでしょうか。
普段はこういった洋服に手を伸ばさない自分も、セットアップを着ている謎の大人の余裕感に憧れてチャレンジしてみようと思います。
○お問い合わせ先
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〒461-0001
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
September 23, 2024, 7:01 PM
Category: PICK UP
カシミヤの虜
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
今日は私の今シーズンのリアルバイについて書きたいと思います。
“extreme cashmere”
皆様チェックしていただいていますでしょうか?
結構前にブログやインスタで軽くご紹介したことがあるのですが、今シーズンから1LDK annexで新たにスタートしたブランドです。
その名の通りカシミヤをメインとしたニットブランドで、2016年にオランダ・アムステルダムで誕生しました。
高品質のモンゴル産ゴートカシミアを使用し、ベーシックでタイムレスなコレクションを展開しています。
当店に入荷したのは6月頃だったでしょうか?
これから夏が始まろうという時に大量のカシミヤニットが到着しました。
以前に他店舗で何度か見たことはありましたが、じっくり見て、触れるのはこれが初めてで、テンションが上がったのを覚えています。
今回からお取り扱いをさせていただくことが決まり、私も絶対着てみたい!と、とても楽しみにしていました。
既にいくつか愛用しているので、今日は実際に私が気に入ったポイントだったり、ブランドの魅力についてご紹介していきます。
「素材に拘りながら、着る人の性別や体型、年齢にとらわれず、全ての人が楽しめるニット」
デザイナーのサスキア・ダイクストラ氏とカミラ・セーラ氏は20年以上にわたり、海外のメーカーでニットデザイナーとして活躍されていました。
著名なハイブランドやメゾンのカシミアのニットを手がけてきたカシミアのエキスパートです。
extreme cashmereの大きな特徴として、各モデルワンサイズのみで展開されています。
フィット感を楽しんだり、自分で好きなようにサイズ調整をしたり、自由なスタイルで楽しめる服で、ジェンダーや国境、年齢を超えて、ファッションラバーに支持され続けてきました。
初めはまず一つのセーターを100枚販売することからスタートしたそうですが、今ではコレクション毎に50品番以上ものアイテムを展開しています。
カシミヤに特化した、極端に振り切ったアプローチはなかなか受け入れられるのが難しかったといいますが、こうして彼らのポリシーを貫きながら徐々に徐々に展開規模も大きくなり、今では世界中のファッションユーザーに愛されるブランドに。
ブランドチームの並々ならぬカシミア愛によりこのextreme cashmereというブランドが存在しています。
extreme cashmere
“singlet(tanktop)”
“tina(tee)”
Color: SNOW / GRAY / NAVY
私はまずこちらの半袖Tとタンクトップをゲットしました。
半年くらい前に西脇から「来期extremeをやろうと思うんだけど」と相談を受けてから私も本格的にブランドについてリサーチするようになったのですが、個人的にレディースでやるならこれ!と決めていたのがこちらのシリーズです。
“コットンとカシミヤ”を使ったニットウェア。
数々のシルエットのインナーアイテムを中心にパンツやワンピースに至るまで幅広いアイテムを展開しています。
extreme cashmereをannexで展開するなら絶対にインナーをやりたいと強く思っていました。
普段はコットンをこよなく愛する私たちですが、最近はウールTにものすごく注目していて、様々なブランドからウールを使ったインナーをセレクトしています。
直接素肌に触れるアイテムだからこそ、心地よさ、快適さは常に追求し続けてきましたが、保温性、吸湿性に優れ、年中快適に着られるのが動物原料。
そして繊維の宝石とも称されるカシミヤ。
そんな贅沢で、最高なTシャツに我々は出会ってしまいました。
「cotton70,cashmere30」
季節によってカシミアがフィットしない国もありますが、コットンをミックスすることで暑い夏も快適に過ごすことができる。
そういう意図で生まれたこのコットン・カシミヤシリーズは日本の暑い夏にこそお勧めしたいです。
何度も改良を重ねて誕生したという拘りの素材。
さらっと軽く、柔らかで、肌触りの良さには本当に驚きました。
これは実際に体感していただかないと伝わらない感動だと思いますので、ぜひ店頭で試してみてください。
私は普段は下着の上に一枚で着ます。
もちろん汗もかきますし、ニットということでやや抵抗感があるのも分かりますが、できれば素肌で着て存分にこの気持ちよさを体感していただくのをお勧めしたいです。
この素材の利点として吸湿性の良さに優れ、汗を素早く逃がしてくれるので、むしろ心地よく着ていただけるはずです。
コットンを混合することでより気軽にシーズンレスで着られますし、夏が終わってからもインナーとして沢山使おうと思っています。
Tシャツのデザイン自体はこんなに沢山種類があるのですが、annexではコンパクトなサイズ感の”tina”というモデルをセレクトしました。
コンパクトなシルエットではありますが、ニット特有の伸縮性の良さによりイージーな着心地を実現しています。
トレンド感のあるこのサイズ感がとても気に入っていますし、風合いも相まって女性らしく上品に着られるTシャツなのではと思います。
同じくタンクトップもお勧めで、こちらもインナーとしてこの夏とても重宝しました。
Tシャツよりもネックの開きが大きいので、インナーとして使った時かなり印象が変わります。
シャツやジャケットを羽織った時の抜け感が可愛いのでとてもお勧めです。
また、サイズ感はややゆったりなのでこちらは男性にも着ていただけるのですが、実際に店長西脇も愛用していて本人もとても気に入っていました。
西脇の場合、私みたいにインナーとして見せる着方はしませんが、Tシャツやスウェットの中に着るのにちょうど良いです。
こういった見えないところの贅沢って自分一人で楽しむ高揚感と言いますか、むしろテンションが上がるのは私だけでしょうか?
非常に自己満足度の高いアイテムかなとは思いますが、大人としてそんなアイテムを持っているのもカッコイイですよね。
ちょっと背伸びしてでも実際に体感して欲しいアイテムです。
また、個人的にハマっているのがアンサンブル。
2アイテムゲットするとこんなこともできちゃいます。
私は同色で持っているのでこんな感じで着ています。
シンプルながらどこか小慣れたニュアンスがカシミヤならではだなと、カシミヤの魅力に益々ハマってしまいました。
時期によってはスカーフやベルト、ビスチェなどの小物類も展開していて、少し遊びを効かせたスタイルも楽しいのがextreme cashmere。
私もコツコツと集めていろんな合わせ方を発見していきたいと思っています。
extreme cashmere
“zoe(pullover)”
Color: SNOW / GRAY / NAVY
もう一つ、同じコットン・カシミヤを使用したニットプルオーバーも追加購入してしまいました。
こちらもワンサイズの作りでかなりゆったりとした作りになっています。
ふわっとボリュームのあるお袖が特徴的で、中性的な雰囲気がブランドらしいデザインかなと思います。
これからの時期は一枚で着るのにちょうど良いですし、寒くなってきたらジャケットのインナーで着たいです。
(CREDIT)(身長155cm)
MY__ “WOOL SILK PINSTRIPED TROUSERS”
(CREDIT)(身長155cm)
BELPER “WASHED LINEN VEST”
カラー展開はSNOW,GRAY,NAVYの3色。(今は欠品があります。すみません。)
カラバリが豊富なextremeですが、私たちはまずベーシックカラーで攻めました。
こちらを提案する上で第一に、常に私たちのクローゼットにいて欲しいスタンダードアイテム。その視点を軸にピックアップしています。
どれも普遍的なデザインばかりなので、流行に左右されないのもこのブランドの強みだなと思います。
一つ豆知識として、各商品についているこちらの刺繍。
コレクション毎に展開されているカラバリをここにあしらっています。
この些細なデザインにもキュンとしてしまいます。
個人的にはカラーものが大好きなので、次はカラフルなニットを沢山仕入れてみたいです。
展開されるカラーバリエーションはコレクションによって変わるのも楽しみなところで、その年々の気分によって合わせる色を変えることができます。
今回ベーシックカラーをゲットしてくださった方は次のデリバリーもぜひ期待していてください。
気になるカシミヤのお手入れ方法ですが、すべてのアイテムが自宅の洗濯機洗いが可能です。
これはかなりポイント高いですよね。
皆さんにもカシミヤに対するハードルを少し下げていただけたのではと思います。
私たちが実際にやっているお手入れ方法としましては、ネットに入れてウール用の洗剤かお洒落着用のものを使っています。
洗濯機に入れるのは気が引けるという方も多いですが、案外タフで私も正直びっくりしています。
手洗いなんてとてもやってられん!というのが我々の本音でもありますので、簡単にお手入れできるのは本当にありがたい。忙しい主婦の強い味方です。
またお買い上げいただいた際には、オリジナルのコームをお渡しさせていただきます。
こちらでブラッシングして毛玉を処理していただけますし、消臭、防虫効果も。
保管する際は付属の袋に一緒に入れてしまっていただくのがお勧めで、パッケージデザインも可愛くてテンション上がりますし、できる限り長く愛用していただけるようにとブランドさんの想いも伝わり温かい気持ちになります。
私たちも最後まで皆さんに安心してお買い物をしていただけるよう責任を持ってケアさせていただきますので、何かご不明点があればいつでもご相談ください。
長くなりましたがこの辺でそろそろ終わりにしようと思います。
ブランドを初めて知るという方も少しは興味を持っていただけましたでしょうか?
モノのクオリティは勿論、私はブランドの世界観が本当に大好きで、ルックやインスタグラムを見ていてもそうですが、1LDKとの親和性をものすごく感じています。
自由で、飾らず自然体の中に強さがある。
勝手ながら「私たちと一緒じゃん!」と共感してます。笑
(CREDIT)(身長155cm)
MY__ “CHECKED FLANNEL REGULAR COLLAR SHIRT”
MY__ “WOOL LIKE JERSY TROUSERS”
カシミヤの洋服はHERILLを筆頭に色々とお取り扱いしてきましたが、今シーズンからはannexの2大カシミヤブランドとしてこちらの2つをご提案していきます。
ここ数年はカシミヤカシミヤとうるさいくらいに毎年言ってきましたが、extreme cashmereに出会ったおかげで今年はさらにその魅力についてお伝えできるようになったと思っています。
両者とも全く違った世界観で勝負していますので、どちらの良さも直接お伝えしていけると嬉しいです。
おかげさまで在庫はかなり無くなってしまい、ものによってはご覧いただけないものもありますが、冬に向けたカシミヤ100の厚手のニットもまだご用意があるのでぜひ一度見にいらしてください。
最後に、以前西脇が書いたブログを載せておきます。
彼が実際にパリでバイイングしてきた時の生の声が記載されています。
とにかくチームの皆さんも本当に素敵な方々ばかりだったそうで、ブランドの大きなエネルギーを私も感じました。
まだスタートしたばかりなので、これからが本当に楽しみです。
annexチームのメンバーもそれぞれ気に入ったアイテムが違っていたり、これからどう展開されていくのか我々もまだ未知のブランドではありますので、ぜひ一緒に楽しんで欲しいなと思います。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
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1LDK annex 三浦
September 18, 2024, 6:24 PM
Category: PICK UP
今だからこの色を。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
九月に入って着々と秋冬に向けての買い物は進んでいますでしょうか。
僕自身はエクストリームカシミヤから秋冬がスタートして、ユニバーサルのスウェットそしてパンツ等購入していますが、まだまだぶっ飛ばして爆買いしていきます笑
これからの納品で楽しみにしているアイテムもありますので、追々お話しさせていただきます。笑
さて今回は、店頭で見る限り熱量を持ってニットやライトアウター系を見に来てくださる方がいる中でこちらを紹介させていただきます。
HERILL
COL : Vintage Worn
SIZE : 0 / 1
¥47,300 – (tax in )
アウターやニットじゃなくてデニムかいと思われた方、待ってください。もう少しだけお付き合いください。
ワイドシルエットのタック入り4ポケットデニム。
腰回りにゆとりを持たせて太過ぎない綺麗なバランスで、すっきりとした落ち感も兼ね備えたシルエットが特徴的です。
この時期にこの色のデニムをHERILLが提案として出したことを自分なりに解釈してお伝えさせていただきます。
ですので今回はスタイリング多め。こんな感じで着ることも出来るんだと雰囲気だけでも掴んでいただきたいです。
ぜひ見ていってください。
jacket : YOUTH OF THE WATER
ウールのライトアウターで夜出かける際やもう少し気温が下がったらこのスタイルでも。
ウールとの相性が思った以上に良くて重たい素材でも負けないので暗くて重たい色になりがちな秋冬だからこそこのデニムの色合いでバランスが取れると思います。
個人的に黒が好きなので一番リアルに活躍するだろうなというスタイル。
独特なとろみがあるのでウォッシュの加工の見た目ですが、上品に纏まる。
僕はラフさを出したかったのでスニーカーで合わせましたが、もちろん革靴でも。
tops : extreme cashmere
shose : Hender Scheme
最初に説明したこの時期にへリルがこのアイテムを出した理由がわかりやすいスタイリング。
一見重ためのフルジップのカシミヤですがデニムの色合いで軽い印象になります。
この季節にあえて履きたくなるなと改めて感じさせてくれました。
上品なカシミヤと合わせることで気合を入れて着てる雰囲気がなくて気の抜けたあくまで生活の一部として着用しているのが大人の遊びという感じ笑
贅沢な遊びです。
股上をあげて履くと本当に綺麗なシルエットなのでスラックスのように使って抜け感も。
jacket : AFTERHOURS
個人的に好きなスタイリング。
アフターアワーズのウールジャケットにいなためのスニーカーで合わせているスタイリングが好きで、野暮ったい雰囲気を出したくてあえて腰履きしてます。
ちょっとナードなスニーカーが入るだけで今っぽい雰囲気に。
裾幅も比較的取られているので自然に靴に溜まってくれる為、雰囲気を変えるのがとても良いです。アフターアワーズやへリルの贅沢な生地でどうふざけようかなと考えるのが楽しい笑
序盤でも説明した通り、腰回りにゆとりがあるのでストレスがなく着ていてとても楽です。意外とこの着ていて楽なポイントがとても大切。普段から気に入って着ている物の多くは着ていて楽なものが多いように感じます。
coat : AFTERHOURS
秋冬といえばコート。
合わせた時に驚くほど自然に馴染んだので今までにない新しい発見でした。
今まででだったら黒のスウェットパンツで合わせるだろうなと思ったので自分のスタイルの幅が広がってより服を楽しめそうです。
僕のように溜めて履かなくてもジャストで着て綺麗目に振っても面白そうだと思ったのでぜひ試してみて下さい。
カジュアルに合わせたくてスニーカー多めのスタイリングになっていますが、シンプルにシャツと革靴だけでもこの時期からサラッとかっこよく着用できます。
どのスタイリングがご自身に会うかも踏まえて見ると印象も変わってくるかと思います。
今回はこれから寒くなるということで秋冬をイメージしたスタイリングでしたが、夏でもTシャツ一枚でデニムの履き方を変えていくと同じものでも違った雰囲気を出せ、通年使っていける物なので愛着も。
どう履きたいかによって選ぶサイズ感は変わってくるので、まずは今年のスタイルを決めてそれから選ぶとスムーズかと思われます。
スタイルの基盤となるのはパンツだと思っているので、良いものを長く着用していただくお手伝いができたら幸いです。
今回は以上になります。
実際に履いて感じる印象も変わってくるかと思いますのでまずは試着だけでも。
では、店頭でお待ちしております。
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1LDK annex
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052-211-9546
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1LDK annex 杉浦
September 16, 2024, 6:30 PM
Category: PICK UP
ちょうどいいウールスラックス
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
9月に入ったことで各ブランドさんからの新作入荷が連日続いていて、すっかりお店の中はAWムードになりました。
僕らスタッフも早めに買っていた洋服たちをひとまず店頭限定で楽しんでいます。
名古屋はまだまだ暑い日が続いていますが、ここ最近はそろそろ秋物を買い足したいという方が増えてきたイメージです。
そんな方々に向けて、今年の大物(アウターやニット)などの主役級を買い足す前に今シーズンの1LDKスタイルでおすすめしたいパンツのご紹介をしていこうと思います!
UNIVERSAL PRODUCTS.
COL: CHARCOAL
SIZE: 2 / 3
¥35,200-TAX IN
ストンと落ちる綺麗なシルエットの2タックワイドトラウザーズ。実は今シーズンからの新型です。
展示会で穿いた時からコレは使いやすそうだな、、!と思った通りで、実際にお店に届いてからもスタイリングを組みやすく、個人オーダーを付けていたので実際に穿いてご紹介していこう!と気合いを入れたタイミングでスタッフ杉浦に奪われました(笑)
まあ、いいんです。気に入ってほぼ毎日穿いているのを見るので、彼も気合いたっぷりにご紹介してくれるはず、、!
今日のこのブログで僕の気持ちを成仏させつつ、AWシーズンのスタイリングでの使いやすさをお伝えできればなと思います!
実際に穿いてみると、太さはありつつ裾をやや溜めて穿いてもだらしなくならない、絶妙なバランス。
今シーズンは例年と比較すると、各ブランドさんからグレー系のスラックスを多く仕入れていますが、僕がこのユニバーサルを推したいのは”カッコよくなり過ぎないところ”です。
というのも、(各ブランドの良し悪しは置いておいて、)すでにお店に入荷してきているものでいくと、YOKEでは”3PLEATED WIDE-LEG TROUSERS“の3タックが入ったドカッと太く存在感のあるストレートシルエットで、A.PRESSEからは”Wool Kersey Trousers“の真っ直ぐにストンと落ちるすっきりとした見た目のストレートシルエット。
そして、個人的に買いたいな〜と入荷を待っているHERILLのスラックスもA.PRESSEに近いシルエットです。
3ブランド共通して生地にはハリがあり、毛羽立ちをあえて少なくした高密度なものを使用しているためドレス寄りなイメージ。
一方ユニバーサルはというと、先ほど挙げたようないわゆるなスラックスとは違い、”ウールサージ”という生地を使用していて、敢えて若干の毛羽を立ちのある表情をしたものをチョイスしています。
また、この生地はトロッとした柔らかい生地で、スラックスでイメージするようなプリーツがピシッと入った硬めの生地とは相反する雰囲気を持っています。
ポイントにあげた”カッコよくなり過ぎない”というのは、この生地とシルエットからくるもので、スラックスとは言いながらもややカジュアルな見た目をしているところが万能さの秘訣です。
僕はクラシックなスタイルが好きなのでこういったデニムジャケットで革靴のようなスタイリングはドンピシャで好みですが、ここに当てはめるスラックスはユニバーサルでないとこの雰囲気は出せません。
もちろん個人的にはビシッとプリーツの入ったザ・スラックスも大好物ですが、ユニバーサルの良さはカメレオンのようにどんな時でもどんなスタイリングにおいてもはめ込むことができるフラットなポジションでいることが最大の魅力だと思っています。
スラックスをあまり穿いてきたことがない方でも、逆に普段から穿いていて好きな方にも自信を持っておすすめできますので、ぜひ店頭でお試しください!
< CREDIT >
extreme cashmere “xtra out”
追加でスタイリングをもう一つ。
AWのスタイリングといえばやっぱりニットは欠かせませんよね。
今年はネイビーのカシミヤニットを買えたので満足していましたが、こうやってスタイリングを組んでしまうとダメですね、、、次から次へと物欲が湧いてきます、、、笑
先ほどお伝えしたように、やや毛羽立たせていることでカシミヤの素材感にも負けることなくグレーのワントーンスタイルも最高でした。
ニットに限らず秋冬の洋服は素材感が強いものが多いので、こういった馴染みやすくトータルのバランスがとりやすいパンツはあるとかなり助かると思いますよ。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “3PATCH POCKET TAILORED JACKET”
Hender Scheme “tirolean #2146”
さて、ここからは番外編。
実はこのスラックスの組上、ジャケットもご用意しています。
ジャケットの細かなご紹介はまた追ってできればと思いますが、僕世代の方はちょっといいレストランでの食事や結婚式の二次会にお呼ばれする機会も増えてくると思いますので、サラッと着て行けたらかっこいいですよね。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA CREW NECK SWEAT”
ちなみにインナーにはジャンベルカのスウェットを着ましたが、肩周りの窮屈感がなく羽織ることができましたので、シャツやニットのレイヤードも楽しんでいただけると思います。
セットアップをお探しだった方は、このセットなら決めすぎず使いやすいのでおすすめです!
ちょうどよく、カッコ良すぎず、あえてグダっとラフに穿きたいスラックス。
ユニバーサルらしい、嫌味のない、”いま穿きたい”バランスが詰まっています。
10月に向けて少しづつ気温が落ちていってくれるはず、、、なので、このちょうどいいスラックスをベースに今年はどんな大物アイテムをゲットしようか考える時間も楽しいと思いますよ。
○お問い合わせ先
1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
052-211-9546
info@1ldk-annex.jp
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
September 12, 2024, 6:20 PM
Category: PICK UP
YOUTH OF THE WATER
こんにちは。1LDK annexの西脇です。
いつだったかは忘れましたが、いつも通り朝出勤したら一枚の封筒が僕の元に届いていました。
中には一枚の生地スワッチと、展示会の案内状が入っていて、今時珍しいアナログなお便りをいただきました。
一般的なブランド概要とかが書いてある訳でもなく、インスタグラムを見ても情報も少ない。この感じは個人的には大好物です。
なのでまずは洋服を見てみようと展示会へ行きました。
2024AWよりブランドを立ち上げ、記念すべきファーストシーズンからお取り扱いを決めました。
ファーストシーズンでセレクトしたメニューは全部で5型。僕が素直に良いなと思ったものを選びました。背景含め一品一品しっかりと作り込まれていて、最近のannexにはなかった洋服を皆さんに新しく提案できると思います。何が良かったのか色々と書きたいところですがまずはいろいろな情報を入れずフラットな目線で見ていただきたいです。
ただ気になる方には予習もできるように各アイテムの詳細をオンラインページに書きました。既に2型完売していますがブランドのことをよく知っていただけるアイテムになっているので掲載しています。
YOUTH OF THE WATER ONLINE PAGE
お店にも並べているので、ぜひたくさんの方に見ていただけたら嬉しいです。
〈 ユース オブ ザ ウォーター(YOUTH OF THE WATAER) 〉
ブランド名である YOUTH OF THE WATER(ユース オブ ザ ウォーター)は、中国唐代の文筆家、陸羽の著書である「茶経」で表現された「華」という言葉を、東京藝術大学の創始者でもある岡倉天心(岡倉覚三)が、著書「The Book of Tea(邦題:『茶の本』)」の中で「YOUTH OF THE WATER」と表現したことに由来する。
当時の茶人たちが「茶」を崇高なものとして捉え、茶と人間とが“対等な関係”を築こうとしている姿。その真摯な姿勢が後の茶の湯文化にも大きな影響を与えたように、ファッションデザインを通じて、「プロダクト」「メーカー」「ユーザー」の3者の間に対等で“より良い関係性”を生み出すことを目指し活動する。
デザイナー 上田 碧(AO UEDA)
1995年生まれ。東京出身。江戸甲冑師の加藤鞘美を祖父に持ち、幼少期からモノづくりの精神を養う。
セツモードセミナー、パーソンズ美術大学、文化服装学院などでファッションデザインを学んだのち、株式会社コム デ ギャルソンに入社。ジュンヤ ワタナベ マンでパタンナーを5年間務める。
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1LDK annex 西脇
September 11, 2024, 6:05 PM
Category: PICK UP
80年代の空気を纏って。
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
まだ9月ですが早いものでPHEENYのAW納品が3分の2が到着。
先月のデリバリーではコーデュロイやウールのアイテムも入荷し、店内は一気に秋の装いになってきました。
皆さんもお買い物スイッチが入ってきたようで、可愛い新作たちがどんどん旅立ってゆきます。
まだAWが始まったばかりではありますが、改めてPHEENYの人気ぶりを感じているところです。
私も狙っていたアイテム買えないかもな〜とドキドキ・・・
変に急かすつもりはないですが、皆さんも早めのお買い足しが必須かもしれません。
annexには昔からのPHEENYファンがとても多いのでできるだけ多くの方にコレクションの全貌をご覧いただきたいと思い、最近は幅広いラインナップでご用意しています。
9月は他のブランドも入荷ラッシュで狙い目なので、お休みの合間にぜひお店を見に来てください。
PHEENY
“Vintage denim semi flared pants”
Col: INDIGO
Size: 1 / 2
今日はそんなPHEENYのお勧めメニューを一つご紹介します。
ブランドが定期的に提案しているデニムです。
人気のビンテージ生地を使用したプロダクトで、80年代のデッド生地を使用しています。
工場の倉庫に眠っていたものをデザイナーが一つ一つ吟味して選び、パンツとして生まれ変わらせました。
古着が好きな秋元さんらしい発想が面白く、ブランドファンは既に持愛用者の多い人気シリーズです。
(CREDIT)(身長155cm)
PHEENY “Bulky wool mesh L/S”
今期リリースされたのは新型のセミフレア。
股上が深めでお腹周りを包み込んでくれるような形で、腰回りを綺麗にカバーしてくれます。
膝下から裾にかけて緩やかに広がり、すっきりとした印象の中にもしっかりと存在感があります。
そしてなんと言ってもスタイルアップ効果が期待できる美脚シルエット。
フレアは本当に脚長バランスが作れるので私も最近よく穿いてます。
実際にプレスがかかっているわけではないですが、加工でセンターラインを入れています。
そうすることで全体がシュッと引き締まる印象です。
また裾をカットオフにしているので更に雰囲気のある一本に仕上がっていると思います。
穿くにつれて糸がほつれていくと思いますが、その感じもまたUSED感が増してカッコ良くなってくる気がします。
年中デニムを提案している当店ですが、今年は色んなシルエットのものに触れてきました。
ファッション業界全体的に24AWコレクションでは各ブランドがデニムに力を入れていて、幅広いシルエットが選択肢の中に増えたなという気がしています。
よく言うトレンドアイテムの中にフレアボトムも入っていて、一気にみんな気分になってきたのかなと感じています。
なので今シーズンは特に、ここ最近のデニムの概念を一新してくれるものに出会えるのではと期待しています。
このデニムをご紹介する上でお伝えしたい事がもう一つ。
今回使用している生地は国産デニムのパイオニアにして業界トップシェアを誇る”カイハラデニム”のもの。
創業、明治26年。
広島県で120余年にわたりデニムを織り続ける老舗メーカーです。
伝統的な手織正藍染絣製造のノウハウを応用して60年代から高級デニム生地を製造されています。
カイハラが世界に誇る独自開発のロープ染色機。
芯はしっかりとコットンそのものの白色を維持したままになっている「芯白」糸により、美しい経年変化をを楽しむことができるそうです。
改めて調べてみると、カイハラでは1970~80年代初頭に製造された超貴重品の旧式シャトル織機が現在でも修理、改修されながら稼働をしているそうで、オーセンティックなデニム生地には旧式が使用されています。
そうしたクオリティファーストなもの作りが世界的に支持されている理由なんだろうなと思いますし、ハイテク化が進む中であえて古いものを活かし続けるということは、ただならぬプライドと拘りを感じてグッときてしまいますよね。
PHEENYのコレクションを通してこの貴重な技術に触れることができるのはとても楽しいです。
ちょうどタイムリーに最近は何かと機屋さんとのご縁があり何度か現場をお邪魔させていただいたりしていますが、改めて日本の誇るべき技術が今でも残ってくれていることが奇跡だなと感じています。
生地もとても奥深く面白い世界なので、少しでも興味を持っていただけると嬉しいなという思いも込めて再びこちらのシリーズをセレクトしてみました。
こちらのデニムは所謂ビンテージデニムとは違いますが、古着を愛でる時のようなちょっとしたロマンみたいなものを感じていただけたら楽しいのではと思います。
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1LDK annex
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-12-33
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 三浦
September 9, 2024, 6:30 PM
Category: PICK UP
今年の秋冬はどんな服を着ようか。
こんにちは。1LDK annexの杉浦です。
あれだけ騒がれていた台風も拍子抜けで週末にはたくさんのご来店ありがとうございました。
いつ来るのだろうと待ち構えていたのですが、雨が強く降った事とその影響で電車が遅延したくらいだったので良かったです。
携帯の予報をチラチラ見ていたのですが、急に台風のマークが消えていたので携帯の方が壊れたかと焦りました笑
さてそろそろ本題に移ります。
秋冬が本格的に立ち上がって店頭に来てくださるお客様の熱量が明らかに上がっているなと感じる中で、何か秋冬物欲しいな、かといってニット系は少し寝かせておかないと着れないなと思っている方。朗報です。
今回紹介させていただくアイテムはこちら。
is-ness
“KERSEY SHIRT JACKET”
SIZE : M / L
¥37,400- (tax in)
コットン・カルゼ素材のシャツジャケット。
こちらの生地は、立体的でくっきりとした凹凸が見られ肌触りが良く、起毛しているかのような毛羽立ちがあるアイテム。
写真では伝わりにくいですがイズネスらしいカジュアルで着やすい素材なのでナチュラルにその人に馴染んでくれます。
ゆったりとした身幅とソフトなドロップショルダーのリラックスフィットでフロントの大きなポケットとボタン、そして丸襟がポップな印象で特徴的。
ワークジャケットのような無骨さを感じるガシッとした生地に対し、ゆったりとしたシルエットやカバーオールベースの作りでちょうどいい抜け感があります。
着画も載せますのでサイズ感や色味等ご参考にしてください!
165cm / size M / col CHARCOAL
inner :COMOLI “サマーウール 半袖Tシャツ”
今の時期はTシャツ一枚で上から羽織るだけでもちょうどいいかなと思います。
遊びに出かけた際などに室内が冷房で寒いから羽織ろうとか昼間は暑いけど夜は涼しい超えて寒いなと思った際にこのライトアウター。
いろんなシチュエーションを考えた時にリアルタイムで活躍できそうだなと感じたことも今回ピックアップさせていただいたポイントの一つです。
序盤でも説明させていただいた通り、ボタンは大きめでジャケットらしいのですが、アイテムの作りがシャツっぽくなっているので簡単に言えば良いとこ取りですね笑
デニムと合わせても野暮ったくなりすぎないのはディテールがポップだからこそだと思います。
一枚でも様になるのはもちろん、ボタンを開けて着てもよりジャケット感が出て小慣れてる雰囲気が出るかとも思いました。
お次は別カラーで。
165cm / size L / col BEIGE
inner :UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA ZIP UP HOODIE”
pants :FRANK LEDER “BLACK RED GREY WOOL DRAWSTRING 2TUCK TROUSERS”
shoes :Hender Scheme “tirolean #2146”
色味も相まって一気にAWっぽくなりましたねー笑
よりジャケット感を出したくてサイズ3を着用しましたが、このアイテムのおすすめポイントは身幅にゆとりがあるので、厚手のニットやスウェットを着ても嵩張ること無く羽織れてしまうことです。
やっぱりAWはテンションが上がりますね笑
SSも好きなのですが、着込める季節はワクワクするのでどんな格好をしてどんな遊びしようかなと今から考えるのが楽しい。
ドロップショルダーなので「カッコつけてる感」がそこまで出てなくて自然にファッションとして落とし込めます。
あーなんか気合い入れてるなというようなスタイルが少し抵抗があるので、ここまでカジュアルに振れることができるのは個人的にとてもありがたい。
1サイズあげて着たらシャツのテイストが結構薄れましたね。
サイズを選ぶ上で大切にしていることがあって、今年はどんなスタイルで服を着ていこうか考えていく事と今現時点で自分が持っているアイテムとの兼ね合いです。
このアイテムにしか合わないなと感じている物だったりすると長い目を見て着用しにくいと思うので今年の着ていきたい雰囲気と今クローゼットにある服を考えながらだと決めやすいかもしれません。
ちなみに金額の話にはなってしまいますが、シンプルにアウターとして活用でき尚且つ汎用性も高く着心地も良いことを考えればとても良心的だなと感じます。
オンラインストアでは、他のスタッフが着用しているのでそちらも是非ご覧ください。
僕が着用していた雰囲気とはまた違った印象があると思います。
今回は以上になります。
大分夜中は過ごしやすい気温になってきたのでそろそろ今回紹介させていただいたライトアウター系でも良いのではないのでしょうか。
では店頭でお待ちしております。
○お問い合わせ先
1LDK annex
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1LDK annex 杉浦
September 6, 2024, 6:00 PM
Category: PICK UP
今選ぶならシャツを。
こんにちは。1LDK annexの三浦です。
先日お家のクローゼットを整理しました。
改めて24SSも沢山お買い物をしたな〜とこの物量に我ながらちょっと驚きました。
きっと皆さんもそうですよね?
我が家は夫と私と共用のクローゼットなのですが、ほぼほぼ私が牛耳っているので時々嫌な顔をされます。笑
というわけで責任を持って一人片付け開始!ということで、これから9,10月にかけて着たい羽織りやパンツ、スウェット類を1軍コーナーに移動させて、もうあまり着ないであろう半袖は2軍用クローゼットに封印。
改めて私ってシャツが多いんですよね。
annexの中で”シャツキャラ”といえばスタッフ金澤が一年通してのヘビーユーザーではありますが、実は私三浦も隠れシャツ好きの一人です。
先日スタッフ金澤、杉浦もブログをアップしてくれましたが、この時期はシャツが一番力を発揮できる絶好の季節ではないかなと思います。
まだ夏日はありますが、少しだけ過ごしやすい日が増えました。
電車やレストランの冷房がものすごく寒く感じるのは私だけではないですよね?
そんな季節の変わり目に着るものとしてはやはりシャツが最適。
まだジャケットを羽織るには早いので、皆さんぜひシャツを買いましょう!
MY___
“STRIPED CROPPED SHIRT”
Color: GREEN / BLUE
Size: 0 / 1
¥24,200- TAX IN
私三浦からご紹介したいのは、こちらのMYのレギュラーカラーシャツ。
ついつい手に取ってしまうストライプです。
ストライプシャツってなぜこんなに可愛いのでしょうか。
この前もお店でストライプ好き女子に出会い、すごく盛り上がりました。
MY__の新定番となっているクロップド丈のシャツが今期もリリースされています。
着丈を短くカットしたボックスシルエットでスッキリした印象がありながらもゆったりとした楽な着心地です。
太めに取られたアームも特徴的で、袖口はボタンで2段階調整ができます。
淡いアースカラーのマルチストライプ生地を使用しているのですが、GREENもBLUEもどちらもとても可愛いです。
MYのストライプシャツはどのシーズンも人気の高いアイテムで、私もツボな配色が多くて大好きです。
CREDIT(身長155cm)
MY__ “NYLON TWILL MILITARY PANTS”
昨年からお勧めし続けているのがクロップドシルエット。
この短いバランスがだいぶ浸透してきたように思います。
ワイドパンツやマキシスカートなんかと相性がいいデザインで、私のような小柄体型の方に本当にお勧めのバランスです。
まだ気温が高いこの時期は半袖Tやタンクトップに羽織るのがベストで、さらっと軽い着心地なのでとても使いやすいです。
CREDIT(身長155cm)
UNIVERSAL PRODUCTS. “3PATCH POCKET TAILORED JACKET”
FARAH “Two Tuck Side Adjustable Pants【Cotton Twill】 (WOMENS)”
On “The Roger Centre Court【WOMENS】”
これから寒くなってくると今度はインナーとしての役割ができるので、また違った楽しみ方ができます。
ジャケットやブルゾンに合わせるのも良いですし、真冬はニットの中に着たいですね。
こうして真夏も真冬も着ることができるコットンシャツは年間通しての登場頻度が本当に高いので持っていて全く損はないのです。
他にもいろんな活用法を日々探していますが、特に柄シャツは遊びが効きやすいのでお勧めです。
おまけで最後にもう一つ。
UNIVERSAL PRODUCTS.
“ALBINI FRENCH FRONT L/S SHIRT”
Color: STRIPE
Size: 2
¥28,600- TAX IN
今お店にあるシャツでご紹介したかったのがもう一つ、こちらのUNIVERSAL PRODUCTSのシャツです。
こちらは先日スタッフ金澤がご紹介したものなのですが、実際に着てみるとやっぱり良い。
彼がものすごく気に入っていた理由がよくわかります。
最近は女性のお客様の中にもUNIVERSAL愛用者が増えてきたこともあり、私もよくお問い合わせをいただきます。
主にサイズ感や着こなしなど、せっかくであれば私からもお勧めポイントをお伝えできればとこの機会に少しだけ書こうと思います。
商品の細かいポイントは金澤が前回のブログでご紹介してくれているのでそちらで復習してください。
ALBINIのシャツはたぶん初めて着ました。
まずしなやかで柔らかくて着心地が最高です。
所謂ドレスシャツのシャキッとした雰囲気もありながら、UNIVERSALらしい抜け感もある。
UNIVERSALのシャツはもう何年も見てきましたが、この安定感のあるバランスがやっぱり落ち着きますね。
先ほどご紹介したMYのシャツはあえてクロップド丈にカットした変形もの?で、トレンドを踏襲した今っぽさがポイントでした。
対照的にUNIVERSALのこちらは王道のオーセンティックなスタイル。
ドレッシーで上品な印象を与えてくれます。
メンズ規格のデザインなので私が着るとこんな感じでオーバーサイズになるのですが、女性が着るとよりカジュアルに着こなせて可愛いと思います。
CREDIT(身長155cm)
MY__ “WOOL SILK PINSTRIPED TROUSERS”
HEREU “Sineu”
私も普段洋服を選ぶ時にあえてメンズのサイズを選ぶ時がありますが、このようにメンズウェアにしか出せないニュアンスってありますよね。
これはMYとUNIVERSALどちらが良いというお話ではなく、出したい雰囲気で選ぶものが変わってくるのでどれを買おうか迷っている方は視野を広く色々なタイプのシャツを試していただけたらなと思いました。
この時期はお店のインスタグラムや個人のアカウントでもそれぞれスタイリングでシャツを沢山使っていくと思うので、そちらも是非チェックしていただき今年はシャツにもご注目ください。
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1LDK annex 三浦
September 5, 2024, 6:30 PM
Category: PICK UP
24AW FRANK LEDER
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
早歩き速度ののろのろ台風がようやく過ぎ去っていきましたが、あっという間に9月へ突入ですね。
名古屋はまだまだ30℃台の気温が続きそうですが、心なしか秋を感じる涼しい日も増えてきたように思います。
我慢できず既に店頭では秋服をバリバリ楽しんでいますが、9月後半ごろからはリアルに長袖モノが着れる日も増えてくるかもしれませんね。
国内、国外ブランドともにAWが本格的に盛り上がってくるタイミングですので、エンジン全開でお伝えしていきます!
それでは今日のブログではドイツから無事届いた僕の大好きなブランドをご紹介します。
一つ一つのアイテムの深掘りはまた別のブログで追ってご紹介していきますが、ひとまず今シーズンセレクトしたアイテムたちの概要を。
FRANK LEDER
COL: NAVY
SIZE: S / M
¥75,900-TAX IN
“40’s SPECIAL VINTAGE WOOL SHIRT“
COL: GREEN
SIZE: S / M
¥96,800-TAX IN
僕の中でAWのフランクリーダーといえばやっぱり”ウールシャツ”は外せない、マストアイテムです。
annexメンバーの中でも一年を通して一番”シャツ”を着ていることが多く、「春秋はコットン、夏はコットンリネン、そして冬はフランクリーダーのウールシャツ。」といった感じで時期によって素材を変えながらシャツを楽しんでいます。
ということで、今シーズンももちろんセレクトしたいし、自分も欲しい!と意気込んで展示会場にお邪魔したのですが、毎シーズン様々なファブリックを見つけ出しフランクリーダーのフィルターにかけられたシャツ達がかなりのバリエーションで並んでいるので、今回annexでセレクトするラインナップは正直すごく悩みました。
まず自分自身直感的に着たいと思えるか。を第一に考えていますが、その上で自分のスタイルにフィットするもの、そしてAWでは毎シーズン欠かさずご紹介しているアイテムではあるのでアップデートのご提案とウールシャツを初めて買われる方へご紹介したいものを選びました。
今年はそれがネイビーのバンドカラーとグリーンチェックの2型です。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “WOOL WIDE TROUSERS”
すっきりとした丸襟のバンドカラーは、着丈が長く凛としたシルエットでフランクリーダーらしさが詰まった一着。ウール特有の深い発色と濃いブルー、グレーの糸が混ぜられた色味が格子状の柄のようにも見えて、着やすいシルエットのシャツでありながらブランドの特徴が詰まったアイテムだったので、ウールシャツを初めて選ばれる方にはおすすめです。
そして、グリーンのチェック。これまで僕もネイビーやパープル系のウールシャツを集めてきましたがこれは一目惚れでした(既に購入済みです笑)。コートに使われるような地厚な生地で、今は全く嬉しくないですが寒い冬でもニットと同等の暖かさがありそうで今年の秋冬にたくさん着るのが楽しみな洋服です。
ネイビーのバンドカラーは去年買ったフランクのウールパンツで、グリーンチェックはいつも通りグレーのウールスラックスで合わせましたが、やっぱり僕はシャツスタイルが落ち着きます。
シーズン問わずシャツを着たい!というシャツ偏愛家の方には今シーズンぜひ着てみていただきたいシリーズですのでチェックよろしくお願いします!
FRANK LEDER
“BLACK RED GREY WOOL DRAWSTRING 2TUCK TROUSERS“
COL: WINE RED
SIZE: S
¥86,900-TAX IN
続きまして、フランクリーダー定番シルエットのトラウザーズ。
今シーズンはいつもとはニュアンスの違うファブリックを選んでみました。
僕がさっき合わせていたパンツと型は同じですが、生地が変わるだけでこんなにも見え方が変わるのかと思わされる、見た目から楽しげなムードが漂う陽気なパンツです。
正直このパンツは僕の中でも一つ挑戦的な意味合いを込めてセレクトさせてもらいましたが、形自体はいつも通りのウエスト紐をギュッと絞って穿く独特なワイドテーパード(このシルエットが最高なんです、、、)なので、いつもなら手にとらないカラーリングも抵抗なく合わせることができました。
そもそもこれを仕入れたかったのも、秋冬の洋服はどうしてもカラーが重たくなりますし、僕はネイビーやグレー、ブラウンなどをいつも無意識に手にとってしまうのでマンネリを打開する意味でも、これを主軸にスタイリングを考えたくなるチャレンジングな一本というわけです。
自分が好きな色、似合う色というのは各々あると思いますが、それは一旦置いておいてスタイリングの新しい一面を発見するには面白いんじゃないかなと思います。
< CREDIT >
extreme cashmere “oversize xtra”
ちなみに僕だったら写真のようにextreme cashmereのタートル、CHALKカラーで合わせたいイメージです。ほんわりと柔らかいカラー、素材の重厚さが出るカシミヤニットを合わせる贅沢なスタイリング。個人的にこのパンツにはカシミヤを合わせて穿きたかったので、ぜひ店頭で試していただきたいバランスです。
スタッフ杉浦にもどう着たいか聞いてみると、「最近買ったUPスウェットのジップパーカーにアシックスのスニーカーでラフに穿きたいです!」とのことでした。
穿く人によっても、その人のキャラによっても、スタイリングの癖が大きく変わってくる一本だと思いますので、スタイリングのアレンジを楽しみたい方はぜひ!!
FRANK LEDER
“DARK BLUE HERINGBONE WOOL COAT“
COL: NAVY
SIZE: M
¥206,800-TAX IN
さて、大トリはAWシーズンならではの大きな買い物の一つ。今シーズンも大人なロングコートを仕入れました。
昨年23AWではブラックのロングコートを仕入れて、「一生物のコートに出会えました。」なんてブログを書いた手前、自分で自分の首を絞める高いハードルを設けてしまったわけですが、昨年とは違う角度からの男前コート。今年のコイツもイケてますよ。
< CREDIT >
UNIVERSAL PRODUCTS. “JUMBERCA CREW NECK SWEAT”
YOUTH OF THE WATER “PANTS”
コートの丈感としては去年とほぼ変わらない(178cmで膝ちょい下くらい)と思いますが、今シーズンは”チェスターコート”をご提案します。
annexでは今シーズン”コート”と”レザー”を重点的にアウターをセレクトしていますが、チェスターコートを入れたのはフランクリーダーだけです。流行り廃りのない昔からある形のコートではありますが、歴史が長くクラシックな物作りを続けているフランクが作ってきたとなると話は別。
僕の中のイメージでは7~8年前高校生くらいだった頃、細いテーパードパンツで合わせた大人の方をよく街で見かけたような覚えですが、それを今の時代のファッションに組み込むことは鮮度も出るでしょうし、長いこと着ていくには相応しいコートになってくれるのではないでしょうか。
深いトーンのネイビー、ウールをしっかりと打ち込んだヘリンボーン生地特有のうっすらと見える柄、それに上品な印象をプラスしてくれるピークドラペル等、ディテールは王道のクラシック。
ですが、フランクリーダーはファッションとしての”遊び”を忘れません。
ビジネスシーンでも使われることの多いコートだと思いますが、あくまでこのコートはファッション的な目線で肩を落とし身幅を広げることで先ほどのスタイリングのようにスウェットのアームも詰まることなく着れています。
そして背面・見頃には同色の(おそらく)コットンの裏地が貼り付けられ、アーム部分には爽やかなサックスストライプの裏地。さりげなくちょっとした事でも、これがあるだけで見え方はかなり変わってきます。
僕は展示会でこの裏地を見た時から、このコートの袖は大きめにロールアップして裏地を見せて着るのをおすすめしたかったので、今年はサイズMのワンサイズでセレクトしました。
今回のこのコートはカジュアルなスタイリングが好きな方もクラシックなスタイリングが好きな方も、そしてもちろんビジネスシーンでも着ていただけますので、一軍のコートをお探しの方はぜひ今シーズンのチェスターをお試しください!
以上の全4型が24AWでセレクトしたラインナップになります。
annexでご紹介する洋服は基本的に引き算のアイテムが多いですが、フランクリーダーはその逆。足し算のブランドです。
メイドインドイツのクオリティで、フランクリーダーにしか出せないニュアンスが詰まった洋服たちを、どう足してどこで引くか。このバランスがバチっとハマった時が面白いんですよね。
さあ、ファッション大喜利の開幕です。
今年の秋冬に鮮度を加えてくれる洋服を皆さんならどうスタイリングしますか?
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1LDK annex 金澤
September 4, 2024, 5:13 PM
Category: PICK UP