DATE : 8/24(sat)〜

PLACE : 1LDK apartments.

個人的にシーズン毎に存在する”コンセプト”が一番楽しみなブランド、seya。

なぜなら毎シーズンの一つ一つのコンセプトがとても奥深く、抽象的ではなく現実そのものなので背景をリアルに感じる事ができ、ついつい入り込んでしまいそうになる程。

そういった背景を知ってから服に触れると、よりその服の価値感や存在意義を肌で感じる事ができます。

土曜から発売予定のseya Season #05のコレクション。

少し早いですが、皆様にもコンセプトを知って頂き、よりseya.の洋服の魅力を感じて頂けたらと思いますので、本日はそちらについてご紹介させて頂きます。

シーズンのコンセプトネームにもなっている、”PLACE DE LA REPBLIQUE”。

“PLACE DE LA REPBLIQUE”とはパリで異国の人が集まり、1883年共和国時代に建てられた、マリアンヌという像が存在する場所。マリアンヌ像とは、自由を求めて戦ったというシンボル的存在でもあります。共和国の象徴でもある”PLACE DE LA REPBLIQUE”は、何かがある毎に集会やデモが行われ、一般的な綺麗なパリのイメージとはかけ離れた場所。

どうしてあえてここをシーズンコンセプトに選んだのか。

ますます興味が湧いてきます。

前述したように、かなりの頻度でデモが行われると同時に、アラブ人や黒人、中国人等様々な人種で溢れ、スケーター達が集まる場所でもあるそう。

おしゃれなイメージを持つマレー地区と隣接しているにも関わらず、どこか混沌としている。

パリに住む家族の子供達は高学歴を目指している一方、郊外に住んでいながらここにスケートをしにくる子供達は、親から「学校へ行くよりも早く働け」と言われ育ち、バイトをしながらスケートをするといったハングリー精神を強く持っているそうです。

“PLACE DE LA REPBLIQUE”は、一見ロマンチックで綺麗なパリのイメージとはかけ離れた、パリと問題を抱える郊外が混ざった、見て見ぬふりをしてはいけないパリ。

そういった事からインスピレーションを受け、作られた今回のコレクション。

PLACE DE LA REPBLIQUEファッションというものは存在しませんが、少しアグレッシブで、それでいて日常的なこの場所を、服に落とし込み表現しています。

カラーはLOOK写真でも目を惹く、”冬の白”をテーマに。グレー、ベージュ、淡い水色をその”冬の白”と混ぜ、なんとも言えない綺麗なカラーリングです。

ワンピースを中心に、コートやシャツ、ボトムス等豊富なラインナップでご用意しております。

明日と明後日の2回に分け、商品をご紹介させて頂きますのでお楽しみに。。

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