経年変化とは、、、、。
WILLY CHAVARRIA for 1LDK “BIG WILLY DRES SHIRT” Vol.1
WILLY CHAVARRIA for 1LDK “BIG WILLY DRES SHIRT” Vol.2
URU for 1LDK “1 TUCK LINEN SLACKS” Vol.1
こんにちは。1LDKの四枝です。
今年に入り不定期ではありますが、スタッフのプライベート的な部分を少しご紹介させていただいております。
初回は出勤スタイル。
二回目はバッグとその中身。
そして三回目となる今回は現役で着ている私物のアイテム紹介とそのアイテムの経年変化について。
まず少し経年変化についてお話すると、全ての洋服に平等に与えられた権利の様なものだと思っています。
高い洋服、安い洋服全ての洋服は大事に着ていれば間違いなく一生着れます。僕らの中でお気に入りであり、これから先もずっと着続けるであろう洋服の途中経過(経年変化の具合)をお見せ出来ればと思い今回の企画を考えました。
洋服の醍醐味は着る事であり、着ていく毎に変化して様を楽しむ事が最大の魅力でもあり楽しみでもあります。
僕らの私物にはなりますが、その変化をご覧頂ければと思います。
まずは、僕から。
UNIVERSAL PRODUCTS GAMBERT CUSTOM SHIRT -FRENCH BLUE-
僕が入社してすぐ購入した、ギャンバートシャツ。(約4年前)
正直この色味のシャツは手を出したことがなかったので少し購入を渋っている所はありましたが、デニムやチノにさらっと一枚で合わしている先輩方を見ていると欲しくなりました。
購入してからは、夏は袖を捲って一枚で。肌寒い日はネイビーのジャケットのインナーに。冬はニットの下にと、一年間常に着用していました。今でも変わらずそのテンションで着ています。
最初の原型は残しつつも、生地の風合いや縫い端に見えるパッカリングなどは大幅に変化しています。
新品の物と比較するとこんな感じです。
ドレスシャツの様な艶感のあった生地と比較すると少しくすんだ落ち着いた色味になっているのが分かります。新品を見ていると欲しくなってきましたが、実はギャンバートの工場が閉鎖し現在生産は出来ません。買っておけば良かったと後悔しています。。。。
自分の着る頻度や生活の癖、袖の捲りのロールの回数なども、全てを把握したシャツは最高のパートナーです。
続いては、入社前に購入したシャツ。
FRANK LEDER SILK BOILED SHIRT -BLACK-
これは僕が20歳の頃に購入したFRANK LEDERのシャツ。なので、約9年前の物です。
シルクをボイルした、他ではまず見る事のない生地に惹かれて購入したのを覚えています。今のFRANK LEDERのシャツと少しサイズ感も変わっていて、身幅は細く、袖がすごく長く、僕でXSを購入しています。
これに関しては、シーズン問わずかなりの頻度で着ていたこともあり、原型の様子はあまり見えません。
元々はブラックだったという事も嘘のように感じられるほどの変化を起こしています。生地の性質上焼けた後が目立ち、赤みがかっているのもそれはそれで、有りな気もします。
ギャンバートとは元の生地の風合いも全く異なるので、色味の変化や生地感の変化なども違います。しかし、同様に言える事は自分の身体に馴染み最高のパートナーである事。
いつもの様に次はSTAFF網谷です。
こんにちは。1LDKの網谷です。
この流れでバトンを受けるのも3回目になりますが、今回は経年変化の企画ということで僕はこのシャツで。
UNIVERSAL PRODUCTS T.M.STRIPE REGULAR COLLAR SHIRT (約1年前)
今シーズンもUNIVERSALのラインナップには欠かす事の出来ないTHOMAS MASONシリーズのシャツ。コラボしたのが18SSで僕は即2色買いしました!
洗い晒しでなければ伝わらないというのはこの生地に関するブログで何度も書かせて頂きましたが、季節を問わず着られることで、約1年という短いスパンでも良さは既に垣間見えて来ています。
勿論初めは皺が目立って気になりもしましたが、それも生地を楽しむ上での修行です。笑
適当に地面に座れなかったり、いちいちシャツを気にしながら皺にならない様にしているのでは、本当の意味でこの生地の良さを引き出せずに飽きてしまうと思います。
(最近はTOMASとのコラボするブランドが増えている割には着ている人を大して見ないのは何故でしょうか。。)
襟元や袖口のパッカリング、内肘や身頃に細かく入る皺の付き方には個人的に美しさすら感じるところ。退色や生地感の変化を含めて去年よりも愛着のあるシャツです。今年もHELTHKNITに1枚で合わせます。
次は入社前にこのお店で購入したものを。
TAPIA LOS ANGELES LINEN 2B JACKET -DARK NAVY- (約4年前)
STAFF四枝と被るタイミングですが、僕もこれを手にしたのは20歳の時(髪は胸位まであって髭も蓄えていた気がします。)。接客されたSTAFFも覚えてないくらい前の事のように感じますが、ここ4年間の春夏シーズンで1番着ているジャケットであることに間違いありません。
元から少し着古されたリネンの質感でしたが、さらに着倒して雰囲気は増して来ています。着る度に自分の身体の跡を残すように本当に着まくっていました。。
(着過ぎてバックを持つ右肩だけ色がより抜けていますね。笑)
ネイビーの色味と細身のラペル。腰がしっかりと隠れるクラシカルな着丈のバランスも含めて全てが完璧に自分にフィットしているジャケットは、経年変化という言葉なしでは語り切れない良さが詰まっています。
この流れでいったら最後の締めはSTAFFの小島になりますね。
こんにちは。1LDKの小島です。
毎回トリを飾らせて頂いておりますが、プレッシャーも半端ないです。笑
UNIVERSAL PRODUCTS “BAND COLLAR SHIRTS” (1年弱ぐらい)
僕が1LDKに入ってから一番初めに買ったシャツになります。
生地も高密度に織られたコットン生地(タイプライター)になり、初めはパリッとしたのが印象的でした。
当時STAFF四枝が言ってた言葉で
”これラフに使えて、洗ったらすぐ乾くし、風合いの変化も面白いよ!”と言われたのが記憶に残っています。その後着たら、洗ってを繰り返したところ生地自体が柔らかくなって着心地が更に良くなっていきました。
袖を捲くったり、肩から袖にかけて力がかかる所は、洗ったらいい感じに馴染み雰囲気を醸し出してくれました。こういった経年変化を感じられるシャツは自分自身で仕上げていく事で良さを実感出来ると思います。
去年はHELTHKNITにこのシャツを羽織って、ショーツで過ごしていました。今時期はこの前から再販しているニットベストを着用しています。
改めて写真で見てもかなり、雰囲気が出て来たなと自己満に浸っています。今年の夏も変わらず着倒していきます!
お次は高校1年の頃に購入してから、愛着のあるこちら。
Maison Martin Margiela “CREW NECK SWEAT “(約7年前)
以前DEPOTが入ってたGYREビルに通い、バイトをして貯金を貯めてやっと購入したモノになります。当時Mサイズを購入し、その後身体に沿うようにサイズダウンをしたいと思い乾燥機や手洗いで縮毛させています。
手のかかる事をしているので、更に愛着が増して一生手放せないモノです。
袖がウールでボディー自体がコットンになっているのですが、微妙に切替わった素材感と色味がツボだったのが購入の決め手でした。
後は、”値は張るけど意外と長年着れそう”ぐらいで購入したのが今でも残っていると思うと、当時から好きなモノは変わっていないと思いました。
今時期は1枚で着る事が多いですが、真冬はダウンを脱いだ時でも妥協はしたくないのでインナートして重宝してくれました。
ここ最近は一生着れる服を探していますが、意外と無いと言うのが事実です。でも、吟味を続けていく事で出会ったものは、一生着ていくモノになるのでは?と考えています。
僕たちにとって身近な存在であるUNIVERSALのアイテム達は、それぞれ個性は異なりつつも着込む事によって付加価値を付けることが出来る、そんな存在であることに間違いはありません。各スタッフが一緒にご紹介したアイテムにも同じことが言えて、いつどこでどうやって手にしたのかなど、”経年変化”と共に自分自身の中だけに於けるその”モノ”としての存在が大きくなる様なアイテム達を、僕たちは常にいつもお店に来て頂いている方々に提案させて頂ければと思います。
また、不定期で何かしらをご紹介させて頂こうと思いますので、その際はお付き合い下さい。。。。
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1LDK STAFF 一同
May 4, 2019, 11:57 AM
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