STORY mfg.の中毒性。
Story mfg. 19SS arrived at 1LDK NAKAMEGURO
MAISON MARGIELA 19SS 1st DELIVERY
UNUSED for 1LDK. “NAVY LACE UP”
こんにちは。1LDKの木下です。
世の中ではやってみないと分からないと言われ、何かをやってみると意外と上手く行ったり、勿論上手くいかないと言う事も有ります。それがどんな物事で、拒み続けていても無理やりしたらその後のめり込んで行ったり。
実際生きていく上でそういったことの繰り返しで知らないことを知り、まだ見ぬ世界を体感して大人になっていく事と同様に、服も同様の事かと思っています。
先週末に発売したSTORY mfg.の19SS。
以前のお取り扱いは他店ながらも、元DEPOT.スタッフのみならず僕ら中目黒のスタッフもずっと気になっていたブランドです。
実際に手に取って欲しい。着てみて欲しい。騙されたと思ってさ!ほら、と何か悪い事をさせられそうなワードですが、始めに言った事とこれもまた同じ。服を好きになった時と今とでは、服の系統も変わりますよね。それも結局違うジャンルに挑戦したということ。
このブランドの服に関しては写真から伝わってくる良さもあり、実際に手に触れて感じる質感、染めの繊細さ、またハンドメイドによって生まれる仕上りのムラやちょっとした配置の違い等。
正にその言葉がぴったりだなと思わされてしまいます。
そして見て、感じて、そこからこのブランドのコンセプト(SLOW MADE)や、アイテムそれぞれの名前に至るまで、知れば知る程惹きつけられてしまうはずです。
とはいったモノの、まだ持っていない僕ですが、、。
持っているというよりはもはや一番好きなブランドとして挙げているSTAFF郡とSTAFF網谷の私物がどんどん味が増して行っているのを目にしたり、何と言っても彼らのブランドに対する熱量。。
自店ではないだけにまじまじと全てのラインナップを見ることがなかった僕らですが、みんな何か一着欲しいよね、と思っているブランドがこのSTORY mfg.です。
今回は僕が特に気になっているアイテムをピックアップしてご紹介します。
STORY mfg. “PACER JACKET” ¥42,000+TAX-
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “DENIM SHIRT” ¥20,000+TAX-
SCYE “SUPER GABARDINE EASY TROUSERS” ¥29,000+TAX-
ビビッと来たのはこのジャケット。前回展開していたトラックジャケットの新型になりますが、雰囲気は全く違います。
ノーカラーのトラックジャージ、と言える様なこのデザインの時点で惹きつけられますが、天然染料を用いて仕上げられたこの色味と側章のデザイン等、実物を見た時には単純に凄いと無意識に言ってしまう程。
細部まで拘り抜かれていることが一目見るだけで分かるのがストーリーのアイテムではないかなと思います。
ノーカラーでラグランになっており、さらっと羽織る事が出来るカーディガンの様なイメージ。袖だけではなく脇下の部分まで側章が施されており、従来のイメージするところのトラックジャケットという感じではありません。
BARK=樹皮で染めている自然なブラウンのカラーリング。暗くも無く明るくも無い絶妙なカラーリングは染めの技術があってこそではないでしょうか。
まず注目したいのはこの細かな模様。一個一個ムラのある仕上がりですが、かなりの時間を要するはずです。
この部分のみインディゴ染め。コットンリネンの風合いが相まってより雰囲気抜群です。その端にはペールピンクで染められた縁取り。部分部分で変化していく様も異なり、一年後、二年後が楽しみな洋服です。
そして袖同様に、裾にも強めのテンションのリブが施され、ジッパーを閉めるか閉めないかによって大きくシルエットに変化を付けて頂けます。
そもそもジップというのもどこか不思議な感じですが、しっかりとまとまりを感じます。
オリジナルのポリエステルとの組み合わせであればジップなのは当たり前ですが、そこをしっかりと抑えつつSTORYのテンションに落とし込んだ唯一無二なアイテム。
羽織る感じなのか、ジップを閉めてウエストまで上げたシルエットを楽しむのかはその日の気分でどうぞ。
STORY mfg. “BRITISH JEAN” ¥42,000+TAX-
CREDIT
UNIVERSAL PRODUCTS “NYLON LITE COAT” ¥38,000+TAX-
Hender Scheme “Tarp” ¥62,000+TAX-
続いては一度穿いてみたいと思っていたBRITISH JEAN。
毎シーズン展開しているSHORT ON TIME JACKETの組下となるパンツです。
第一印象としてはインパクトの強いパンツ。実際それで間違いはないのですが、穿いてみると意外にすんなり溶け込んでくれます。シンプルなスタイリングでパンツのみ遊びを効かして。
ジャケットとのセットアップでと言いたいところですが、中々そうも行かないと思うので、自分なりに普段のスタイリングに入れて頂きたいと思っています。
DEPOT.に比べ、中目でのアイテムとの合わせも少し悩ましく(それが楽しいのですが、、)、春夏にスウェットやニット等も良さそう。しかしながら、夏場はこれにサンダルで、柄シャツなんかを着るのもまたこのパンツの良さが引き立つのではないでしょうか。
以前はチェックでしたが、今期はCANNABIS、大麻をモチーフにデザインしています。写真で見た時のブルーも非常にいい感じでしたが、カーキのパンツでミリタリー要素も全く無いこのパンツは中々見られない気がします。
デニム同様に色が落ちていく様、またヒゲが出てきたりと、出来ればヘビーに穿いて味を出して行って欲しいなと。厚手のコットン地は今時期から着用出来る為、通年使いが可能です。ナイロンのような異素材との組み合わせも面白いですね。
そして敢えてベルトループは施さず、イージー仕様に。それも後ろです。
そうすることで絞った時のウエスト部分に出るもたつきは出ず、すっきりとした見た目になります。
裾はフルレングスなので、ロールして穿くのも良さそうですね。
革靴で合わせましたが、勿論スニーカーも良いと思います。デザイナーのボビンはよくスニーカー(主にチェックのバンズ等)を合わせていますが、なぜか横ノリな雰囲気にならないあのスタイリングがたまらなくかっこいいですよね。
少しデザインで遊びを加えている分、革靴やインナーをシャツにして少しかっちりさせるとさらにスタイリングが楽しくなると思います。
そしてこのパンツに合わせているバッグもストーリーのアイテムです。
STORY mfg. “GRAM BAG” ¥14,500+TAX-
僕の中でストーリーと言えばクロシェットバッグでしたが、今回はサコッシュタイプもご用意しています。
カラビナが付いてナイロンのショルダーなので、カジュアルなスタイリングに入れ易いかもしれません。
フロントにはお馴染みのマーク。結構小さく見えますが、、
蓋になる部分はマチが付いている為、思っている以上に収納可能です。見た目としてもアクセントにし易いので、特に中身を入れていなくてもとりあえず軽いアウターに合わせるというイメージでも良いと思います。
内側には小分けされているポケットに加え、大まかに分けるための仕切りも付いています。
細々したものを持ち歩く方にも嬉しいディテールではないでしょうか。
普段バッグだと勿論綺麗に使いたいし、勿論汚したくありません。
しかしこれなら敢えて雑に使ってクタクタにして、部分部分で色落ちさせて汚れてしまったらまた洗って。
どのアイテムも、今後どうなっていくのかが楽しみです。無駄に自宅のお風呂で洗濯してしまいそうな気がします。
冒頭で言ったことと同じになりますが、染めによる独特な臭い、ブランド特有のデザイン、ハンドメイドによるアイテムの温かみやムラ等、一着一着異なります。
入荷して商品を見るなり、どれがいいか真剣に選び始めたSTAFF網谷が非常に印象に残っていますが、洋服も中毒性があり、好きなブランドからアイテムが発売される度にルックを見て何を買おうか吟味しているようにのめり込んでしまうことかと思います。
洋服も一種の薬物のようなものなのかもしれません。
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