似て非なるもの。
こんにちは。1LDK annexの金澤です。
デンマーク・コペンハーゲンからここ日本・名古屋に今シーズンも無事洋服が届きました。
勘の鋭い方はこのパッチでどこのブランドかお分かりでしょうか。
2016年秋冬シーズンのブランドデビュー当初からセレクトをしている、mfpen。
今シーズンも僕らのワードローブに欠かすことのできないデニムを2型セレクトしました。
デニムと一括りに言っても、シルエット、素材が変われば全くの別物になります。
何本あっても困ることはない。最近はよりそう思う様になってきました。
そんな中でmfpenのデニムは、ものすごくキレイなシルエットで、個人的にも好きなデニムの一つ。
ブログの題名にもある通り、今シーズンは似て非なる2型をセレクトしましたので、一つずつご紹介をしていきます。
< mfpen >
Color: LIGHT BLUE WASH
Size: S / M
Price: ¥34,000-(¥37,400-tax in)
まず1つ目は、太過ぎず細過ぎない、探してみると意外と見つからない絶妙なシルエット。
わたりのゆとりはありつつ、スッキリして見える。そんなバランスです。
平置きで撮ってみましたが、微テーパードのほぼほぼストレート神シルエット。
春になると無性に穿きたくなるデニム、その中でもこの爽やかなウォッシュの色味がまさに気分そのもの。
この加工のムラ感というのか、フェード感というのか。
初めからクタッとした少しやつれた雰囲気がすごくいい。
それでいて、古着の様な野暮な印象は不思議と感じさせない。
これは、mfpenの拘りである計算されたカッティングからくるもの。
それにこのオレンジステッチ。ウォッシュの色味とのコントラストもいい。
加工によるパッカリングの雰囲気もいい。本当に考えられてます。
そして、安心してください。
急な催しにも優しい、ジップフライ。男性の味方です。
ノータックのスッキリとした腰回りからスッと落ちるこのシルエット。
先ほどもお伝えした様に、シルエット、カッティングに拘っているからこそ、この裾の溜まりも嫌じゃない。むしろ、この溜まりがいいとさえ思えてくる。
もちろんその日の靴によって穿きたいバランス感は変わってくると思いますので、そこはお好みでロールアップもアリだと思います。
ここ数年ビッグシルエットの流れが続いていた影響で少し新鮮な気分で穿けるこのデニム。
僕らとしても、各ブランドさんとしてもサイズ感はここ数年と比較すると少しスッキリとしたシルエットに移行しつつある流れの中での今シーズンのセレクトでした。
なので、まずは僕らの大好きな安心して穿けるこの色味からチャレンジしてみよう!ということで、まさに気分なこのデニムをピックしてきました。
個人的にも普段からゆとりのあるパンツしか穿いていませんが、mfpenのこれは古着のウォッシュデニムでは代用できない魅力が詰まっています。
今シーズンのブランドルックを見てみると、全体的にはクラシックな雰囲気でジャケットスタイルにタイドアップでまとめていますが、そこにデニムでニューバランス。みたいなはずし方。
綺麗なんだけど、いい意味で綺麗になり過ぎてない塩梅を攻めたアイテムだからこそ、普段のスタイルで細身のパンツを穿かない僕でもコレなら穿けそう!と思えたんだと思います。
CREDIT: On “The Roger Centre Court”
ちなみに、先ほどから何気なくさらっと合わせていましたが、スッキリとしたシルエットのこのデニムにはこれくらいのコートスニーカーがバランスよくハマってくれます。
ウォッシュデニムに白スニ合わせ、僕らの中での鉄板のスタイリング。
店長西脇のブログにもありましたが、これからのannexの定番の存在にしていきたいOnのロジャー。
僕らスタッフ3人はそれぞれのスタイルがありますが、普段の私服のスタイリングでもインスタでのスタイリングでもついつい頼ってしまう存在。
僕からも改めておすすめさせていただきます。
さてさて、2本目もご紹介していきますね。
< mfpen >
Color: DARK GREY
Size: S / M
Price: ¥32,000-(¥35,200-tax in)
このモデルはここ数シーズンannexで継続的にセレクトしているデニムです。
先ほどのRegular Jeans よりはわたりが少し太く、テーパードも効かせたシルエット。
ツータックにセンタークリースと、スラックスの様なキレイな印象のデニムに仕上がっています。
CREDIT: UNIVERSAL PRODUCTS “MULTI BORDER L/S T-SHIRT”
シャツ合わせの相性がいいのは言わずもがなですが、こんな感じでラフなロンTで合わせてもカジュアルに崩れ過ぎないので、これまでデニムに苦手意識があった方でも穿きやすいのが、このモデルのいいところだと思います。
先ほど同様やはりインポートということもあり、悔しいですが僕ら日本人が穿くと大抵裾は溜まってきます。
僕の着用写真も腰骨に乗せる形でベルトで絞って大きめにワンクッション。
溜まりが気になる方はワンサイズ下げるのもありなのかもしれませんが、これはこれでやはり収まりはいいので、僕的にはこの穿き方を推奨します。
僕も3年ほど前にこれとは違うモデルを買って穿いていますが、洗いを繰り返し時が経つにつれプレスは薄れていくもの。
ここはどうしても避けられませんが、強いていうなら洗濯をする際にプレスに沿ってネットに入れて洗ってあげると比較的このままの状態で楽しんでいただけます。もしくは、洗った後にスチーマーでプレス。
ただ、僕はそれすらもめんどくさいので、そのままガシガシ洗ってプレスを無くして穿いてます。気にしない方はそのままラフに穿くのもいいですよ。
こっちはこっちでブラックがかすれて、白っぽく退色している感じがかっこいい。
共通してどちらの加工もいやらしさが全くないので、古着をあまり手に取らない僕でも不思議とすんなりいけます。
こちらも同じくジップフライ仕様なので安心ですね。
リラックス感のあるムードを醸しつつ、モダンなデザインに仕上げるのが得意なmfpenだからこそできるデニムのアプローチ。自然と惹かれる訳が分かる気がします。
実はこちらのタイプをDARK GREYの一色でセレクトしたのにも理由があって、、
今までannexではブラック系のデニムはどうしてもカッコよくなり過ぎてしまうので、僕らのスタイルにはめ込むのが難しく苦手意識がありました。
そんな中でもこのmfpenのデニムは、色味の雰囲気も質感もスラックス見えするシルエットも。コレなら、、!と思えるデニムに出会うことができたので、ある意味僕らとしては挑戦でもあり、だからこそ今シーズンおすすめしていきたいデニムなんです。
CREDIT: On “Cloudvista”
ちなみにこのデニムには、最近入荷した新作のOnを。
勿論ここでも先ほどのロジャー合わせでもいいんですけど、太さのあるわたりからややテーパードが効いたシルエットのこのパンツには、シュッとしたスニーカーの方が相性がいい気がしてます。
モダンなデニムだからこそ合わせたくなる現代の最新技術の詰まったOnのスニーカー。
モノ単体で見るよりも、スタイリングで組んだ時により輝いてきます。
店頭、オンラインどちらも掲載してますので、今後の僕らにとって欠かすことのできないOnにぜひご注目ください。
こんな感じで今日は締めたいと思います。
「似て非なるもの。」と題して2型ご紹介しましたが、それぞれ良さが詰まったモダンデニム。
店頭でお話しをしていても”デニム”を探されている方は多い印象です。
しつこい様ですが、シンプルなアイテムだからこそ個性がより明確に詰まっているのがデニムという洋服の面白さだと僕は思っています。
ですので、みなさんのワードローブに合わせてたくさん穿き比べにいらしてください。お待ちしています!
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。
1LDK annex 金澤
April 1, 2023, 7:00 PM
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