THEME: sakuta
出会えていなかったら。
こんにちは。
1LDKの作田です。
僕にとって最後のブログ。
まずは、ブログを見ていただいてる皆様に。
3年間本当にありがとうございました。
・・・
気を取り直して。
今日のBLOGはFRANK LEDER。
何度も様々なBLOGに出てきていますが、何年経っても異質で至高なドイツのブランドです。


チェスターコートのようなテーラードな襟が特徴のシングルブレストロングコート。
今季はFRANK LEDER代名詞と呼ばれるジャーマンレザーコートも入荷しましたが、既に完売となりました。
ラグランスリーブでインバーテッドプリーツを施したボリューミーなロングコートとは対照的にこのコートは非常にクラシカルです。
見ていきましょう。

デットストックならではの深みのあるクラシックな織り目の生地にこちらも味わい深いボタンを配置。
大き目でとても印象的なものが使われています。
生地一つとっても国内ではあまり見ないような高級感が漂います。
織りがここまで細かいと、遠目の見え感は柄に見えません。




袖裏から肩までの裏地はキュプラのストライプが見えるため袖を捲っても品があります。
クラシカルではあるものの、身幅は広く、窮屈に感じるようなタイトさはむしろありません。
センターベントもあしらわれ、計4つ配置された内ポケットもガシガシ使用してくれと言っているように感じます。



僕自身、1LDKに入ってFRANK LEDERを間近で見続けてきたこと。
実際にコートを購入し、今も大切に使っています。
この3年で、僕の中のトレンドは著しく変化し続けてきました。
ただFRANK LEDERに対しては、どのアイテムにも生地の面白さや質の良さで気分を上げてくれるものが多かったと思います。
ドイツを主にヨーロッパ圏で手に入れたデッドストックの生地やヴィンテージの生地達。
これを毎年、当たり前のように手に入れ、FRANK LEDERらしい形で僕らの店へとやってくる。
毎シーズン入荷が楽しみになっている自分がいたり、どんな生地や色味、コンセプトで洋服作りをしているかワクワクさせてくれるブランドでもあるんです。
洋服の良さをお伝えする上で多く多用している”上品”という言葉。
僕は常にカジュアルなテイストでありなから、この”上品さ”が漂う洋服を昔から探し求めてきたように感じます。
1LDKらしいライフスタイルショップとしての在り方と洋服好きから見ても唸る観点、さらには新品と古着の良いとこ取りをしたようなテイスト。
まさにFRANK LEDERにしか作れない洋服なんだなと改めて感じています。
まだ、FRANK LEDERを知らないお客様にとっては新しい発見、すでに知っているお客様にとってはチャレンジしがたい存在のブランドかもしれません。
沢山の洋服に触れてきた身としてお伝えするなら
長く着れて渋く、且つ自分を成長させてくれるようなブランドってこれ以上にないと思います。
同じ洋服を毎日着ていても問題ありません。
同じ洋服を毎日違うモノに魅せられるような着こなしを学ばせてくれるブランドです。
僕はFRANK LEDERに出会えて良かった。
そんなふうに思っています。

冬が楽しみですね。
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1LDK 作田
Let’s it Roll!!
こんにちは。
1LDKの作田です。
シャワーを浴びてる時の頭の中って少し変。
一日中、使い切った頭を使い果たして水に流せると思いきや、流れる水の如く色んな事をマジカルバナナのように考えてしまう。
どうでもいいことも真剣に考えていることも通り過ぎて。
昨日は何故かアオアシ第56巻の85ページ、大友栄作のLet’s it roll.のワンシーンが浮かび、なんか良い気分だし、良い言葉だし、この入りでBLOG書けたらテンション上がるな〜と思い、勢いでここまできました。
このアオアシというのはサッカー漫画で試合前にガチガチに緊張するのに、いざ試合が始まると最強のメンタルを発揮して別人のようになるのが、この大友栄作です。
秋が過ぎ、冬の支度を始める頃
1LDKの店頭にはニットが並び始め、レザーは完売寸前。
いよいよ本格的な冬が入ってくる。
この一歩手前のところ。
先手を打ちませんか。



僕が1LDKで見てきた中で最も難解なブランドの一つとしても捉えているのがこのO -。
正式名称はO.C.R.L。
読み方はレイチョウルイラボ。
“レイチョウルイ”と聞くだけで動物学的な要素を感じられ、人間の本質を深掘りしてくるような、またロジカルに人間の構造を理解して研究しているのではないだろうか。
そんなワクワク感を抱かせてくる上に
“ラボ”なんて言葉がついてしまっては、男心をくすぐられずにはいられません。
科学的根拠を元にして洋服作りをされる他、このブランドを作っている方のアイデンティティはどこから入手しているのか。
そんな探究心すらも抱かせてくれる大好きなブランドの一つです。

アイテムの話をする前に、まずはこのリンクからシーズンルックを見てきて欲しいです。
いかがでしたか。
黒地に赤フォントのダークなサイト。
スライドで見れる4枚構成のルック写真。
O -自体、洋服以外にも小物がとてもユニークでルックにはそのアイテム達を上手く混ぜ込み、スタイリングしたコーディネートが見られます。
完成され過ぎていない抜けた心地良さと足しすぎていない引き算の塩梅が個人的に好みでスタイリングの参考にさせていただいてる部分も。。。
今回は冬の楽しむ第一歩としてアウターを細かく。



「眠くなってしまうほど暖かい」がキャッチコピー。
スリーピーアウターシリーズの新作です。

見た目は至ってシンプルでMA-1のようですが、誰が着ても丸みを帯びたふっくらとしたシルエットになるよう計算されています。
肩傾斜が碇肩でもなで肩であっても丸くシルエットを出してくれるのがミソ。
円形になっているヨークは前後続きの一枚で撥水性も抜群。
ガバッと着てくれて問題ありません。


袖下の所謂マチと呼ばれる部分。
ここだけ意図的に中綿を抜いているそう。(触ればすぐにわかります。)
これにより、腕周りの着用感が向上されています。
細部までミッチリ。


YKKジップの安心感に加え、掴みやすい大ぶりなゴムファスナー。
抜け目がないなと感じさせる点の一つは、フルジップに対して比翼仕立て。
SLEEPY JACKETというだけのこだわりが感じられます。

二重ポケット構造。
こういうアイデア。
まさしくありそうでない。

手前のスラッシュポケットはハンドウォーマー、奥のジップポケット。
手を入れて温めたいのに奥でイヤホンやら鍵がガチャガチャしていたら心地良くもありません。
落とす心配すら考慮し、ジップ付きを備え付けてくれる配慮に感無量です。

気になる中綿には寒冷地でのフィールドワークに耐えるClimashield APEXの6.0ozを使用。
ご説明すると高性能な化繊中綿素材であるClimashield APEXシリーズの中でも、比較的保温性が高く、軽量で汎用性の高い厚さの断熱材です。
主にアウトドア用の防寒着や寝袋、キルト、テントシューズなどに使用されます。
特に湿気の多い環境や手入れのしやすさを重視する場合に選ばれるため、ライフスタイル着としても間違いありません。
冬がいつきてもお構いなし。
寒さへの不安なんてこの妥協のないアウターがあれば一ミリもありません。
始めていきましょう、Let’s it roll!!
皆さんにとって良い冬になりますように。

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1LDK 作田
その厚みを探してた。
「ワッフルニット」という言葉は、“waffle”(ワッフル)=焼き菓子と、“knit”(ニット)=編み物という二語から構成されます。生地の表面がまるでワッフルのように凸凹していることからこの名が付きました。
この素材の起源は19世紀後半から20世紀初頭のアメリカやヨーロッパのインナーウェアにさかのぼります。特に軍用のアンダーウェアやワークウェアに採用され、保温性と動きやすさを重視した衣類として発展しました。後に一般向けにも広まり、機能性と着心地を兼ね備えた日常着として定着していきました。
こんにちは。
1LDKの作田です。
寒い。
けど暑い。
もどかしい。
そんな風に困った人はいませんか?
ガタイが良くなり温度調節が大変だとか華奢で冷え性だからついつい着重ねしてしまうとか。
1LDKに来店してくださるお客様の中にはたくましい身体付きの方が多くいらっしゃるわけです。
ありがたいことに海外のお客様も増えてきてサイズ展開を広げたアイテムもあり、よりお客様に合ったスタイル感とサイズ感を考えられるようになりました。
所謂”ファッション”をする以前に自分の身体、ライフスタイルをより理解して服を着ることが身のこなしに影響するのではないか。
そう言った観点で考えさせられた一着です。


COL: BROWN BEIGE / BLACK
カシミヤを混紡し、太めの糸を使用して9Gでワッフル柄に編んだウール素材のクルーネックニットです。

WOOL CASHIMERE WAFFLE KNIT: SIZE: 3 / 180cm

WOOL CASHIMERE WAFFLE KNIT: SIZE: 2 / 163cm
ベーシックな力をより、最大限活かせるスタイリングをしてみました。
最近のパンツはレベルがめちゃくちゃ高いです。
モノ単体として見るというよりも、遠目からざっくりとした雰囲気で見た時に格好良いと思えるものばっかりです。
なので、どんなパンツにも相性が良くてシンプルよりも僅かなこだわりが詰まったニットがあれば、、、
そんな思いにピンときていました。
このワッフルニットは定番で作っている縮絨やハイゲージのニットにはないサイズ感と軽量さがポイントです。
中でも特に短丈仕様で作られたこのニットはスッキリとした印象は勿論、アウターを羽織った際に裾が見え隠れしない。(見え隠れする格好良さも好きです)
尚且つ一枚で見せた時の丈感への満足感。
どちらも兼ね備えたアイテムです。

店内にはUNIVERSAL PRODUCTS.のダウンやO -のsleepy jacket、MONTGOMERYのダッフルコートなどが立ち並ぶ。
これらが店頭に並ぶと、冬がすぐそこまで近づいてきて大外をどうしようか考えさせられてしまうので、今一度立ち止まってハッとなってほしい。
そのアウターを着るのであればインナーのニットは果たしてその厚さでいいのか?と
毎年お客様とお話しします。
「朝の通勤電車で背中ビッチョリなんですよ」
「その汗で余計にお腹冷えちゃって」
改めてワッフルで作ったニットの意味を考えます。
保温性と通気性。
これらを両立できる快適さ、そしてワッフル独特の立体感のある見た目によるカジュアルテイスト。
生地の凹凸が空気を含んで保温性を高める一方で、肌との接触面積が少なく蒸れにくい。
これじゃないですか。

僕が友人と常々話すのが、「結局1年通して着てるインナーはサーマルじゃない?」っていう会話。
何気なく話してたことだけどずっと変わらないって、こういうところに付随してくる。
加えて個人的に感じていたのは自分が愛用している古着のカシミヤのニットに軽さと肌当たりが似ていたこと。
Tシャツやタンクトップの上から羽織ったそのニットはずっしりと重さを感じられて守られているような安心感をくれるそれとは異なっていて、
着用している感覚がほぼ無いともとれる”軽さ”が長く着る理由だったのかもしれないなと。

今年はハーフコート、ガバッと着れる身幅の広いブルゾンやレザーを主軸にスタイリングをする方を多く街で見かけます。
トレンドが若い傾向にあるというよりもファッションをする前提の中に機動性を求める方が増えてきたのでは無いかと考えていました。
なので、ワッフル自体の持つカジュアルテイストと軽量さが今着たいニットのイメージにしっくりきていること。
スウェットと同じくらい選びたくなる。
手に取りたくなる。
そんなワッフルニットをご用意しております。

みなさんのライフサイクルに合った洋服を再確認して、これからの新しい買い物を楽しんでいただけたらと思います。
また、ギフトシーズンにも突入してきますのでニットに対して考え方を一つ蓄えてご来店していただければ幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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1LDK 作田
November 10, 2025, 8:00 PM
Category: sakuta
憧れのあのカタチ。
別にパイロットに憧れていたわけじゃない。
幼少期から幾度となく憧れてきた職業は沢山ある。
親父に映画を見させてもらったこともない。
しかし何故、私はこの形がとてつもなく好きになってしまうんだろう。
この感情は大学生、いや高校生くらいの時からずっと変わっていないのかもしれない。

こんにちは。
1LDKの作田です。
今回はKAPTAIN SUNSHINEが作る25AWのフライトジャケットのご紹介。
納品してからすぐに思い出した
ルーズなファッションだとかトレンドがああだこうだ
ユニークなのかフェミニンなのかとか
ストリートだとかトラッドかとか。
もうあまりそういったことによそ見をせず、ブレない自分の好きと向き合い直せよと言わんばかりの佇まいでそこにいました。


温かみを感じさせるラマアルパカとメリノウールをミックスしてゆっくりと織り上げたツイード素材のフライトジャケット。
控えめに言って至高の領域。
今は世間一般では短丈が流行っていますが、正直私は高校生頃から継続して短丈がずっと好きです。
そして、短丈のブルゾンを常に探し歩いてきたと思います。
まだ25歳の若造が、探し歩いてきたのだと言う資格が果たしてあるのかと言われたら不安になるところではありますが、一度こういった場所とタイミングでだけ言わせてほしいです。
短丈はトレンドなんかじゃない。
きっと同じように自分のサイズ感の好みが、今となってトレンドが追い付いてきたと感じている人も多くいるでしょう。
私もその一人。


FLIGHT JACKET: SIZE: 4 / 175cm
米軍フライトジャケット黎明期に開発された夏季用ジャケットの形が元に作られている通り、防寒性というよりもあくまで機能性を重視された簡易的な引き算の美しさがそれにはあります。
私自身、ミリタリーに精通しているわけでもなく、あくまでファッションとしてミリタリーのデザインの流れを追っていますが、A-2だけがいつも脳裏に浮かぶ大好きな形です。


そして自分の感覚を一段上に上げて大人にさせてくれる洋服。
あの頃の自分じゃ絶対に似合わなかっただろう。
これからの自分は大いに無限大。


Flight Jacketと同じ生地を使用して作られたイージーパンツ。
ボリューム感のあるワイドシルエットが特徴的です。
勿論、セットアップとしての着用が可能。

イージーパンツが出すややテーパードがかった緩いサイズ感。
これもジャケット同様に大人の佇まい。
ツイード素材の温かみと落ち着いた柄により、小慣れた雰囲気がムンムンです。

穿いていて楽だからという理由だけではこのパンツを選ぶ理由にはならないし、単に柄パンの気分で欲しくなるようなアイテムでもない気がしています。
「どこか大人でしっとり落ち着いた洋服に出会えたら良いな、、、」
って中目黒を散策している人に邂逅してほしい。


抜かりないキュプラの裏地。
裏地までこだわるブランドって本当に好きで、生活の中で見えてくるわずかな一瞬のチラ見えと袖通しの良さ。
これ、大事にしたいです。
(カラーにより裏地の色は異なります。)

ゆっくりと織り上げたアルパカとメリノウールのツイードは、太陽光・日陰に関わらずこれからの寒い季節やシーンによって様々な表情を見せてくれる。
ミックスされた糸の色は落ち着いていて、尚且つ上品であることで冬の休日に着たくなる。


セットアップを探している方にも特にお勧めしたいアイテムです。
ジャケット単体でもトラウザーズ単体でも良いと思います。
合わせ方次第で色気のある魅力的な男を演出していきましょう。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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眺めるだけで暖かい。
皆様こんにちは。1LDKの田村です。
お久しぶりです。ここ数日、10月初週は半袖で過ごしていた事が嘘のような気温が都内では続いています。
今日もかなり過ごしやすく、秋の空は高く感じて風が心地よく感じますね。すごく好きな時期が来ています。
今日ご紹介するのは今の気温からたくさん着て育ててもらうニットをご紹介します。

UNIVERSAL PRODUCTS.から今シーズンは”アランニット”が登場しました。
毎シーズン数型リリースされるニットのなかでもここ最近では珍しい雰囲気です。
アランニットの”アラン”はアイルランド島の西、ゴールウェイ湾に浮かぶ島々、アラン諸島が語源です。
寒さと海風が厳しく農業に適さない土地のアラン諸島の人々の生業は漁業でした。
大西洋の強風から身を守るために、島の人々が身につけていたのが独特な網目模様の”アランセーター”。
今や伝統工芸品とも言われ、アラン諸島を代表する製品でもあるアランニットですが、もともとはスコットランドの漁村のフィッシャーマンズセーターがアラン諸島に伝来し、現在知られているアランニットは1910年頃に誕生したと言われています。

そして今回、形は昨年ラクーンの素材を使って作られたカーディガンを拝借して作られました。



着丈短め、身幅はたっぷり広めにとられています。ボタンもやや大きめで、小ぶりのポケットもUNIVERSAL PRODUCTS.らしい可愛らしさが詰まっています。
個人的に肌よわよわの私でも特にチクチク気になることも無く着ることができています。

あんまりニットを着ることがない僕がこの形が欲しかった理由として、スタッフの作田が私物の古着でこのような形のモックネック調のカーディガンを着ていて、いいなこれと話したことがキッカケです。
その作田の私物自体は畦編みだったのですが、どこかクラシカルな装いにも振れるように今回はアランニットとしてカラーも3色展開で作られました。



プルオーバーではないので、今時期は大外の羽織りとして。これからの季節はボタン全締めのインナーとして幅広くご着用いただけます。

5Gで編み立てたアランニットカーディガンで、生地は最高品質のRWSウール(いわゆるサスティナブルウール)にリサイクルナイロンを少し加えて作られており、柔らかさがある糸を使用しています。



複数の編み地を使用して表現した柄は、一見オーソドックスに見えますが、あまり使わない編み地で編んだりと、古いもののオマージュではないしっかりとタウンユースに着用できるデザインに仕上げています。
通常この手のニットはもっと重さが出るのですが、あまり重すぎてもなかなか着用する機会もなくなるので、20%のナイロンを含ませ、軽さのある糸を選んでいます。
3色それぞれ着てみましたのでこちらをご覧ください。
STAFF 作田(180cm)
GREEN: SIZE 2

STAFF 西山(167cm)
BLACK: SIZE 3

STAFF 田村(181cm)
BEIGE: SIZE 3
眺めるだけで暖かく感じることのできるこの編み地や畝には、もう人類の遺伝子レベルで冬を感じざるを得ません。
最近調べ物にはAIに頼ることもしばしばですが、ニット一枚で快適に過ごせる気温はAI曰くどうやら18℃〜22℃らしいです。※めちゃくちゃ個人差あります。
今の時期から一枚で着ていただき、真冬は中に忍ばせて。
毛玉は出来ずらいように作っていますが、なんなら毛玉が出来てからくらいが愛くるしい表情になっていきます。
これからどんどん気温が下がりますので、早め早めの冬支度をおすすめします。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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1LDK 田村
本物を求めるあなたに。

皆様こんにちは。
中目黒の白石です。
「本物のくらしのための、本物の服づくり」
このブランドテーマを聞いて誰が惹かれないというのでしょうか。
今回ご紹介する”META CAMPANIA COLLECTIVE”イタリアはカンパニア州の”メタ”という小さな町に由来され、素材調達から製作までイタリアで完結させるブランドです。
当ブランドにインスピレーションを与えるのは、アーティストが仕事をし、生活をする。そんな時に着用する服。つまり普段着でワークウェア。
そんなワークウェアを最高級の品質で作り上げたアイテムは、唯一無二。
なおブランド詳細に関しては、1stシーズンでバイヤー柳沼も紹介しておりますので、こちらからチェックを是非。
さてアイテム紹介を。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“BRICE FULL ZIP LONG HAIRED SHEARLING JACKET”
COL: BLACK
SIZE: L
¥489,500 TAX IN
こちらはディテール盛りだくさんのボアジャケット。
長い毛足がワンちゃんのようなボアの表情。
アウトドアブランドにありがちな小さく細かいボアではなく、毛足が長いことでラグジュアリー感を醸し出します。

ダブルririジップ。
ririは1936年にスイスで誕生した老舗ファスナーメーカー。務歯と呼ばれる金属部分が硬く作られており、歯の欠けや外れる心配がありません。
なんて情報は後回しにしても良いほどのビジュアルの良さ。
大ぶりでメタリック、どこか無垢な表情も感じることができるジップは、生地の存在感に劣らず輝いて見えます。

BRICE FULL ZIP LONG HAIRED SHEARLING JACKET / 173cm / SIZE L
裾にはビッグサイズのスピンドル付き。
ジップと合わせたサイズ感がキュートです。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“BILL CROPPED UNLINED TARTAN CHECK WOOL WORKWEAR JACKET”
COL: CHECK
SIZE: M
¥198,000 TAX IN
こちらは毎シーズンコーデュロイでリリースされているブルゾンを、シーズン限定の素材で作成。
今回はウール×チェックでブリティッシュな素材を用いています。

BILL CROPPED UNLINED TARTAN CHECK WOOL WORKWEAR JACKET / 163cm / SIZE M
デザインはワークジャケットをショート丈に、袖は長めに取られたシルエット。
ワークジャケットを忠実に作成すると、どカジュアルになり得てしまうし、ツイルや細畝コーデュロイで仕立てるとそれはアメカジに踏み入れてしまいます。
そんなアイテムを上質な素材で作成し、唯一無二な一着へと昇華しています。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“ERWIN BOXY CASHMERE V NECK SWEATER”
COL: BLUE
SIZE: L
¥286,000 TAX IN
”絶品”イタリア産カシミヤニット。
高級カシミヤの産地と名高いイタリアですが、上記で記載の通りMETAは製作をもちろんイタリア。
ただカシミヤのニットが着たいという欲であれば、このニットでなくて良いかもしれません。
それでも本物が着たいあなたに向けてこれ以上ないアイテムとも言えます。
言わずもがな肌触りはふんわりと柔らかく、素肌で着用したいほどトロッとした着心地。

ERWIN BOXY CASHMERE V NECK SWEATER / 180cm / SIZE L
カラーは綺麗なブルーをチョイス。
原毛の良さを最大限残したかのような落ち着いたトーンで、飽きのこないブルー。
Vゾーンに関しては、いやらしくない程よい開き具合。

このアイテムに限らず、提案する私たちから「一生物」とお伝えするのは、どこか違う気がしています。
選んだ人それぞれ異なる価値があり、生活があるから。
だとしても本物の暮らしにどこまでも、いつまでも寄り添ってくれるアイテムだと確信しています。

次の紹介の前に、以前中目黒のバイヤー柳沼にショップのテーマは?と尋ねた時の一説を。
答えはこうでした。
「中目黒は博物館のようなショップ」
その答えはMETA CAMPANIA COLLECTIVEに詰まっていると感じました。
博物館では何百何千それ以上の展示が行われており、毎度新たな発見で衝撃を受けることが少なくないと思います。
お目当てのブランドを目掛けて行った先に、知名度は高くなくとも究極的なモノづくりをしているブランドを見つけてしまったら、それは衝撃を受けるでしょう。
そんなブランド。
語りすぎてしまいました。
残る3アイテムはここでつらつら綴るよりも、雰囲気を味わっていただきたい。

イタリア産ウール地のセットアップ。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“UDO CUFF UNLINED MIDWEIGHT FELTED WOOL 2 BUTTON NOTCH LAPEL JACKET ”
COL: GRAY
SIZE: L
¥269,500 TAX IN
ジャケットは肩幅・身幅ともに時代を逆行するかのようなタイトシルエット。
腕周りも細く、究極にクラシカルな雰囲気を纏います。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“TRACE PLEATED MIDWEIGHT FELTED WOOL DRAWSTRING TROUSERS”
COL: GRAY
SIZE: 46
¥165,000 TAX IN
組下のパンツはタック入りのズドンとワイドなシルエット。
このアンバランス感がなんとも楽しい。
セパレートでもお選びいただけますが、是非ともセットアップで。

< META COMPANIA COLLECTIVE >
“VANLEY LONG DOUBLE BREASTED ALPACA WOOL COAT ”
COL: BLACK
SIZE: L
¥572,000 TAX IN
最後にアルパカをふんだんに用いたロングコート。
上質なアルパカの素材をここぞとばかりに表す光沢感。
そして中世ヨーロッパの貴族が着用するガウンを彷彿させる上品でリラックス感のあるシルエット。

VANLEY LONG DOUBLE BREASTED ALPACA WOOL COAT / 181cm / SIZE L
ラペル幅は広く、深いスリット入りで、靡くような貫禄のある印象を与えます。
特にこの一枚に関しては、何を綴るよりも店頭で見ていただきたいので、多くは語りません。
ここまで”META CAMPANIA COLLECTIVE”25AWシーズンアイテムのご紹介でした。
本物の暮らしがしたいあなたに。
本物の服づくりを体感したいあなたに。
そんなあなたに届いて欲しいアイテム。
ぜひ店頭でお待ちしております。

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1LDK 白石
主張しない贅沢。

こんにちは。
1LDKの作田です。
あっという間に10月が終わろうとしていますね。
暖かくてほのぼのしていた気温から一気に現実に引き戻されたかのような寒さに。
先に言いますが、僕はめちゃくちゃ冬が嫌いです。
でもそんな時、心を温めるかのように胸を躍らせるブランドがあるんです。


HERILL
“GC twist ZipupHooded”
COL: Olive / Gray
¥209,000 TAX IN
HERILLのゴールデンキャッシュシリーズから出てきた新作のカシミヤ素材のジップフーディーになります。
そうですよね。高いですよね。
でも高いだけの理由がある。

まず、特筆すべきはこの生地でゴールデンキャッシュと呼ばれるカシミヤの中でも選りすぐりの極細繊維。
全体の生産量のわずか0.1%にしか満たない貴重さ。
略してGC。
カシミヤ100%を謳っているニットに触れたことがある方ならすぐにわかると思います。
この地厚でカシミヤをふんだんに使ったフーディーがどれだけ凄いのか。
適当に白Tの上から羽織るだけで肌に触れるカシミヤがとてつもなく気持ちいい。
そして温かい。これに限ります。
またボディにこだわるなら細部にもこだわりを。


高級なボディに高級感のあるジップ。
このフーディーに使用しているジップには数字の5の刻印。
YKK No.5と呼ばれる現代規格サイズですが主張が程良くありすぎず、なさすぎず。
こういうHERILLならではのひねり(twist)が毎回こちらを楽しませてくれ、服が好きな我々としては勉強が楽しいと心の底から思えた日に宿題を待ち侘びる小学生のよう。

また、ダブルジップを採用しており、スタイリングの幅も増やせる他、リラックスした装いにも合うでしょう。
こんなラグジュアリーアイテムをこの場でお目にかかれるとは、着用できただけでも幸せになってしまいそうです。
そして今回、僕が何故このアイテムに惹かれたか。
それはフーディー自体の形です。
一般的なフーディーのサイズ感よりもコンパクトめに作られています。
今回、1LDKではサイズ2のみのセレクト、オーバーサイズに着るイメージではありません。

GC twist ZipupHooded: COL: Gray / SIZE 2 (180cm)

GC twist ZipupHooded: COL: Olive / SIZE 2 (167cm)
比較的ジャストめに近く、ほんの少しのルーズ感。
細かいですが、着丈は昨年よりもやや短め。トレンドらしいスッキリ感を漂わせ、パンツはできるだけワイドすぎず、デザイン性を抜きクリーンな面持ちながら季節感とニュアンスの合う生地選び。
そこらじゅうにいるであろう長く着古されたフーディーを着るアメリカ人のようなイメージというのが僕の中で一番しっくりきました。
ただ、どの身長の方でも着こなし方とその人の個性とうまく溶け込めるアイテムだと思います。
それと、女性が着ると物凄く可愛いです。
女性の方でも着ていただけるサイズ感ですし、ご夫婦で兼用していただくというのも視野に入りそう。


やっぱり、何度見てもフードのシルエットが可愛い。
ストリートで羽織るクールさもこの尖りがなんだか可愛く見えて愛くるしい。
最上級のリラックス着としての緩さをこの尖りで品のバランスを中和している気がする。
着続けていくと、ねじって編み込まれた生地感は無機質でのぺっとしたものから奥行きのある柔らかい表情へと変わり、着用するほどに空気を含み、ふわっとしたカシミヤ本来の姿に成長を遂げます。
カシミヤって育てるものなんだ!ってよく言います。
育て甲斐があると聞くと欲しくなってきますよね。
でも肝心なのは最終的にどっちの色いくべきなの〜?ってところ。
皆さんは、今回の2色、どちらが好みですか?
ゴマシオのような無骨さからダンディーな雰囲気、クールで強い女性が着こなす艶やかな色気さえ感じてしまうGrayと、一見トレンドとは程遠く街中のおじさんがデニムに合わせている景色まで見えてくるような玄人好みなOlive。
僕は着用時にOliveが良いな!!と。
その時の顔や髪型の雰囲気に合うかどうかも大きく影響すると思います。
生地に焦点を当てて決める好みと着用してから全身鏡で見た自分との比較だと意見が異なる場合もあるんです。
メランジ系は特に。
やっぱり着なければわからない。


着てみて感じた点は袖や裾リブの締まりが強くて手首と腰を引き締めてくれる着心地がなんとも良かった。




個人的にはこのフードのディテールから立体裁断ではなくて二枚で縫い合わせる構造の古さを感じられて胸が高鳴ります。
ミリタリーでもこの”とんがりフード”を見かけますが、雪が積もりにくい形状とまで言われています。
あんまり僕は信じていないですが、簡易な裁断だったが故に先が尖り、こんなユーモアのある形として知られていくこのフードが可愛らしく、仮にブルゾンを羽織ったとしても大胆に頭をのぞかせてくれるだろうという期待にすら応えてくれる安心感。
書きながら何を言ってるんだろうと冷静にもなりますが、やっぱり着てみるとちゃんと可愛いことを再確認できて嬉しい。

GC twist ZipupHooded: COL: Gray / SIZE 2 (163cm)

GC twist ZipupHooded: COL: Olive / SIZE 2 (180cm)
今回は私物で履いているパンツで合わせてみました。
最高級の素材を使用していながら、古着のデニムやチノでも相性抜群です。

当時の縫製や素材の荒さを、いまの技術で再構築してもなお“懐かしい”と感じさせるのは、構造そのものに時代の香りを残し、感じられるから。
HERILLが用いる高級仕様な縫製技術と古着のDNAを現代に落とし込むバランス感が生んだクワイエット・ラグジュアリーなのだと僕は思います。
この機会に是非、ご来店くださいませ。
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着ないと分からないまま。

こんにちは。
1LDKの柳沼です。
僕の思う洋服の楽しみは、
着た時の高揚感をどれだけ感じられるかによります。
その楽しみ方は人によって服によって様々。
着心地が良いのか、デザインで個性を表現できるのか、
はたまたレアヴィンテージを纏った時なのか。
最近はランニングにもハマっていて、シューズによって走りが変わることにも楽しみを感じています。新しい領域は楽しいことづくし。
REVERBERATEの服は、そんな高揚感をジワジワと感じられる。
24AWに購入したセットアップ。
もう何十回も着ていますが、「それかっこいいね」って色んな人に言ってもらえた。
自分で着ていて高揚しているのはもちろんですが、他者に言われるとますます楽しい。
初めて展示会にお邪魔した際にデザイナーの星さんが言っていたこと、このBLOGでも何回か書いていますが、また同じことを繰り返し伝えさせていただきます。
「日本人は、服を寄って見ることが多い。
対して海外の人は服を遠くから見る。外国を歩いていて思うけど、遠くから歩いてくる人に対して”かっこいいな”と思うことが日本より多い。それは人のスタイルもあるけど、服による表現も同じで。
日本人だから生地や縫製に拘るのは当たり前。その上で、遠くから見ても何かが違う違和感を生み出せるようなかっこいい服を作りたい。」
星さんのこの言葉が、REVERBERATEという服の全てだと僕は思っています。




STAND COLLAR COAT: SIZE: 2 (173cm)
REVERBERATE
“STAND COLLAR COAT”
COL: BEIGE / CHARCOAL SIZE: 2
¥140,800 tax in



STAND COLLAR COAT: SIZE 2 (180cm)



SWEAT PANTS: SIZE 2 (180cm)
“SWEAT PANTS”
COL: GRAY SIZE: 2 / 3
¥36,300 tax in



TAILORED JACKET: SIZE: 2 (163cm)
“TAILORED JACKET”
COL: BLACK×WHITE SIZE: 2 / 3
¥116,600 tax in






TACKED TROUSERS: SIZE 2 (180cm)
“TACKED TROUSERS”
COL: BLACK×WHITE SIZE: 1 / 2 / 3
¥50,600 tax in
着てみて感じることが多いブランドです。
ですのでまずは、店頭で接客させてください。
ご来店お待ちしております。
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1LDK 柳沼
自己満足で120点。
こんにちは。
1LDKの作田です。
25SSがドンドン入荷してきて店内は充実してきた模様です。
ただなんと言ってもまだ寒いですね。
中目黒は毎年恒例の目黒川の桜を観に来られる観光客で賑わっておりますが、正直な所、花見したい気温じゃない。
まだ、2月中旬の気温くらい寒くてダウンをしまっては出したり、ニットを畳んではすぐ広げたり。
そんなことばっか繰り返していて部屋の掃除が大変な今日この頃です。
家にある洋服達や小物を見返してふと思うことがありました。
「バラバラやな〜。」って
直感で良いと思ったものをひたすらチョイスし続けてきた自分なので、畳んだり並べたりするとサイズ感も色味もかなりグチャグチャ。
昔の自分からしたら到底想像できない配色のクローゼットに仕上がってきたわけですが、全て自分のせい。
片付け方も自分なりに整頓出来ていれば、掃除は済んだ気になる人です。
でも、それをスタイリングに落とし込んだら?
グチャグチャしている洋服達の中から上手い具合にかき集めてあげられたらな。と
なので、これからの皆様の買い物がより楽しくなるような”色”にフォーカスを当ててみます。
今回使うアイテムはあの時の体操服。

DIGAWEL
“Tearaway pants”
COL: RED / BLUE / GRAY / NAVY
SIZE: 2 / 3
¥30,800 tax in
スタッフ渡部がDIGAWELに別注にて作ったTearaway pants。
話には続きがあるので是非、見てくださいね。
・・・
だいぶ前のブログで僕は去年の9月にイタリア旅行でローマとナポリに行ったことを書かせていただいた思うのですが、その時にも常々言っていたのが”色”の使い方。
__アパートのベランダから垂れ下がり、風に靡かれるショッキングピンクのタオル。
_____地下鉄へと足を進める白髪のおばあさまのコバルトブルーのニット。
_______真っ赤な椅子、真っ黄色なテーブル。
これ以外にも沢山、鮮やかな色で彩られた街と人でした。
今回DIGAWELのTearaway pantsは
実はインラインも含めたら合計4色1LDKでは展開してます。
別注のレッドにインラインのブルー・ネイビー・グレーを含めた合計4色でスタイリングを組んでみました。
< RED >



ファッションで一番難しいとされている赤。僕も苦手です。強いて言うなら冬に着る赤いニットかな〜くらい。ただそれをパンツでやや主張は落としてあげたくてコートとジャケットの中間丈にしてみる。これで着れそうかな。
< BLUE >



比較的、他アイテムと合わせやすいブルーはモードな意識で。ただ素材感はジャージな分、リアルクローズで着てあげたい。アディジャー履いていた過去もあるし、adidasサンバ合わせたら、あ〜これこれってなると思う。
< GRAY >

光沢感がより特徴的なグレー。カッチリってよりかは生地から伝わる重量感が良くて強めのオレンジと合致。普段使いが想定出来る分、あえてチャレンジしてみたい日に強く出てみる。テックやギア系とも相性が期待出来そうな伸び代カラー。
< NAVY >


4色の中で一番重宝するであろうネイビー。ネイビーカラーのパンツなんて持っていない人はもういないだろうと思い、クラシックなトレンチコートにデニム合わせてる気持ちで。待ち合わせた後、相手はきっと裾ばっか見てくると思う。
撮影はスタッフ柳沼にそれっぽく撮っていただき様になったかと思います。
1LDK 中目黒に移動してからの2年は常に色への探究心と好奇心を持って洋服と向き合ってきたつもりですが、いかがでしょうか。
コレクションやブランドのルック見てても真似できそうで真似できないあのもどかしさ。
自分なりに体現できたら最高だし、自己満足で120点かなって思います。
このBLOGを見てくださった方には是非とも今年は”色”にチャレンジして欲しいと願うばかりです。
特にオレンジ・ピンク・グリーン・イエロー。
アンミカも言ってくれてますが、中でも色は本当に細かく細分化されていてどのオレンジ、どのグリーンを手に取るかは人それぞれ。
いわゆるヴィンテージ風の褪せた色なのかパステルカラーなのかビビットカラーなのか。トープ系は特にお勧めです。
身近な企業ロゴなどから色を盗んで明日のスタイリングに当て込んでみてください。
僕はそのチャレンジを後押しいたします!
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
…そういえば、タイラーザクリエイターのチケットが外れてショックです。フジロックで巻き返そうかな。
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1LDK 作田
nutermのジャケット。
こんにちは。
1LDKの作田です。
長い事、BLOGを書いておらず、久しぶりの投稿になりますがこのジャケットの良さは僕から伝えたい。
そう思い、今回書かせていただきます。
25SSの1st Deliveryが続々と入荷してきています。
その中でも、「これは自分用に買ってしまいたいな」と一目で思わせてくれたジャケットがございました。
早速ですが、nutermというブランドはご存知でしょうか。
僕自身、青山店から中目黒店に移動してから2年が経った今でも毎シーズン入荷してくるアイテムに対して目を惹かれるブランドです。
初耳だという方に軽くご説明を。
2017年秋冬コレクションよりブランドをスタートさせたnuterm「ニューターム」。
コンセプトは「メンズウェアの成り立ちやルールを踏襲しながらも、着こなしのルールや世代観にとらわれない新しいスタイルを提案している。」
シャツ作りに定評のあるドメスティックブランド。
こんなイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。
僕はこのブランドに常にクリーンであり、”ありそうでない”を作る革新的なセンスを感じます。



nuterm
“Hide front Jacket”
COL: Steel Grey Stripe / SIZE: M
¥82,500 tax in
いかがでしょうか。
最近、色を取り入れたスタイリングにハマっていたのでエレガントさを取り戻したくシックに着ています。
モノトーンばかり着ていた昔の自分らしくてなんだか落ち着きます。
このジャケットを見て何を合わせようか迷っていたのですが、インナーに色を差し込んでみたり派手なパンツと組み合わせるよりもジャケットを目立たせる着方がしっくりくるなと感じましたのでシンプルにバサっと。

このチョークストライプが入ったグレーカラーの生地はピーチ加工されたイタリア製のコットンオックス。
僕の大好きな綿100%の生地で平織り。
ドの付く定番の生地になりますが、こういったものが一番着ていて安心します。
ピーチスキン加工というのは繊維の表面に短く細い毛羽をつくる加工で、桃の皮のような質感になることからそう呼ばれています。
この加工が施されたチノパンを一着持っているのですが、これがまた最高なんです。
綺麗な面持ちがあり上品さを持ち合わせていながら着込む事で生地が馴染んでいく。
気温的なストレスや生地に対する配慮もあまり考えずにガシガシ着れる優れものでした。
普通のチノとどこか違うのかという部分に関しては肌当たりが大きいかなと。
パキッとしたコットンよりものっぺりしているため常に柔らかさを感じられる点が僕は非常にお気に入りです。
そんな生地をふんだんに使用していて尚且つイタリア製。
時間と場所を気にせず、一年中着まくってあげたくなるアイテムです。

nutermで目が惹かれるのはこういう部分にも。
今季のシーズンのディテールであるHIDE FRONT。
半比翼仕立てで両サイドからボタンを隠せる仕様に。
やや大きめの”貝ボタン”も毎度のこと。

あるとこ。

ないとこ。
わかりやすく単調に出す出さないだけで着方をアレンジしましたが、撮影中には「月の満ち欠けみたいだね〜」と話しており、、、
確かに。


チンストラップやストームシールドでミリタリー要素をうまくクリーンに落とし込む。
nutermのパターン技術あってこそのディテールです。
ユーモアやギミックは出し具合がセンスだと思います。
成り立ちやルールが基盤にある前提で決まりや世界観に縛られないスタイルを生み出せそう。。。
コンセプトが全くブレておらず、それを追求することで生まれてきたジャケット。
そこに着用者のどんなエッセンスが混ぜられるか。
正解もないし、可能性は無限大です。
・赤色のインナーを入れてみようかな。
・グレーのワントーンでコーディネート組んでみようかな。
・ボタンをあえて見せて着てみようかな。
・全身ストライプなんかも良いな。
・ミリタリーに全振りしてもいいな。
手にした人の感性が広がる魅力的な服だと思います。
どんな方が着こなしていくのか楽しみです。
今の気温ならこんなのどうでしょう?


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