I’m keeping an eye on
こんにちは。そしてお久しぶりです。
1LDK apartments.の三上です。
8月ももうすぐ終わり!
普段インドアの僕も夏だけはアウトドア仕様に。
のはずが、、、
毎年何度も行く海ですが、今年は何かとスケジュールが合わず一度しか行けなかったので、室内で夏のほとんどを過ごしてしまいました。
おかげで暑かったのか涼しかったのかすらわかりません(笑)
そんなこんなで店頭はすっかり秋冬に切り替わっているので、少しだけ先取りしてライトアウターをご紹介しようかと。
今回はこれからの時期に最高な羽織りが入荷したので、しっかりめに掘り下げていこうと思います。
スタイリングも交えてご紹介するので、参考にしていただければ幸いです。
ご紹介するのはYOKEから2型です。
それでは早速1型目です。


COL: BLACK
SIZE: 2 / 3
¥165,000 TAX IN
生後6か月以内の希少な牛革(カーフレザー)を使用したレザーカージャケット。
かなりクラシカルな一着ですね。
カーフ特有のキメ細やかさと柔らかさに加え、カウレザーの丈夫さを兼ね備えます。
ナッパ加工により、さらにしなやかさが増し、肌に吸い付くような質感を実現。
使い込むほどに馴染み、唯一無二の経年変化を楽しむことができる一着です。
ちなみにナッパレザーとは、、
皆さん一度は聞いたことがあるのでは?
ナッパラン?ナッパ?何がどう違うの?そもそもナッパレザーって何?
ってなりますよね(笑)
これ定義が曖昧でかなりややこしいので少し詳しくお話ししますね。
まずナッパレザーは、柔らかくしなやかな感触が特徴の上質な本革(スムースレザー)を指します。
1875年にアメリカ/カリフォルニア州ナパにあるタンナー(製革業者)で開発されたことに由来し、その名が付きました。
もともとは羊や山羊の革を明ばん鞣しを行った後、植物タンニン又はクロム鞣剤により再鞣しされた革の事をさしましたが、現在では牛革なども含めた「柔軟で強靭な高級革」の一般名称として使われていて、固有の定義を持ちません。
つまりは拡大解釈されて、なんだかよくわからないけどツルツルした高級な革になっていた訳ですね(笑)
そしてお次にナッパランについて。
こちらは加工の名称で、スエードやムートンなどの毛羽立った表面を塗装したり、樹脂膜を貼り合わせたりして、滑らかな銀面(革の表面)のように仕上げた加工のことを指します。
つまり商品説明にナッパランレザーと書かれているのであれば、それはナッパレザーではなく、ナッパラン加工が施された何かしらのレザー(スエード、ムートン、カウレザー etc,,,)ということになります。
このジャケットではナッパレザー(カーフレザー)の上から更にナッパラン加工を施しています。
元々綺麗な革を加工でさらに美しく、しなやかに、強靭にしている訳です。
そして樹脂等でコーティングしているため、汚れや水分を弾きやすいのでお手入れもしやすくなっています。
さて、少し話が脱線してしまいましたがここから本題に入ります。

注目していただきたいのは袖です。
袖山を高く設定し、テーラードジャケットのような立体的で美しい袖のラインに仕上げています。
袖山ってなに?と思う方がほとんどだと思います。
ここからパターン(型紙)の話になるのですが、基本的に袖のパターンは下の図のようになってます。

この赤線の袖山が高くなればなるほど袖の立ちがよくなり、立体的な袖になるわけなんですが、同時に着用した時に腕が上げ辛くなったり、運動機能が損なわれていきます。
テーラーやラグジュアリーブランドでは運動機能よりも見た目の美しさを重視する傾向にあるので、袖山が高い物が多くなってきますね。
今回のレザージャケットでもワークウェアであるカージャケットとレザーという男性的な印象をあえて打ち消すようにサイズ感をコンパクトに袖山をしっかり目に作ることで、レザーウェア特有の無骨さを抑えて知的な印象に仕上げています。
ただ決して、全く袖が上がらないというわけでもなく、もちろん最低限の運動量は確保してくれているのでご安心ください(笑)
ここから各ディテールも見ていこうと思います。

フロントには重厚感のある水牛ボタンを採用。
ここ最近見かけることの多くなったレザー×メタルスナップボタン。
僕は断然水牛ボタン派です。
もちろんデザインによってですが、やはり水牛ボタンの重厚感と高級感は服好きにはたまらないはずです(笑)

ポケットは洗練された印象を与える両玉緑フラップポケット仕様。
ここもしっかりとテーラーのディテールを踏襲。


襟は2WAY仕様で一番上までボタンを閉めることで、カージャケット本来のワークな雰囲気で着用することもできます。

裏地には滑らかな肌触りと吸湿性を備えたキュプラを採用。
インナーとの摩擦を軽減してくれるので、気温が下がってきたら中にニットを着込んでも良しです。
最後にスタイリングをご覧ください。

僕はこのジャケットの特徴でもある、テーラー感を前面に押し出したかったので、クラシカルなタイドアップスタイルに。
モードな雰囲気が気分だったので、カラーは避けて、ジャケットのコンパクトなサイズ感に合わせてネクタイもナロータイにすることで縦のラインを意識した、すっきりとしたスタイリングにしました。
アクセントでアイウェアを取り入れることで知的な印象もプラスしました。

スタッフの米谷は僕のスタイリングとは対照的にカージャケットの持つ「ワーク」や「メンズ感」を前に出したスタイリング。
パンツにブラウンのチノを取り入れることで、全体を一気にワークな雰囲気に。
『レザーワークジャケット×チノパンツ』
これだけでは少し土臭くなりすぎてしまうので、インナーにイエローを刺すことで全体のトーンを上げています。
そしてシューズは、強めの主張は避けてコンパクトに締めたスタイリングです。
次のアイテムに移ります。


COL: BLUE / BEIGE
SIZE: 2 / 3
¥52,800 TAX IN
ワークをベースに、現代的なシルエットにアップデートされたカバーオールジャケット。
またまた丁度いい生地厚のジャケットです。
シャツのような肉感で、9月頃には軽く羽織っていただけるジャケットになっています。
今の時期はこれくらいサッと羽織れるものが手に取りやすいですよね(笑)
カジュアルながらも都会的で洗練された佇まいの一着です。

生地には顔料プリントした細畝コットンコーデュロイを使用。
細畝のコーデュロイがワークジャケット特有の無骨さを抑え、上品でクリーンな印象に。
縫製してから、製品加工であえて顔料を落とすことで、ベースの色がほんのり透けて見える「アタリ」や「ムラ感」を表現しています。
製品加工特有の長い年月を経たような奥行きのあるフェード感と、コーデュロイの温かみが合わさることで生まれるヴィンテージライクな風合いが特徴です。
ディテールも寄っていきます。

ボタンはブランド定番のオリジナルボタンを使用。
さりげなくアクセントになっているのが、ボタンホールの糸の色。
ワークジャケットの雰囲気を崩さず、フロントを引き締めてくれています。



フロントのパッチポケットは機能美を損なわないミニマルな設計に。
内ポケットはフロントからミシンラインが見えるよう叩き、デザインのアクセントになっています。


こちらも襟は2WAYの仕様で、本来のカバーオールの雰囲気から、襟元を開いた抜け感のあるスタイルまで、その日の気分に合わせて。

肩裏にダーツを取ることで脇部分の余白を極力排除しつつ、肩甲骨の運動に合わせたストレスフリーな着用感に仕上げています。
最後にスタイリングもご覧ください。

僕はジャケットの持つ抜け感を大事に、スウェットパンツを当て込みました。
そして、ただの無地のTシャツでは綺麗すぎて全体のゆるさを崩してしまいそうだったので、ダメージのあるワッフルTシャツをインナーにチョイス。
色合いもジャケットの絶妙な色合いをメインにしたかったので、インナーとパンツはモノトーンでまとめました。
最後に足元はローファーで全体のゆるさを引き締めてます。

米谷は上半身をワントーン、下半身に締め色を使った上品なスタイリングに。
個人的にはインナーがニットじゃないのが肝で、ここでニットを刺すと綺麗にまとまりすぎてしまうので、あえてスウェットに。
上品なのにどこか抜け感のある、大人の余裕を感じます。
同じくシューズはコンパクトに。
上品さと抜け感、緩さと引き締まり具合、カラー配分、どれをとってもバランスの取れたスタイリングではないでしょうか?
さて、今回は写真も文章も多くて皆さん疲れてきたと思うのでこの辺りで、、
今シーズンではパリでのコレクションを発表されていて、ルックもアイテムもいつもとは少し違った雰囲気で新しい一面を見せてくれました。
YOKEはデザインもですが、クリエイティブにおける考え方や取り組み方がとても素敵で毎シーズン注目しているつもりですが、今シーズンは特に注目です!
皆さんにも実際に手に取ってご覧いただけると嬉しいです。
ご来店をスタッフ一同お待ちしております。
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